乳と卵

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乳と卵の評価:

3.35/5点 レビュー 153件。 D ランク

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平均点3.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全298件 201〜220 11/15ページ
No.98
(4pt)

おもろい

おもろい。才女やわぁ。文体が独特、読みにくい、という感想を持つ人は、昔の小説読んでないのかも。これってまさに樋口一葉。意味が掴みにくい人は黙読ではなく、音読してみるといい。よーくわかる。無駄な描写もなく、よく考えられた文章。しかも今どき人情噺。いいじゃない! 筆者は若い女の子じゃない。30歳の、哲学の好きな大人の女性。
 こういう読み方ははやらないけれど、私が抱いた感じでは、この母はきっとあまりの生き難さに、子供を父親の手にゆだねたいのだろう。そういう自分の正直な感情に向き合うのが怖くて、許しがたくて、別のことに異様に関心を向ける。そういうの、長く生きてるとよーくわかる。娘は敏感にそれを感じ取り、早く大人になって母を助けたい、でも成熟した女になるのはいや、という感情に引き裂かれている。おかあさん、本当のこと言って、という叫びは、だから切実。大阪人情噺。新鮮!
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.97
(4pt)

おもろい

おもろい。才女やわぁ。文体が独特、読みにくい、という感想を持つ人は、昔の小説読んでないのかも。これってまさに樋口一葉。意味が掴みにくい人は黙読ではなく、音読してみるといい。よーくわかる。無駄な描写もなく、よく考えられた文章。しかも今どき人情噺。いいじゃない! 筆者は若い女の子じゃない。30歳の、哲学の好きな大人の女性。
 こういう読み方ははやらないけれど、私が抱いた感じでは、この母はきっとあまりの生き難さに、子供を父親の手にゆだねたいのだろう。そういう自分の正直な感情に向き合うのが怖くて、許しがたくて、別のことに異様に関心を向ける。そういうの、長く生きてるとよーくわかる。娘は敏感にそれを感じ取り、早く大人になって母を助けたい、でも成熟した女になるのはいや、という感情に引き裂かれている。おかあさん、本当のこと言って、という叫びは、だから切実。大阪人情噺。新鮮!
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.96
(2pt)

遅ればせながら読みました

他の作家に使われているような文体なので、特に読みづらいとは感じませんでしたが、いかんせん読後に何も得るものがありません。途中まで感じられたリアリティも最後になるにつれ破綻していき、小説というよりマンガのような結末です。個人的には、視点となっている“巻子の妹”の人物像が全く見えてこないのが一番気になりました。

賞をとるため意図的にえげつない表現をした部分もあるのだろうとは思いますが、こういうのを「文学」としてしまう日本の文学賞は大概どうしようもないな・・・と思いました。若い人の活字離れには、こういう日本の出版の在り方にも原因があるのでは?
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.95
(2pt)

遅ればせながら読みました

他の作家に使われているような文体なので、特に読みづらいとは感じませんでしたが、いかんせん読後に何も得るものがありません。途中まで感じられたリアリティも最後になるにつれ破綻していき、小説というよりマンガのような結末です。個人的には、視点となっている“巻子の妹”の人物像が全く見えてこないのが一番気になりました。

賞をとるため意図的にえげつない表現をした部分もあるのだろうとは思いますが、こういうのを「文学」としてしまう日本の文学賞は大概どうしようもないな・・・と思いました。若い人の活字離れには、こういう日本の出版の在り方にも原因があるのでは?
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.94
(4pt)

関西人ならすらすら読めます

関西弁がネイティブなら、問題なく読めるはず。筒井康隆さんの唯野教授思い出すなぁ。町田康より、だんぜん読みやすいし、理性的すぎないでいいんじゃないかな。ところどころで入るエピソードや回想なんかも変にまとめすぎたりせずに投げだされてる感じが◎。前作から頻出する「〜部」って表現、使いたくなりません?
男性の僕にはテーマをちゃんと理解するのは難しいけど、言葉を追いかけること自体の快楽はたっぷり味わわせてくれます。
ユーモアやバランス感覚のある素敵な作家さんだと思いますよ。

挿入される緑子の日記部が秀逸。「ちゃんと話の時をつくらな、あかん。なんでそんなことするのかってあたしちゃんときけるかな、胸の話とかはしやんと、全部、ちゃんと、したいねん」
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.93
(4pt)

関西人ならすらすら読めます

関西弁がネイティブなら、問題なく読めるはず。筒井康隆さんの唯野教授思い出すなぁ。町田康より、だんぜん読みやすいし、理性的すぎないでいいんじゃないかな。ところどころで入るエピソードや回想なんかも変にまとめすぎたりせずに投げだされてる感じが◎。前作から頻出する「〜部」って表現、使いたくなりません?
男性の僕にはテーマをちゃんと理解するのは難しいけど、言葉を追いかけること自体の快楽はたっぷり味わわせてくれます。
ユーモアやバランス感覚のある素敵な作家さんだと思いますよ。

挿入される緑子の日記部が秀逸。「ちゃんと話の時をつくらな、あかん。なんでそんなことするのかってあたしちゃんときけるかな、胸の話とかはしやんと、全部、ちゃんと、したいねん」
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.92
(3pt)

