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異邦人
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異邦人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 61~80 4/6ページ
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京都を感じます。 | ||||
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最後の展開が意外性あり、どうなるんだろうと思いながら読み進められますよ。 | ||||
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原田マハさんらしい美術関連の描写や裏話と京都の情景描写に、最近のドラマにも好まれそうなドラマチックな展開が少し加味された物語でした。 原田マハさんの作品はどれも好きです。自身は美術品には詳しくないのですが、MOMAでモネの大作をみた時の感動は言葉で言い尽くせないものがありました。モネの作品の多くに心が踊らされます。そのモネを彷彿させる睡蓮の屏風を想像するだけで何だか興奮させられます。若中の日本画も好きなので、モネのような、若中のような、道行く人を圧倒させる絵を想像すると、そして、祖父からの遺言を受け継ぐ決意を想像すると、菜穂の気持ちに寄り添えてしまいます。そうなるのかもしれないと。そもそも住む世界が違う話なので。 京都の情景描写も美しく、新緑の京都や苔の美しさを想像するだけで心が落ち着きます。そういった環境に身を置いていくことで、菜穂の心情に変化がしていくということだけでも読んでいて楽しめたのですが、物語は大どんでんに展開していきます。毎回、小説の伏線には気づかないのですが、この小説でも、「そうきたか、」と驚かされました。 美術品の描写とそういったビジネスの話で完結していくのかと思いきや、 とんでもなくドラマチックに展開していきます。サスペンスの要素、韓国ドラマみたいになるのかとびっくりした瞬間に幕は閉じます。 もう少し続きがあってもよさそうなところで終わるのですが、読み物としてはこれぐらいでいい気がします。飽きることなく一気にさっと楽しく読めました。 | ||||
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原田マハさんの作品を全て読んでいるわけではないですが、著者の持ち味を最も良く発揮できた作品の一つかもしれません。 解説によれば川端康成の『古都』が背後に響いているとのことですが、確かにそうかなと思えます。 資産家が没落しかけるというのはちょっと『細雪』を連想しますが、関連はありません。 冒頭の文章はちょっと『雪国』を連想させます。 絵画の才能というものとそれを感じ取る才能。 物語の中では新人画家の作品に対する感じ方の違いも描かれます。 伏線が色々張られています。 親子ではなかった、祖父と孫ではなかった、自殺ではなかったなどなど予想しない展開がありますが、決して突飛ではありません。 個人美術館。どれだけお金があったらそれを持ち維持できるのか見当もつきませんが、その存在があまりにも自然に描かれていて実感しづらいですが千葉市には現実に写実絵画専門の私設美術館があるので決して絵空事ではないですね。 画廊が危機に瀕する事件が起こりますが、それを起こした人物についての描写はちょっと物足りない印象です。 新人の女流画家は復讐をしたのだろうか? 実際に風邪薬による殺人事件というものが起きているのであったのかもしれませんが、老画家の病の原因は説明されているのでその可能性は少ないかもしれませんが、あったのかもしれないと思わせます。 京都の風景、季節の移ろい、魅力的な行事、京都人というもの、画壇の内幕、画廊というもの、画廊と画家、画廊と美術館、まもなく子どもが生まれる夫婦というもの、3.11以降の日本などなど多くのことが盛り込まれていますし、ゆっくりと動き出した物語が熱を帯びうねりを持って動き出すにつれ本を置く時間が惜しくなり一気に読み進めました。 もう一度初めから読み返してみよう、そう思わせる作品でした。 | ||||
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他の作品とは感じが違いました。複雑な家庭環境に過去の殺人と、韓ドラみたいで暗くなりました。 | ||||
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京都が舞台であり、京都本大賞作品というので興味を惹かれました。私自身も京都で住んでいたこともあり地名などからイメージができてより楽しめました。以前原田マハさん作品「キネマの神様」を読んでいて、読後にやや戸惑いも感じました。 | ||||
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書き方が読みにくく、私とは相性が悪いようです 読み進めることを断念しました | ||||
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美の真髄を語る上で、京都は抜きんでた存在。 それを絡みゆく人間関係の中で見事に描き切った 作品と言えます。 是非、続編が読みたくなる、そんな名作です。 | ||||
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描写は詳細に書かれていたのですが、結末が急に終わってしまった感じがしました。 | ||||
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菜穂の作品への思い入れに共感できない。異常な執着が、わかる人は正義、わからない人への侮蔑、とも捉えられ、何を美しいと感じるかは自由だろ!ていらっとしてくる。京都らしい、とか、道へのこだわりが極端な定型として描かれすぎてチープ、粋な上流階級気取りの交友とごっちゃになって、うさんくさい。道を極めてる人は孤独なものでは。芸術、調和はそれぞれが自分で見いだすものだ、て言いたくなる。 後半実は、の連続すぎて白ける。ミステリーなのか、絵の売買なのか、人の醜さなのか、京都案内なのか。審美眼があるから、て主人公に味方したくもならない。 展覧会とか画商とかこんな感じなのかなーとは思ったけど、それは楽園のカンヴァスでも読んだしな。楽園のカンヴァスはおもしろかった。 | ||||
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マハ先生の作品は、いつでも美術を堪能できる。言葉の端端から、美しい絵画や情景想像する。この話は、そんな美術作品たちを、文字で楽しみながらも、物語にちりばめられた点と点が、終盤に進むに連れて爽快に全てが線で結びつく話だった。登場人物たちに隠された秘密を、単なる「面白い」という感情だけで読み進めるのではなく、京都、芸術を感じながら、しとやかに明らかに出来るのは、原田マハ先生だからではないだろうか。 | ||||
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男女の仲を超えた深いつながりが、やはりあると思う。京都を舞台に、芸術への執着、才能がこの作品で玄人と素人の差がはっきりと描かれる。不甲斐ない夫が淘汰され、逆境の中でも我を信じ、力強く生きる妻の様子など、一種のフェミニズムのような、読んでいてとても爽快である。 | ||||
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初めて原田マハさん著作を読みました。 美術素人でもわかりやすく、面白く、取っつきやすいお話。他にも読んでみようと思います。 | ||||
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ストーリーは気になるのに、京都の言葉づかいもう滅茶滅茶。書道の先生は特に不自然、やり過ぎ。チェックしなかったのかな。 | ||||
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非常に面白かった。 表現のスタイルも良かった。 お気に入りになりましたよ。 | ||||
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京都と東京、芸術と経営、夫と妻。 いずれの対比にしてもネガティブな要因ばかり写り、僻みったらしい印象を受けた。 楽園のカンヴァスや暗幕のゲルニカが非常に良かっただけに非常に残念。 | ||||
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圧倒的な力を持って迫ってくる小説でした。久しぶりに素敵な小説に出会えた気がします。文字だけで作品や登場人物をありありと描き出す著者の実力を目の当たりにしました。 インディペンデンスデイのような軽いタッチの作品ではなく読み応えたっぷりの名作だと思います。 | ||||
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京都が舞台ということで、とても身近な気持ちで読みました。 出てくるシーンも、あ、このお店‥!あ、ここの道‥!など想像しながら読みました。 内容も素晴らしく、どう展開していくのか最後までドキドキしながら一気に読みました。 本屋大賞をとった作品、頷けます! | ||||
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いつになく本の中に吸い込まれてしまう。 世界観が美しい。 今度はゆっくり味わって読みたい。 | ||||
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エンディングがミステリアスで真実が気になり、唐突な最期にやや戸惑いました。菜穂の夫婦の絆への稀薄さがどこから来たのか、知りたかったです。 | ||||
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