乳と卵

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乳と卵の評価:

3.35/5点 レビュー 153件。 D ランク

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平均点3.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全298件 21〜40 2/15ページ
No.278
(4pt)

特徴的な文体が目を引く

この文体はかなり癖がある。これ自体に対して忌避的になる人もいるかもしれない
しかし、純文学。これでいい。流れるようにすすむ文はまぁ、独特のきれいさを帯びている。

作品として、テーマは普遍的とも言えるが、母性とは、女性とは、という方向での一般化よりもこういう家庭が実はありふれた世の中になりつつあると思うとゾワッとさせる
言葉が足りん、っていうのは一種の現代社会の病理でもあるわけだけど、そういう意味で分かり合いとは、家族とは、と考えたりすると卵割りまくりには意味が見いだせそうで…
誰もが手を上げて推奨するというよりかは、考えさせるし好き嫌いも分かれるだろう。
でも読み終えて、あれはなんだったんだろうと片付ける時に後ろ髪を引かれるような、そんな作品。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.277
(4pt)

特徴的な文体が目を引く

この文体はかなり癖がある。これ自体に対して忌避的になる人もいるかもしれない
しかし、純文学。これでいい。流れるようにすすむ文はまぁ、独特のきれいさを帯びている。

作品として、テーマは普遍的とも言えるが、母性とは、女性とは、という方向での一般化よりもこういう家庭が実はありふれた世の中になりつつあると思うとゾワッとさせる
言葉が足りん、っていうのは一種の現代社会の病理でもあるわけだけど、そういう意味で分かり合いとは、家族とは、と考えたりすると卵割りまくりには意味が見いだせそうで…
誰もが手を上げて推奨するというよりかは、考えさせるし好き嫌いも分かれるだろう。
でも読み終えて、あれはなんだったんだろうと片付ける時に後ろ髪を引かれるような、そんな作品。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.276
(3pt)

やかましい

読んでいて、うるさいと感じる本は初めて。段落もなしに、誰が喋ってるのかわからない所が2回くらい出てくる。
最後にうまくまとまった感はある。そこに至るまでは、関西弁の羅列とうるさい会話文。苦行。関西弁に慣れてないと文のリズムを掴みづらい。
読了後に関西弁への嫌悪感が残る。
芥川賞をとるような斬新さはあったけども、関西弁のやかましさに本質が読み取りづらかった。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.275
(3pt)

やかましい

読んでいて、うるさいと感じる本は初めて。段落もなしに、誰が喋ってるのかわからない所が2回くらい出てくる。
最後にうまくまとまった感はある。そこに至るまでは、関西弁の羅列とうるさい会話文。苦行。関西弁に慣れてないと文のリズムを掴みづらい。
読了後に関西弁への嫌悪感が残る。
芥川賞をとるような斬新さはあったけども、関西弁のやかましさに本質が読み取りづらかった。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.274
(2pt)

汚い細雪なのか じゃりン子チエなのか

谷崎潤一郎の細雪が大衆化した世界 母子家庭
令和だと精子バンクが父親の子でもおかしくない 
近年の芥川賞のパターン 
良妻賢母がどこかの事情のある職場や家庭環境をのぞいていろいろ考えさせられる話
六章で終わってもよかったんじゃないかとも思う
女性のストレスとのみこんだ先の理不尽な暴力
女性はカタルシスを感じるのだろうか 
女性の感じるストレスは大変だ
そしてもっと下にトーヨコがあるのだろう
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.273
(2pt)

汚い細雪なのか じゃりン子チエなのか

谷崎潤一郎の細雪が大衆化した世界 母子家庭
令和だと精子バンクが父親の子でもおかしくない 
近年の芥川賞のパターン 
良妻賢母がどこかの事情のある職場や家庭環境をのぞいていろいろ考えさせられる話
六章で終わってもよかったんじゃないかとも思う
女性のストレスとのみこんだ先の理不尽な暴力
女性はカタルシスを感じるのだろうか 
女性の感じるストレスは大変だ
そしてもっと下にトーヨコがあるのだろう
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.272
(5pt)

