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乳と卵
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乳と卵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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本の表紙と本体自体にかなりの破れで陥没していました。点検は、していないのでしょうか?酷い傷み方で商品の価値は0です。 | ||||
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肉体の不条理をテーマとして描こうとしているのだろうけど、全体的に薄っぺらい。心と心がぶつかり合うような事もなく、なんとなく「女の子ってみんな辛いよね」というだけのぼんやりした話。体が思い通りにならないのはそりゃそうだろうが、登場人物たちはみな自身の心を思い通りに飼いならしている。心が暴走したり心が肉体を離れたりしない。心と精神が合致している。だから内部の葛藤がない。肉体と心の葛藤で満足されても困る。肉体もしょせんは外部の問題でしかない。外部の問題しか描けないのなら文学に価値はない。 | ||||
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まあ、たしかに文体は面白いけど、内容は「夏物語」の第一部とほぼ同じなので、失望してしまった。 夏物語の方に「乳と卵」の続編って書いてあったから、てっきり前日譚かと思っていたんだけど・・・。 夏物語で回収されていない伏線(銭湯のヤマグとか、巻子の元夫との再会とか)が描かれているのかと期待もしたんだけど、それもなかった。 しかし、夏物語の第一部は、一体何だったんだろうか。同じ内容を文体を変えて再録していたというだけだったのか・・・ | ||||
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谷崎潤一郎の細雪が大衆化した世界 母子家庭 令和だと精子バンクが父親の子でもおかしくない 近年の芥川賞のパターン 良妻賢母がどこかの事情のある職場や家庭環境をのぞいていろいろ考えさせられる話 六章で終わってもよかったんじゃないかとも思う 女性のストレスとのみこんだ先の理不尽な暴力 女性はカタルシスを感じるのだろうか 女性の感じるストレスは大変だ そしてもっと下にトーヨコがあるのだろう | ||||
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結局何が言いたいのだろう、というTHE 純文学。 くどいくらいの生理についての描写は必要なのか? 読みやすい文章でサクサク進むが、村上春樹以上の読後の虚無感。 何も得るもののない時間だった。 | ||||
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知人に勧められて読みました。 私には、本作が何が表現したいのか、なんで大阪弁なのかわかりませんでした。 また、当方大阪人ですが、「こんな言葉遣いするかな?」と思ったところも。大阪人全部がこんなだと思われたらイヤだなとも、ケチくさいですが、感じてしまいました。 | ||||
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本好きなんですけど、初めてこんなん思いました。 この人の文章、読みにくい。 すっと入ってこない。 なぜ… | ||||
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好みでしょうが、私にはなにが言いたいのかさっぱりわからなかったです。 | ||||
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芥川賞作品だから読み始めたが、長々とした口語調、しかも大阪弁に最後まで慣れない。あまりの酷さに思わず初めて感想を書いてみた。 嫌悪感さえ覚える性的描写は気持ち悪い。 生理的に合わないと誰かも書いていたが、正に同感。全くお勧め出来ません。 | ||||
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たしかこの本って裏の内容紹介に、 「日本文学を一夜にして変えてしまった」 と書かれてあったと記憶している。 羊頭狗肉もいいところ。 どこをとってもプラスの評価が見当たらない。 ここまでずさんな作品もあまりないかも。 | ||||
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女性性を売りにしているタイトルとモチーフですが、 私がこの作品を読んで感じたのは、著者は自分の女性性は大事にするが他者である「女」を心底嫌悪しているということです。 ゆえに著者にとって読者=他者である私はそこに漂う悪意に不快感しか感じませんでした。 他者に対する不寛容さ、自己完結し閉じた世界観に読む価値を見出せませんでした。 | ||||
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題名の通りおっぱいと卵子にまつわる話。最後は玉子も出てくるというか、もう玉子だらけ。 | ||||
