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ηなのに夢のよう
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ηなのに夢のようの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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なぜか色んな高いところに自殺した死体が転がる森博嗣的日本。。 他殺であれ自殺であれ、私たちが"動機"として求めるのは、近づかない方がいい人、防衛した方がいい状況を見極めるための情報。なので、そうした予見性に繋がらない動機には、"不可解"と思ってしまう。というところは確かに、と思った。 あと細かいが、ある人物の自宅で自殺死体が見つかって善後策を考えるシーン。席を外した方がいいと感じた犀川先生が、「屋上を見に行こう」と提案したやり方は、上手だと思った。 | ||||
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ミステリーというよりも、大きな陰謀の進行するサスペンスの一篇、というのが読後の感想だった。 ほとんどエキストラと言ってよいほど印象の薄い、意図的に書きこまれていない大学生たちが事件を雑談し、旧シリーズの犀川や西乃園、紅子といった面々が真実に密着しつつも彼らも関心がないようで、ふつうの探偵のように断言されることがほとんどない。 まるで森博嗣本人がSMシリーズやVシリーズで金を稼ぎ尽くしたので、創作に執着がなくなり、こうしたひたすら薄いシリーズでネット界隈の反応を見ているようだ。こうした森博嗣氏の立ち位置自体が本シリーズの黒幕と印象がかぶっている。 現実に起きた集団自殺についてもたびたび劇中で指摘しているし、これは一種のメタフィクションなのだろうか。 私はミステリーには興味がなく、むしろ理系研究者としての森博嗣の執着が劇中で吐露されることを楽しみにしていたので、まったく楽しめなかったわけではないが、ミステリーと期待して本書を手に取った人たちには噴飯ものではないだろうか。 もっとも、ネット界隈で巡らされるファンたちの多くの入り組んだ推察を読んでいると、これこそ森博嗣に求められていたものとも思えてくる。 | ||||
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完全に森氏の術中におちている。 Gシリーズの1冊でも読んでしまえば、 残りを読まずにはいられないだろう。 それはおもしろいとか、そういう次元では、もはやない。 くやしいような、うれしいような。複雑さ、である。 読んでしまった人は、覚悟を決めてついていくしかない。 | ||||
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Gシリーズ6作目。 すでにミステリーの領域とは離れた感が否めない。 当初、Gシリーズのメインキャラと思われた学生も 既に脇役と化している気がする。 これまでのキャラの個性や関連性が強すぎて、彼らがメインキャラを務めるにはパンチが足りない。 本作品では、シリーズの愛すべきキャラ達が気前良く登場する。 それぞれの絡みも多少あるので、S&M、Vシリーズを読み終えた読者には嬉しいと思う。 これで伏線は大体整ったのではないか。 次回以降の展開に期待する。 | ||||
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本書は、Gシリーズでこれまでの伏線が全て回収されるのでは?という期待を持たせます。 S&Mから女王まで、あらゆるキーワードが網羅されていて、全てを読んでいる人間には興味深いのですが、 この1冊だけを取り上げて、推理小説として評価するのは厳しいと思います。 | ||||
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