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魔眼の匣の殺人
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魔眼の匣の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 1~20 1/4ページ
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前作のインパクト大の屍人荘に負けず劣らず面白かった! | ||||
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前作『屍人荘の殺人』に続く驚愕のミステリーで、読者を再び魅了します。まず、良い点として挙げられるのは、巧妙に練り上げられたプロットと予想を裏切る展開です。今作では、主人公たちが再び集まり、孤立した屋敷で起こる不可解な殺人事件に挑みます。著者の独特なトリックや伏線の張り方は健在で、読者は次々と提示される謎に引き込まれます。また、キャラクターたちの成長や人間関係の描写が深まり、前作以上に感情移入しやすくなっています。特に、魔眼の匣に隠された秘密とその解明は圧巻で、一気に読み進めてしまうこと間違いなしです。 一方で、悪い点としては、物語の複雑さが挙げられます。多くのキャラクターや伏線が登場するため、注意深く読み進める必要があります。特に、前作を読んでいないと理解しにくい部分があるため、シリーズを通して読むことを強くお勧めします。また、一部の読者には、トリックの独創性が奇抜すぎると感じられるかもしれません。しかし、これらの点はミステリーファンにとってはむしろ魅力となり得ます。 総じて、『魔眼の匣の殺人』は、前作を超える緊張感と興奮を提供する秀逸なミステリーです。このレビューが参考になりましたら、ぜひ「いいね」を押していただけると嬉しいです! | ||||
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前回からの流れではあるが、割と雰囲気の違うストーリーだと感じました。オカルト要素はあるものの、正直言って想像していた雰囲気とは違ってた。まだ続編があるみたいだが、良くも悪くも「次はどんな話になるのか」全く想像つかない。とは言え、ハズレはないと思うので、また次も買うつもりです。 | ||||
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登場人物の心境も細かく、想像しやすく、かつ内容がとても面白い!今までのミステリー系で1番! 次回のシリーズも期待! | ||||
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前作の屍人荘の殺人では作者の意図に戸惑い、唖然としましたが、作者の作風を理解しつつ新感覚のミステリー小説と読む方も切替えて読むとこのシリーズは面白く読めました。剣崎比留子と葉村譲と言うキャラクターにも馴染め初めてのシリーズ第二弾は閉鎖されてしまった館での殺人事件と!タイムリミットとが定められた内容にも惹かれてしまいました。それぞれのキャラクターがこの物語の結末の中で実に良く描かれているのも好感度が持てました。レトロ調の館モノのお好きな方にはお勧めの内容だと思います。 | ||||
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序盤のワクワク感と終盤のドキドキ感が釣り合えてないような。 主人公とヒロインの関係性かしら。 ホームズに徹したら違うのかな。 | ||||
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前作の屍人荘の殺人が面白かったので本作も楽しみに読んでみたが、前作を超える面白さだった。 | ||||
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軽妙な文体で書かれた推理小説。読みやすい。なぜ主人公はそれほど美人の剣崎さんに好かれているのかということは、それはそういう話だからと言うべきところだろう。 ちりばめられた要素が一つの結末に収束していくのは見事。誰が嘘をついているのか、誰と誰がグルなのか多数の組み合わせがあるため、なかなか真相を推理できない。 終盤の推理は一種の心理戦になるのだが、この叙述には多少無理があるような気がした。主人公を含め、登場人物たちの心理に共感できない(必然性を感じない)のだ。特に本筋の解明が終わった後に筆者はもう一度読者に背負い投げを食らわそうとするが、この部分は無い方が良かったと思う。余計なものを付け加えるくらいなら、必要な部分でも省く方がよい。なぜ犯人はアレを壊す必要があったのかという、ある稀な偶然から生じた物理的状況に関する推理こそが、このミステリーのコアだと思った。 読後の余韻はあまりよくない。巡る因果の糸車なのかもしれないが、あまり罪のない人が不幸になったり死んだりしている。心理的なカタルシスは期待できないが、それは元々推理小説に求めるものではないかもしれない。 | ||||
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良かった | ||||
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面白かったけど読後感があまりよくなかった。 | ||||
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前作の屍人荘が凄すぎたので、今作はどうかなと思いましたが、またもや前作を凌ぐほどの傑作でした。 この作者の発想力は凄いですね。 登場人物もみなキャラが立ってます。 読みやすいので、ミステリー初心者にもオススメできます。 | ||||
