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骨を弔う
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骨を弔うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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小学生の時、悪戯心でしでかしたことを、大人になってからある出来事をきっかけに思い出し、気になっていた事を探るため当時の友達に会いに行く、というオーソドックスな展開です。 伏線もしっかり張られミステリーの体裁はありますが、それよりも過去を辿る行為のお蔭で、大人になった幼馴染たちが次のステップに進めた、という風な青春小説が色濃くなっていると思います。そして、その流れを汲んでのラスト近くの仕掛けが上手く利いていて、爽やかな仕上げになっています。 | ||||
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作者名が作品の中に出てきたことにとても違和感を覚えました。敢えて宇佐美まことの名前を作品に使う意図がよくわかりません。これからシリーズ化でもするのでしょうか…? それが気になってしまったのと、登場人物たちの現実があまりにもリアルすぎて読んでいて疲れたてしまったので、先にどんどん読みたい気持ちもあまりないまま肝心のミステリ部分にも集中できませんでした。 最後はみんな幸せで、いい感じに終わったのは良かったのですが。 | ||||
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内容は面白いと思います。 ただ… ただ個人的にどうしても納得いかなかったのが、登場人物に真美子(まみこ)って女の子がいるのですが、物語の中で友達から「真美ちゃん」(まみ)と呼ばれていたと思ったら、同じような文章の中で真実(しんじつ)と書いたりややこしい! 真実子と真実(しんじつ)を同じ文章の中で何回も書くんなら、名前、せめて漢字だけでも何とかならんかったんか。 | ||||
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それだけに最後があっけないように思う。 | ||||
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他作品同様、個別のエピソードは上手い。 ただ最後の展開は個人的にどうかと... .一気に醒めた感があって残念。 あと、全編が小学生の記憶頼みっていうのも現実的には厳しいかな。 もっと正当な作風で勝負してもらいたい才能です。 | ||||
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最近は、会わせ技一本!みたいな話じゃないとダメなのかなー。ランドセル背負ってるガキが、そんなことまでぇ?と、ここまでは まぁ良しとしても、あのオチはちょっと ベタベタしてハナにつく感じ。デバガメ君も冷静に考えれば謎は家に居てもとけたんじゃないか?オヤジと話せ。 | ||||
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「骨格標本が発掘されたことを報じる地元紙の小さな記事」が物語の始まり。 この新聞記事をイントロダクションとしたことの意味を最後まで期待したが・・・。宇佐美まことのホラー・幻想小説を思わせる「骨を弔う詩」の意味が最終章で明かされることで拍子抜けでした。 著者を検索すると、地方都市で主婦として生活する著者の経験からか、市井の人々に潜む暗い情念を書くことを得意としているとある。 本書でも、登場人物(哲平、京香、シカク(正一)、琴美、豊、そして真美子)それぞれの暗い過去と現在の日常描写が生き生きとしていて、テンポ良く物語が進行しており、そういった面では十分楽しめた。 登場人物は皆暗い人生ばかり送っているが、弔うことにより「琵琶の葉から滑り落ちる朝露に輝く虹色」となり、明日に向かって新たな一歩を踏み出す者へのエールでしめくくる、一話完結の爽やかなサスペンスドラマのようでした。 (なおネタバレになるので詳細は書かないが) 少し前、理科室の人体骨格標本は本物!?との都市伝説があった。しかし、数十年前の模型の造形が困難だった時代に木箱に入った分離骨格標本なら、インドなどで作られた本物の骨格標本の可能性があり、【川岸】から見つかったものを見て「殺人事件か」と骨の鑑定を依頼するとの記事もおかしくはない。 がしかし、小学生時代に仲間数人で【山中】に骨格標本を埋めたことを思い出すだけなら違った流れが良かったかと・・・ また、近年動物の骨ブーム?の影響で、骨格標本作製の手順が巷にはあふれており、樽野博幸著『骨格標本の作り方』など小学生でも実践できる方法が知られているので可能性は否定しないが・・・。 骨格標本をみて男性の頭骨と理解する田舎の小学生、「小学生時代のある確かな手触り」を理解し忘れていない主人公など、証拠と論理的推論によって謎の解明を行うというミステリーの形式は採っているが、著者の特異なホラー小説とした方が良かったようにも思った。 | ||||
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