ナチュラル

表現の仕方が古文的現代文と言ったイメージで、文章と言うより、そらんじているような軽快さはあるけれど、内容を把握しづらく多少憤懣してしまう事。 だけども、あえて簡潔過ぎない表現が、すごくリアルで現実との違和感がなくスラッと読めました。作者のキメの細かい思春期の女の子の心情の表現や女同士で論駁しあう様は滑稽であり、愁嘆でありました。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.91
(3pt)

ナチュラル

表現の仕方が古文的現代文と言ったイメージで、文章と言うより、そらんじているような軽快さはあるけれど、内容を把握しづらく多少憤懣してしまう事。 だけども、あえて簡潔過ぎない表現が、すごくリアルで現実との違和感がなくスラッと読めました。作者のキメの細かい思春期の女の子の心情の表現や女同士で論駁しあう様は滑稽であり、愁嘆でありました。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.90
(3pt)

饒舌

饒舌の関西弁はときにリズムを生み出し、心地よい。(私は関西在住なのですらすら読めました。)
ただこのリズムに頼りすぎたと思う。本質を見ればこの小説の持つ意味というのは本当に範囲の狭いものだ。特に私を含む男性が読むには向いていない。
後半は皆さんが仰るように特に減速した。それこそ卵とぐちゃぐちゃになるというのはそれは視覚的には強烈なのだけれど、そこからすんなり収まってしまう。そういう狙いなのか。身体と言葉はすごく魅力的なのに、勿体無い。
現在執筆中という川上さんは「リーダブルな」小説を目指したいと言う。彼女の可能性には本当に羨ましいものがあるし、"これから"を期待していいと思う。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.89
(3pt)

饒舌

饒舌の関西弁はときにリズムを生み出し、心地よい。(私は関西在住なのですらすら読めました。)
ただこのリズムに頼りすぎたと思う。本質を見ればこの小説の持つ意味というのは本当に範囲の狭いものだ。特に私を含む男性が読むには向いていない。
後半は皆さんが仰るように特に減速した。それこそ卵とぐちゃぐちゃになるというのはそれは視覚的には強烈なのだけれど、そこからすんなり収まってしまう。そういう狙いなのか。身体と言葉はすごく魅力的なのに、勿体無い。
現在執筆中という川上さんは「リーダブルな」小説を目指したいと言う。彼女の可能性には本当に羨ましいものがあるし、"これから"を期待していいと思う。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.88
(4pt)

結構面白かった

芥川賞をとった作品なので、読んでみようかと思い、借りてみた。タイトルが何を意味するのか、わからなかったのだが、読んでみて理解できた。ちょっと、奇抜な発想なので、目をふせたくなるようなシーンもあるのだが、物語の結末は、心に迫るものがあったし、それなりに、面白かったと思う。ただ、ちょっと、文体が読みにくいところが難点か。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.87
(4pt)

結構面白かった

芥川賞をとった作品なので、読んでみようかと思い、借りてみた。タイトルが何を意味するのか、わからなかったのだが、読んでみて理解できた。ちょっと、奇抜な発想なので、目をふせたくなるようなシーンもあるのだが、物語の結末は、心に迫るものがあったし、それなりに、面白かったと思う。ただ、ちょっと、文体が読みにくいところが難点か。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.86
(3pt)

力、入りすぎていて、疲れる

文体が独特とか(一時の流行物っぽいけど)改行がないとか、
句読点が、とか、そういう文章のスタイルの問題ではなく、読んでいて疲労感があるのは、
作者の「力み」が作品中に漂いすぎていて、それがちょっとキツイと感じた。

言いたいことや表現したいことはすごくわかる。
けれど、作者の混乱がそのまま表れていて、むしろ分かりすぎて、
もう少しトーンダウンしてから、消化してから書いた方が良かったんじゃじゃないと思ってしまった。

小説とは何か? ということを思わず考えてしまった。
ブンガクしているのかもしれないけれど、
この作品は、私にとっては、小説未満、でした。
同じテーマでも、小説として変換したら、また違った作品、違った表現になったんじゃないかな。

恐らく作者は頭のいいひとで、いろんなことを考えて考えて、考えすぎちゃうのかな、と。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.85
(3pt)

力、入りすぎていて、疲れる

文体が独特とか(一時の流行物っぽいけど)改行がないとか、
句読点が、とか、そういう文章のスタイルの問題ではなく、読んでいて疲労感があるのは、
作者の「力み」が作品中に漂いすぎていて、それがちょっとキツイと感じた。

言いたいことや表現したいことはすごくわかる。
けれど、作者の混乱がそのまま表れていて、むしろ分かりすぎて、
もう少しトーンダウンしてから、消化してから書いた方が良かったんじゃじゃないと思ってしまった。

小説とは何か? ということを思わず考えてしまった。
ブンガクしているのかもしれないけれど、
この作品は、私にとっては、小説未満、でした。
同じテーマでも、小説として変換したら、また違った作品、違った表現になったんじゃないかな。

恐らく作者は頭のいいひとで、いろんなことを考えて考えて、考えすぎちゃうのかな、と。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.84
(4pt)

