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フーガはユーガ
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フーガはユーガの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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伊坂さんの作品は独特の感性や展開で大好きです。本作もあぁ伊坂さんだなぁという心地良さやキャラの性格でその辺は安定なのですが、設定と展開が現実離れし過ぎていてあまりのめり込めませんでした。 伏線回収や展開には驚きましたが、いつもは作品を読んだ後、他の読者はどんな受け止め方をしたのかな?どんな感想なのかな?と気になってレビューを読み漁りながら余韻に浸るのですが、今回は読了後の余韻が無く他の人の感想もあまり興味が出ませんでした。 もう少しワクワクと現実味のバランスが欲しかったです。 | ||||
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ほろ苦いというか、苦い読後感。 小説に血の匂いは避けたい、というたんに個人的な小説への期待なのだが、村上龍の『イン ザ・ミソスープ』で読み飛ばしたときに得た感覚が、この作品にはある。 伊坂作品で人が死ぬ描写はままあるが、血の色はなかったように思う。だからこその変化か、変化を怖れるな、ということなのかもしれない。 それは、双子の2人が1人になったとしても。 | ||||
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しまい流し読み | ||||
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双子の同時ワープの話ですが、私は理屈っぽいので小説に入り込めませんでした。 何で誕生日だけ、しかも2時間ごと、片方が新幹線に乗ってたら一方は死んじゃう、 足場のないところにワープしちゃったら、死の直前のユーガは何故ワープしない? 小説だから設定は何でもありでしょうが、やっぱり設定に無理があったなと思う | ||||
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伊坂幸太郎作品は大好きですが、少々全体的な雑なストーリーだったのと、伏線回収もせっせと進んでしまい、うーん。 | ||||
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伊坂さんの小説は勧善懲悪が多いから大丈夫、と途中から祈りを捧げるように読み進めた。あまりの理不尽に、「死に物狂いで生きようとしている者が報われないなんてあってたまるか」と思って、少し泣いた。 親から虐待を受ける双子が主人公の話。 エンターテイメント小説としてはとても楽しかったが、渦中にいる人からすると救いにも慰めにもならない物語だと思う。フィクションだからこそこんなことがあっても良いよな、と思えた反面、やはりこの物語をフィクションにできない人のことを思い、胸が痛んだ。彼らの多くは主人公の二人と同じように、息を潜めて大人になるのを待っている。声を上げないのではなく、声の上げ方を知らないし、助けてもらい方が分からない。支配する側は「誰にも言うな」と言うし、それが間違っていると教えてくれるはずの大人が間違っているのだから、どうしようもない。頑張って生き抜こう!ではなく、子どもの頃に感じた無力感に似たものを、この本の読了後に感じた。 いじめも虐待も、集団生活を送る限りゼロにはできないと思う。けれど少しでも、被害を受けた人が周囲に理解され、生きやすい社会になるといい。 | ||||
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比較的遠くに旅をするとき、電車で、旅先で伊坂幸太郎を読む。またはオーディオブック。つまり、それほど真剣には読まないけれど、嫌いでもないという立ち位置だ。彼の物語は軽い。いや軽いように見えるのかサクッと読めてしまう。そしてそれなりに読後感もある。ただ満足感まではいかない。いつも。この本もそうだと思った。読んでいる時に楽しければいいのだと思うけれど、僕はいつもそれ以上を求めてしまう。記憶に残る小説、読後感がいつまでも長く続くような小説。彼の小説からはまだそのような感覚は得られていない。それでも全ての小説がしっかりと作られているというのはわかる。しかしあまりにも親切に作られていて、もっと余白が欲しいと思う時もある。多分そこが問題だ。もっと詩的な伊坂幸太郎を読んでみたいと思う。しかしそうなったらやはり伊坂幸太郎ではない気もする。 僕の中で彼は、長旅と結びつき、心の晴れた日に、ゆとりのある時に、何気なく読める、期待を裏切らない小説家だ。そしてこの作品もその一つ。 | ||||
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他の方も書いてる通り、確かになかなか厳しい現実、痛ましい場面が多い。それでも、そのマイナスを一気にひっくり返すようなプラスの大逆転があるのが伊坂さんの小説の魅力であり、その時を信じて待ち続ける(というか読み続ける)のが楽しみのひとつなんですが。 今回は逆転しきれなかったかも??それから、個性のある登場人物を活かしきってないような(最後だけ出てこられても唐突すぎて印象がない)、、。そして小道具や細かな伏線もイマイチ活かしきってないような、、、。 色々な意味で、この人の書く小説のなかでは中途半端に感じてしまったので☆は3つ。 | ||||
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読了後、伊坂幸太郎さんらしい小説だと感じました。 心をざわつかせるシーンは、残酷に書きすぎず、楽しいシーンは、淡々と。伊坂幸太郎さんのバランス感覚を感じる作品です。初期の作品と比べると私は中毒性は若干弱いかなと感じました。 | ||||
