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美少年蜥蜴【影編】
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美少年蜥蜴【影編】の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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最近久々読み返してるのですが、何回読んでも面白い。本当に好きな作品です。 | ||||
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好きな役者さんが同作の舞台に出演する事になり、原作を履修しようと拝読致しました。 いえ正直に言いますとアニメを見るだけに止めようと思っていたのですが、結局先が気になってしまい原作に手を伸ばしました。 活字から離れて久しいので、最後まで読めるか自信が無かったのですが、驚くほどするするとここまで読めてしまいました。 内容もさることながら、中学生の頃わくわくしながら読んでいた西尾維新先生の作品を今もわくわくしながら読めた自分に驚きました。こんなわくわくする感情残っていたんだな、と。 同時に、いつか思い馳せる事になる“輝かしい青春″である“現在”を思う眉美さんをみて、私もつい当時を思い起こさずにはいられませんでした。 こちらの作品を読んで、最近の忙しさでぼんやりしていた“今の自分”が、物語にわくわくするくらいには童心が残っていて、キラキラしていた学生時代に思い馳せて感傷に浸るくらいには大人な年齢になっていたのだと知りました。 ここまで書いて、ほぼ全く本作の内容に関係ないですがとりあえず。大人になったんだな、でも私の先もまたまだ長そうだなぁ、また本読も。と、思った次第です。また本読みます。 | ||||
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視力は失いましたが、それ以上に得たものは大きかったようで… 期待以上におもしろかったです。 | ||||
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一読者の感想です。ネタバレ含みます。 前巻まで本当に楽しく読んでいました。 最終巻を読んだ後、モヤモヤしてました。 一読者の意見なので、レビューを書くのも迷いました。 ただ吐かないと、美少年探偵団の愛着が薄れていくのを日に日に感じましたので書かせていただきます。 この本を手にした時、表紙の絵もとてもいいですし、とってもいい最終巻になるんだろうなとさえ思っていました。 結論は、いや、最後を無理やり10年後に持っていかなくてもよかったのではないかと…… 10年後ですが、美少年探偵団、彼らと眉美ちゃんのファンの1人として作者に憤りさえ感じました。 最後は美少年探偵団が解散に追い込まれます。 そして10年後のエピローグに以降するのですが、10年後、美少年探偵団の面々はリーダー以外、普通に落ち着きましたよ……大まかにいうとこういう内容です。 咲口先輩に関してはなんだかんだあって、小瀧ちゃんとの結婚に落ち着きましたって……湖瀧ちゃんのいいところが本作で1度も語られていないので、(作者は自分が出したキャラクターなので湖瀧ちゃんを可愛いと思うのでしょうが、あんな口の汚い女の子、女性をターゲットにする本を書くのならば受け入れられないということを認識されてほしいです)違和感しかないし、創作くんは美術教師になったよ。 沃野くんは眉美の秘書だよ! ……全部、複雑です。 これだったら、美少年探偵団の10年後は語られなかったほうがマシです。 まだ、めちゃくちゃ暴れてくれて、本当にフィクションなんだ……物語だからできるよね……というくらい破天荒でいてくれた方が、終わりよければ全てよしと考えられた気がします。 原作通り忠実に描かれてきたアニメですが、2期があり、この最後が描かれるならば、2期なんて放映されないでほしいとさえ思います。 この最終巻は二度と読むことはないでしょう。 | ||||
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アニメの影響で原作も読みたくて購入しました。絆の素晴らしさを感じました。 | ||||
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眉美さん、西尾維新作品における「魅力的な大人の女性」「大人のこういう人は本当にわからない」ってこういう風に作られていくんですね。今のあなたを、中学二年生の、なんなら美少年探偵団に入る前のあなたが見たら、圧倒されて気おされて「なんという美しさ、なんと光り輝く美貌だろう……何一つ語らなくとも、内に秘めた自信と、裏打ちするだけの経験が駄々洩れだ。こういう大人がこの世にはいるのだ……どういう少年期を過ごしたら、こんなことになるのだろう。私には縁のない話だが」位には思ったと思うんですよ。その位、団長が「最初からそうだった」と言った彼女の持っていた力はすごかったんですよ。自分では何一つ信じられなかったものを、盲目か!むしろ母親か!あえて突き放す姿勢はなんなら父親か!って位全部丸ごと信じて美しいと言ってくれた団長に、でも変わらないって言われたらねえ、って気持ちになった時、彼女の自立はとっくに始まっていたんだと思います。なんていい女になってしまったんだ眉美ちゃん。君を好きになって本当に良かった。これからもずっと応援してるよ、というのが最終話を読了した気持ちです。 | ||||