大阪弁でテンポ良く進む文章がいい

こういった文体は金井さんから町田、舞城王太郎といろいろいるけど、川上さんの文体が一番いいと感じた。
今後も頑張ってほしい。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.83
(4pt)

大阪弁でテンポ良く進む文章がいい

こういった文体は金井さんから町田、舞城王太郎といろいろいるけど、川上さんの文体が一番いいと感じた。
今後も頑張ってほしい。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.82
(2pt)

だからどうした

この一言で終わる作品。
久しぶりに小説はつまらないものなのかと悩んでしまいました。
文体は正直なところ特に気になりませんでしたが(良くも悪くも)、内容が本当に「だからどうした」の一言に尽きます。
それと性に関する問題を赤裸々にえげつなく書けばいい、みたいな風潮がはびこっているとは思いたくないけど、どうしてもそう思えてしまう内容でした。正直なところまたかよ、と思いました。このテーマそろそろ手垢がつかないものですかね。
日本人の慎み深さというか、なんというかそういうものを奥に閉じ込めてベールを被せて曖昧にさせておく感性というのは決して破壊されることを喜ぶべきものではない気がするんですよねー…
別に何書いても作者の自由であるとは思いますが、そのテーマこそが文学的だとか評価するのは絶対にやめてほしいです。はあ…。とため息が出る読後感でした。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.81
(2pt)

だからどうした

この一言で終わる作品。
久しぶりに小説はつまらないものなのかと悩んでしまいました。
文体は正直なところ特に気になりませんでしたが(良くも悪くも)、内容が本当に「だからどうした」の一言に尽きます。
それと性に関する問題を赤裸々にえげつなく書けばいい、みたいな風潮がはびこっているとは思いたくないけど、どうしてもそう思えてしまう内容でした。正直なところまたかよ、と思いました。このテーマそろそろ手垢がつかないものですかね。
日本人の慎み深さというか、なんというかそういうものを奥に閉じ込めてベールを被せて曖昧にさせておく感性というのは決して破壊されることを喜ぶべきものではない気がするんですよねー…
別に何書いても作者の自由であるとは思いますが、そのテーマこそが文学的だとか評価するのは絶対にやめてほしいです。はあ…。とため息が出る読後感でした。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.80
(1pt)

おしゃべりの垂れ流しを文章化

冒頭から文章が酷く、唖然とするばかりでしたが
内容が薄かったので、さくさくと読めました(笑)
但し、テンポが良いとは到底いえません。
ただ、中身が無い故に、すぐ読めるというだけですね。
他人に読ませるレベルの文とはいえないと思います。

一言で言ってしまうと
「子供のおしゃべりをただ垂れ流した」
あるいは
「聞く人のことを考えない、おばちゃんのマシンガントーク」
のような感じです。
全て口語体で書かれていますが、一つの文章が長すぎて
途中で主語がどんどん変わっていってしまい
意味がつながらなくなる文章になっていることがしばしばあります。

最近、ギャルのメール会話をそのまま文章化したような、
いわゆるケータイ小説がいくつか流行りましたが、
まあ両者の違いは文章化したものが
「メール」か「お喋り」か、の点だけですね。

中身が殆どなく、会話も世間話程度のものですので、文章がぐちゃぐちゃでも支障はありません。
殆ど全て流し読みをし、最後のシーンだけ読めば、大体全体はわかります。
言葉の意味を読み取るのではなく、雰囲気だけつかんでおけば、この作品をつかむことは容易です。

芥川賞を取れるレベルの作品ではないと感じました。
本来は恥じらう性の問題をあえて前面に出したという点も
以前に似たテーマで書かれた方が他にいらっしゃいますし。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.79
(1pt)

おしゃべりの垂れ流しを文章化

冒頭から文章が酷く、唖然とするばかりでしたが
内容が薄かったので、さくさくと読めました(笑)
但し、テンポが良いとは到底いえません。
ただ、中身が無い故に、すぐ読めるというだけですね。
他人に読ませるレベルの文とはいえないと思います。

一言で言ってしまうと
「子供のおしゃべりをただ垂れ流した」
あるいは
「聞く人のことを考えない、おばちゃんのマシンガントーク」
のような感じです。
全て口語体で書かれていますが、一つの文章が長すぎて
途中で主語がどんどん変わっていってしまい
意味がつながらなくなる文章になっていることがしばしばあります。

最近、ギャルのメール会話をそのまま文章化したような、
いわゆるケータイ小説がいくつか流行りましたが、
まあ両者の違いは文章化したものが
「メール」か「お喋り」か、の点だけですね。

中身が殆どなく、会話も世間話程度のものですので、文章がぐちゃぐちゃでも支障はありません。
殆ど全て流し読みをし、最後のシーンだけ読めば、大体全体はわかります。
言葉の意味を読み取るのではなく、雰囲気だけつかんでおけば、この作品をつかむことは容易です。

芥川賞を取れるレベルの作品ではないと感じました。
本来は恥じらう性の問題をあえて前面に出したという点も
以前に似たテーマで書かれた方が他にいらっしゃいますし。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013