乳と卵

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評判

乳と卵の評価:

3.35/5点 レビュー 153件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全142件 1〜20 1/8ページ
No.142
(4pt)

個性的でクセになる

読書初心者の感想です
黄色い家→本作です

初めて読むタイプの文章でした
乳=母、卵=娘なのかな?
独特の感性でこれはこれでもっと読み進めたくなるクセになる読み物でした

2話収められていて
2話目もまた強烈な書き方でちょっとびっくりしましたがそれでも読み進めずにはいられなくなってしまう文章でした

黒ラベル⭐︎の方ですよね
ちょっとハマってしまいそうです
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.141
(5pt)

好き

好き
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.140
(4pt)

女の生と性を見つめる。

女性の生と性を見つめた作品。ある意味では女性しか描けない作品だと思う。
 大阪の母の巻子と娘の緑子が、東京の妹夏子の家に滞在する。
緑子は、母と半年前から口を聞かず、ノートに字を書いてコミュニケーションをとる筆談だった。そのことを夏子が聞くが、やはりノートに書いて答える。字はしっかりしている。
 巻子は、現在40歳てまえで、緑子が生まれてすぐに離婚し、シングルマザーで、大阪の京橋のホステス。なぜか、豊胸に興味を持ち、20近くのパンフレットを集める。

 巻子は、なぜ豊胸したいのか?がよくわからないので、夏子と論争する。大阪弁でまくしたてる巻子の話にテンポが実にいい。巻子にとって、容貌が劣化していく中で、豊胸手術は自身の女性としての存在価値や自己肯定感を回復するためと思っている。夏子は、男のためかと聞くが、巻子は自分のためだという。

 緑子も、母親が今更豊胸したい理由がわからない。もし緑子が吸って乳が小さくなってしまったら、自分は生まれてこなければよかったという。
 緑子は、思春期、初潮を迎えて、なんで「初潮」なのか?そして初潮など来ない方がいいと思っている。胸も膨らみ始め、それも嫌だと思っている。自分は子供を産みたくないと思う。

 巻子と夏子は、二人して銭湯にいき、その銭湯にいる女の乳房のジロジロみて、品評をする。巻子はオッパイ星人の女版なんだね。

 緑子は、女子であることに、そして母親の豊胸手術という怪しい行動に、拒絶反応をする。

 巻子が、帰ってくることが遅くなって、緑子は心配する。そして、巻子が帰ってくると、二人は喧嘩を始める。卵をぶつけ合い、緑子は「お母さん」と叫ぶ。緑子はお母さんが大好きなのだ。このわずかな物語の中で、女の子が精神的に大人になっていく。ぶつけ合うタマゴがメタファーとなる。傑作だ。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.139
(5pt)

私は結構すき

人間的ですごくリアル。
珍しい表現も多いけど確かな文才!
初心者にも読みやすくて良いと思います!!
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.138
(5pt)

毎日生きること

生きることの煩わしさ、煩雑さ、複雑さ、汚さ、それでいて輝く瞬間が沢山あることを思い出させてくれる。

どうして人間は、いや生きるものは全てか。自分の姿を見れないんだろう?鏡でしか見れない。だから気になる、人が気になる。
でも、見れないって言うことは、見る必要がないのかな?
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.137
(4pt)

さすが川上さん

(失礼とは思いますが)こんな題材で小説が書けなおかつ読ませる事が出来るのは川上さんしかいないのでは。個人的には2作目が笑けて最高でした。。。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.136
(4pt)

独特の文体が、やみつきになる

表題の「乳と卵」は芥川賞受賞作品で、最初、その独特の文体に慣れるのに時間がかかったが、慣れてしまえば逆に心地よいリズム感である。主人公の姉が何故そこまで豊胸手術にこだわるのか、最後まで明らかにされていないが、そこは読者を信じて読者の想像に任せているのかもしれない。あるいは、後半に姪が卵を自分の頭に叩きつけるシーンは、母親の豊胸手術に対しての拒絶感を表し、続いてこの母親、つまりは主人公の姉も卵を自分の額に叩きつけるシーンは、女性の”性”を否定したい気持ちを表し、「乳と卵」を対比させることによって、女性の”性”とは何かを読者に問いかける作者の試みである、と解釈するのはいささか深読みだろうか。一点だけ申し上げれば、同じ単語を何回も重ねる技法は、何度も使うと少しくどい感じがする。ただ、この作者の作風が歌手の椎名林檎さんの歌詞に似ていて、椎名林檎さんのファンがこの小説を読むと、楽しめるのではないか。短編の「あなたたちの恋愛は瀕死」は登場人物に名前がなくて、主人公と若い女がぶつかるシーンの描写が、わかりにくくなっている。もう少し、わかりやすい描写の方が、読者に対して親切であろう。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.135
(4pt)

