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神様のカルテ
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神様のカルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 121~140 7/12ページ
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最近話題になってるのと試し読みして面白そうだなと思ったので買いました。 まず、主人公のキャラがすごく好きです。 「こんなカンジの先生がいたらいいなぁ♪」って思いました。 私も、持病があり患者として病院に通っているのですがこの本を読んで元気をもらうことができました(^^) 呼んだあと、心が「ほわぁ」って暖かくなる、そんな素敵な1冊です。 | ||||
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受賞作品ってなんとなく、敬遠していたが、ピュアに感動! 人って人とのかかわりで生きているんだなあと感じさせられます。 見栄や外見にとらわれる生き方がばかばかしくなり、 生きることの原点を想起させてくれます! | ||||
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読み終えたものの、神様のカルテとはなにを指していたのか・・・? ライトのべるですね。 同僚を小馬鹿にしたりする斜に構えた態度や、主人公の「夏目漱石口調」。 主人公ひとりがその口調ならまだしも、飲み仲間の3人も同様の口調で、まるで一昔前のオタクの会話みたいです。 そしてオタクチックな男性が好みそうな細君。 それらがライトのべる感を増徴させ、意気込んで読み出したものの肩すかしをくらいました。 死を扱ったお話しですから、それなりに涙ぐむようなシーンもあるのですが、ここまで高い評価を得る作品には思えませんでした。 | ||||
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最近ハマってます。 映画も見に行きたい。 | ||||
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医者は治療をするだけが仕事ではない、 という主人公の台詞が印象に残った。 サラリーマンは会社の利益を増やすことだけが仕事ではない、 と言われているような気がした。 | ||||
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この作品は、地域医療の第一線で活躍している現役の医師が書いたのだそうだ。私は、そんないきさつから、この作品を、地域医療の過酷な実態や死をテーマとした重い医療小説かと思って読み出したのだが、内容は、全くといっていいほど違っていた。作者は、冒頭で、いきなり読者に肩透かしを食らわせ、笑わせてくれるのだが、こうしたユーモア精神が、全編のベースに溢れているのだ。 たしかに、この作品には、地域医療に携わる医師が置かれている過酷な状況も描かれているのだが、主人公の医師は、自分が置かれたそんな状況をユーモアで笑い飛ばして、使命感を持って受け入れているし、夢破れて自殺を図る若者や死に直面した患者のエピソードも、作者は、重く、悲しい話というよりは、「いい話」として読者に提示してくれており、深刻な事態をことさら強く読者に訴え掛けてくることがないのだ。 この作品で作者は、主人公に、「私は悲しむのが苦手だ」と語らせているのだが、それは、多くの読者にとっても同じだと思う。正直いって、登場人物が死と向き合う重い医療小説は、読者もそんな登場人物に自分や身内を重ね合わせて気が滅入ってしまうので、読むのが辛く、読む気がしなくなってしまうのだ。そういった意味では、この作品で読者が流す涙は、たしかに、「悲しみの涙」ではなく、「温かい涙」だと思う。夏目漱石の影響を受けたという主人公の古風な話しぶりも、読者の心をなごませてくれる独特の味があるし、主人公を尊敬しきっていることが読者に伝わってくるハルの可愛らしい口調もいい。 こんなに温かで、「いい話」で終わる医療小説なら、ぜひ、続編も読んでみたいと思う。 | ||||
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若い頃同じような生活をしていましたので、感動しました。 ハルさんは理想ですね。 | ||||
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映画を見てとても良かったので、読んでみた。 本作から感じたのは、「高度になりすぎた時代で考え直すことはないか?」ということ。 そしてそれは医療だけではなく、ありとあらゆるすべてのものが当てはまるように思えた。 登場人物たちの言葉からそれを考えさせられた。 一部をあげると、 「心臓はかくも見事に役目を果たしている。だが心臓の持ち主が死を望んでいるのであれば、この拍動もただ血液を送り出すだけの器械運動にしかすぎない」 死にゆく人に可能な限りの医療行為を全て行う、ということが何を意味するのか、人はもう少し真剣に考えなばならぬ。 現代の驚異的な技術を用いて全ての医療を行えば、止まりかけの心臓も一時的には動くであろう、呼吸が止まっていても酸素を投与できるであろう。(中略)これらの行為の結果、心臓が動いている期間が数日のびることはあるかもしれない。だが、それが“生きる”ということなのか? 孤独な病室で、機械まみれで呼吸を続けるということは悲惨である。今の超高度な医療レベルの世界では容易に起こりうるのである。 ちょっと前まで「できたらいいな」と思っていたテレビ電話、数十年前だと「夢」と言われていた携帯電話ももう普通の時代になっている。 たぶんこれからの時代はもっと進歩し、もっと高度な世の中になっていくことは間違いない。 だがそんな時代だからこそちょっと立ち止まって振り返ったり、考えたりすることが必要なことなのでないか、そう読み終えたとき感じた。 | ||||
