乳と卵

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評判

乳と卵の評価:

3.35/5点 レビュー 153件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全298件 41〜60 3/15ページ
No.258
(2pt)

読みにくい。

本好きなんですけど、初めてこんなん思いました。
この人の文章、読みにくい。
すっと入ってこない。
なぜ…
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.257
(2pt)

読みにくい。

本好きなんですけど、初めてこんなん思いました。
この人の文章、読みにくい。
すっと入ってこない。
なぜ…
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.256
(4pt)

何でこれを映画や芝居にしないの?

今頃になって読んでみた第138回芥川賞の受賞作品。ここ10年ほどこの賞を受賞した作品を読むたびに失望と落胆、選考委員の阿呆莫迦さ加減に憤りさえ覚えてきたが、この人の、この作品での受賞は頷ける。

大阪弁を交えた文章も知的だし、大阪から上京してきた巻子と緑子を巡る軋轢が最後の最後である種の和解にいたる終わり方も素敵。「才能アリ」というのはこういう作家をいうのら。

されどこれを何で映画や芝居にしないのであるか、不可解ずら。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.255
(4pt)

何でこれを映画や芝居にしないの?

今頃になって読んでみた第138回芥川賞の受賞作品。ここ10年ほどこの賞を受賞した作品を読むたびに失望と落胆、選考委員の阿呆莫迦さ加減に憤りさえ覚えてきたが、この人の、この作品での受賞は頷ける。

大阪弁を交えた文章も知的だし、大阪から上京してきた巻子と緑子を巡る軋轢が最後の最後である種の和解にいたる終わり方も素敵。「才能アリ」というのはこういう作家をいうのら。

されどこれを何で映画や芝居にしないのであるか、不可解ずら。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.254
(1pt)

好みでしょうが、私にはなにが言いたいのかさっぱりわからなかったです。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.253
(1pt)

好みでしょうが、私にはなにが言いたいのかさっぱりわからなかったです。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.252
(4pt)

おもしろかった

何を伝えたいのか最初はよくわからなかったが読み進めていくうちに世界観にひたることができた。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.251
(4pt)

おもしろかった

何を伝えたいのか最初はよくわからなかったが読み進めていくうちに世界観にひたることができた。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.250
(5pt)

まだ読んでいない人がうらやましい。新しい気持ちでもう一回楽しみたい。

衝撃だった。この人の文章が好きだと思った。
流れるようなセリフで、人間の言葉ってこんな風だよなと思った。
キャラクターではなくて、人間を描いていると思った。
三人の距離感によって生まれる、
間を埋めるような言葉たちが共感しかなくて、気持ちいい。
主人公をあまり描かない。名前もほぼ出てこない。
常に客観的な視点で親子を観ている一人称。
でも主人公は二人の拠り所なんだろうなと感じたときに、
描かれていないのに感じる、関係性。作家の力なんだろうなと思った。
あ〜もう一回読み直したい。と純粋に思う。
あと、「あなたたちの恋愛は瀕死」で、
横断歩道のことを「のんきなしましま」と呼んでいるのが好きだった。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.249
(5pt)

まだ読んでいない人がうらやましい。新しい気持ちでもう一回楽しみたい。

衝撃だった。この人の文章が好きだと思った。
流れるようなセリフで、人間の言葉ってこんな風だよなと思った。
キャラクターではなくて、人間を描いていると思った。
三人の距離感によって生まれる、
間を埋めるような言葉たちが共感しかなくて、気持ちいい。
主人公をあまり描かない。名前もほぼ出てこない。
常に客観的な視点で親子を観ている一人称。
でも主人公は二人の拠り所なんだろうなと感じたときに、
描かれていないのに感じる、関係性。作家の力なんだろうなと思った。
あ〜もう一回読み直したい。と純粋に思う。
あと、「あなたたちの恋愛は瀕死」で、
横断歩道のことを「のんきなしましま」と呼んでいるのが好きだった。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.248
(5pt)

このすさまじいドライブ感!

月並みな表現だけど、このすさまじいドライブ感はなんだろう。
しかも上滑りするのではない、粘着質なドライブ感とでも言え
ばいいのか。巻き込まれ感がすごい。おまけに泣ける。これま
での作家では味わったことのない感覚だ。こんな天才をこれま
で読まなかったことを少し後悔。他の作品をもっと読みたくな
る作家だ。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.247
(5pt)

このすさまじいドライブ感!

