乳と卵

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評判

乳と卵の評価:

3.35/5点 レビュー 153件。 D ランク

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平均点3.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全298件 81〜100 5/15ページ
No.218
(4pt)

女性そのものの小説

これは、本当にタイトルどおりの小説です。ファッションとか、日本が誇る「かわいい」、意識高い系、フェミニズム・・・とかを全て取り去って、まじ、女性・・という生き方というか、生活を、なまなましく、べったっとした感じで、大阪のおばさんとその娘に演じさせた、みたいな小説です。乳・・カッコ良い乳首とは。貧弱な胸はいやだ・・。卵。授精卵の話から、初潮、うっときそうな生理・・汚したシーツの洗濯とか。

サブテーマは、大阪の母子家庭の反抗期の娘。でも本当はお母さんを心配しているのがありあり。お母さんが病気らしいことも、それとなく記されています。夏の数日、東京の妹のアパートに来た数日間の母子の姿。

全く飾り気がなくて、大阪弁丸出し、ひらがなが多く驚くような作品でした。飾りを取った、女性の本丸、みたいなところをえぐっているので、すごいですね。庶民的な人達が主人公ですので共感を呼びます。おもしろい読書体験でした。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.217
(4pt)

女性そのものの小説

これは、本当にタイトルどおりの小説です。ファッションとか、日本が誇る「かわいい」、意識高い系、フェミニズム・・・とかを全て取り去って、まじ、女性・・という生き方というか、生活を、なまなましく、べったっとした感じで、大阪のおばさんとその娘に演じさせた、みたいな小説です。乳・・カッコ良い乳首とは。貧弱な胸はいやだ・・。卵。授精卵の話から、初潮、うっときそうな生理・・汚したシーツの洗濯とか。

サブテーマは、大阪の母子家庭の反抗期の娘。でも本当はお母さんを心配しているのがありあり。お母さんが病気らしいことも、それとなく記されています。夏の数日、東京の妹のアパートに来た数日間の母子の姿。

全く飾り気がなくて、大阪弁丸出し、ひらがなが多く驚くような作品でした。飾りを取った、女性の本丸、みたいなところをえぐっているので、すごいですね。庶民的な人達が主人公ですので共感を呼びます。おもしろい読書体験でした。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.216
(5pt)

衝撃

このような文体は饒舌体というのでしょうか、あまり読み慣れていなかったため衝撃でした。
頭の中にぶわっと浮かんだ言葉を脈絡など無関係に羅列していったような文章です。そういう違和感みたいなものも、混とんとした脳内で浮き沈みする言葉を並べれば当然なので、自分の思考の流れを読んでいるような妙なリアリティを感じました。比喩の表現などに作者のオリジナリティが感じられます。日本語の正しい文章になっていないこともありますが、作者は当然計算して書いているのです。
女性の体のパーツについて、辛辣な表現がありますが、さすがに女性作家!!とうなりました。極端なほど辛辣なのは故意でしょう。
豊胸さえすればバラ色の人生が取り戻せると胸に執着する姉の痛々しさ、第二次性徴への冷静な視点と潔癖さを抱えた姪(姉の子)は閉口する(文字通り)。不安や不満を口にせずにはいられない母としゃべらない子はとうとう爆発して消費期限の切れた卵まみれになります。

一つ残念な部分。消費期限の切れた卵を捨てようとしますが、あくまで生食の期限なので、火を通せばなんら問題はありません。期限切れはもう食べられないと断言されたような書き方だったので、それまで小説の中に埋没していたところを、すっと引き戻されてしまいました。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.215
(5pt)

衝撃

このような文体は饒舌体というのでしょうか、あまり読み慣れていなかったため衝撃でした。
頭の中にぶわっと浮かんだ言葉を脈絡など無関係に羅列していったような文章です。そういう違和感みたいなものも、混とんとした脳内で浮き沈みする言葉を並べれば当然なので、自分の思考の流れを読んでいるような妙なリアリティを感じました。比喩の表現などに作者のオリジナリティが感じられます。日本語の正しい文章になっていないこともありますが、作者は当然計算して書いているのです。
女性の体のパーツについて、辛辣な表現がありますが、さすがに女性作家!!とうなりました。極端なほど辛辣なのは故意でしょう。
豊胸さえすればバラ色の人生が取り戻せると胸に執着する姉の痛々しさ、第二次性徴への冷静な視点と潔癖さを抱えた姪(姉の子)は閉口する(文字通り)。不安や不満を口にせずにはいられない母としゃべらない子はとうとう爆発して消費期限の切れた卵まみれになります。

一つ残念な部分。消費期限の切れた卵を捨てようとしますが、あくまで生食の期限なので、火を通せばなんら問題はありません。期限切れはもう食べられないと断言されたような書き方だったので、それまで小説の中に埋没していたところを、すっと引き戻されてしまいました。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.214
(1pt)

読んでこんなに後悔したのも久しぶり

たしかこの本って裏の内容紹介に、
「日本文学を一夜にして変えてしまった」
と書かれてあったと記憶している。

羊頭狗肉もいいところ。

どこをとってもプラスの評価が見当たらない。

ここまでずさんな作品もあまりないかも。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.213
(1pt)