タイトルが腑に落ちたとき、より理解が深まる

ジャケットの赤白、タイトルの意味が読み進めると自分なりの理解ができる。ひとりの濃密な思考が知れて、とてもおもしろい。緑子や巻子が根ざす考えや価値観は何だろうか。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.271
(5pt)

タイトルが腑に落ちたとき、より理解が深まる

ジャケットの赤白、タイトルの意味が読み進めると自分なりの理解ができる。ひとりの濃密な思考が知れて、とてもおもしろい。緑子や巻子が根ざす考えや価値観は何だろうか。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.270
(3pt)

お小遣い

確かに妙な大阪弁の言い回しは読みにくい
けど緑に2回、5000円あげて
好きなもん買ってもいいし
残しといてもいいし
って主人公のことば
母子家庭でいつも我慢ばかりしてるだろうと
主人公なりの静かな優しさ
子供のころに親戚から貰ったお小遣いを思い出して
涙がでてきました
あげる方も裕福じゃないからね
大人になるとありがたみがわかりますわ
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.269
(3pt)

お小遣い

確かに妙な大阪弁の言い回しは読みにくい
けど緑に2回、5000円あげて
好きなもん買ってもいいし
残しといてもいいし
って主人公のことば
母子家庭でいつも我慢ばかりしてるだろうと
主人公なりの静かな優しさ
子供のころに親戚から貰ったお小遣いを思い出して
涙がでてきました
あげる方も裕福じゃないからね
大人になるとありがたみがわかりますわ
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.268
(3pt)

何だかぐるぐると頭と心が落ち着かない

私はやっぱり自分の体に対して嫌悪感を持っているのと、同性愛者だからなのか元々の性格なのか性行為に対しても嫌悪感がある。それでも、触れたいと思う人はいる。あと、卵子とそれを使わずに流す毎月来る日に関してもきっと嫌悪感がある。
その全てを独りごちた感じで語られていくと、逃れられなくて何とも言えない良い感触とは言えない気持ちになった。
でも、この気持ちもこの本を読まないと感じられなかった自分の大切な一部だから、温度と粘度と感触と忘れないようにしよう。自分も含めて人の心は複雑だ。
面白かった表現は、銭湯では顔の印象が薄くなって体自体が意志を持ってるように見えるとあって、すごく納得した。生々しいと言うか変な感じが良く伝わって来た。読んで良かった。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.267
(3pt)

何だかぐるぐると頭と心が落ち着かない

私はやっぱり自分の体に対して嫌悪感を持っているのと、同性愛者だからなのか元々の性格なのか性行為に対しても嫌悪感がある。それでも、触れたいと思う人はいる。あと、卵子とそれを使わずに流す毎月来る日に関してもきっと嫌悪感がある。
その全てを独りごちた感じで語られていくと、逃れられなくて何とも言えない良い感触とは言えない気持ちになった。
でも、この気持ちもこの本を読まないと感じられなかった自分の大切な一部だから、温度と粘度と感触と忘れないようにしよう。自分も含めて人の心は複雑だ。
面白かった表現は、銭湯では顔の印象が薄くなって体自体が意志を持ってるように見えるとあって、すごく納得した。生々しいと言うか変な感じが良く伝わって来た。読んで良かった。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.266
(3pt)

赤と白

ジャケ買いです。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.265
(3pt)

赤と白

ジャケ買いです。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.264
(2pt)

で。という感想

結局何が言いたいのだろう、というTHE 純文学。
くどいくらいの生理についての描写は必要なのか?
読みやすい文章でサクサク進むが、村上春樹以上の読後の虚無感。
何も得るもののない時間だった。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.263
(2pt)

で。という感想

結局何が言いたいのだろう、というTHE 純文学。
くどいくらいの生理についての描写は必要なのか?
読みやすい文章でサクサク進むが、村上春樹以上の読後の虚無感。
何も得るもののない時間だった。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.262
(1pt)

