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フーガはユーガ
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フーガはユーガの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 21~40 2/6ページ
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下手すると5年以上伊坂幸太郎さんの本を読んでなかったけど、久々に読んで、あぁあのときハマってた伊坂さんだ、と思い直しました。最高です。また別の本も読もう。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの本は好きです。中でもこれは特別。なんでこんなに双子の気持ちが分かるのでしょう?世の中の双子はきっとここまで仲睦まじくはないと思う反面、心の中では風我と優我みたいに思ってるよなぁと思いながら読みました。二人のように中々口に出して言えないだけで… 双子で本好きの私は、双子ならではの風我と優我の感情に共感する場面もあり、感動する場面すらありました。もちろん私は瞬間移動なんてできないし、誕生日だって至って普通の日なんですけど(笑)子供の頃によく聞かれたものです、双子ってテレパシーとか使えるの!?と(笑) なんだかそんな子供の頃を思い出したりしました。 終わりそうで終わらない展開も良かったですし、二人の掛け合いもとても良かった。伏線回収も良かったです。全体的に読みやすい作品でした。(惨虐な場面には心が痛みましたが…) この本を手に取ったのは、伊坂幸太郎さんの作品で双子のストーリーだったから咄嗟に!です。でも正解でした!! ちょっと儚い終わり方だったのに、私としては何か温かい気持ちを思い出したような気持ちです。 | ||||
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著者ならではのトリッキーな作品。 ハテナ?となるタイトルに惹かれ、単行本を買うほどには伊坂作品の熱心な読者ではなあが、思わず手に取ってしまった。 本作品は、誕生日に二時間毎にお互いの体が入れ替わる双子、風我と優我の物語である。ここだけをとると、誰もが、子供の頃に夢想するようなシチュエーション。これは、面白い話しを作れるのだろうか、とやや不安な出だし。 そこは流石、伊坂幸太郎。きっちりと読ませてくれる。途中まで、著者らしい展開ではないなと思ったが、ラストは、伊坂幸太郎節が鳴り響く。 | ||||
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話の大半は壮絶な子供の生活や事件の話で、悲しいというか切ないというか苦しいような気持ちになる。 話の8合目あたりで、色々なものがつながりだす。 あぁ、そこがこう繋がるのか。そう思うことがたたみかけるように続き、後書きにも書いてあるが、少し寂しいエンディングを迎える。 伊坂幸太郎さんの他の作品よりポップさは欠けるが、今回もサラッと読めました。 | ||||
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何とももどかしさを覚える作品だった。異能を持った双子が、幼少時より虐待を続けた父親を始めとする、理不尽な暴力に抗うのだが、非常に使い辛く、役に立てるのが困難な能力のため、スッキリ勧善懲悪とならない。戦う相手も巨悪でなく、身近にいる邪悪な人たち。ラストも胸が悪くなるような、ビターな仕上がり。もっとも、恐らくそれが作者の狙いで、リアルな遣り切れなさは伝わって来た。 又、確信犯的な叙述トリック宣言で、語りを続け、ストーリー的にも意外性を狙わず、読者としてもどかしさを感じた。あえて定番的な手法を取らず、読者を裏切るような書き方に、作者の創意は感じることが出来たが、残念ながら毀誉褒貶の激しい作品ではないだろうか。 | ||||
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最近の伊坂幸太郎は当たりハズレが激しい…本作品は大ハズレ | ||||
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ワクワクしました | ||||
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比較的遠くに旅をするとき、電車で、旅先で伊坂幸太郎を読む。またはオーディオブック。つまり、それほど真剣には読まないけれど、嫌いでもないという立ち位置だ。彼の物語は軽い。いや軽いように見えるのかサクッと読めてしまう。そしてそれなりに読後感もある。ただ満足感まではいかない。いつも。この本もそうだと思った。読んでいる時に楽しければいいのだと思うけれど、僕はいつもそれ以上を求めてしまう。記憶に残る小説、読後感がいつまでも長く続くような小説。彼の小説からはまだそのような感覚は得られていない。それでも全ての小説がしっかりと作られているというのはわかる。しかしあまりにも親切に作られていて、もっと余白が欲しいと思う時もある。多分そこが問題だ。もっと詩的な伊坂幸太郎を読んでみたいと思う。しかしそうなったらやはり伊坂幸太郎ではない気もする。 僕の中で彼は、長旅と結びつき、心の晴れた日に、ゆとりのある時に、何気なく読める、期待を裏切らない小説家だ。そしてこの作品もその一つ。 | ||||
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切り札の瞬間移動は双子が相互に入れ替わるだけ。敵に直接ダメージを与えるわけではなく、戸惑う隙ができる位。しかし、その隙をついて、困難な状況を打開していく二人の知恵と行動力が普通じゃない。暴力、ネグレクト、殺人など陰惨な状況の中、懸命に立ち向かい、切り札を駆使しながら乗り越えようとする主人公達(双子)の行く末を案じながら読み進め、最後は一人の絶望ともう一人の希望を見せてもらいました。 | ||||
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内容的に苦しい場面もあるが、やはり伊坂さん。こう、他の作者と違って読むのに躊躇するってことがない。なので、もし作者の作品が好きであるのなら、躊躇わずに読むことをお薦めします。 最後にはちょっと寂しい気分になりますが、でも、良い作品だと思います。 | ||||
