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神様のカルテ
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神様のカルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 161~180 9/12ページ
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レビューにするの遅くなりましたが、 商品も問題なく、とても早い手配で助かりました(^ ^)☆ ありがとうございました! | ||||
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医学部を出た小説家の作品は、いくつか読みました。 安部公房、北杜夫、どちらも個性の強い作家です。安部公房も面白いし、北杜夫も面白いです。 「神様のカルテ」の夏川草介さんは、安部公房や北杜夫よりも、ずっと素直な感じのする方です。作品自体が素直な感じがします。でも、三人に共通するのは、人間に対する愛でしょうか。 神様のカルテは、文章は錬れてないと最初思ったけど、神様のカルテ2になると、ずっと練れてきましたね。さすがです。読み終わると言いたいことはちゃんと伝わって来たなという感じでした。素直で真面目ないい作品です。 北杜夫のドクトルマンボウシリーズのように、冗談が頻繁に混じっているのも好きなのですが、これはこれで愛があって良かったです。 ネットで調べたら、夏川さんの顔写真があって、この作品のとおりのさわやかな優しい感じの方でした。医師として700日間休日のない大変な日々を過ごして来たようです。 そういう中から産まれて来た作品ですね。この神様のカルテとはちょっとおもむきが違うのですがこちらの「般若心経物語」の愛を思い出しました。 | ||||
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「人間にとって心臓が一番大切な臓器だ、などというのはただの幻想だ」 という栗原先生の言葉が忘れられません。 どれだけ医学が発達しても結局人を救うのは人であり、何より必要なものは 技術に劣らない優しい心なのだと強く感じられる作品。 学士殿の旅立ちシーン、見たこともないはずの満開の桜が 脳内に鮮明に浮かんで涙が止まりませんでした。 医療のリアルな厳しさと、人と人との目に見えない絆を 同時に教えてくれる一冊。 読み終わった後、御嶽荘に住みたくなりました。 | ||||
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「油断していると涙が溢れてしまう。しかもそれはたったの一行で不意に来る。」 帯に書かれた書店員からの推薦の一言。これにつきます。 地域医療の最前線に従事する5年目の内科医・栗原一止、地方病院の一般病棟で医局に所属せず、日々目一杯働いている。 夏目漱石好きが高じて、話しぶりは古風で、同僚や先輩医師にも「山先生」「海先生」「古狸」「大狸」とあだ名をつけてしまうほどの変わり者。 山岳写真家の妻を愛し、患者のことで頭を一杯にする。 「素敵」なんて言葉で片付けたくない医師の物語。 号泣させようと御涙頂戴のストーリーが展開する訳ではありません。 でも、一瞬で泣かされてしまいます。 言葉の選択の美しさを感じる小説です。 「迷うた時にこそ立ち止まり、足下に槌をふるえばよい。さすれば、自然そこから大切なものどもが顔を出す。 そんなわかりきったことを人が忘れてしまったのは、いつのころからであろうか。 足もとの宝に気づきもせず遠く遠くを眺めやり、前へ前へとすすむことだけが正しいことだと吹聴されるような世の中に、いつのまになったのであろう。 そうではあるまい。 惑い苦悩した時にこそ、立ち止まらねばならぬ。」 (P204) | ||||
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地方病院での多忙を極める医師の過酷な日常が愉快に語られます。 夏目漱石の『草枕』を耽溺する語り手の、奇妙な擬古文調の語り口が楽しく読めます。 カワユイ妻とのホホエマシイ夫婦愛や特異な同宿人や 奇っ怪な同僚医師や思慮深い上級医師や看護師、 そして個性的な患者に囲まれた日々が愉快な口調で綴られます。 印象的だったのは、患者の死に立ち会い、しあわせな死が感動的に描かれるところです。 | ||||
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ストーリー的には、私は嫌いではありませんが、なんかちょっと違う…?という感じが残りました。感動を期待し過ぎたのかもしれません。 本のオビに書かれていた『この病院では奇蹟が起きる』、いつ起きるのか、いつ起きるのか。期待しながら読みましたが、何か奇蹟が起きましたっけ? 医師の激務の日々が淡々と(坦々と)綴られていますが、『これほど』患者を思っている医師って少ないのでしょうか?この程度は患者と人間的な交流のある医師は、多いのではないかと思うのですが…? 夜中、担当の患者さんが亡くなって、一人ひっそりと泣いている看護師さんも見たことがありますし、例えば宇宙飛行士になった医師の向井さんも、患者さんが亡くなって自分の無力さにさいなまれた経験があるそうですし。 医療分野での様々な問題提起をしている小説ではあると思いますが、彼が医師としてそれほど特別とは思えませんでした。 また、主人公が妻との出会いを回想するシーン。 『「あの日はひどい雨であったな」 ふいにはるか遠くから、降りしきる雨音が近づいてくる心地がした。』 あれ?こういう映像をちょっと意識したような表現。ちょっとひっかかりを感じました。デビュー作ということで、ひとりよがりな部分があるのかもしれませんが、この2行で他のそういう部分が際立ってきてしまったように思います。 結局、『神様のカルテ』って、イメージ先行なタイトルなんでしょうか。人間の命は神のみぞ知るっていうことなんでしょうけど。 | ||||
