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ブラック&ホワイト
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ブラック&ホワイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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登場人物がすごくダメ人間で不器用ぞろい、でも仕事は精一杯頑張る、その中で右往左往しながら向上している姿が魅力的 読み応えのある作品です | ||||
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ウィル・トレント・シリーズ第7弾。 しっかりこのシリーズのファンになっている。今作もおもしろい!大どんでん返し。 #4『サイレント』に続いてまたレナが登場、そしてまたもやレナが転勤した先の警察内部のごたごたから始まる。 レナの能力不足によって災難が呼び込まれているわけではないのだが…。むしろ前作よりずいぶん成長している。 レギュラー登場人物の関係が徐々に変化・進行しているシリーズものなので、順番に読んだ方が内容がよくわかる。 私は女性なのでウィルとサラの恋愛場面を読むのが楽しみだ。謎解きやアクション・シーンだけなら味気ない。 今回、危機を経て互いに自分の気持ちを整理し伝え合うところはよかった。 サラはおそらくウィルより5歳年上(#3『ハンティング』その他参照。ちなみに妻アンジーは3歳上)。年下めいたウィルの態度やセリフが愛らしい。 解説で北上次郎氏は「このシリーズは女性陣が主人公でウィルは狂言回しにすぎない」「『血のペナルティ』『罪人のカルマ』ではウィルの影すらない」と記述しているが、あまりにも大げさで偏った意見だ。ウィル・ファンの私は同調できない。今回は特にひどく痛めつけられながらも中心になって事件解決に臨んでいる。レナが主人公?最初と中盤少しとラストに出てくるだけだ。このシリーズはウィルの人格が物語をおもしろくしているとも言えるのに。 他のレビューを見ても、個人によって関心や重点とするところが違うことはわかるが、解説の立場ならもっと公正な視点をもっていただきたい。 とにかくこのシリーズはおもしろい。ウィルとサラの関係はまた1歩前進したがアンジーのことが残されており、これからの展開がますます楽しみだ。 | ||||
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やっぱりおもしろい‼️一気に読んでしまった。次が楽しみです❣️ | ||||
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ウィル・トレントシリーズは大好きで、翻訳を待っておりました。これも手が止まらずに読了してしまい、次の翻訳を早く読みたいです。どんどん読ませて最後に一応のカタルシスがあるので楽しみにしています。 | ||||
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いきなりのバイオレンス・シーンに始まる一冊。襲われるは女性刑事レナ・アダムスとその恋人の白バイ警官ジャレド・ロング。殺し屋たちとの肉弾戦と直後に登場したのがウィル・トレント。ややこしいことに彼は潜入捜査中。地方都市メイコン。ジャレドは重症。レナはジャレドの命の危険にショック状態。 修羅場から一転してジョージアの州都アトランタ。噂ではジョージア州にまで市場を拡大してきた姿なき大物犯罪者ビッグ・ホワイティを炙り出すために広域の捜査が展開している。送り込まれるウィル。ウィルの恋人で医師のサラ・リントン。ウィルのパートナーのフェイス・ミッチェル。 このシリーズは潜入捜査官ウィル・トレントのシリーズと銘打っていながら、ウィル以外はほぼ女性ばかり。そしてウィルの他に三人の女性たちの目線で描かれる章(レナ、サラ、フェイス)が多いばかりか、彼女たちの動きがそれぞれに重要なファクターとなり、謎多い事件から多重的に真相という核に迫ってゆくプロットが凝りに凝って、素晴らしい。 司令塔アマンダ・ワグナー。メイコンの捜査指揮官デニース・ブランソンなど、他にも主役を取れそうな濃い女性キャラクターが、それぞれの個性を競い、会話をぶつけ合い、単純に見えた事件の裏側に見えてくる行方不明の子供たち。ネグレクト。DV。小児性愛。昨今の犯罪小説ではもはや馴染みとなった、異常な要素がここでも例外ではなく、暗い世界の住人たちを照らし出そうとしている。 女性作家であるゆえに、会話によるかけひき、情念のぶつかり合い、すれ違い、情熱の濃さ、さらに言えば濃密な母性といったものが、捜査そのものに相当に影響を落とす物語を紡いでくれる。そして最後には、驚愕の真相が待っている。謎の深さと、男性作家ばりのスリリングなアクションが同居した骨太の力作なのだ。 巻末の北上次郎解説によれば本ウィル・シリーズは、ウィルは名ばかりの狂言回しで、実際の主人公は作品毎に上記に挙げた女性たちが交代で務めているのが実情であるらしい。本作にも過去のいきさつとそれによる人間関係の距離感など、会話の端々に出てくるところ、シリーズを順番に読まなかった罰を少なからず受けてしまった。できれば、最初の『三連の殺意』から、さらにできればその前章に当たるサラがヒロインのグラント郡シリーズ(『開かれた瞳孔』一冊しか邦訳されていないし、廃刊なので万単位でしか売っていない様子)から読むとさらに流れや人物相関が理解できて楽しいらしい。 豊富にあるカリン・スローターの著作だが、嬉しいことに本シリーズ最新作が、あちらで何やら大賞を射止めたらしく、今後邦訳も早くなったり増えたりしてくれるのではないかと、期待できる状況なのである。 | ||||
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面白かったし、やっぱり感動揺さぶられた。 今作はウィルの潜入捜査とサラの元夫ジェフリーの事件に関与していたレナの夫の襲撃事件から始まる。 冒頭からいきなりの展開でびっくり、ここでまずハートをつかまれる。 ウィルの良さが前面に出ていた。サラに対して、傷ついた少年たちに対して。優しいかった。ウィルとサラが閉じ込められた少年へ 話す場面は何度も読みなおした。感動する涙。 そして、サラに対して愛の告白をする場面でも涙。 サラとレナの対決もあり。とにかくカリンの作風にはやられる。章ごとの展開が上手い、あと読みやすいしね。 個人的んはレナへの印象が変わった、厄介者と思っていたけどとても辛い経験をしていた、これからの人生をぜひ素敵なものにしてほしいと思った。サラもジェフリーもきっと許してくれると思う。 | ||||
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