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神様のカルテ
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神様のカルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 181~200 10/12ページ
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文体が堅く、医療に関する用語がちらほら出てくるため読み易いとは言えません。 主人公栗原一止は夏目漱石を心から敬う青年であり、言葉遣いや人格が実に変であるという設定です。 しかしながら、奥さんのことを心から愛し、敬っています。 また彼は一人ひとりの患者さんを大切にし、ある地方病院で核のような存在となっている医師でもあります。 個性豊かな登場人物や、話の構成はどこか夏目漱石の作品を連想させます。 …はっきり申し上げて感動は薄いです。 期待外れと言っても過言ではないかもしれません。 ですが本として読むのならば十分にお勧めできる作品だと思います。 ただ感動を得ることは個人的に出来ないかと思います。 あくまで主観の問題ですので、読む人が読めば泣けるものと言えるでしょう。 映画化するらしいので、そちらも楽しみにしている次第です。 | ||||
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泣きました、人目はばからず通勤電車の中で。 今、この本を通勤時に読もうかなと考えながら見ている人は"ハイ"注意! これから読む人がいるのであらすじは言えませんが(書けませんが)、 夫婦愛。貧乏下宿先での友情。医師と看護師との信頼関係。医師と患者との距離感というか、絡みかたというか。 ページのそこここにちりばねられる、 自分ってなに。 仕事ってなに。 家族ってなに。 私には、こんな友人や職場仲間が何人おるんやろ。 お薦めです。漫画でなくて活字で、この感動というか、切なさというか、胸のつっかえというか、その他満載・・・体験してください。 "ハイ"注意 読む時は1人の環境をお薦めします。 | ||||
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淡々として、品よくて、よかったです。 が、本の最後に「受賞作を大幅に書き直しました」という注釈があり、私としては書き直す前の作品を読んでみたかったです。(担当編集が付いて、どれくらい書き直したのかなって思ってしまいました) | ||||
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まるで作者ご自身を美化させたかのような話。 リアルを求めるわけではないけれどナルシストさを感じる。 | ||||
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表紙や文章が森見に似ているので最初はどうなのかと思ったけれど、読み進むうちにそんなことはどうでも良くなってしまった。 作者は実際に医者だという。そして医療現場にいる人間でなければ書くことができない悩みや葛藤がみちあふれている。 くだくだとは書かないけど、この作者の人間を見つめる目は本物だ。 とにかく感動する、泣ける一冊であるのは間違いない。 | ||||
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当直の厳しさや救急現場という医療小説の定番シーンは押さえつつも、幽霊屋敷のような下宿での友人との語らい、同僚との気の置けないやり取り、患者との交流に重きが置かれており、地域医療も捨てたもんじゃない、という結びになっています。 著者自身が現役の医師にして漱石フリーク。大狸、古狐、男爵、学士殿というニックネームの付け方は「坊っちゃん」的だし、大学病院の“智”と地域医療の“情”をはかりに掛けて葛藤する主人公は、「草枕」の冒頭そのまんま。 妙に古風な言い回しと落語のような展開、それに表紙のデザイン(「夜は短し歩けよ乙女」とは別人ですけど似てます)。森見登美彦みたいな世界だと読んでて思ったけど、やさしいシメが入るところが、この人らしさだと思います。 | ||||
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まずタイトルが素晴らしい。 内容についても購読前に凡そ予感していたような展開で良かった。 医療の現場にこの様な価値観もつ人がいることに感銘する。 | ||||
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☆が少ない方のレビューを読み、思わず「そうそう!」と頷いてしまいました。 結局、読んでいて、全く心が動かされることなく、結果、何も残らないのです。 もしかしたら、これは、小説じゃなくて、ただ「医療」「アウトローな人たち」の日常を書いたものなんじゃないかと思いましたが、でも、小説なんですよね・・・。 主人公にまず入り込めないんですね。どこか、冷たさを感じる主人公だと私は思いました。心温まる話とは思えなかったです。人の心の動きを描くってそんなに簡単なもんじゃないんだなあって思いました。 文体も、好みではなかったです。 | ||||
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本屋大賞だか、すごく有名なので購入。はっきり言って、巷で「泣ける」だの「感動」だの言われている意味が分かりません。 映画化されるようですが、映画にするほどの物語でもない。話が薄いし、主人公のいちいち夏目漱石を意識した話し方も馴染まない。また登場人物のキャラクター設定はしっかりしているくせに、それが物語に生かされておらず、主人公も含め感情移入することができない。もっと各登場人物のエピソードが欲しい。患者さんとの触れ合いのエピソードも薄すぎて泣けません。いまいち心にすっと入ってこない本ですね。今どきの医療系(医龍みたいな)の物語を望む方なら読むだけ無駄かも?古き良き時代の香りと、わざとらしい明治口調と、薄い医療話しを読みたいならおすすめ。まぁ、知り合いが読みたいと言ったら購入はさせないな(笑) | ||||
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医療現場のことはよくわかりませんが、静かに優しい先生としっかり者の看護士さん、悲しい中でも思いやりを忘れない患者さんと、先生をめぐる人々との、優しくて暖かくて悲しくて、やっぱり優しい物語でした。 | ||||