月並みな表現だけど、このすさまじいドライブ感はなんだろう。
しかも上滑りするのではない、粘着質なドライブ感とでも言え
ばいいのか。巻き込まれ感がすごい。おまけに泣ける。これま
での作家では味わったことのない感覚だ。こんな天才をこれま
で読まなかったことを少し後悔。他の作品をもっと読みたくな
る作家だ。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.246
(4pt)

溶けるような主人公の意識をめぐる文体に特徴

表題作の中編(約100P)と短編(約25P)の二篇収録。
二篇ともにドロドロと溶けるような主人公視点の文体が特徴的でした。

『乳と卵』
東京の三ノ輪に住む私(夏子)のアパートに三日間の予定で大阪から姉と姪が訪れる。
姉の巻子は39歳、離婚しており娘を育てるために京橋の場末のスナックでホステスとして働いている。今回の上京は自身の豊胸手術のための調査を兼ねており、豊胸手術をするということに異様なこだわりを見せている。娘の緑子は、巻子、夏子に対してなぜか口頭での会話は行わず、筆談でコミュニケーションをとる。常に携えているノートに手記を残すことを習慣としており、そこには卵子への好奇心、初潮を迎えることへの少女の怖れや大人になることに対する嫌悪感などが綴られている。物語は私の視点で巻子、緑子の母娘を描写しつつ交互して緑子の手記を挿入するかたちで進められる。
一段落ごとが長めに取られ、地の文のなかに主人公視点による外面描写、三人の会話、それに些細な変化にもその都度反応する私の意識が溶け合うような文体に大きな特徴がみられる。会話文にはやや紋切型からはなれ、現実に即した現代の女性ならではの関西弁が用いられていることもあり、読みづらく感じる読者もいるかもしれない。

『あなたたちの恋愛は瀕死』
百貨店の化粧品売り場で、ティッシュを配られて、書店にて、さまざまな思いをめぐらす女性の意識が描かれる。ナンセンスにも読める。描写の特徴は表題作と共通している。こちらは関西弁ではない。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.245
(4pt)

溶けるような主人公の意識をめぐる文体に特徴

表題作の中編(約100P)と短編(約25P)の二篇収録。
二篇ともにドロドロと溶けるような主人公視点の文体が特徴的でした。

『乳と卵』
東京の三ノ輪に住む私(夏子)のアパートに三日間の予定で大阪から姉と姪が訪れる。
姉の巻子は39歳、離婚しており娘を育てるために京橋の場末のスナックでホステスとして働いている。今回の上京は自身の豊胸手術のための調査を兼ねており、豊胸手術をするということに異様なこだわりを見せている。娘の緑子は、巻子、夏子に対してなぜか口頭での会話は行わず、筆談でコミュニケーションをとる。常に携えているノートに手記を残すことを習慣としており、そこには卵子への好奇心、初潮を迎えることへの少女の怖れや大人になることに対する嫌悪感などが綴られている。物語は私の視点で巻子、緑子の母娘を描写しつつ交互して緑子の手記を挿入するかたちで進められる。
一段落ごとが長めに取られ、地の文のなかに主人公視点による外面描写、三人の会話、それに些細な変化にもその都度反応する私の意識が溶け合うような文体に大きな特徴がみられる。会話文にはやや紋切型からはなれ、現実に即した現代の女性ならではの関西弁が用いられていることもあり、読みづらく感じる読者もいるかもしれない。

『あなたたちの恋愛は瀕死』
百貨店の化粧品売り場で、ティッシュを配られて、書店にて、さまざまな思いをめぐらす女性の意識が描かれる。ナンセンスにも読める。描写の特徴は表題作と共通している。こちらは関西弁ではない。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.244
(5pt)

産む性の激しい自己嫌悪を描く

川上未映子は、物語の作り手としては今いちだけれど、ある種の身体感覚のシャープな描写にかけては、右に出る者はいない。女性の性愛の享楽jouissanceを言語化した『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』が、たぶん最高傑作だと思うが、この『乳と卵』も、産む性としての女性の肉体への激しい自己嫌悪を描いており、ネガティブな身体感覚の描写に傑出している。本作は、毎月の出血である月経がいかに気持ちの悪いものであるかが執拗に描かれ、その根本には卵子への激しい憎悪がある。決して目に見えない微小な大きさの卵子、だが卵子への激しい憎悪をここまで主題化した小説は稀であろう。姉が狂気のように自分の豊胸手術にこだわるのは、娘の緑子を産んで乳を飲ませた結果、液体の乳は全部出て行ってしまい、その結果、自分の乳房は、抜け殻になり、脱いだ靴下のようにみじめにぺちゃんこになってしまったからである。そして、娘の緑子は、母の乳房がそんな風になってしまったのは、自分を産んだからで、自分はこの世に生まれてこない方がよかったと、反出生主義になって母を憎悪する。乳房への憎悪、月経への憎悪、卵子への憎悪、それは産む性としての女性の身体への自己嫌悪である。それをかくも激しく描出したことに、この作品の稀な価値があるのだろう。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.243
(5pt)