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うっかり2を見逃して、先にあとがきとイラストを見てました。 「あれ?あの人は?」と気になってまた後ろの方を読み返すというバカをやり、なんかちょっと感動を損した気分に。ふつうはやらないと思いますが、すごく後悔したので。お気を付けください。 ラストシーンで不覚にもウルッとなった【光編】の続き。 このシリーズではクズな少女の視点から物語を見る楽しさを教えられました。 隠さない・ごまかさない・綺麗事を言わない時の中学生少女の本音ってやつが、本当に清々しいクズさで好きです。 そんな眉美と、5人の美少年との物語はここで終了。でも彼らのこれからは続いていくらしい。 正直、途中でなんどかもうやめようかなと思う巻もありましたが・・・やめなくてよかった。 終わり良ければ、てことで満足させてもらえた最終巻。こうなる最後は予想してなかった。できなかった。 うん。良かった! 西尾先生、ありがとうございました。 いやでもいまだに一番好きなのは最初に読んだ『零崎双識の人間試験』なんですけどね。ファーストでトップのまま不動の1冊。それと比べて★4評価に。 それでもこのシリーズも、出るたび笑って楽しませていただきました。 まだこれ以上に欲をかくなら、この【影編】。表紙も人物紹介も好きだし、お約束の〆のイラストは今回サイコー♪なんですが。 5人のその後の姿も見てみたかったです。ええ。見たかったです。キナコさん! なんでこの子がそんなにモテるのか不思議でしょうがない主人公少女と、どれもそんなに変わんないよもう見た目の好みで選んじゃえと流したくなる存在感薄くて顔がいいだけの男たち。とのチマチマした恋のさや当てがメインな逆ハー小説じゃなくて(すみません偏見まみれで)。 主人公の眉美が堂々とクズで、堂々と自分らしい主人公をやりきった逆ハー小説です。 美少年たちの見た目も個性もしゃべりもちゃんと、それぞれの〝らしさ〟があって、変態チックだったりもするけど5人とも魅力的。 眉美と彼らのこれからをあれこれ想像してみるとまだまだ楽しめそう。 とりあえず、まずあのイベントですかね。やっぱりというかとうとうというか。おめでたいなぁ(笑)。 ところで私は天才児くん(と札槻くん)推しなので、そっちルートで眉美の将来を勝手に妄想してみたい。 短編集でもいいから、ちょっとした後日談が読めたらいいのにな。 今この時代にこんなにも〝美少年〟の単語で埋めつくされた小説は、この先もう出ないのかも。そんな意味でも面白かった。 美しくあること・少年であること・探偵であること。美少年探偵団、これにて解散! | ||||
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狂言回しがかなり面白かった作品の最終作。 だが、終わらせるまでに時間をかけ過ぎた感は否めない。 テンポよく出していた時に書き切れば、取って付けた様なラストにはならなかったと思われる。 戯言シリーズ以降完結作品では非常に多い状況。 温めすぎて作品が腐るは、作者の言葉ではなかったか・・・ | ||||
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現在、世界中の指導者が差別化分断化に走っている。どこかの超大国の大統領が、産油国の軍隊のお偉いさんを殺害したと騒ぎになっているが、様々な紛争の根底にあるのが差別であるのは疑いのないところだろう。お金・能力・美貌・特殊技術、これらを持つ者と持たざる者の格差が広がればもめ事は増えるのは当然だ。 美少年探偵団の宿敵・胎教委員会は、野良間島に全国のエリート中学生を集めて一層の差別化を狙ったのだが、逆に平均化してしまって才能が埋没してしまった。胎教委員会はその失敗(本人たちは決して認めないが)の解決を美少年探偵団に依頼する。全国から集めたエリートを、埋没させた才能を復元して元に戻す。不可能と思える難題に視力を失った眉実を中心とするメンバーが挑む。 人間の感覚の80%を視力が占めるという。それではその視力を失ってしまったら?その答えは千年も前に描かれた『枕草子』に書かれている。聴覚を始めとする他の感覚が研ぎ澄まされていく、というのが清少納言の導き出した答えだ。眉実も、良すぎる視力を失って初めて他の感覚に頼ろうとする。 現在では、視力障害者は大きなハンデを背負っていると思われているが、未来ではどうだろう。「シンギュラリティ」という、あまり聞き慣れないことばが未来の我々をサポートしてくれるはずだ。差別も分断も意味をなくしたそのとき、価値を持つのはやっぱり「美しさ」なのではないだろうか。 | ||||
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このシリーズ、西尾維新作の特徴である「屁理屈をこね回す」芸が炸裂している。しかもラストに向けて屁理屈芸が加速し、常人にはストーリーを追う事すら困難になっている。胎教委員会と美少年探偵団が何で対立し、こういうクライマックスを迎える事になったのか、本当に意味不明だった。 にも関わらず最後まで読めたのは、キャラクターの魅力、と言うか眉美と美少年たちの掛け合いの面白さに負うところが大きかったと思う。そしてこんなメチャクチャで破綻してるようなストーリーを、何はともあれ最後まで書き上げた事自体、やはりプロの仕事だなと感心した。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 『影』というよりは,『闇』や『暗』が近いように映った下巻で,カバー絵の通り, メンバ全員が久々に集結,大団円とはなるものの,ピンチや難題を抱え込まされる中, 文字通り顔の見えない敵側に脅威や緊張はなく,ようやくの登場にも影の薄さは否めず, その主張に著者らしさは覗きますが,キャラクタも含めて魅力には乏しいという印象です. そのため,国家レベルと騒ぎ立てる美少年たちや,主人公にも入っては行きづらく, 打ち出される解決策も,カギ括弧を閉じずに連ねていく,長台詞は見どころの一方で, それらが行われる様子は描かれず,エピローグで軽く触れて幕引きとなるのは物足りず, せっかく全員が揃ったのですから,議論だけではなく,もっと動き回ってほしかったです. 大きな分岐点は確かにありましたが,分けるほどの内容やページ数とまでは思えず, 切りよく十冊で良かったのではないかと感じた,十一冊目,シリーズの完結巻であり, それなりに居たはずの思わせぶりなキャラクタや組織も,今ひとつ活かしきれなかった, 主人公のクズキャラや,言葉遊び,クロスオーバ的な発言ばかりが目立つシリーズでした. | ||||
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美少年シリーズの最後にふさわしい美しい最終巻でした。 とっても満足です | ||||
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