ミス・ブランディッシの蘭

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長編
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あらすじ

1995年07月31日 ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)

一九三八年、チェイスの処女作である本書の登場で、本格推理王国のイギリスに、はじめてハードボイルド派が誕生した――富豪令嬢を誘したギャング、この獲物をねらう第二のギャング、冷酷無惨な殺し屋にタフな私立探偵、性と倒錯と非情……ハードボイルド派のすべてを盛り込み、世界的な話題を呼んで発禁となった問題作!(「BOOK」データベースより)

評判

ミス・ブランディッシの蘭の評価:

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ミス・ブランディッシの蘭の総合評価:

6.75/10点 レビュー 8件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(1pt)

今じゃ、物足りない

身代金目当てに富豪令嬢を誘拐したギャングと、横取りしようとする別のギャング、さらには警察・探偵も加わり、目まぐるしい抗争が繰り広げられるハードボイルド作品。
 
 ギャング同士の抗争に、タフな探偵が介入する図式は、ハメットの「血の収穫」に通ずる。
 書き方次第では、亜流になりかねないところ、チェイスは性と倒錯という発表時(1938年)に最も文化的なタブーを盛り込み、独自性を築くのに成功した。
 
 しかし、現代となっては、もっとエグイ内容の作品が多いため、現代の我々が読むと物足りない感じが否めない。
 なかなかチェイスの作品が再版されない理由の1つなのかもしれない。
ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)より
4488133010
No.7
(5pt)

「血の収穫」が好きなら読むべき

ダシール・ハメットの「血の収穫」を髣髴とさせる感情表現を剥ぎ取ったシンプルな文章が紡ぎだす、欲望に踊らされる人々の物語。

「血の収穫」ほど完成された文章ではないかもしれませんし、二番煎じのように思える感もありますが、登場人物たちの欲望の中心のミス・ブランディッシュを据え、その感情の内面を一切描写しないことが、ラストの一行がもたらす余韻を深いものにする効果を最大限に引き出しています。
ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)より
4488133010
No.6
(4pt)

初刷を読みたいよ~。

今でこそ、ディープでどろどろな犯罪の作品が多いのですが
そこか、作品には、どこか不思議な雰囲気が最後まで
まとわりつく作品です。
最近、読む楽しみをとってしまう本の紹介が多くて
読む気がうせてしまうので内容に関してはお話しません。
初刷が発売された後、社会の反響が大きくて2刷からは
そのラストが変更されたという逸話がありあます。
ずっとその初刷を探しているCafe_rです。
いつもそのラストを想像しています。
ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)より
4488133010
No.5
(4pt)

とにかくツボを突きまくってきます

若書きらしい難(登場人物が多すぎる、ロウ関連のエピソードは不要では、探偵は序盤の段階から登場させるべきでは等)があると思いましたが、6週間の週末だけで素人(執筆時点で)が書いたにしては上出来ではないでしょうか。最初の方を軽く目を通すつもりだったのですが、ハイ・テンションで飛ばしまくる作風にあてられ、結末まで一日で読んでしまいました。
ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)より
4488133010
No.4
(4pt)

元祖ジェットコースターノベル

エロティシズムとバイオレンス的な歌い文句が最初に来るから、海外版の西村寿行みたいなもんか?と思ったけど、全然違っていた。
逆にそういう惹句が邪魔になるくらい、小説としてすこぶる面白い作品だから、先入観なしに読んだ方がいい。

話は前半からジェットコースター的に進んで、次々と死体の山が築かれ、進行役の登場人物も入れ替わってゆく。
無駄なダレ場はほとんどないが、フェナーが登場して以降の方が俄然面白くなる。

ちなみに手元にある本は89年頃に買ったのだが、1959年初版の29刷で85年の印刷。これだけ版を重ねるくらい売れた作品が面白くないはずがないのだが、さすがに初版が古すぎて活字も読みにくいし、井上一夫の翻訳したギャングやあばずれの台詞は古臭いの一言に尽きる(逆にこれが50年代当時の空気感かと思えば味わい深いのだが)。
新訳&新しい活字で再販したら、今の読者にも結構受け入れられるんじゃないだろうか?
ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫)より
4488133010

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