読んでこんなに後悔したのも久しぶり

たしかこの本って裏の内容紹介に、
「日本文学を一夜にして変えてしまった」
と書かれてあったと記憶している。

羊頭狗肉もいいところ。

どこをとってもプラスの評価が見当たらない。

ここまでずさんな作品もあまりないかも。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.212
(4pt)

平凡なフェミニズム小説になりがちなところを巧みに回避していると思いました。

人が、たまたま女の体に生まれ、それはわかっていながらもこの体に執着してしまう、というようなところまでこの小説でかけているところがさすがだなあ、と思いました。女を考えるにあたって女が前提となってしまいがちですが、そこを回避しているのは知的ではないとできないだろうなあ、と思いました。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.211
(4pt)

平凡なフェミニズム小説になりがちなところを巧みに回避していると思いました。

人が、たまたま女の体に生まれ、それはわかっていながらもこの体に執着してしまう、というようなところまでこの小説でかけているところがさすがだなあ、と思いました。女を考えるにあたって女が前提となってしまいがちですが、そこを回避しているのは知的ではないとできないだろうなあ、と思いました。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.210
(1pt)

時間の無駄

女性性を売りにしているタイトルとモチーフですが、
私がこの作品を読んで感じたのは、著者は自分の女性性は大事にするが他者である「女」を心底嫌悪しているということです。
ゆえに著者にとって読者=他者である私はそこに漂う悪意に不快感しか感じませんでした。
他者に対する不寛容さ、自己完結し閉じた世界観に読む価値を見出せませんでした。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.209
(1pt)

時間の無駄

女性性を売りにしているタイトルとモチーフですが、
私がこの作品を読んで感じたのは、著者は自分の女性性は大事にするが他者である「女」を心底嫌悪しているということです。
ゆえに著者にとって読者=他者である私はそこに漂う悪意に不快感しか感じませんでした。
他者に対する不寛容さ、自己完結し閉じた世界観に読む価値を見出せませんでした。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.208
(5pt)

好みの饒舌文体

主人公のもとを訪れてきた姉とその娘。姉は豊胸にご執心で、娘はそんな母との会話を拒否している。そんな二人を前になすすべなしの主人公の、夏の数日が饒舌文体にて軽快に描かれる。

大きな出来事は起こらないが、日常の些細な一コマ一コマに、主人公の脳内を言葉が駆け巡る。読み進めると会話の捉え方、ものの見方に主人公のひととなりが表れてくるのだ。言葉の奔流に身をまかせると実に愉快な気持ちになる。ふふふ。

収録作「あなたたちの恋愛は瀕死」は、旦那はん(阿部和重)が書いたかのような作品だね。

【芥川賞】
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.207
(5pt)

好みの饒舌文体

主人公のもとを訪れてきた姉とその娘。姉は豊胸にご執心で、娘はそんな母との会話を拒否している。そんな二人を前になすすべなしの主人公の、夏の数日が饒舌文体にて軽快に描かれる。

大きな出来事は起こらないが、日常の些細な一コマ一コマに、主人公の脳内を言葉が駆け巡る。読み進めると会話の捉え方、ものの見方に主人公のひととなりが表れてくるのだ。言葉の奔流に身をまかせると実に愉快な気持ちになる。ふふふ。

収録作「あなたたちの恋愛は瀕死」は、旦那はん(阿部和重)が書いたかのような作品だね。

【芥川賞】
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.206
(2pt)

玉子だらけ

題名の通りおっぱいと卵子にまつわる話。最後は玉子も出てくるというか、もう玉子だらけ。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.205
(2pt)

玉子だらけ

題名の通りおっぱいと卵子にまつわる話。最後は玉子も出てくるというか、もう玉子だらけ。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.204
(2pt)

虚無感だけを残してただ流れていく小説。

近所の書店で購入しました。

以前読んだ身体醜形障害(醜形恐怖症)に関する本の中にこの本のことが
書かれていて、身体醜形障害の人の心理をよく捉えていると評価されてい
たので購入して読んでみました。関西弁が全く分からない人には理解しづら
いところも多々あると思います。自分は関西弁は大丈夫でしたが、独特の文
体に慣れるのに少し時間がかかりました。

句点(。)が少ない文体なので内容を頭の中で咀嚼する間もなくどんどん物
語は展開していきます。作品を全部読み終えた後には漠然とした空虚感の
ようなものが心の中に残りましたが、それ以外にどんなところが特に印象
的だったかと問われれば、これといって印象的なところは無かったというの
が自分の率直な感想です。この本を読むことで身体醜形障害の人の心理
が以前よりも深く理解できるようになったかといえば、そういことも全くありま
せん。