独特の文体が、やみつきになる

表題の「乳と卵」は芥川賞受賞作品で、最初、その独特の文体に慣れるのに時間がかかったが、慣れてしまえば逆に心地よいリズム感である。主人公の姉が何故そこまで豊胸手術にこだわるのか、最後まで明らかにされていないが、そこは読者を信じて読者の想像に任せているのかもしれない。あるいは、後半に姪が卵を自分の頭に叩きつけるシーンは、母親の豊胸手術に対しての拒絶感を表し、続いてこの母親、つまりは主人公の姉も卵を自分の額に叩きつけるシーンは、女性の”性”を否定したい気持ちを表し、「乳と卵」を対比させることによって、女性の”性”とは何かを読者に問いかける作者の試みである、と解釈するのはいささか深読みだろうか。一点だけ申し上げれば、同じ単語を何回も重ねる技法は、何度も使うと少しくどい感じがする。ただ、この作者の作風が歌手の椎名林檎さんの歌詞に似ていて、椎名林檎さんのファンがこの小説を読むと、楽しめるのではないか。短編の「あなたたちの恋愛は瀕死」は登場人物に名前がなくて、主人公と若い女がぶつかるシーンの描写が、わかりにくくなっている。もう少し、わかりやすい描写の方が、読者に対して親切であろう。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.134
(5pt)

別に有りません。

文章を書くのが苦手ですので悪しからず⁉️
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.133
(5pt)

別に有りません。

文章を書くのが苦手ですので悪しからず⁉️
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.132
(4pt)

特徴的な文体が目を引く

この文体はかなり癖がある。これ自体に対して忌避的になる人もいるかもしれない
しかし、純文学。これでいい。流れるようにすすむ文はまぁ、独特のきれいさを帯びている。

作品として、テーマは普遍的とも言えるが、母性とは、女性とは、という方向での一般化よりもこういう家庭が実はありふれた世の中になりつつあると思うとゾワッとさせる
言葉が足りん、っていうのは一種の現代社会の病理でもあるわけだけど、そういう意味で分かり合いとは、家族とは、と考えたりすると卵割りまくりには意味が見いだせそうで…
誰もが手を上げて推奨するというよりかは、考えさせるし好き嫌いも分かれるだろう。
でも読み終えて、あれはなんだったんだろうと片付ける時に後ろ髪を引かれるような、そんな作品。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.131
(4pt)

特徴的な文体が目を引く

この文体はかなり癖がある。これ自体に対して忌避的になる人もいるかもしれない
しかし、純文学。これでいい。流れるようにすすむ文はまぁ、独特のきれいさを帯びている。

作品として、テーマは普遍的とも言えるが、母性とは、女性とは、という方向での一般化よりもこういう家庭が実はありふれた世の中になりつつあると思うとゾワッとさせる
言葉が足りん、っていうのは一種の現代社会の病理でもあるわけだけど、そういう意味で分かり合いとは、家族とは、と考えたりすると卵割りまくりには意味が見いだせそうで…
誰もが手を上げて推奨するというよりかは、考えさせるし好き嫌いも分かれるだろう。
でも読み終えて、あれはなんだったんだろうと片付ける時に後ろ髪を引かれるような、そんな作品。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.130
(5pt)

タイトルが腑に落ちたとき、より理解が深まる

ジャケットの赤白、タイトルの意味が読み進めると自分なりの理解ができる。ひとりの濃密な思考が知れて、とてもおもしろい。緑子や巻子が根ざす考えや価値観は何だろうか。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.129
(5pt)

タイトルが腑に落ちたとき、より理解が深まる

ジャケットの赤白、タイトルの意味が読み進めると自分なりの理解ができる。ひとりの濃密な思考が知れて、とてもおもしろい。緑子や巻子が根ざす考えや価値観は何だろうか。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.128
(5pt)

「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで(略)精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」