わからない

知人に勧められて読みました。
私には、本作が何が表現したいのか、なんで大阪弁なのかわかりませんでした。
また、当方大阪人ですが、「こんな言葉遣いするかな?」と思ったところも。大阪人全部がこんなだと思われたらイヤだなとも、ケチくさいですが、感じてしまいました。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.261
(1pt)

わからない

知人に勧められて読みました。
私には、本作が何が表現したいのか、なんで大阪弁なのかわかりませんでした。
また、当方大阪人ですが、「こんな言葉遣いするかな?」と思ったところも。大阪人全部がこんなだと思われたらイヤだなとも、ケチくさいですが、感じてしまいました。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.260
(5pt)

「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで(略)精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」

豊胸手術をする姉とその娘が妹の住む東京へ大阪からやってくる。妹のアパートでの2日間を、姉妹の会話と娘の独白で語られる。女にまつわるすべてがあけすけで時にどぎついほどの大阪弁そのままで描写される。筆談でしか母親とコミュニケーションをとらない思春期の娘の独白は、生理に表出される女の身体の変化が障壁となり他者との軋轢を引き起こしていることを告げる。母親の豊胸(乳)手術は、娘にとって信じ難いの女体の即物化である。生理的(卵)なものに、おおらかな少女の行動を束縛されている娘には、女の身体を客体化している母親は許し難い。
  妹はほとんど狂言回しでしかない。姉の話を聞き、出来事の場を提供し、娘との相克をとりもとうとする。自分も女であるから、身体のことも親子ふたりの心もよく解る。生理処理のトリビアまで出てくる。全て、女、女、女である。男は全く入る余地がない。実際、男は出てこない。しかし、女が女であるのは、男がいるからだ。それは冒頭の最初の文に集約されている。「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで、ならばなぜ子、とういう字がつくかっていうのは、精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」
  大阪弁はこの小説の重要なファクターだ。標準語ではこの小説は成立しないだろう。句読もなく、会話文と地の文の隔たりがなく続く。これが3人に横たわる緊張感を演出している。
  凄惨だが滑稽な最後の場面がカタルシスになっている。今、昨年のアメリカのアカデミー賞の作品賞(監督賞)をとった韓国映画「半地下の人々」を思い出した。上質の娯楽作品だった。でも、韓国社会を痛切に描写していた。この小説も、女として生まれて生きていくことを女体を通して描く。
  小説的意匠に富んだ小説だった。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.259
(5pt)

「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで(略)精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」

豊胸手術をする姉とその娘が妹の住む東京へ大阪からやってくる。妹のアパートでの2日間を、姉妹の会話と娘の独白で語られる。女にまつわるすべてがあけすけで時にどぎついほどの大阪弁そのままで描写される。筆談でしか母親とコミュニケーションをとらない思春期の娘の独白は、生理に表出される女の身体の変化が障壁となり他者との軋轢を引き起こしていることを告げる。母親の豊胸(乳)手術は、娘にとって信じ難いの女体の即物化である。生理的(卵)なものに、おおらかな少女の行動を束縛されている娘には、女の身体を客体化している母親は許し難い。
  妹はほとんど狂言回しでしかない。姉の話を聞き、出来事の場を提供し、娘との相克をとりもとうとする。自分も女であるから、身体のことも親子ふたりの心もよく解る。生理処理のトリビアまで出てくる。全て、女、女、女である。男は全く入る余地がない。実際、男は出てこない。しかし、女が女であるのは、男がいるからだ。それは冒頭の最初の文に集約されている。「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで、ならばなぜ子、とういう字がつくかっていうのは、精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」
  大阪弁はこの小説の重要なファクターだ。標準語ではこの小説は成立しないだろう。句読もなく、会話文と地の文の隔たりがなく続く。これが3人に横たわる緊張感を演出している。
  凄惨だが滑稽な最後の場面がカタルシスになっている。今、昨年のアメリカのアカデミー賞の作品賞(監督賞)をとった韓国映画「半地下の人々」を思い出した。上質の娯楽作品だった。でも、韓国社会を痛切に描写していた。この小説も、女として生まれて生きていくことを女体を通して描く。
  小説的意匠に富んだ小説だった。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108