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他の方も書いてる通り、確かになかなか厳しい現実、痛ましい場面が多い。それでも、そのマイナスを一気にひっくり返すようなプラスの大逆転があるのが伊坂さんの小説の魅力であり、その時を信じて待ち続ける(というか読み続ける)のが楽しみのひとつなんですが。 今回は逆転しきれなかったかも??それから、個性のある登場人物を活かしきってないような(最後だけ出てこられても唐突すぎて印象がない)、、。そして小道具や細かな伏線もイマイチ活かしきってないような、、、。 色々な意味で、この人の書く小説のなかでは中途半端に感じてしまったので☆は3つ。 | ||||
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ブックカバーに「Twins Teleport Tale」とあるとおり、本作は、体ごと二人の位置が瞬間移動(テレポーテーション)する双子の物語です。 ただし、瞬間移動できるのは、1年間に1日のみ(二人の誕生日)で、その日は2時間置きに自分の意思に関係なく移動させられる、手に持って持ちあげる程度のものなら一緒に移動する、というもので、その条件下で何ができるのか、その能力を活かして何ができるのかを考える面白みが生まれます。ありえないような設定でも、それを成立させるために細かな制約を設けることで、物語にリアルさと躍動感を生みます。 伊坂幸太郎作品では、ほかにも『魔王』などでも「じゃんけんに絶対負けない能力」とか「相手に自分が思うことは話させる能力」など、不可思議な能力(ただしちょっと地味)を持つ登場人物の物語が存在しますが、能力の活かし方における微妙なさじ加減が絶妙ですね。 ただ、本書では冒頭からちょっとブルーな気持ちになってしまいます。 家庭内虐待や学校でのいじめ、小さな子供の死などが取り上げられており、受け入れざるを得ない現実の厳しさを意識させられ、突き抜けた爽快感といったものはない(文庫化にあたって多少マイルドに手を入れている)。 それでも、勧善懲悪であまりに分かりやすい復讐物語では結局リアルさが失われ「世の中そんなにうまくいくわけない」とどこか冷めた印象の作品になってしまうだろう。 いずれにしても本作、伊坂幸太郎の他作品同様、読みだしたら止まらない一気読み必至のの筆の巧さはさすがです。 | ||||
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人生はそんなに甘くないし、突然いいことが起こるわけでもない。 今回もそういう気持ちになりました。 2人が生きていたとわかってから、悪者が倒されてハッピーエンドか?と思ったが、やっぱりそうはいかなかった。 伊坂幸太郎の本を読むと読み終わった後、虚しさ、儚さみたいなものが残ります。 | ||||
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今回は、1年に1日だけ、2時間毎に体が入れ替わる双子の話か…。 話は双子の兄、ユウガとテレビディレクターの高杉の喫茶店での会話から始まる。ユウガと弟のフウガの幼少期から青年期までの過去の話の伏線が、現在や未来の話で回収されていく過程が心地よかった。 ただ扱っている内容が、虐待やら小学生の殺人事件など残酷なものなので、苦手な方は要注意。 | ||||
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伊坂幸太郎さんのファン歴12年目になります。 伏線回収やセリフの言い回し、キャラクター同士の絆に毎回心を打たれております。 友情や家族愛を描かれるのが本当に上手で、今作もラストは号泣してしまいました。 | ||||
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初めは何の話かと思いました. 読んでいったら瞬間移動…なるほど… ファンタジー系か,と思ったらとても暗くて切ない… ところどころに明るい話もありますが… あまり明るい話ではないですが,次から次にどんどん読んでしまいました. 面白かったです! 高杉の描写に注目です. | ||||
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読了後、伊坂幸太郎さんらしい小説だと感じました。 心をざわつかせるシーンは、残酷に書きすぎず、楽しいシーンは、淡々と。伊坂幸太郎さんのバランス感覚を感じる作品です。初期の作品と比べると私は中毒性は若干弱いかなと感じました。 | ||||
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新品を買ったはずなのに、汚れがあり傷もあり…。 残念な気持ちになった。 | ||||
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しばらく待っていたが、もう待ちきれない。 って思いで結局単行本で購入してしまった。 今回も切ない思いでエンディングを迎えてしまったが、 心がもやもやしないで済むのは作者の技巧か。 決して読後感が悪いわけではない。 悪者に立ち向かった結果だ。それで自分の心の棘を抜くことが 出来たのであれば一つの幸せなのかもしれない。 | ||||
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双子が誕生日に入れ替わる 幼少期から父親に虐待を受ける 恵まれないながらもたくましく生きる 比較的初期の段階で登場する少女 彼女が出来るも、その彼女も特殊な環境で育っていた 未亡人と仲良くなるも、よくわからない別れをする 死んだ後も主人公が物語をすすめる なんかこう、点と点を線で結ばせようという作者の意図はわかりますが なんとも慣れてないというか、無理やりというか、雑だなーって思いました。 このエピソードって必要だったの?的なものも多すぎるし、 犯人の行動もなんだかよくわかりません。 唯一褒められる点といえば、描写の細かさでしょうか TVドラマ等を意識したら、こんな脚本的な話のほうが良いんでしょうかね なんで本屋大賞にノミネートされたんだろうなって最後まで納得のいく部分がありませんでした。 | ||||
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