パノラマ島美談



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初公開日(参考)2016年10月
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長編小説

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パノラマ島美談 (講談社タイガ)

2016年10月19日 パノラマ島美談 (講談社タイガ)

少年探偵団、五泊六日の冬期合縮。行き先は、指輪学園を追放された元教師にして芸術家・永久井こわ子が隠れ暮らす無人島―野良間島。島にはこわ子がみずから製作した、鳥の名を冠する五つの館があり、それぞれに『見えない絵』で展示されているというのだ。滞在中にすべての絵を鑑賞するため、探偵団団員は個別行動を余儀なくされる。世にも美しい「館」を描くシリーズ第五作!(「BOOK」データベースより)




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パノラマ島美談の総合評価:6.67/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(3pt)

悪い作品ではないが、ラノベ的軽さが裏目に出た失敗作

江戸川乱步をリスペクトしたこのシリーズの中で、原作「パノラマ島奇譚」と最も共通点を感じた作品。財力の限りを尽くし自分の趣味で一つの島を改造する。ナンセンスの極みではあるが、夢と言うかロマンを追求する変人、と言う感じがよく似通っている。猟奇的な変態嗜好の原作より、芸術を追究したと言う意味ではむしろ万人向けとも思える本作だが、似ている分だけ、いかにもラノベ的な薄さが浮き彫りになってしまったと思う。原作も決して褒められた出来ではなくアラの多い作品だが、異常者のロマンをこれでもかと描写して迫力があった。本作は自然と芸術との関係を追求すると言うテーマがしっかりしているだけに、余りにも軽いラノベと言う形式が残念でならなかった。軽くて読み易くあっと言う間に読めるリーダビリティと言うラノベの特長が、完全に裏目に出てしまった作品ではなかろうか。
 余りにもラノベ的な失敗作と評価するが、決して悪い作品ではない。むしろシリーズ中でも上位の出来ではあった。ただし、本編の中で後続作品に興味を持たせるべく露骨な伏線を張っているのはまだしも、おまけの小品の中で現在進行形の他のシリーズのキャラクターを出して来るのは余りにも宣伝臭が強くて、さすがにどうか。
パノラマ島美談 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:パノラマ島美談 (講談社タイガ)より
4062940493
No.2:
(3pt)

その話運びと奇抜な仕掛けがメリハリに

五つの館とそこにあるはずの絵を巡り,隠された謎に立ち向かうという流れですが,
推理と解答,そして前後談を交えた三セットを回していくような話運びとなっており,
どうしても一つに割かれるページは少ないものの,短篇集に近い構成がメリハリとなり,
真相には強引や無茶が目立ちますが,その趣向を凝らした館の仕掛けにも目を惹かれます.

一方,『あらすじ』にある『個別行動を余儀なくされる』という部分はやや物足りず,
群像劇のように個々を見せてくれるのかと思いきや,結局は主人公がそれぞれに同行し,
嫌がらせ(?)や謎解きまで行うため,あまりこれまでとの違いが見えてきませんでした.

とはいえ,ハンディを抱える主人公が,とある絵に心を揺さぶられる様子は印象的で,
囚われの立場から解放された『鳥』も,期待も含めていずれの再登場が楽しみなところ.
新たな人物の存在も示唆され,これで停滞気味だった話が動いてくれるといいのですが….

なお,に続いての掌篇は,団員たちの日常とあの忘却探偵が登場する二篇を収録.
ただ,二つも入れるのであれば,本篇の方をもう少し長く…というのが正直な思いです.
パノラマ島美談 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:パノラマ島美談 (講談社タイガ)より
4062940493
No.1:
(4pt)

合宿編 五つの問題

「もしや前巻の川池湖滝ちゃんが荷物にまぎれ合宿に参加し妨害しつつ協力するのでは!」しませんでした。物語シリーズみたいに前話のテーマキャラにちょっとしたスポットが当たるシステムはここにはないようです。今後の彼女に期待。
さて本編。ネタバレを含みますができる限り配慮します。
合宿編の今回は五つの謎があり、読者側も予想しながら楽しめました。
私は五問中、三問正解できました。
烏館→正解。
孔雀館→電灯を消すんじゃ?不正解。
白鳥館→正解。
雲雀館→正解。
鳳凰館→鳳凰だけに燃やすんじゃ?自然破壊っぽいし。不正解。
…ほとんどヒントで閃いたので正解と言えるか…。ま、まあ、楽しめました。
今回はショートストーリー二本。もともと美少年探偵団はあるシリーズの派生キャラだったそうです(コミカライズより、西尾談)。それに関連する話もあり。
前巻、前々巻はあまり完成度が著しくなかったため比較的に面白かったです。次巻は謎多きリーダーの家族について。期待!
パノラマ島美談 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:パノラマ島美談 (講談社タイガ)より
4062940493



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