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フーガはユーガ
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フーガはユーガの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 81~100 5/6ページ
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一気読み。笑いあり、だけど切ない、伊坂作品らしい最高の後味。読み終えるのがもったいなかった。また読もう。 | ||||
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ストーリーは好みが分かれると思いますが 私にとっては面白く、一気に最後まで読み終えました。 希望とやるせない切なさが残るラストでした。。 以下ネタバレ注意です↓ パリスさんの質問を読んで確かに〜と 少し思ってしまったのですが笑 ワタボコリがあのように動かなければ もう少し違った結果があったかもしれないですね。 でも、突然のアクシデントでフーガが予定通りに動く事ができなくなり 一人、約束の時間 高杉と対峙する事になって 慎重なユーガは少しでも協力者が欲しかったのではないでしょうか? しかも、お店の名前を見てもしやと入ったら突然の再会だった。 事前に知っていればもう少し早く協力を相談できますものね? どのような事を頼みたかったのか、素人の私には推し量れませんが、 昔の事件の犯人の話をして、車での尾行や万が一の為にフーガとの連絡要員 殴られる前に近くで待機していれば 抵抗ができるような隙が作れたりと立ち回りができた筈です。(ハンマーに気づき声をあげたり、それこそ迷わず警察を呼んだりと) しかし、家庭のあるワタボコリに相談できなかったユーガの気持ち 2人に特別な感情があり、想像できないほど人間的に成長したが故 気にかけ動いたワタボコリの優しさが、このような結果を招いた。 高杉がどんな人物かわかっていれば ワタボコリも迂闊に侵入しなかったのでは。。等々 登場人物の気持ちを考えるほど、切なく感じました。 私自身も兄弟がおり、父親がDV男な上働かず、飲んだくれ、ガスなどライフラインがしょっちゅう止まっては食べる物にも困っている子供時代を過ごし学校ではワタボコリの様な扱いで 給食がなければ死んでいたかもしれません笑という生活でした 流行りのゲームなど持っているはずも無く、大人になった今、できなかったゲーム三昧です笑 なので稼げるようになってきっかけが何にせよカードゲームなどの娯楽に お金を投じる心のゆとりや人と関わる気持ちの変化を見たり 好意を持った人の為に何よりも怖かった父親に殴りかかる姿など 色々と感じるものがありました。 | ||||
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とてもとても切ない話。 でも希望はしっかりと残るのが救い。 文字通り最初から仕掛けられていたことに気がついた瞬間はむしろ快感に近い。 ラストに向けて一気読みになることは保証します。 | ||||
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疑問1.優我を救出に行ったワタボコリって、邪魔しただけでは? 疑問2.高杉に会う前にワタボコリにしようとした、真剣な相談って何? どなたか、教えて下さい。 総評 イマイチ。 伊坂幸太郎の大ファンなので、期待値が高い分、落胆も大きくなってしまいます。 ポイント1.「手強い」と書いてあるが、入れ替わりの上手さが無く、何が手強いの??? 伊坂幸太郎は、凡人には無い発想で、読者をウキウキさせてくれます。ところが、入れ替わりにおいて、そんな発想は皆無。面白い設定を全くいかせていませんでした。凡人以下。 ポイント2.中だるみ。特にカードゲーム ポイント3.小玉の受けた虐待は修復不可能 | ||||
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タイトル、表紙、あらすじ(と呼んでいいのか微妙ですが)、ウェブサイトなどを見てとても期待していたのですが、 その期待が高かった分、期待外れ感も大きくなってしまった感じでした。 とにかく、今回は伏線が下手というか、雑すぎます。 人形とかばあさんとか、意味ありげに出てくるアイテムやエピソードが、何の意味もなく消化されていくのには、肩透かしを食らった気分でした。 昔の伊坂幸太郎さんの作品なら、細かい伏線や、伏線とは気づかないような伏線も、全て見事に回収して大団円を迎える構造をとっていたであろうことを考えると、 今回の作品は満足感に欠けるものでした。 また、それだけなら、まだ私が深読みしすぎたことが悪いと割り切れますが、 執拗に同じセリフなどを繰り返し、さもそれが伏線でした、のような描写をされると、それこそ冷めます。 もっとスマートに、さりげなく、それでも読者に強く印象付けることのできる、効果的な伏線を期待していたのですが・・・。 伏線の話ばかりになってしまいましたが、ストーリー的にもあまり意外性はなく、(そりゃ記者が何者かであることくらい予想はできるし、(むしろ本当にただの記者だったら物語として成立しないし))、 もう少しひねった展開にしてほしかったものです。 Whoが?Youが。 とか、こういうワードにこそ、もっと意味を込めてほしかった。 双子の捉え方自体はすごく好きでしたが。2人で1つだ、みたいな。 | ||||
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伊坂幸太郎さんらしい伏線の張り方や洒落た台詞など、伊坂ワールドが楽しめる作品です。 | ||||
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何を隠そう伊坂 幸太郎さん、初読みです。 冒頭から惹き込まれラストまで一気読みの面白さでした。 母に捨てられ、父親はどうしようもない人間のクズ。そんな中で生き抜いて来た双子の兄弟、常盤優我と風我。 全然リアルじゃない入れ替わりの物語なんだけれど、ずっと二人を応援している自分がいた。 勧善懲悪物は大好物なのでクズな父親と高杉の結末には胸がすく思いがした。 不思議さと切なさ、ユーモア、悪と善、様々な要素が盛り込まれていて フィクションならではの圧倒的な世界感を楽しめた。 装丁の扉に付いている上から2番目の覗き窓にも工夫が! | ||||
