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肩ごしの恋人



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【この小説が収録されている参考書籍】
肩ごしの恋人
肩ごしの恋人 (集英社文庫)

肩ごしの恋人の評価: 3.89/5点 レビュー 95件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全95件 41~60 3/5ページ
No.55:
(4pt)

一気に読めました☆

ドラマは見てないのですが話題になっているので台風で家にいる半日で読みました。

るり子はある意味自分に正直で自己中でそばにいると嫌な女ですが女なら少なからず
持っている部分を隠さずぶりっ子していないという点では清々しくもあって読んでいて
段々嫌じゃなくなって来ました。それに唯一の女友達、萌がなにかと支えてくれていて
ある意味幸せな女性かな?クセのある人物が沢山出てきてドラマにしやすい小説にも
思えました。

自分の年齢とかによって受け取り方も違ってくるような・・・20代で読むと少し
キツイかも・・30代で子育てしてる人は反感?40代になって少し落ち着くと
割と面白く読めるかも? 読後は爽やかだけど現実は厳しいから大丈夫かな・・・?
と心配。好きなことをするにも大人の責任が・・・ですから☆
今日、ドラマが最終回なので見てみます☆
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4087477444
No.54:
(2pt)

なんだこれ?

軽〜い!全てが軽い!
結婚も仕事も母親になる事も信じられない程に簡単な扱い!そして何故か古臭い
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No.53:
(4pt)

さらっとした恋愛小説

ドラマ化されたので読んでみました(表紙は米倉涼子と高岡早紀になっています)。
一時期3人で暮らした、萌とるり子と崇の人生のほんの一コマがさらっと描かれています。

こんなことしたら親が悲しむだろうなと思う場面はありますが、萌やるり子の家族とか友達と
かの絡みが全く出てこないので、非現実的な世界ではありますが、それがまたさらっとした感
じを出しているのだと思います。読後も後を引かないので、今の暑い時期には良いでしょう。

最も面白かったシーンは、2回出てくるのですが、るり子が夫信之の浮気相手である山下エリ
と掛け合うシーンでした。他がさらっとしているので余計ドロドロ感が引き立って面白いと感
じたのかもしれません。
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No.52:
(4pt)

唯川さん?

対照的な二人の女性を軸に進められる作品です。
ストーリーの流れは唯川さんの作品「恋人たちの誤算」に似ていますが圧倒的にこちらの方がコミカルです。
唯川さんに作品は、どちらかと言うとシニカルで読んでいて心にグサグサと刺さる作品が多いですが、この「肩ごしの恋人」はコミカルで読んでいて元気になれる作品です。
普段あまり読書をしない方や唯川さんの作品を読んだことない人にもおススメです
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No.51:
(4pt)

ふたりを足して2で割れば……

るり子と萌は恋愛に対して両極端の価値観を持つ。
30代男性として、私はこのふたりを足して2で割りたい。

最後まで楽しくサラリと読める恋愛小説。
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No.50:
(5pt)

両極端の価値観のなかで

主人公二人の人物設定は両極端だけれど、20代の女性の本音がよく描かれているとおもった。女性ならだれしも、二つの究極の価値観のなかで、自分がしっくりする場所をみつけ、また現実と折り合いをつけて生きているのだと思う。だから本を読みながら、よきにつけ悪しきにつけ、二人の主人公両方に感情移入してしまう。最後まで飽きることのない小説。
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No.49:
(4pt)

気持ちの良い恋愛小説

圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作、ということで読んでみました。

うん、確かに面白い。

非常にうまく作り込まれた作品だと思います。

欲しいものは全て手に入れる自称鮫科の女「るり子」と、人生に対して常に醒めた目を持ち続ける女「萌」。

性格も考え方も正反対の幼なじみふたりが、女の本音をぶつけ合いながらひたむきに生きる姿が印象的です。

そしてそこに登場する男たちも、それぞれに味があって魅力的。

ソナタ的な恋愛小説、という表現がぴったりでしょうか。

るり子と萌の2つの主題が、くっついたり離れたりしながら美しい旋律を紡ぎ、その上に男たちの独奏が乗っかっていく感じです。

最後に爽やかに主題が解決されていくさまも見事。

なかなか素敵な恋愛小説だと思います。

そして。

文庫版だと最後に江國さんの解説が載っているのですが、これがまたすごい。

江國ファンは必見です。
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No.48:
(3pt)

あなたはどちらですか?

