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スリーピング・ドール
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スリーピング・ドールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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リンカーンシリーズからのスピンオフで、主人公のキャラクターにも好感を持ち順調に読み進められます。 ただ犯人とそのほかの人物像を少し作りすぎている感を否めず、最後にはどうかな・・という感想に至りました。 サイコキネシスという方法も面白くそれで犯人を絞り込み犯人の思考と計画を読み解くのは引き込まれます。 冗長な記述も若干ありますが、最後までどんどん読み進められます。 一読の価値はあると思います。 | ||||
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解説で映画「ボーン・コレクター」を凡庸な作品!!だとのたまっておられるが、この作品を愛している映画ファンが多くおられる事をお忘れなく!!(お喋りのし過ぎですよ!!)折角のディーヴァ作品に泥を塗られた様で、評価にも影響しました(映画ファンまでコントロールは効きませんよ!!)現実に権力は人事権を振り回し、官僚・役人を、マスコミ・TVには放送権をちらつかせ、ありとあらゆる所で「コントロール」が蔓延り、五輪・コロナ利権まで貪っている。と、あらぬ方向のレビューになってしまいました。 | ||||
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不要かな?と、わたし的には思う。 また全て解決したハズなのに、なんで本の枚数が 未だいっぱい残ってるんだろ?と軽く疑問に。 これは何かあるな?と・・・・ | ||||
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さすがにディーバーという筆運びだ。 けれども、少なくともFBI捜査官に関するどんでん返しには、「ん?」と納得できるものがない。どうだ驚いたでしょう、と作者のサービス精神は感じるのだが。「ふうん。で?」と、どこか醒めてしまう。読者を置いてきぼりにして、作者だけ楽しんでいる。〈なるほど。こうきたか〉という嬉しい読後感がない。切れた紐を手の中でごにょごにょやって、ぱっと紐を出したら繋がっているというマジックに例えれば、最初に紐を切る場面を見せなくて、手の中に隠していた紐をいきなり観客に見せて、「繋がってます!」というようなものだ。あざといえば、あざとい。 小さなことだが、気になる箇所が多々あります。主要な登場人物の紹介欄で〈メリーエレン・クレスバック〉とあるが、本文ではすべて〈マリーエレン〉とあるから、ここは〈マリーエレン〉でしょう。p76上段〈六月からだろう。たいがいの学校がもう夏休みに入っている〉とあるが、なんか声に出すとゴロゴロしている。〈たいがいの学校はもう夏休みに入っている〉でしょう。 p81下段〈ワールドワイド・エクスプレスの配達員の私物のシビックの目撃情報はこれまでのところ一件もよせられおらず〉とあるが、たしかに車のシビックは私物ではあるでしょうが、違和感あります。〈私物化〉という場合なら、納得できます。せめて〈個人所有のシビック〉でしょう。〈私物〉という場合、もっと小さなものという印象があります。個人所有の〈家〉に対して、私物の家とはいわないのと同じように。 p90上段〈ええ、まあ。除隊になったあと、すぐこの業界に入りました〉って、この人物は軍隊を除隊になって看守になっている。〈看守一筋で〉とはっきりある。民間である種の仕事をしている人なら、〈業界〉でも違和感はないが、〈看守〉の仕事をしている人に対して〈業界〉とはいわないだろう。ちなみに、広辞苑には〈業界〉とは〈同じ産業にたずさわる人々の社会。特に、マスコミ・広告などに関係する人々の社会〉とある。 131p下段〈サングラスと帽子を着けていて顔がよくわからない〉って。〈サングラス〉はかけるもだし、〈帽子〉は被るものでしょう。〈サングラスをかけ帽子を被っていて顔がわからない〉か、せめて〈サングラスと帽子姿で顔がわからない〉と描写すべきではないでしょうか。 p173下段〈ほんの短い期間だったとはいえ、ダンスと夫とオニールが三人とも法執行機関に所属していた時期があった〉とあるが、〈オニールが〉の〈が〉が気になります。〈が〉より、読点の〈、〉を使って〈ダンスと夫とオニール、三人とも法執行機関に所属〉とするか、せめて〈ダンスと夫とオニールの三人が揃って法執行機関に所属していた〉とすべきじゃないでしょうか。 