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ザ・プロフェッサー
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ザ・プロフェッサーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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話の展開に読むのが止まらなくなります。 | ||||
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胸熱リーガル小説 ‼︎「無為に時を過ごすことはしないよ、老いぼれにもまだ少しガソリンが残っているさ。」・・・来るよねー。 | ||||
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前から気になっていた作品です。アマゾンで購入後に読み耽ってしまった。筋書きは単純で、敵味方が峻別(しゅべつ)され、次の章の展開が容易に推測できます。この作品は、翻訳者の吉野弘人氏の「あとがき」によると、広義のミステリーに該当するものの、厳密にはスリラーに分類されるそうです。作品は、途中で「ハラハラ」-「どきどき」させますが、最後は感動させる法廷劇に仕上がっています。また、エピローグでは心を揺さぶられました。 エピローグで語られる、「ムッソ」は、主人公のトーマス・マクマートリー教授の愛犬です。「ムッソ」は、白いイングリッシュ・ブルドックの老犬で、正式の姓名は「ジョニー・ムッソ・マクマートリー」と名付けられています。涎(よだれ)を垂らして寝そべっていることを専らとする老犬ですが、教授はエピローグで「ムッソ」の勇気ある行動について語ります。印象的でしたので、作者のロバート・ベイリー氏のホーム・ページを訪問しました。 ホーム・ページでは、キャリアの黄昏を迎えた老教授が、不当な扱いを受けながらも、決して諦めず、あらゆる困難を乗り越えて復帰するストーリーだ、としています。その復帰には老犬の「ムッソ」の、ある行動が重要な契機となりました。 日本語訳の文章で気になった箇所は、以下のページと表現です。 P.142で、「・・・ポットにコーヒーを作った」。 P.194で、「・・・ポットにコーヒーを作り、・・・」。 ポットを用いて珈琲をいれるという意味かと思いますが、一般的には、「ポットでコーヒーを作った」と縮めて表現するかと思います。ただ、この場合、よく分からない点があります。珈琲の淹れ方は、①ポットに水と珈琲の粉末を入れて煮出す、②パーコレーターを使う、③ポットで沸かした湯でペーパー・ドリップを用いて珈琲を淹れる、④マグカップにインスタント・コーヒーを入れて、ポットから沸かした湯を注ぐ、⑤電動コーヒー・メーカーを使う、という、何れかの所作(しょさ)があります。文脈からは①③④の可能性を考えます。 ですが、作者は他のシーンで珈琲の香りが漂う雰囲気に拘っています。米国南部風に、浅煎りの中細挽きで、ペーパー・ドリップを用いてポットからサッと淹れたのではないかと想像します。フルーティーな珈琲の香りが漂う・・・と、勝手に想像します。 ところで、本作品の導入部で提示される事故事例は、痛ましい事故ですが、過失割合が10対0として、タンクローリーの運行会社に巨大な賠償を負わせるとの組み立てです。無理筋ではないかと、この事例をもう一度読み直して検証しましたが、やはり違和感を持ち、もやもやとした、気持ちが残ります。でも、とにかく、作者は運行会社のオーナーには、絶対悪のプレヤーとして、「かつての悪役の安部徹氏」のような役回りを徹頭徹尾に与えています。裁判の終了時に、読者は抑えていたマイナスの感情が一気に解放されて、気持ちがスッキリするという、カタルシスを味わいます。「悪を懲らしめた、スッキリした、胸アツ」という読後感に誘導されます。ただ、もやもやとした違和感は残りますが、まぁ、エンタメ法廷劇ですので、すべて諒(りょう)としましょう。 | ||||
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いわゆる法廷モノのミステリで、リーガルサスペンスなんて言われたりもします が、古くから小説や映画で人気があり個人的にも大好きなジャンルです。本書は そんな私が抱いた期待以上のクオリティで、十二分に楽しませてもらいました。 物語は単純明快、主人公たちと悪者たちが裁判で対決するという構造で、もちろ ん重要な証拠は灰となるし、証人も次々と潰されてしまい、手段を選ばず真実を 捻じ曲げようとしてくる連中に追い詰められて……といったお約束の展開です。 まず悪者の側に揃っているのが徹底的にクズでムカつく奴らなので、読者もたっ ぷりとイライラさせられます。そんなクズ共と対峙するのが、若き弁護士リック と今や伝説と呼ばれる老教授トムを中心とした、師弟関係で繋がるメンバーです。 リックとトムには過去に軋轢があり微妙な関係性であるところへ、仲間たちや悪 者たちの思惑も絡み合い、時にヤキモキハラハラしながらも目を離せず、いつし かこちらも熱い思いで彼らの勝利を願ってページをめくっている事に気付きます。 下手をすると、今さらこんなプロットも無いだろう……と白けてしまいそうなく らい完全に予定調和な展開なのに、のめり込んで読んでしまえるのがこの作家の 達者なところですね。ちなみにアメフトはそんなに関係ないです。お薦めです。 | ||||
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若いころ、なぜかリーガル・サスペンスが好きだった。翻訳の校正が終わってホッと息抜きで、久しぶりに本書に手を伸ばした。 全体の半分ほどは細かく章が分かれているが、法廷シーンは後ろ半分。 アメリカのそれほど大きくないアラバマの大学年で、レジェンドはフットボール・コーチのポール・ブライアントとそのコーチのもと全米1位になったチーム出身で証拠論を教える老教授トーマス・マグマートリー。 アメリカの地方都市の人のしがらみが物語にあやどりを添える。 訳者の持ち込み企画らしいが、久しぶりのリーガル・サスペンスを堪能した。 | ||||
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ザ・プロフェッサーが1冊目と思わずに先にラスト・トライアルを読んでしまいました。4冊目の最後の審判まで楽しみに読み続けます。 | ||||