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この小説は賛否がわかれます。 1)文体が明治の口語調、夏目漱石か現代作家の森見登美彦氏に似ていて、 とってつけたような明治のしゃべり方に違和感を感じ読み進めない。と でも、日常の素の自分自身の照れ隠しにそういう口調もありかなと思います。 また、夫婦の会話が不自然だという人もいますが、 相手を尊敬し合い丁寧な言葉遣いの関係もないことはないでしょう。 このように誇張した文体もありかなと思うと、 すんなりと読めるでのではないでしょうか。 2)主人公が冷徹すぎるという見方があります。 それは医療現場のノンフィクションに近い題材をあつかっているため 客観的になろうとするきらいがあるためと思います。 だから、感情的にブレーキを意図的にかけ、淡々とした文体が 話をわかりやすくしていています。 3)主人公の自慢をしているような批判があります。 地域医療の実態と延命治療に対する医者としての葛藤など 正直に綴られている思いました。 地元、長野の話なので親近感があります。 | ||||
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高校生の息子が、宿題の感想文を書くために購入。 なんとか賞やら本屋大賞やらの受賞作で、映画化もされる話題作だから、と。 「書くことなくて感想がかけない…」とぼやいているので手にとってみた。 これはひどい。 まず、いくら主人公が漱石ファンの設定だからといって、日常生活(医療現場含む)全て この口調では、わかりにくい上に鬱陶しすぎる。 ダラダラ喋っているうちに患者が急変しそう。 『坊ちゃん』へのオマージュなら、『鹿男〜』という傑作がすでにあるし、 文学の知識をひけらかす?以上の効果を作品に与えているとは思えない。 実際、読後感は「クラシックで軽妙洒脱な趣きがあり、知的ユーモアを感じる…」には程遠く 薄っぺらでヘタなアニメを見たという印象。 特に全ての女性登場人物が現実離れした萌系キャラなのが、 非常に気持ち悪くて、特に奥さんの描写は蕁麻疹が出そう。 萌好き男性以外の読者、特に女性読者は、ほとんど嫌悪感を感じるのではないか。 肝心の医療問題だが、確かにERの忙しさ、医師の足りなさのエピソードはあっても、 それが「小説」にまでなっているかは大きな疑問。 だいたい、主人公は「患者に感情移入しすぎて仕事との葛藤に苦しむ」という 謳い文句だったように思ったのだが、そんなエピソードは出てこない。 他の医者より積極的に何かをしたり、より繊細な感覚を持っていたりという 話が全く出てこないので、最後まで、 「どのへんで葛藤?どのへんで奇跡が?」と悩みながら読んだ。 私は人並み以上に涙もろい体質なんだけれど、 この本で泣ける、という人が本当に不思議。 高校生の息子には、 「感想文を書くなら、もう少しまともな本を選びなさい」と 説教しておきました。 | ||||
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映画化されて話題になっていますが、原作こそオリジナルだと思い、早速手に入れて読みました。他の方も書かれていますが、漱石などを読んでいてある程度の文学的な表現が分かる方には、文語調とも言える表現の中にちりばめられているユーモアがとてもおもしろいでしょう。また変わり者である主人公の一止と彼を取り巻く登場人物のやり取りも軽妙洒脱な感じで、舞台になっている地域医療の現状やら、生死のかかる日々の実践についてはどちらかというとライトな感じがします。もっともそれだけに現状の大変さや一止の苦悩がにじみ出ているようで読み終わった後に考えさせられました。細君、学士殿そして安曇さんとの出会いを通じて彼はどの様に人間として成長してゆくのでしょうか。 | ||||
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この本を手に取って読んでみて、主人公の一止の言葉遣いもこの作品のいいところなんだと思います。 終末医療の難しさや、「本当に大学病院に行くことだけが幸せなんだろうか」と考えさせられるものでした。舞台が長野県ということもあってか読んでいてなじみ深かったし、地域医療の大変さを感じ取れたと思います。これはお勧めです。 | ||||
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これはタイトルで売れたのでは?と私も思いました。 ☆1の方のレビューを読んで同感!・・・薄い。。 なんか・・全然心に残らないし、面白くない。。 これが賞を取ったのですか?? ・・・・。 | ||||
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あっさり、淡々と…そんな感じの小説。 他の方も書いてるけど、何も残らない。 医者なだけあって医療関係の話はリアリティがあったけど、登場人物も変わった人ばっかりだし、話も一本調子。 緊張感ある場面での看護師とのやりとりも嫌だった。 それより本の帯に櫻井翔と宮崎あおいが出てて、その二人のイメージでしか一止とハルを見れなくなってしまったことが残念。先入観なしで読んだらまだよかったかな。 | ||||