豊胸手術をする姉とその娘が妹の住む東京へ大阪からやってくる。妹のアパートでの2日間を、姉妹の会話と娘の独白で語られる。女にまつわるすべてがあけすけで時にどぎついほどの大阪弁そのままで描写される。筆談でしか母親とコミュニケーションをとらない思春期の娘の独白は、生理に表出される女の身体の変化が障壁となり他者との軋轢を引き起こしていることを告げる。母親の豊胸(乳)手術は、娘にとって信じ難いの女体の即物化である。生理的(卵)なものに、おおらかな少女の行動を束縛されている娘には、女の身体を客体化している母親は許し難い。
  妹はほとんど狂言回しでしかない。姉の話を聞き、出来事の場を提供し、娘との相克をとりもとうとする。自分も女であるから、身体のことも親子ふたりの心もよく解る。生理処理のトリビアまで出てくる。全て、女、女、女である。男は全く入る余地がない。実際、男は出てこない。しかし、女が女であるのは、男がいるからだ。それは冒頭の最初の文に集約されている。「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで、ならばなぜ子、とういう字がつくかっていうのは、精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」
  大阪弁はこの小説の重要なファクターだ。標準語ではこの小説は成立しないだろう。句読もなく、会話文と地の文の隔たりがなく続く。これが3人に横たわる緊張感を演出している。
  凄惨だが滑稽な最後の場面がカタルシスになっている。今、昨年のアメリカのアカデミー賞の作品賞(監督賞)をとった韓国映画「半地下の人々」を思い出した。上質の娯楽作品だった。でも、韓国社会を痛切に描写していた。この小説も、女として生まれて生きていくことを女体を通して描く。
  小説的意匠に富んだ小説だった。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.127
(5pt)

「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで(略)精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」

豊胸手術をする姉とその娘が妹の住む東京へ大阪からやってくる。妹のアパートでの2日間を、姉妹の会話と娘の独白で語られる。女にまつわるすべてがあけすけで時にどぎついほどの大阪弁そのままで描写される。筆談でしか母親とコミュニケーションをとらない思春期の娘の独白は、生理に表出される女の身体の変化が障壁となり他者との軋轢を引き起こしていることを告げる。母親の豊胸(乳)手術は、娘にとって信じ難いの女体の即物化である。生理的(卵)なものに、おおらかな少女の行動を束縛されている娘には、女の身体を客体化している母親は許し難い。
  妹はほとんど狂言回しでしかない。姉の話を聞き、出来事の場を提供し、娘との相克をとりもとうとする。自分も女であるから、身体のことも親子ふたりの心もよく解る。生理処理のトリビアまで出てくる。全て、女、女、女である。男は全く入る余地がない。実際、男は出てこない。しかし、女が女であるのは、男がいるからだ。それは冒頭の最初の文に集約されている。「卵子というのは、卵細胞と呼ぶのがほんとうで、ならばなぜ子、とういう字がつくかっていうのは、精子、とういう言葉にあわせて、子をつけているだけなのです。」
  大阪弁はこの小説の重要なファクターだ。標準語ではこの小説は成立しないだろう。句読もなく、会話文と地の文の隔たりがなく続く。これが3人に横たわる緊張感を演出している。
  凄惨だが滑稽な最後の場面がカタルシスになっている。今、昨年のアメリカのアカデミー賞の作品賞(監督賞)をとった韓国映画「半地下の人々」を思い出した。上質の娯楽作品だった。でも、韓国社会を痛切に描写していた。この小説も、女として生まれて生きていくことを女体を通して描く。
  小説的意匠に富んだ小説だった。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.126
(4pt)

何でこれを映画や芝居にしないの?

今頃になって読んでみた第138回芥川賞の受賞作品。ここ10年ほどこの賞を受賞した作品を読むたびに失望と落胆、選考委員の阿呆莫迦さ加減に憤りさえ覚えてきたが、この人の、この作品での受賞は頷ける。

大阪弁を交えた文章も知的だし、大阪から上京してきた巻子と緑子を巡る軋轢が最後の最後である種の和解にいたる終わり方も素敵。「才能アリ」というのはこういう作家をいうのら。

されどこれを何で映画や芝居にしないのであるか、不可解ずら。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.125
(4pt)

何でこれを映画や芝居にしないの?

今頃になって読んでみた第138回芥川賞の受賞作品。ここ10年ほどこの賞を受賞した作品を読むたびに失望と落胆、選考委員の阿呆莫迦さ加減に憤りさえ覚えてきたが、この人の、この作品での受賞は頷ける。

大阪弁を交えた文章も知的だし、大阪から上京してきた巻子と緑子を巡る軋轢が最後の最後である種の和解にいたる終わり方も素敵。「才能アリ」というのはこういう作家をいうのら。

されどこれを何で映画や芝居にしないのであるか、不可解ずら。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108
No.124
(4pt)

おもしろかった

何を伝えたいのか最初はよくわからなかったが読み進めていくうちに世界観にひたることができた。
乳と卵(らん) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 乳と卵(らん) (文春文庫)より
4167791013
No.123
(4pt)

おもしろかった

何を伝えたいのか最初はよくわからなかったが読み進めていくうちに世界観にひたることができた。
乳と卵 Amazon書評・レビュー: 乳と卵より
4163270108