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いわゆる「米国人の美徳」を体現した法廷スリラーである。勧善懲悪をベースにしているので、善人と悪人が はっきりとコントラストを以って描かれる。主人公は、アラバマ大学ロー・スクールの教授を40年勤め、学生時代は アラバマ大学フットボールチームの花形選手であったトム。既に68歳となった彼は、昔の自分の教え子に嵌められ 大学を追われる。そして、一方昔の恋人であった女性が一家全員を失った交通事故で、事故を起こした トラック運送会社を訴える裁判に力を貸してくれるように頼まれる。膀胱癌を患い、心身ともに弱気になっているトムであったが。ここからはいろんな登場人物が、トムを支え、またトムを相手に戦う。米国人の美徳と言 ったが、米国人が好きな考え方が至るところに出てくる。ある意味、法廷を舞台にした西部劇である。 面白いことは事実だ。多分、TVシリーズにすれば大いに好評を博すであろう。ただ、些か深みの無さが気に なるが、これは面白さでカバーしているということだろうか。 | ||||
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今回、法廷小説を読んだのは初めてでしたが、非常に面白い小説でした。 犬が登場する小説を読み集めているので、内容よりも表紙に描かれたブルドッグに惹かれ、どんな形で犬が登場するのか半信半疑で読み始めましたが、最後まで読むと、ブルドッグが非常に重要な役割を果たしているのがわかり満足です。 | ||||
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この物語の中では、人の善悪はくっきりしている。正義を信じ、人の誠意を信じ、大切なものを守るために、最後まで諦めず勇気を奮って力の限り戦い続ける。今ではリアリティーのない夢物語と言われそうだが、本当は実に単純なことなのだ。作者はアメリカンフットボールをアメリカという国の理想像の一つのよりどころとしている。もちろんこれはスポーツ小説ではなく、裁判ものである。登場人物の性格ははっきりしていて描写もわかりやすく、一つ一つのシーンが映画を見ているように目の前で進んでいく。だからとても読み易くテンポ良く緊張感に溢れ、面白い。悪者はどこまでも悪者で、最後に正義が勝つという流れだから、文学的な手応えを求める読者には物足りないかもしれないが、読後の爽快感はなかなかのものだと思う。そう、スポーツ観戦の後の満足感のような。 訳者は、自分で見つけたこの作品を出版社に持ち込み、交渉して翻訳出版に持ち込んだとのこと。出版社の懐の大きさを感じる。 | ||||
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『夏への扉』は猫好きのための小説だけど、こちらは犬好きのための小説といえる。 法律者としてはほぼ完ぺき。 もうこちらが望む通りの展開を繰り広げてくれる。 文章も超読みやすいし、先が気になって仕方ない。 会社の生き返りに読んでいたけど、気付けばホームで止まって読みふけっていた。 いいシーンは多いけど泣くまでは行かないかな…と思っていたら、 最後の最後のめっちゃすばらしい展開が待っていた。 神作。 | ||||
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「ザ ・プロフェッサー」(ロバート・ベイリー:吉野弘人 訳)を読んだ。 これは文句なしに面白い!! 真っ先に、シドニー・ルメット監督・ポール・ニューマン主演の『評決』を思い出した。 あの映画が好きな人はこの小説も好きになると思うよ。 ムッソ(愛犬)の件は反則だろ!泣けと? | ||||
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面白かった。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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どんどん引き込まれる。 | ||||
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多分こんなふうに進むんだろうなと思った通りに進むが、なぜか引き込まれてしまう。 | ||||
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久々にオススメ!慌ててこの作家さんの本を買いました。次作は読んだので、その次が早く出ないか待ちどおしい | ||||
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久々最後までわくわくして読んだ、久々読書って楽しいと思った。登場人物みんなに感情移入できた。愛犬の最後のシーンを後に残したのも余韻がある。一点だけ、教授とドーンの2枚の写真をだれが撮ったのか解せない。 | ||||
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心が震える法廷サスペンス小説。 ロバート・ベイリーはこの作品がデビュー作。まるで池井戸潤を読んでいるみたいだった。 登場人物の善悪をはっきりさせ、起(事件)承(ピンチになる)転(救世主現る)結(ハッピーエンド)と読者が喜ぶツボを見事におさえており、訳者の吉野氏でさえ「類型的であざとい」と言わしめている。 しかし、ここまで落ちてしまった主人公(たち)をどうやって逆転させるのか、法廷ものということもあって、物語後半はちょっと味わえない読書体験ができる。 唯一といってもいいミステリシーンが、愛犬ムッソとの出来事。 年を取ったからといってあきらめてはいけないし、言い訳をしてはいけないんだと思った。 作中の言葉、「古いバイオリンほど、甘い音楽を奏でるのさ」は名言である。 この作品が吉野氏の出版社持ち込みだったのは驚きである。続編もぜひ出版していただきたい。 世界にはまだ知られていないスゴ本がたくさんあるのだろう。 | ||||
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文句無しに素晴らしいです。続編の翻訳が待ちきれず、原書で二作目を読み始めました。デビュー作でこのクオリティは信じられません | ||||
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