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ミス・ブランディッシの蘭



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ミス・ブランディッシの蘭の評価: 3.71/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

今じゃ、物足りない 

 身代金目当てに富豪令嬢を誘拐したギャングと、横取りしようとする別のギャング、さらには警察・探偵も加わり、目まぐるしい抗争が繰り広げられるハードボイルド作品。
 
 ギャング同士の抗争に、タフな探偵が介入する図式は、ハメットの「血の収穫」に通ずる。
 書き方次第では、亜流になりかねないところ、チェイスは性と倒錯という発表時(1938年)に最も文化的なタブーを盛り込み、独自性を築くのに成功した。
 
 しかし、現代となっては、もっとエグイ内容の作品が多いため、現代の我々が読むと物足りない感じが否めない。
 なかなかチェイスの作品が再版されない理由の1つなのかもしれない。
ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)より
4488133010

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