本書の中に、「女には二つの種類がある。自分が女であることを武器にする女か、自分が女であることを弱点に思う女か。このふたつの女はまったく違う生き物だ。」 という文章がある。
前者の女は、”るり子”、後者は、”萌”。
きっと、多くの女性読者が、二人の主人公どちらかの目線で作品を読むことになる。

対照的な二人だからこそ、相手の行動に苛立ったりもするし、自分にないものに惹かれずにはいられない。
読者は、”るり子”、または ”萌” を自認しながらも、どちらの女性も肯定的に描かれているところに、最後は、頑張っている二人を応援したくなる。
悩みや迷いもある二人の生活が軽快に描かれていて、気楽に読める一冊。
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No.47:
(5pt)

ドラマ化したらおもしろそう

ドラマにできそうな作品だな,というのが第1印象です。二つの異なる価値観を持つ女性像がよく書き分けられていると思いますし,るり子と萌のあたかも漫才のぼけつっこみのごとくの掛け合いが実に楽しく,ヒロイン二人を取り巻く登場人物のすべてが個性豊かで,それぞれにスポットを当てて別作品もできるのではないかな,とも思ってしまうほど。そして,展開もお約束とも感じられるくらいドラマチック。ドラマのための作品なのではないかって思うくらいです。

作品を通じて感じたのは,二人のヒロインに流れる迷いのない潔さ,迷っていてもその自分をはっきり分析できる聡明さ。それがからりとした読中の爽快感につながっています。作品中に出てくる,不倫,家出,離婚,妊娠など常識的な視点からすれば,じっとりと重い雰囲気がいやでもにじみ出てしまうものが,全く重さを感じさせずにさらりとクリアされていきます。作中の二人のヒロインの成長ぶりもなんだかほほえましく応援してやりたくなるくらい。

久しぶりに読後感がさわやかな作品でした。
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No.46:
(3pt)

女ってやっかい、でも女の友情もなかなか良い

昔、唯川さんのエッセイを読んだ記憶がありそれが単に読みやすかったのと、確か直木賞を受賞されたはずだと思い、今度は彼女の小説を読んでみようという気になった。登場する人物の会話がポンポンと続き単純に読みやすい。構えなくても気軽に読めた本だった。
るり子が自分の近くにいたら絶対に自分は友達にはならないだろうと思うような女性だし、かといって萌のような女性も辛らつすぎて嫌だな・・と思いつつ読み進んでいくと、最後にはるり子の正直さや萌の強さが妙に羨ましく思ったりした。というよりも、るり子と萌の友情が一番羨ましいのかも知れない。現実的には(男も含めて)あそこまで何でも共有したり言い合えるような関係は、ちょっとあり得ないのでは?と思うのだが。
ラストるり子の選択には拍手を送りたい。いつだって女性は強い。気軽に読めるのがこの筆者の特徴。気軽に読みやすかった直木賞受賞作。
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No.45:
(1pt)

映画化されないかな。

今まで読んだ数ある本の中でも、この小説を越えるものはないです。

20〜30代の女性に読んでもらいたい!!

るりこがカワイイ。なんだか羨ましい・・・あんなに素直になれたらって。

でも、どこかものすごく共感できたりして。

何度でも読みたくなる、本当におもしろい小説ですw
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No.44:
(4pt)

欲しいものはなんですか?

物語は幼馴染みの二人が男を共有するところから始まる。

るり子と萌は5歳児のとき以来、22年にも及ぶつきあいだ。

物欲が激しく、思っていることは即発言、考えついたら即実行のるり子と

どこか淡白な萌。

それを象徴してか、るり子は3度も結婚し、萌は独身で結婚願望もない。

そんな対極にあるような二人が登場人物となれば、嫉妬の嵐に修羅場の連続かと思いきや・・・

男が描く女はどこかズレている。

女が描く女は露悪的すぎるきらいがある。

著者の過去の作品にもそんな感想を持ったことがある。

しかし、この作品はちょっと違っていた。

貪欲と無欲は紙一重。みんな心の拠り所を求めている。

心が通じ合って、相手を慈しむ気持ちがあれば、本当は相手が

異性だろうが同性だろうが、老人だろうが、肉親だろうが、誰だっていいのかもしれない。

そんなことを思った。タイトルだけがしっくりこず、残念。
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No.43:
(4pt)

女性二人の対照見事

女性作家らしい二人の対照的な女性の心理描写が見事である。それだけに、リアルな状況として迫ってくる。もっとも、男性から見ると、どちらもちょっと勘弁して欲しいという女性であるが、実際には、この中間的な女性が多いのだろう。そうした女性の描写に比べ、崇の描写がいま一つぴんと来ない。異性の描写ということで難しかったのか、それとも主役ではないので、軽く扱ったのか良く解らないが、話の展開の中ではかなり重要なポジションだっただけにもっと描ききって欲しかった。
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No.42:
(3pt)

