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神様のカルテ



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【この小説が収録されている参考書籍】
神様のカルテ
神様のカルテ (小学館文庫)

神様のカルテの評価: 3.86/5点 レビュー 234件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全234件 221~234 12/12ページ
No.14:
(5pt)

古めかしい文体があったかい。

ふるめかしい文体がとてもあったかい。

 信州の救急病院で30歳の医者である一止が、不治の病の
患者たちと人生の最後までをともにすごす日々。

 死と向き合いながら、時間がゆっくりと流れて行きます。

 一止の周りの人々、可愛い細君、同僚の医師や看護師、
アパート「御嶽荘」の面々もとてもあたたかい。

 現在の合理性一辺倒の世の中に疲れた人がいたら、この本で癒され
て欲しいと思いました。
神様のカルテAmazon書評・レビュー:神様のカルテより
4093862591
No.13:
(5pt)

結構好きかも!

題名と本の内容とどう関係してるのかわからない。主人公の若い医師を取り巻く面々は、まさに男なら一度は憧れる理想の人たちだ。細君にしてもしかり。こんなかわいらしいかみさんなんているわけがない。看護師の東西さんも厳しさの中に愛情いっぱい。おばあさんの安曇さんも優しい、優しすぎる。上司も楽しく頼もしい。お仲間の学士どの男爵二人にしてもそうだ。
設定が安易すぎると言われるのかもしれない。しかし、こういう小品もいいのではないかと思う。そんな理想すぎる設定に読者は、どっぷり浸って予定調和のストーリーを楽しむことができる。
それはそれでいいのではないか。私は読んでいて赤い帽子の中のお手紙にすっかり感情移入できた。作者の次作は、期待できないかもしれないが、この作品は好きです。
神様のカルテAmazon書評・レビュー:神様のカルテより
4093862591
No.12:
(4pt)

現実の医療現場から

なかなか良かった。
読後に爽やかさが残った。
私自身、主人公と同様の境遇にあって、この小説を客観視できない。
むしろ、あっと言う間に主人公に成り代わってしまった。

しかも本書は、現実の医療現場から、医師の目線で書かれた小説として、色々な問題が散りばめられている。
地方の地域医療問題。
救急医療問題。
研修医問題。
終末期医療問題。
癌告知の問題。
大学病院・高度医療とは何なのか。
医療現場の内実を知っているほどに、主人公の葛藤はひしひしと伝わってくる。

その葛藤と闘いながら、それでも真面目に生きていこうとする主人公にそれこそ人生のヒントを得たような感慨である。

著者は主人公そのものだと思うが、文語調の言い回しや文体が見事にキャラクターに融合している辺りは、大変な読書家と洞察する。
小説に何を求めるのかで、本作品の評価は変わってくるのかも知れないが、
医療現場のリアリティを理解している読者であるほど、主人公の立ち居振る舞いに敬服せざるを得ないだろう。

次回作を期待せずにはいられない。
でも、著者が本当の臨床家であれば、次回作を期待してはいけないかも知れない(笑)。
神様のカルテAmazon書評・レビュー:神様のカルテより
4093862591
No.11:
(5pt)

秋の夜長に心温まるストーリー

本の帯を見て購入したのですが、その帯の通り心温まるストーリーでした。
 特に主人公の栗原一止と患者である安曇さんとの交流を描いた個所は、涙が止まりませんでした。
 今まで見た小説の中で、これほどまでにストーリーにどっぷり浸れたことはありません。
 珠玉の一冊といってもいいでしょう。
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No.10:
(1pt)

普段本を読まない人や、中高生なら★5かも

誇り高き路傍の人たちと主人公が大切にしている細君、知人たちが織りなす世界は、普段本を読まない人や、中高校生ならとても愉しめる作品に思う。
普段から本を読む人には、上滑りの構成に、二番煎じの人物設定と、読書の手応えが無い作品。
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No.9:
(3pt)

期待して読んだせいか…

いまいち薄い話だったなぁ、というのが正直な感想。
単に好みじゃなかっただけかもしれませんが。

どの登場人物も個性的で、面白くなりそうなのに、いまいちそれを生かしきれていないまま、終わってしまったという印象。
もちろん、医療の現実とか、命という重いテーマを軽やかに優しく書いている点は良いのですが、それが逆に人物の人間味を奪っているような気がして、あまり胸に迫りませんでした。
綺麗過ぎるというか、さらさらし過ぎというか。

もうちょっと、何ていうか、テーマやシーンではなくて、お話自体に深みが欲しかったですね。
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No.8:
(5pt)

沢山の笑いと涙が詰まった心温まるストーリーに感謝とエールを!!