全部で130頁ほどの薄い文庫本です。「乳と卵」は100頁ほどの作品。「あ
なたたちの恋愛は瀕死」という短編作品も収められていますが、こちらは
「乳と卵」よりも更に刹那的で虚無感溢れる作品でした。こういう作品が好
きな人もいると思います。自分も若い頃はこういう作品を好んで読んでい
ました。しかし年を取ったせいもあるのでしょうね。この本は内容的に非常
に薄っぺらく感じました。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.203
(2pt)

虚無感だけを残してただ流れていく小説。

近所の書店で購入しました。

以前読んだ身体醜形障害(醜形恐怖症)に関する本の中にこの本のことが
書かれていて、身体醜形障害の人の心理をよく捉えていると評価されてい
たので購入して読んでみました。関西弁が全く分からない人には理解しづら
いところも多々あると思います。自分は関西弁は大丈夫でしたが、独特の文
体に慣れるのに少し時間がかかりました。

句点(。)が少ない文体なので内容を頭の中で咀嚼する間もなくどんどん物
語は展開していきます。作品を全部読み終えた後には漠然とした空虚感の
ようなものが心の中に残りましたが、それ以外にどんなところが特に印象
的だったかと問われれば、これといって印象的なところは無かったというの
が自分の率直な感想です。この本を読むことで身体醜形障害の人の心理
が以前よりも深く理解できるようになったかといえば、そういことも全くありま
せん。

全部で130頁ほどの薄い文庫本です。「乳と卵」は100頁ほどの作品。「あ
なたたちの恋愛は瀕死」という短編作品も収められていますが、こちらは
「乳と卵」よりも更に刹那的で虚無感溢れる作品でした。こういう作品が好
きな人もいると思います。自分も若い頃はこういう作品を好んで読んでい
ました。しかし年を取ったせいもあるのでしょうね。この本は内容的に非常
に薄っぺらく感じました。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.202
(4pt)

かつ、そこを村上は

村上春樹と川上未映子の対談で本書が紹介されていたことで読む機会を得た。

 村上は本作に関して「『乳と卵』は文体だけだ」と断言している。これは「内容が無い」ということを
言っているわけではない。ちょうど村上と川上が「文体こそいかに大切なのか」という文脈で議論している
中での村上の発言であり、むしろ高く評価した一言である。その村上の断言を読んですぐに本作を購入した
次第だ。

 ではどうなのか。

 本作で川上が展開する「女性の感覚と論理」というものを男性の僕が実感することは極めて難しい。
同じ人間でも男女によって、全く違う点があることに驚いた。
 ボーボワールは「女性は女性として生まれるのではなく、生まれた後に女性になっていく」という
ようなことをどこかで書いていたと聞いている。本作はある意味では、その言葉を乗り越えた地点での
「女性とは何か」を指し示しているような印象を受けた。その「乗り越え」る為の手段が川上の
本作における「文体」ではなかろうか。かつ、そこを村上は評価しているのではないか。僕は
そんな風に読んだ。

 川上の本を読むのは初めてだ。もう少し読んでみようと思った次第である。

 
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.201
(4pt)

かつ、そこを村上は

村上春樹と川上未映子の対談で本書が紹介されていたことで読む機会を得た。

 村上は本作に関して「『乳と卵』は文体だけだ」と断言している。これは「内容が無い」ということを
言っているわけではない。ちょうど村上と川上が「文体こそいかに大切なのか」という文脈で議論している
中での村上の発言であり、むしろ高く評価した一言である。その村上の断言を読んですぐに本作を購入した
次第だ。

 ではどうなのか。

 本作で川上が展開する「女性の感覚と論理」というものを男性の僕が実感することは極めて難しい。
同じ人間でも男女によって、全く違う点があることに驚いた。
 ボーボワールは「女性は女性として生まれるのではなく、生まれた後に女性になっていく」という
ようなことをどこかで書いていたと聞いている。本作はある意味では、その言葉を乗り越えた地点での
「女性とは何か」を指し示しているような印象を受けた。その「乗り越え」る為の手段が川上の
本作における「文体」ではなかろうか。かつ、そこを村上は評価しているのではないか。僕は
そんな風に読んだ。

 川上の本を読むのは初めてだ。もう少し読んでみようと思った次第である。

 
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.200
(2pt)

芥川賞が解らない

どうしてこれが芥川賞なのか理解できなかった。
奇をてらった文章は、読みにくく、「女性」に関しての母と娘の葛藤と相違も、身近な問題であり、もっと共感できる題材と思うのだが
全く共感できなかった。
クライマックスの「卵」の「破壊」も、作者のしてやったり感が否めない・・・・なんて勘ぐってしまう程(笑)。
芥川龍之介も、ちょっとガッカリするんじゃないだろうか。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.199
(2pt)

芥川賞が解らない

どうしてこれが芥川賞なのか理解できなかった。
奇をてらった文章は、読みにくく、「女性」に関しての母と娘の葛藤と相違も、身近な問題であり、もっと共感できる題材と思うのだが
全く共感できなかった。
クライマックスの「卵」の「破壊」も、作者のしてやったり感が否めない・・・・なんて勘ぐってしまう程(笑)。
芥川龍之介も、ちょっとガッカリするんじゃないだろうか。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013