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メジャーな賞を獲り、映像化されることもあり、お約束のように、この本を手にしました。 映画が封切りされる前にレビューを書こう、書こうと思いつつ、でも全く手が動かない…。 決して悪くない作品なのですが、読み終えてから時間が経過するほど、印象が薄れてしまう。 登場人物のキャラクタ設定が、比較的しっかりしているものの、ページ数が少ないこともあり、エピソードに厚みが無かったり、この本で扱われた医療テーマは、他の小説やドラマなどで、もっと技巧的に表現されていたりで、新鮮さに乏しい印象を受けてしまう。 しかし、読み終えたあとに清涼感を持つのは、医師である著者が日常の医療の現場で、理想として掲げたい事を表現したことに起因するのではないかと推測します。 著者は本作品がデビュー作ということもあり、多くの秀作を読み慣れている読者からは、辛辣なレビューが数多く書かれているようです。確かに、雰囲気が森見登美彦さんに似ていたり、ありきたりで生ぬるいという印象も拭えません。また、舞台が中小病院であるにもかかわらず、ヘリポートを有していたり、電子カルテによる管理をしていたりと、矛盾を感じる部分もあります。 巻末に「本書は第十回小学館文庫小説賞受賞作を刊行するにあたり改題し、大幅な改稿を行ったものです。」とあることから、編集者が“売れるように”書き直しを指示したのかな、と邪推してしまったのは、私だけでしょうか。 しかし、根底にあるのはエンターテイメント。予定調和が約束された癒しのストーリーを楽しみたい読者には、この上のない一冊でしょう。ゆるく、そして心地よく読めるのは間違いありません。読書感想文の課題図書にしたいほどです。 ただ、最後にひと言。本好きが選ぶ本屋大賞の2010年第2位というのは、少し理解しづらいのですが…。皆さん、どのように感じられますか? さて、この文調。映画では、どのように表現されるのが楽しみです。 | ||||
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もうすぐ映画公開ということで話題だったので読んでみました。タイトルから想像するに医療系お涙頂戴中心かと思っていましたが、文体は古い言葉使いではあるけれどコミカルで時に笑ってしまうような雰囲気で書かれています。もちろん泣けるシーンもありますが、それらを通して主人公が人生を選び進んで行く様がメインです。読み終えてとても清々しい印象でした。続編もあるようなのでそちらもぜひ読んでみたいと思っています。 | ||||
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まさに賛否両論の二手に分かれるレビュー軍に どちらも納得しました。 重みのある作品の読書量が多い方には内容が薄い ように感じられるようです。 似てる、といわれる森見氏の著書も読んだことはありますが こちらはワールドが深すぎず、難解な言葉を交えながらもさっくりと読めます。 さくりさくりと読み進めたのですが 要所ではホロリと泣いてしましました。 なにより、男性の妄想をそのまま描き出したような嫁「ハルさん」 ですが、あんなに優しくピュアに生きて、人を愛せたら・・ と少し嫉妬をしてしまいました。 登場する女性陣が、みな出来がよすぎますw でもそこは素直に羨ましいと思えてしまったのでした。 映画化よりも漫画化した方がよろしいのでは。 | ||||
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五年目の医者が医局に属さずに地方の病院で大忙し…っていう話。 本文中で、来年から医局に来ないか…みたいな誘いもあったりで、研修で外病院に行っても、将来は結局医局に行くことをもう一度考えさせられるんだなと再認識させられた。 ちょこちょこ看護婦にちょっかいだしてるやりとりが、患者の死とかのまじめな部分とと対照的に描かれてていいアクセントになってると思う。 全体的に短いし、勉強の合間にいいんじゃないでしょうかね。僕は息抜きのはずが、二日で読んじまいました。 | ||||
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他の人も指摘していますが、文体からカバーイラストまで、森見登美彦さんの作品に酷似してますね。 中村祐介さんのカバーイラスト(特に『夜は短し〜』の)にまで似せてくるところに出版元、小学館の他人の尻馬に乗ろうという、悪意というか故意を感じます。 あと、いちいち作者の「森見さんの影響じゃないんだからね」アピールがウザい。当人は「夏目漱石に影響を受けて」などわざわざ本文中で言っているけど、どう見ても森見さんの影響にしか見えないのだけど…。 そりゃあ森見登美彦も太宰の影響を受けまくってのあの文体だけど、森見登美彦著『四畳半〜』「10人中に聞いたら8人は妖怪と答える。残りの2人は妖怪である。」的な言い回しまで、本文中でソックリそのまま真似しちゃってるんだからイカンよねえ。 うーん、「モリミー亜種」以外に言葉が見つからない。 | ||||
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地方基幹病院に勤めるある医師のお話です。 主人公である栗原一止の日常を描いています。 医師としての自分が何を成す事が出来るのか? 患者に必要な事は完璧な治療だけなのか? ・・・そして生きるとはなんなのか?そして死とは? そのようなテーマはあるものの 彼の細君や、同じ荘に住む変わった住人たち。 そして医師の同僚達。 この登場人物たちがとても魅力的で、 彼を取り巻く日常は、笑いも堪えません。 あまり重々しい内容ではないので、 誰もが気軽に読む事が出来るでしょう。 200ページ程度なので、各登場人物たちの事が じっくり掘り下げられる事は無いので、 少しあっさりに過ぎたようにも感じます。 ですが、全体を通して心になにか暖かいものが 湧き上がってくる物語ではないかとおもいます。 | ||||
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