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読後感のこの軽さ、さわやかさ… 疲れてるときや、なっっっっっっっんにも考えたくない時、本でまで難しいこと見たくないんだよ!って時に、 箸休め的な読み物として読むといいかもしれません。 日々の生活にくたくたに疲れきっているときに、1と2を読みましたが、物凄く癒されました…。 心にしみたな〜。 口調が…とか、言ってる人もいますが、疲れてるとそんなものが全く気になりません。 むしろ、この設定の数々に「あー、なんかいいな、久々に。こういう甘酸っぱい感じ」という、久々にレモンキャンディでも食べたような気分になってきます。 でも、あえて4点。 この軽さが気になる人、ダメな人はいると思う。 ライトノベル読んでるみたいでした。あと、わたし、泣けなかったです…グッとはきましたが。 私はあえてこれを小・中学生に読んで貰いたいな。 | ||||
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私にはまだ入院経験がないので、一人の医師がこうやって 一人ひとりの患者さんに対して思いを馳せることがあるのかな? というのは疑問になります。 確かに地方病院の医師不足は深刻だし、 高齢化社会の孤独な人たちの問題、 などさまざまな問題が定義されていて考えさせられました。 だけど2も買うか?と言われたらちょっと考える。 何かが…足りないというか、少し軽すぎるような気がする。 著者は日本の古典文学をしっかりと読んできたことは察せられる。 ユーモアもあっていいし…。 でも続きは期待できない感じがする。なんだろうこの感じは… | ||||
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とても感動する話しで、いつの間にか涙が流れていました。 登場人物それぞれがいい人ばかりです。2も発売後すぐに買いに行きました。映画化されるのも楽しみです。 | ||||
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神様のカルテ 登場人物が皆いい.主人公の内科医の,内面では悩みながらも,ひょうひょ うと患者に接する態度.厳つい顔と体格の友人の医者の描写もいい.看護士 も患者第一で仕事をしている.そして,何より,古い宿屋だったねぐらの住 人たちの生き方と悩み. 末期を迎えてこの病院に来て,幸せだったと言って去った人.人に優しく することの大切さをひしひしと感じる話です. 久しぶりに読んでいて涙が出ました. | ||||
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中島らも の著作物に設定が酷似してました。周りの評価が高かっただけに何だか残念な気持ちです。 | ||||
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前評判がいいのと映画化されるということで同僚から借りたのだけど 内容の薄さと作文かと思われるような文章力の低さでこれが どうして多くの支持を得ることができたのか疑問です。 本屋大賞も書籍購入の目安にはならないと思わざるを得ません | ||||
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「白い巨塔」から、「振り返れば奴がいる」 「救命救急24時」「医龍」「Dr.コトー」 「コードブルー」「チームバチスタ」に至るまで、 昨今の医療をテーマとした書籍やドラマとは 視点が違う作品ではあるのだが、いかんせん、 「甘い」。 あえて、医療の現実から乖離した、疲弊した 現代人向けのハートウォーミングな作品に したかっただけなのだろうか? 善人しか出てこないし、終盤の安曇さんの 臨終の場面なんか、ヘタしたら医療過誤で 訴えられかねない。 確かに、自分や家族、友人が不治の病に なってしまったら、このような医者に すがるだろうが、現実はこうはいかない。 生と死、人生の意義、医者だって人間だ、 病院も経営優先など、医療作品にて繰り返される テーマに対して、別段差別化されたアンチテーゼ もないし、グッドエンドだらけ。 一服の清涼感を求めて読むには適している けど、ただそれだけ。 映画化の人選も、「いかにも」って 感じで、これが世の中に受け入れられて しまうと、現実に医療に携わっている 医師や看護師、患者たちにとっては、 「そんな甘いものではない」と、 酷評されるのではないかな。。。 上述の他作品においても、現実と違う 設定や状況に対する批判は数多あるけど、 まだ、目を背けてはいけない問題を なんとか一般人にも理解してほしいという、 テーマ性があると思う。 厳密には医療問題とは離れてるが、 視点の違う医療・生命とは?作品として、 東野氏の「分身」「変身」「宿命」を挙げておく。 現実的ではない部分もあるが、医療の 暴走というテーマを直球で描いた、 たいへん興味深い作品である。 | ||||
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24時間と看板をかかげた町の病院で働く医師の話。 話自体は展開もある。 夏目漱石を敬愛する古風なしゃべりの主人公、一風変わったアパート、同僚も個性がありおもしろい。 病院の話、仕事の葛藤など、知識のない自分が読んでもわかりやすかったし、想像しやすかった。 でも最後まで読みすすめると主人公の周りにはいい人ばかりいすぎてるようにも思う。 人間のちょっとした相容れないというか良くないところも身近な人間にリアルさを見せてほしかった。 読みやすかったです。 | ||||