まず、沢山笑えます。
主人公のトンチンカン振りというか、妄想というか、登場人物たちとの絡みがおもしろすぎます。
また、多くの文学作品へのオマージュがちりばめられ、渾然一体となっています。
これは、長時間労働の成果とお呼びした方がよろしいのでしょうか???
読者は我慢せず素直に楽しんだ方が身のためです。

そして、泣けます。
死を前にした患者とそれを看取る周囲の人々、医者、看護師、身寄りの人。
それぞれに物語があり、懸命に生きていることを温かい目線を通して感じさせてくれます。

それを踏まえたエンディングでの独白は、現役のお医者さまだからできるものですね。

人間というのは、病を前にするとどうしても孤独と向き合わないといけない。
そんなときに、不器用だけとちゃんと向かい合ってくれる医者がいてくれたら。

先生、もしお時間があったら、次の作品もお願いします。
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No.7:
(5pt)

2度3度読みたくなる本

主人公と周りの人たちとのやりとりにユーモアがあり、また暖かさが伝わって来ました。
そして帯の感想にもあるように不意に涙が出てきました。
「末期の患者さんに、神様だったらどんなカルテを書くのだろうか」
主人公にはそんな思いがあるのかも知れない。
それから、きれいな絵のカバーをはずしてびっくり、装丁も良いと思います。
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No.6:
(5pt)

神様のカルテ  夏川 草介

神様のカルテ
一止先生とハルさんのような夫婦関係っていいですね…♪
私が年を重ね、病院にお世話になることになったら
一止先生にみてもらいたいです!!
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No.5:
(4pt)

面白いけれど、少し種類が違うかな

医者の主人公の一人称によって進行する本作。主人公が夏目漱石をこよなく愛するため、その口調はやや古めかしい。が、なんとなく許せてしまう魅力がある。また主人公の周囲の人間はどれもいい意味で曲者。しかも主人公は心の中で周囲の人間を自分で付けたあだ名で呼んでいるのだけれど、そのあだ名の発想がまた面白い。
 しかしストーリー面では医者のドキュメンタリーを感動ドラマ風に仕立てたという印象が強く、折角の設定が生かしきれていないところが。収録されている3話のうちの「門出の桜」はまだ良かったのですが。奥付の作者のプロフィールによると、実際に医療現場に立つ人間とあるので致し方ないかなと。

 医療現場の問題も触れるもの、特別ふみこむわけではない。あくまで主人公の多忙の背景として描かれている。なので特別読み込まないといけないとか、ある程度の理解や知識が必要というわけではない。むしろ、非常に読みやすい作品。

(しかし、その読みやすさで文章の意味を上滑りしたのか、それとも読解不足なのか、タイトルである「神様のカルテ」という言葉は一体この作品にとってどういう意味を持つのか分からなかった)

 人の優しさに触れたい、そんな時に読むことをオススメします。
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No.4:
(5pt)

久しぶりに本を読んで泣きました。お勧めしたい本です

地域医療を担う一人の医師のものがたり。口調は古めかしいが現代医療の問題点をあらわにしていたり作者が医師としていいたいことがかかれている。とても読みやすく登場人物も曲者ばかり。映画化されてもいいんじゃないかと思うくらい面白かった。続編を望みます
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No.3:
(5pt)

神様のカルテを読んで

私は普段あまり本を読まないんですが…これは一気に読んでしまいました。心温まるストーリーです。私は現在看護学生なんですが、患者の心に少しでも寄り添える看護師になりたいと思います。医療関係者にもぜひ読んでほしい本です。
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4093862591
No.2:
(5pt)

心温まる本

アウトローな医者のお話。
少し医療系の勉強をしている人からすると、納得できる病気だと思います。
しかも、今の医療の問題を、笑いと感動でよくまとめています。
門出の桜、月下の雪はとてもいいお話です。
お酒も現実にある有名な銘柄が出てきて、私にはとても面白く感じました。
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No.1:
(4pt)

何かが心の中に残る。

一人称で語られる若手医師の奮闘記。
現代医療の歪み等についてはけっこう核心をざっくり書いており、
突拍子もない話ではなくむしろ作者さんの実体験に近いような・・・。

読み終えた後、心の中が仄かにあたたかくなった気がします。
一読してみてはいかがでしょうか。
神様のカルテAmazon書評・レビュー:神様のカルテより
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