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えっこれで終わり?何か読み落としがなかったかと何度か遡って読み直してしまった 伊坂さんの作品にしては吐き気を催す邪悪に対する報いのカタルシス、弱者への救済が足りないように思えました 切ないで済ますにはあまりに切ないです | ||||
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すっっっっごく面白かった!いつもは単行本高くて文庫化を待ってしまうけど今買って良かった!伊坂さんの作品で一番好きになりました!本当に面白かった! | ||||
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双子をめぐる設定は、まさに伊坂ワールドで 各場面・事件のスピーディーな展開はすごく面白いです。 どんどん読み進めます! 終盤はハラハラ・ドキドキだし。 ただ、 DVを中心とした背景はリアルで苦しいし、 弱者をいたぶる各事件の設定は辛すぎたり過酷だったりです。 だからこそ、双子の「たたかい」に、読者は「共感」できるのですが。 現実社会が 子どもにとって理不尽すぎたり重すぎたりしますから、 それを何とか打開したい僕らの気持ちを 作品の中で少しでも解き放とうと伊坂さんは頑張ってくれました。 苦い味わいもまた……。。 おススメです。 | ||||
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確かに騙されてしまったし面白いのだけど、前々作と前作の圧倒的な良さが薄まってしまったなぁと感じた。 | ||||
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大好きな作家ですが、首を長くして待ったこの新刊はいただけませんでした。女性や子供がこんなひどい目に合される場面を書く作家ではないと思っていました。たとえ殺し屋や死神が主人公であっても、どんなに複雑な構成を取っても、どれだけ人が死んでも、最後に爽快感を味わわせてくれるとの期待を持って読みました。 けれどもこの作品では、回復不能な痛みが多すぎて、悪役が報いを受けても、無垢な被害者の失われた尊厳とのバランスがまったく取れていません。技巧に走って核心を欠いた物語だと感じてしまいました。DV・児童虐待・性的暴力なんかは書くのをやめて、ほかの作家にまかせてほしいものです。 | ||||
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上手には出来なかったけど、ミッション成功 で、彼はこれで概ね満足してるんじゃないかな。と、思ってしまえるところが大変に切ない 楽しませて頂きました | ||||
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描かれる悪に対していらだちや嫌悪感を抱きながらも、読むことを止められない。いつも彼の作品を読むと「さすが伊坂幸太郎!」と唸ってしまう。哀しく切なく、そして希望のある今作も、多くの読者が心を震わせていることだろう。 | ||||
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村上龍さん『コインロッカーベイビーズ』のキクとハシをとても懐かしく思い出した。きっと小玉がアネモネなんだと思います。 どうしようもない理不尽さと大切な人の喪失というテーマは村上春樹さんの物語にも登場します。 2人の偉大な先達への敬意を込めたオマージュ作品なのではないでしょうか。 もちろん、伊坂さんならではの意表をつく展開で最後まで楽しめます。現に私も読むのに夢中で、通勤電車で二駅乗り過ごしてしまいました。 | ||||
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伊坂ワールド。 読んで良かったと思えるストーリー! | ||||
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あらすじをうまく言い表すことができない。 ただ、読み終わった時、なぜか泣いていた。伊坂さんらしい、企みに満ちたミステリーでもあり、双子の成長期でもある。 愛しくて、切ない、そんな物語。 伊坂さんの作品は、おそらく「なんか合わない」人には一切面白くないんじゃないかなと思う。ただ、作品読んで胸撃ち抜かれてる人にとっては、毎作品が生きてることへのご褒美。読み終わって「伊坂さんと同じ世代に生きていることを感謝したい」と心の底から思った。 | ||||
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今まで読んだ伊坂 幸太郎の作品の中で一番辛かった 嘘だと分かってガッツポーズをしたのに・・・ | ||||
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切ない話です。しかし、悲しいだけ、とは思わせない配慮が最後の優我の一人称のシーンの中に込められています。また、最後の最後に救いがあるのが相変わらず秀逸です。ラストシーンを読むことで、読んで良かったな、という気持ちで終えられるでしょう。 | ||||
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伊坂幸太郎作品に通底する主題は「諦めずに考え抜く」と「友だちは少なくても大切にする」ということ。「生まれついての環境のせいにしない」も付け加えよう。 本作でもそれは貫かれており、読みやすさの一方で、大きな読後感が残ります。1つの大きな設定から大きな物語に発展させず、誰の身に起きてもおかしくない物語に仕上げるのだから伊坂幸太郎は特別な作家です。 | ||||
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