p177下段〈ペルはそれを敏感に見て取って、同じように文法を間違えて答えてるの〉とあるが、〈敏感に見て取って〉は〈敏感にとらえて〉でしょう。言葉遣い、文法の話をしているのだから、〈見て取る〉ことはないでしょう。 p198下段〈ジェニーはぎこちなく微笑み、髪を十束分ほど取って指に絡みつかせた〉とあるが、意味がよくわかりません。〈十束〉って、指の太さ十本ほどということでしょう。片手で髪を指のあいだで梳くようにして、五本の指のあいだに四束ほど巻き取って、それを二回ほどぐるぐると絡ませたのか、それとも十束分の束をぐっと片手で掴んで絡みつかせたのか、情景が見えません。 p293下段〈もちろん、電話をかけてもいいのだが、ネーグルは電話は──メールと似て──コミュニケーションのツールとして〉とあるが、〈ネーグルは電話は〉って。〈ネーグルにとって電話は〉でしょう。p328上段〈さっき見た庭師が振り下ろしたシャベルが肩と首の境目を直撃した〉とあるが、ほんとに微妙、個人的好みかもしれませんが〈庭師が〉〈シャベルが〉と続くより、〈庭師の振り下ろしたシャベルが〉のほうがすっきり読めます。 p416下段〈公園は無人らしいとはいえ、それをたどるのはまりに危険だ〉とあるが、〈それをたどるのは《あ》まりに危険だ〉の脱字でしょう。p439下段〈ウェスは母親が異性を交際することを快く思っていないらしい〉は、〈母親が異性《と》交際すること〉でしょう。p441上段〈TJがまた何か言ったが、ダンスは訊いていなかった〉は、明らかに〈ダンスは《聞》いていなかった〉の誤字でしょう。 | ||||
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リンカーン・ライムシリーズからスピンオフした美貌の“人間嘘発見器”。この女を欺くことは誰にもできない――。 他人をコントロールする天才、ダニエル・ペル。カルト集団を率いて一家を惨殺、終身刑を宣告されたその男が、大胆かつ緻密な計画で脱獄に成功した。ペルを追うのは“ウォッチメイカー”事件でリンカーン・ライムと行動を共にした、いかなる嘘をも見抜く尋問の天才キャサリン・ダンス捜査官。ペルとダンス、二人の天才が熱い火花を散らす頭脳戦の幕が開く! 2008年週刊文春ミステリーベスト10第3位、このミステリーがすごい!第5位。【キャサリン・ダンスシリーズ第1作】 | ||||
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面白いことは間違いない。 相変わらずの“どんでん返し”というよりは“ひっかけ”というか“こけおどし”満載だし。 ただ、ライムものと比べると、何か緊張感が足りない。 その原因は、物的証拠と心的証拠との違い、ということだろう。 ライムものでは、物というはっきりしたものを出発点としてディスカッシションが展開される。 それに対して本作では、その出発点に今一つ確実性がない。 つまり、さまざまな議論が行われ、推論が展開されていくわけだが、その基礎、足場が安定ではないため、議論や推論に対する信頼性というか、その確実さが今一つなのである。 だから、その推論が基になる“意外性”のインパクトが弱い。 まだ、次作「ロードサイド・クロス」を読んでいないので、本シリーズが本作以降、どの様に展開していくのかは分からないが、少なくとも本作は、ライムものとは全く異なるものである。 それは、著者がどのような意図で書いたか、ということではない。 読者のほうが、本作をどのように受け止めるか、ということである。 多分、最もライムものと本作が異なる点は、ライムものにある良い意味の“はったり”が、本作には少ないということである。 また、主人公のプライベートと内面描写が有りすぎる、ということにも不満がある。 捜査マシーンといった感じなら、もう少しましだったかもしれない。 これは、女性が主役という設定の失敗かもしれないし、あえて著者がライムものでは描けなかった世界を描くということにチャレンジしたということかもしれない。 いずれにしても、本作は明らかにライムものにあった痛快さが影を潜めている。 はたして次作もこの路線なのか、「ロードサイド〜」を読んで確認してみたい。 評価は星ふたつとしたいが、まだ始まったばかりのシリーズなので、今後への期待を込めて三つにしておく。 | ||||
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人気作家が勢いだけで書いた凡作。 何百ページにもわたる長編に一週間のエピソードをスピーディーに描写したのはさすがだが、 「大どんでん返し」という割には、伏線部分は全て違和感がありあり! | ||||
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