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双子が誕生日に入れ替わる 幼少期から父親に虐待を受ける 恵まれないながらもたくましく生きる 比較的初期の段階で登場する少女 彼女が出来るも、その彼女も特殊な環境で育っていた 未亡人と仲良くなるも、よくわからない別れをする 死んだ後も主人公が物語をすすめる なんかこう、点と点を線で結ばせようという作者の意図はわかりますが なんとも慣れてないというか、無理やりというか、雑だなーって思いました。 このエピソードって必要だったの?的なものも多すぎるし、 犯人の行動もなんだかよくわかりません。 唯一褒められる点といえば、描写の細かさでしょうか TVドラマ等を意識したら、こんな脚本的な話のほうが良いんでしょうかね なんで本屋大賞にノミネートされたんだろうなって最後まで納得のいく部分がありませんでした。 | ||||
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180ページあたりから集中力が切れたかのように文の配列、助詞の使い方がおかしい箇所が出てくる。校閲仕事してほしい。 ページ数の制約か最後の展開も急ぎすぎな感がある。 実験的な作品も多い作家なので評価は分かれるでしょうけど。 なお展開はいつも通りサイコパスの悪人と対決。多少の不条理があるのもいつも通り。 | ||||
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最近の伊坂さんの本は読後感が悪いです 伊坂さんならではの違う角度からの落ちにニヤリとし 不思議なスッキリさを味わうのが好きだったのに… 虐待、殺人…他の作家さんに任せてほしいなと思う題材と落ちでした 設定の非現実感もなんだか納得できないし 楽しみにしていた分、がっかりが大きかった1冊です | ||||
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前作アックスは文句なしの5つ星。 こちらは虐待の描写など読むのが辛い箇所があったので少し減点しました。 | ||||
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以前から伊坂さんの名前は存じていましたが、初めて作品を拝読しました。 一言で言うと「重い」と思いました。 暴力描写が多く、読む人にとっては少しショックを受けるかもしれません。ですが、主人公達がそれを乗り越える様や考え方はとても面白いと思いました。結末が最高のハッピーエンドなら今までこんなに辛かったけれど、良かったと思えたと思うのですが、結末が私的にはうーん...という感じでした。人によってはまぁそう全部は上手くいかないだろうと思われる方もいるかもしれませんが、私はこの本を進めるか進めないかと言われれば、自分からは進めません。ですが、本屋大賞受賞作ですので、気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか? | ||||
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いじめや虐待、法に守られる犯罪者などは妙にリアリティがあり気味悪いけど、伊坂作品独特の爽やかさで何とか読めました。でもやっぱり読後感はあんまり良くないかなぁ。昔の石田衣良作品みたい。私は「チルドレン」とか「死に神の精度」が好きなので読むの辛かったです。 | ||||
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震災関係の描写のやさしさは著者らしさが漂うが、いつもの悪人ではなく虐待が絡む悪は伊坂作品には似合わない。 伏線回収の面白さも、今作品はもうひとつで、うならせるものはない。 悪でも善でももっとより大きく触れているキャラのほうが、物語に入り込めたかも。 全体的に今回は小粒な印象。 | ||||
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さすが伊坂幸太郎さんですね。 読ませる力はさすがで、今回も楽しませていただきました。 誕生日に入れ替わる兄弟が過去を回想しながら、現在の話に繋がっていきます。 伊坂さんにしてはオチが弱かったのと、読後感があまり良くなかったのでこの評価とさせていただきます。 | ||||
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久々に伊坂幸太郎を読みました。 面白かったのですが、あれ?伊坂ってこんな感じだったっけと思いました。それは多分私が10年振りに伊坂作品を読んだからだろうなと……。 前半の伏線回収は見事です。個性のあるキャラクターたちは魅力的でさらっと読めました! | ||||
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伊坂小説の真骨頂である、張り巡らされた伏線を回収していくスタイルを存分に味わえた。 今回は、主人公である優我と風我、この二人の人生の中で出会った様々な人、味わった出来事という ばらばらのピースが、終盤に向けて勢いよく加速度的に収束していく。 その気持ちよさは、他作家の作品ではなかなか味わえない。 つくづく計算された、小説としてのハラハラ感を生み出してくれる作家だと思う。 ただ、あえて否定的な見方をするなら、登場人物の魅力には少し欠けていたように思う。 小説における人物の魅力は、その生い立ちや振る舞い、言動などで感じられるものだが、 個人的に本作品ではその「グっとくる言動」を感じる回数が少なかった。 暴論のような正論を吐くキャラクターが、もっと際立っていればよかったように思う。 というわけで★3。 --- なぜ伊坂作品が多くの人を惹きつけるのか?を考えたみたところ、 彼の作品の多くは「嘘みたいな本当の話を描いたフィクション」なのでは?という仮説に至った。 今回もある種SFっぽい設定が組み込まえれているが、それを違和感と感じさせない 当たり前の出来事のように感じ取れた。 僕ら読者は、そういう「リアリティのある非現実性」を 娯楽としての小説に求めて、追体験するような感覚を味わいたくて つい読んでしまうのかもしれない。 次回作も楽しみだ。 | ||||
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いじめ、虐待、苦しみを日常として生きている人がいる。辛い。正義とはなんだろうか?正義感に駆られて行う行動、それは誰のため?よく募金する人を偽善と言う人がいるが、偽善なの? とにもかくにも最後の結末は私にとってはショックなものでした。なぜ、この結末でないといけないのか。。 | ||||
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