産む性の激しい自己嫌悪を描く

川上未映子は、物語の作り手としては今いちだけれど、ある種の身体感覚のシャープな描写にかけては、右に出る者はいない。女性の性愛の享楽jouissanceを言語化した『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』が、たぶん最高傑作だと思うが、この『乳と卵』も、産む性としての女性の肉体への激しい自己嫌悪を描いており、ネガティブな身体感覚の描写に傑出している。本作は、毎月の出血である月経がいかに気持ちの悪いものであるかが執拗に描かれ、その根本には卵子への激しい憎悪がある。決して目に見えない微小な大きさの卵子、だが卵子への激しい憎悪をここまで主題化した小説は稀であろう。姉が狂気のように自分の豊胸手術にこだわるのは、娘の緑子を産んで乳を飲ませた結果、液体の乳は全部出て行ってしまい、その結果、自分の乳房は、抜け殻になり、脱いだ靴下のようにみじめにぺちゃんこになってしまったからである。そして、娘の緑子は、母の乳房がそんな風になってしまったのは、自分を産んだからで、自分はこの世に生まれてこない方がよかったと、反出生主義になって母を憎悪する。乳房への憎悪、月経への憎悪、卵子への憎悪、それは産む性としての女性の身体への自己嫌悪である。それをかくも激しく描出したことに、この作品の稀な価値があるのだろう。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.242
(3pt)

構造がよく見えてしまった

流れるような、そして予測不可能な文章は読むのが楽しく、小説の自由さ素晴らしさを感じました。一方で、ラストの構成や作り込みがやや過多で、そのまま流れるようにいってくれれば良かったのに……と個人的には少し肩が落ちました。とはいえ読んで損はない作品です。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.241
(3pt)

構造がよく見えてしまった

流れるような、そして予測不可能な文章は読むのが楽しく、小説の自由さ素晴らしさを感じました。一方で、ラストの構成や作り込みがやや過多で、そのまま流れるようにいってくれれば良かったのに……と個人的には少し肩が落ちました。とはいえ読んで損はない作品です。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.240
(3pt)

文体になじめない

ありがちな題材なので新味を欠くが、娘がキレる終盤で一応見せたと思う。

人工、自然の違いはあれ、身体の変化を迎えようとする境遇が、母娘共通している。
母は肯定(積極)的、娘は否定的、意識のベクトルが真逆に向いている。

大人になるのが不安な娘は、変化をことさら厭い、自分だけではなく、豊胸を志す母の変化にも
激しい拒絶反応を示す。

娘がキレる場面で卵を割りまくり、母が、別れぎわ、妹から豆乳をおしつけられるのは、
語呂合わせだろうか、大した効果ではない。

母の妹は狂言回し的な立場にあり、主人公と思える緑子の繊細な情感を間接的に照射し、
なかなかのあざとさを見せている。

しかし、読点がやたら続く、特有の文体になじめなかった。

※画像・プロフィールは無視してください
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.239
(3pt)

文体になじめない

ありがちな題材なので新味を欠くが、娘がキレる終盤で一応見せたと思う。

人工、自然の違いはあれ、身体の変化を迎えようとする境遇が、母娘共通している。
母は肯定(積極)的、娘は否定的、意識のベクトルが真逆に向いている。

大人になるのが不安な娘は、変化をことさら厭い、自分だけではなく、豊胸を志す母の変化にも
激しい拒絶反応を示す。

娘がキレる場面で卵を割りまくり、母が、別れぎわ、妹から豆乳をおしつけられるのは、
語呂合わせだろうか、大した効果ではない。

母の妹は狂言回し的な立場にあり、主人公と思える緑子の繊細な情感を間接的に照射し、
なかなかのあざとさを見せている。

しかし、読点がやたら続く、特有の文体になじめなかった。

※画像・プロフィールは無視してください
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108