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従って、万人受けしやすい小説です。 それ故に、全ての要素を次元が高いレベルで融合させて、一つの物語に収束させるには相当苦労するはず。 本作に関しては、タイトルに挙げた三要素の各々がやや消化不良気味に感じる部分もあったが、概ね満足レベル次元でした。 より文章の深みのレベルを向上させるとともに、ヴォリュームのある長編小説にすることで、単純に質と量を増やしてみても良いと思った。時間もかかるし、売上が下がるかもしれませんが。 個人的には、三作目の兇刃邸の方が面白かったです。それは恐らくエンタメ要素がより強くインパクトがあるためかと思います。二作目より三作目の方がより良い作品に仕上がっている点で、これからの作品にも期待したいと思いました。 以下、少しネタバレ要素を含みます。 推理要素に関しては、本格ミステリよろしく、伏線を散らばせており、読者に推理させる余地をしっかり残している。それほどミステリオタクでもない私でも、仮説を立てて検証すれば、「犯人」を推理することができたし、その動機も推察できた。ただ、「裏の犯人」には今一歩及ばず、そこが非常に面白かったですね。ミステリオタクでしたら、叙述トリックを見抜く癖もあるでしょうから、この裏側も推察できるかもしれません。 | ||||
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今村さんの本、面白いです。 | ||||
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「大前提となる超常現象」が(作中人物のセリフにもある通り) 都合の良い解釈・後付けがいくらでも可能な「予言(未来視)」なので サスペンス性は前作より劣ると思います。 探偵の推理も鮮やかなのですが飛躍・決めつけが多く、犯人決定の理論が クローズドサークルとの相性が悪い「○○殺人」なのも微妙なところ。 ただ、何気ない記述にも意味があり「ここがどのように繋がるのだろう?」と 最後まで楽しみながら読むことのできた快作だと感じました。 | ||||
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読んでいる間ずっと怖いです。 それはこの小説の力ですね。 怖くてワクワクしました。こういう読者体験は貴重だと思います。 次作を読むのが楽しみですが、この2巻目のレビューで 3作目のまさかのネタバレ。単行本の方ですけどね。 泣きそうになりました。 そういうの本当にやめてくださいよ。 ガッカリですよ。 師子田さんが言ってたてしょ。 マナー違反です。 | ||||
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前作により評価のハードルが高くなっていたと思うが、余裕で超えてきたと感じるほどの面白さだった。 | ||||
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前巻を超える面白さでした | ||||
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"俺が側にいようとする限り、彼女はそうやって俺を守るつもりなのだ。違う。このままでいいはずがない。たとえ彼女が俺のホームズでないとしても。俺は、彼女のワトソンにならなければならない。"2019年発表の本書は予知・予言をテーマにクローズドサークルを成立させた本格ミステリ第2弾 個人的には神木隆之介と浜辺美波で映画化もされた前作が面白かったので手にとりました。 さて、そんな本書は昨夏の"湖集団感染テロ事件"を多大な犠牲を払いながら切り抜けた神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子が、今度は人里離れた元超能力研究施設"魔眼の匣"を訪れた、孤立してしまったことで、そこの主"サキミ"による『あと二日のうちに、この地で四人死ぬ』という【予言に縛られた事件】に巻き込ますされていくわけですが。 前作で驚かされたクローズドサークルの成立法と比較すると、本書の予言を恐れた住人たちによる?【橋が燃やされて閉じ込められる】という最初の展開こそオーソドックスさを感じたものの、そこに今度は『予言、予知』という超常現象の要素が【前提として絡んでくる】ことで、今回も最後まで結末が予想できず楽しめました。 また、閉じ込められるのが主人公を含めた9人。その限られた人数の中で死人が次々に出るので、何となく犯人らしい人物は途中でわかるのですが。その動機や方法は終盤の謎解きになるまで一向にわからず『そこであのネタが繋がるのか!』とびっくりしました。 良質な本格ミステリ好きな方にオススメ。 | ||||
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班目機関なる謎の組織のオカルト研究…それ在るが故に成り立つミステリー環境とでも云えば良いのだろうか!?今回は超能力である。そして、本物の予言と予知が織り成す殺人事件が班目機関の施設を調査に赴いた葉村と比留子を待ち受けていた。「男女が二人ずつ、四人死ぬ。」探偵は予言を覆し人命を護ることが出来るのか!?また予知された出来事を回避することは可能なのか!?現実には探偵と助手と云えど被害者にならないとは限らない…それゆえ苦悩する比留子と気遣う葉村はホームズとワトソンになれるのだろうか? | ||||
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かつて京極夏彦の『魍魎の匣』を読んだ時、作中作の挿入の仕方が上手だ、読者の意識が作中作の記述に引きずられて、事件の真相を見誤るように配置されている、一種の記述トリックだ、と感心したものだった。 この作家の二作目は、超能力研究を題材とし、森の中に建つ謎の研究施設が登場する設定からして、『魍魎の匣』を連想させる。当然、作中作と言うべき、研究者の手記もトリックの一環をなしているはず・・・と思いつつ読み進めた。 そして、本作にもたいへん感心した。 ”作中作”と事件の根幹との関わり方が、非常に巧妙に書かれており、手がかりは読者にも提示されていて、かつ意外性のある結末に着地する、見事な本格推理になっている。 あとは・・・読者の側が、事件と不幸を呼び寄せる体質の超絶的美少女、という探偵役の設定に耐えられるかどうかだけだ。 | ||||
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