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軽いタッチで、話は多忙な主人公である若い医師を中心に、本当にやさしい感性の中で、診療、友人、隣人のことなど、ハードな日常の中での出来事が繰り広げられます。 これだけの超過重労働の中で、患者さんだけでなく、同僚、友人、家族、隣人など、接するすべての人々に対する思いやりを十二分に持ち続けられることは、素晴らしいことです。 多くの場合、精神的、肉体的余裕をなくし、投げやりになったり、心を閉ざし、機械的になったり、怒りっぽくなったりと診療や家庭生活などにもいろいろマイナスの心理・行動として表れやすくなります。 しかし、主人公はいつも前向きに、人の気持ちを大切にして、生きていこうとする様子がうかがわれます。それが医療であったり、隣人の人生問題であったりと、外見は違っても困った人たちをそのまま見過ごすことが出来ず、ちょっとした屁理屈っぽい言葉は出てくるものの、親身になり行動していきます。 それは、人の幸せ、自分の幸せにつながって来ているということが、最後で明らかにされるでしょう。その前にも、患者さんをはじめとする、人々とのふれあいを十分楽しんでいる様子が伝わってきます。 同じ大学の同窓であり、同職者として、非常に素晴らしく、うれしく読ませていただきました。 医療問題についてもいくつか提示されており、それも好感が持てました。 一言、ちょっとした違和感について触れておきます。 それは本庄(のモデルになった)病院は、中小病院ではないんじゃないかなということです。ヘリポートが屋上にあり、電子カルテで記載して、内科も専門科(消化器、循環器+α?)に分かれて独立して動いているというだけでも、200床未満の私の病院とはレベルが全く違いますね。本当にドクターが来づらい中小病院として描くとしたら、ヘリポート、電子カルテ、専門科というのがないほうが現実味があります。 そして、今現在、尊い、大変な労働をしていることは確かですが、いつまでもこのまま続けていくことは困難です。私も同じような生活を7―8年経た時、燃え尽きに近い状態になったかと思います。主人公も頭痛や胃腸障害が記載されていますが、主人公そして他の医師に同じような労働を求めるのは困難であることを、読者の方にしっかり理解しておいて頂きたく思います。 長くなってしまいましたが、全体に読みやすく、人間味のある、幸せを目指す医療・人間劇場がうまく描かれていると思います。第2巻も早速取り寄せて読むつもりです。 夏川先生、お体を大切にしながら、優しい診療を続けてください。 | ||||
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買って良かった。 月数冊購入します。当然アタリもあればハズレもあります。 本書はアタリでした。 リアルな医療用語が多用されています。 私は医療用語マニアなのでそれだけで満足できるのですが、医療監修の名前がないのでwikiで調べて納得。著者は医学部卒のようです。 非常に目に優しい文章で、さらっと読み進めることが出来ます。 ベタですが涙あり笑いありといった感じ。またそのバランスが良いので読み疲れません。 お勧めです。 | ||||
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モリミーを薄くした感じという意見に賛成。 同じように感じました。 内容が薄く、ありきたりで二番煎じ。 売れる理由がわかりません。 | ||||
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読了:2010年4月半ば頃 読書期間:3時間程度 所詮は虚構の世界。 だからこそ それぞれの心情や具象を 簡易な文章でも良いから端的に表現し 読者を作品の世界へ グイグイと引き込めるかが大切だと思っています。 そういった意味で 私には、全ての表現が物足りなく 他の方ほど評価することが出来ない作品でした。 ただ、映画化もされることですし あまり読書をされない方が「何か1冊」と思った時には サラッと読めると思いますので オススメですけどね! | ||||
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読んだのは 半年以上前で、大分 記憶も薄れていましたが、映画化されるのと 続編が出ているとの事で 思い出しました。 まず、私の連れ合いが現役医師で 今から20年程前に実際 一止と同じような(いや、それより遥かに過酷な)現場にいました。五日に一度の当直と その前後の普通勤務、当直に寝れないのは当たり前の事でした。連れ合いは専門は整形外科だったので 手術は毎日、専門外の診察なんて当然。まだ若く体力があるのに任せ、無理がたたって病に倒れ、医師生命も断たれそうになりましたが 専門を変え 勉強し直して 紆余曲折ありながら 現在は地方で開業して地域医療に取り組んでいます。大学からの誘いは当然あり、専門を変える時に大学で学ばせても頂いて、その実態も知っています。 そのような経験者から言わせて頂くと、この小説は 何とも生ぬるい。筆者は現役医師と言う事ですが、実際はこんな綺麗事では済まない 何ともやりきれない事が日常的に起こっています。 これは、筆者が敢えてそうした場面を排したのか、はたまた幸運にもそう言う経験がないだけなのか? 文語調の語り口も、私にはあざとさしか感じられませんでした。 実はこの本は 私達の旧知の方からのプレゼントだったのです(多分似ていると思ったのでしょう)が、読後感として『甘っちょろさ』と『一般受けするにはこんなもんなのか...』と言った軽いガッカリ感しか残らなかったのは残念です。 一応 続編は読んでおくつもりです。 | ||||
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非常に読みやすく心が温かくなりました。 心地よい感動。 涙がこぼれるまではいかず、ちょうど良い感じです。 「2」を購入します。 | ||||
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