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近所の書店で購入しました。 以前読んだ身体醜形障害(醜形恐怖症)に関する本の中にこの本のことが 書かれていて、身体醜形障害の人の心理をよく捉えていると評価されてい たので購入して読んでみました。関西弁が全く分からない人には理解しづら いところも多々あると思います。自分は関西弁は大丈夫でしたが、独特の文 体に慣れるのに少し時間がかかりました。 句点(。)が少ない文体なので内容を頭の中で咀嚼する間もなくどんどん物 語は展開していきます。作品を全部読み終えた後には漠然とした空虚感の ようなものが心の中に残りましたが、それ以外にどんなところが特に印象 的だったかと問われれば、これといって印象的なところは無かったというの が自分の率直な感想です。この本を読むことで身体醜形障害の人の心理 が以前よりも深く理解できるようになったかといえば、そういことも全くありま せん。 全部で130頁ほどの薄い文庫本です。「乳と卵」は100頁ほどの作品。「あ なたたちの恋愛は瀕死」という短編作品も収められていますが、こちらは 「乳と卵」よりも更に刹那的で虚無感溢れる作品でした。こういう作品が好 きな人もいると思います。自分も若い頃はこういう作品を好んで読んでい ました。しかし年を取ったせいもあるのでしょうね。この本は内容的に非常 に薄っぺらく感じました。 | ||||
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どうしてこれが芥川賞なのか理解できなかった。 奇をてらった文章は、読みにくく、「女性」に関しての母と娘の葛藤と相違も、身近な問題であり、もっと共感できる題材と思うのだが 全く共感できなかった。 クライマックスの「卵」の「破壊」も、作者のしてやったり感が否めない・・・・なんて勘ぐってしまう程(笑)。 芥川龍之介も、ちょっとガッカリするんじゃないだろうか。 | ||||
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この作品のリズム、文体が私には合わず8ページ目(実際には2ページ)で断念しました。 | ||||
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温い体温を保ちながら進むこの物語は納得というものをさせない。結末も展開も気持ちもどこかちらちらと飛んでいく。それがまるで美しくて、その美しくさを楽しむことがこの本の主体だというならいいけれど、それを楽しむだけの作品ではなく、作者はもっと深いそれこそ人間の造られている部分や大人への1つ1つの変化の葛藤や、大人になり過ぎてしまった人の葛藤を感じさせたいのではないだろうか。だったらもっとほんとのことを書いて欲しかった。結末は飛んで光って綺麗ではいられないのだから。 | ||||
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こんな言語能力、表現力で取れる芥川賞って何? 文体以上に内容も陳腐。 | ||||
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普通に考えたり思ったりする(した)ことがそのまま文字化されているという印象で、どこで何を思っていいものか・・これはどういう人向けの読み物なんだろう。 | ||||
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2007年芥川賞受賞作。 主人公の女性とその姉と子の数日間を描く。筆者が冗談で曰く「夏の三日間、豊胸手術と初潮対決」らしい。 芥川賞受賞作だけあって、さすがに心象風景はよく描けているが、ストーリーでドライブしていく作品ではないため、さらりとした感じで読後はあまり印象に残らず。終盤がやや映画の「マグノリア」みたいな不条理な感じでそこは面白かった。表題作以外のもう一編は記憶になし。 | ||||
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この小説の項をめくる度、その幼稚な言葉の使い方、独りよがりのお喋りのような冗漫な物語の流れに「これが小説家なのか!?」「これが芥川賞に値する文学的作品なのか!?」と疑問を抱かずにはいられなかった。怒りさへ覚えもした。何故、大阪弁というこんな不細工な技巧的文体に拘ったのだろうか?それに、この稚拙な小説の構成分子の一つ《豊胸》は女(の体)の比喩だろうが、わざわざそんなものをモチーフにする必要があったのだろうか?と目眩がするぐらいに疑問という疑問を感じた。また、さらに、これは、小説家としては疎か、日本人として恥ずかしいことだが、助詞の使い方が曖昧で、読みずらい。まるで、一気呵成の殴り書きなような文章なのだ。一体全体どうしたら、こんな愚劣な小説が文学的に認められるのだろうかと思い、怒りを通り越して呆れるばかりである。こんな幼稚な小説が芥川賞を受賞するのだから、もはや現代文学衰退は免れないであろう。 | ||||
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