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地方勤務医の激務や、終末期医療の問題を提起するという意味では 良い作品だと思う。 でも、ストーリーや人物造形は好きじゃない。 主人公が明治文学調で話したり、 奥さんが敬語少女だったり・・・ 森見登美彦ほど作りこんだ世界観ならそれが魅力になるのだろうが、 この作品にはそぐわない気がする。 ストーリーに泣けるというよりは、主人公の激務ぶりに泣ける作品だと思う。 (そしてそれが作者の真の狙いという気もする) | ||||
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地方医療での疲弊した体制に対する 問題点を、ほのぼのした人物たちが 描くいい作品だと思う。 描かれているのは理想論かもしれないが、 この理想に近づくためには何をすべきか? 私たちも含めていろいろと考える必要があるかも。 小説としての派手さは少ないが、 シリーズ化されることを希望します。 | ||||
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おもしろかったです。笑いもあるし、温かくてうるっときました。超オススメです。 しかし、五つ星かと問われると違いましたね。多くの方が四つ星な理由が私には分かりました。話は面白くて内容も良く主人公の苦悩も上手に表現されているのですが、なんていうかお話なんですね。 みんないい人、特に奥さんは絵に書いた理想像な点はやはりお話だなぁと感じてしまいました。そのような点から減点ではないのですが、私にとっての満点には届きませんでした。 しかし、これを気に夏川さんのファンになりました。続編がでるということで今から期待しています。 | ||||
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夏目漱石好きの著者、なるほど登場人物は皆あだな、狸に狐、学士に男爵、マドンナは居ないか。淡々としたストーリー展開には、感動は無く、奇跡も無い、ただ地方医療の現実があるだけ。命の最後の時間を、病院で過ごす人たちが居る、その瞬間を見守る医師が居る。そんな日常が切り取られている。となりに寝ている妻と子供を起こさないように、声をもらさずに居たら、涙は止められませんでした。こみ上げてきます。 | ||||
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ちょうど、この本の舞台となった相澤病院で、初めての人間ドックを受けながらこの本を読ませていただいた。実際にこの本の作者に見ていただいているわけではないが、とても安心して受診できたのは、この本の影響かなぁと感じた。 病院の様子や地域の医療の抱える問題を、軽いタッチだけど、よくわかる物語だと思った。 簡単に読み進めることが出来るので、人間ドックの待ち時間にぜひ。 | ||||
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読みやすい文章ですし、一見温かい話なので売れている理由はよくわかります。 しかし、文章もキャラクターも2番煎じです。目新しさはありません。 そして主人公の傲慢で独善的でありながら、それを自覚しない性格に私は不快感を覚えます。 男の憧れを絵に描いたような性格の妻も興ざめです。 この本にしかない魅力というものが無いので、私には読んでも心に何も残りませんでした。 | ||||
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サラサラと読めるので、先ずはとっつき易い。 但し独特な言い回しで物語が進むので、その点は趣味が分かれると思います。 ちょっとした出来事が数点ありながら、進んでいきます。 著者が地域医療の現場にいらっしゃる方と言うことで、 フィクションxドキュメンタリータッチな内容になっています。 医療のあり方や、生き方のあり方を織り交ぜながら、 訴えかけている内容にところどころ感じる事があると思います。 感動を与えていった12人の物語や、 感動を与えて逝った12人の物語―1000人の死を見届けた医師が書いた 死ぬときに後悔すること25に、 死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた に通ずるようなストーリー。 主人公の奥さんの励ましや、気遣いの温かさもポイントな一冊です。 | ||||
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物語よりも、地方のお医者さんの立場みたいなものを知れた本でした。 軽い感じで書かれているので、そんな感じはしませんが、 立場としては、大変ですよね…。 | ||||
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「病むということは、とても孤独なことなのだ」。 主人公は5年目のお医者さん。 夏目漱石が好きで、ちょっと変わったしゃべり方をする。 舞台は、信州の本庄病院。 次々担ぎ込まれる急患。 絶対的な医師不足。 昼夜区別のない絶望的な勤務が続く日々。 治る人、治らぬ人。 個性的な同僚、先輩医師、看護婦たち。 コーヒー。酒。失言。 哲学者と画家。古いアパートに住むちょっと奇妙な住人たち。送別の桜。 大学医局からの誘いと戸惑い。 写真家をやっている妻との束の間のやすらぎ。 北アルプスの山波。雪。 そして、静かに去ってゆく命。 少し古風な文体を交え、 地方の病院で奮闘する若手医師の目を通して、 命の尊厳や医療のあり方について問いかける。 意外感の少ないお決まりのストーリー、ではある。 しかし、様々な場面描写の中に微妙な人間心理を織り込みながら、 著者は自身の主張をしっかり伝えている。 随所にユーモアをしのばせ、 登場人物はそれぞれ特徴があり配置にも違和感がない。 テーマは重くて泣けるのに、どこか、すがすがしさも残った。 | ||||
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信州を舞台にしたお医者さんのお話。 さらりと読め、終始ほのぼのしています。 医療問題に切り込むようなことはなく、人間同士の交流に焦点が当たっています。 優しい気持ちにしてくれる一冊でした。 こんな病院に是非行ってみたいものです。 | ||||
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