肩のこらない読み物

唯川さんのエッセイは共感ができて、着眼点もなるほどとうなずけることが多く、好きな作家の1人です。

今回は小説として初めて読みましたが、主人公の女性2人にはあまり感情移入ができませんでした。

それでもまだ自分の性格とかけ離れているるり子の方が理解できました。

人物設定が単純というか奥深さに欠けているような、そんな印象を受けました。

この小説は恋愛小説というには物足りず、新しい生き方を指南するというのにはちょっと飛びすぎているので、そのあたりを期待しなければ肩のこらない読み物としてちょうどいいです。
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No.41:
(3pt)

ドラマのような恋愛劇

夜10時から放送している連続ドラマのようなストーリーはまさに

女性の女性による女性のための小説だ。

"偶然"の遭遇によって浮気を発見する展開なんかはドラマの王道。

もちろんドラマ的な小説が悪いわけではない。

この本は直木賞という文学的お墨付きを受けており、

文章も読みやすく、個性的な登場人物たちの心理もわかりやすい。

手軽に読める文学作品としては実に申し分のない作品だと思う。

それにしても15才の「崇」は一体どういう経緯で、萌の会社でバイト

するようになったんだ?履歴書を偽造したのだろうか?

あと、それほど広くないであろう社内で、主人公が崇の存在を知らなかったのも

なんか不自然のような気がするし、

新宿二丁目で女がバイトしてるってのもあまりにもナンセンス。

ま、だけどそういう詰めの甘さもドラマ的で微笑ましいといえば微笑ましいですけどね。
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No.40:
(4pt)

明るく読みやすい本です

性格が正反対の2人だけど、ラストで同じ所に落ち着くところが良かった。

性格が全然違っても、長く付き合っていくと解り合えたりするのかなぁ。

すぐ放り投げないで、認めつつ向き合っていくことが必要かもしれないなって思えました。
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No.39:
(2pt)

期待はずれ・・・

今回唯川さんの著書2冊目ですが、今回はいまいちでした。現代の27歳を描いた作品だったとはおもいますが、自分もこの年に近いけど「いまの27歳ってこんなかぁ?」って思っちゃいました。

まず20代後半にもなって、るり子みたいなタイプがもてるのもなんだがおかしいし、萌の最後の行動も考えられないし・・・最後の終わりも微妙でした。この作品にでてくる登場人物ほとんど、学習能力足りないような気がしました。
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No.38:
(5pt)

お気に入りの一つ。

対照的なるり子と萌、その二人の性格がよく表されていると思います。二人のちぐはぐなやり取りに思わず笑ってしまいました。

ラスト、二人はそれぞれ型にはまらない幸せを手にします。あんまりにも幸せとは程遠いと思われる選択を取った二人、そこに違和感を覚える読者は多々いるでしょう。それに挑戦し、かつ十分成功といえる作品を書ききった唯川さんに星五つ。

「ほんとにそれでいいのかっ?!」というラストですが、きっと二人はこう答えるはず、「いいのよ。」
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No.37:
(5pt)

女らしく自分らしく

正反対の性格の二人のお話。とてもおもしろかった。唯川さんといえば、なんと
 なく暗い恋愛小説のイメージがあったのだけれど、今回の小説は、明るくて読み
 やすくてすき!この正反対な生き方の二人に、どうしてなのか、私はどちらにも
 女としての共通点を見出すことが出来ました。萌のようにはなりたくない、るり
 子のようにもなりたくない。でもどちらにもすっごく憧れるところはあるし、自
 分と似ているところがある!とてもおもしろかった。今よく聞く小悪魔ブーム。
 思わずるり子を想像できた。幸せの定義はとても難しい。手に入れたと思っても
 必ず死や永遠ではない。みんな今を強くたくましく生きていくしかない…そう思
 えた。ラストがさわやかでとてもすきです。
肩ごしの恋人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
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No.36:
(3pt)

さくさく読めますね!

久々に本を読んだのですが、面白かった。るり子のキャラが、まるであの「白鳥麗子」のようで楽しく、萌の魅力も読み進むにつれだんだんわかってくる。
るり子と萌は正反対のようだが実は似たところをもっていて、またお互いにないところに強くひかれあっているようにもみえる。
脇キャラも魅力的で、みんないきいきと動いている。読み終える頃には自分の中ですっかり親しみがわいてしまって、続きがぜひ読みたくなってしまっている。続編書いてくれないかなぁ~~
映像化してもなかなか面白いのではないかと思います。今キャストを考え中。これも私のヒソカな楽しみです。(笑)
肩ごしの恋人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:肩ごしの恋人 (集英社文庫)より
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