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肩ごしの恋人
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肩ごしの恋人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 81~95 5/5ページ
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唯川恵さんは女性の友情を書くのが上手い、と いつも思っていたのですが、この作品では全く 違う、るり子と萌の友情を見事に書いています。 脇役の男性もなかなか魅力的で個性的で、話に 華を添えています。 唯川さんの作品の中で、これが一番好きです。 読み終わった後の爽快感も、一番でした。 どんなことがあってもくじけない、るり子と萌には 悩んでいる人も力づけられます。なんだか、前向きに なれる元気をくれる本です。 | ||||
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仕事に自分らしさと将来への希望を求める萌。三度の結婚、恋に生きる女るり子。親の再婚で揺れ動く15歳の崇。それぞれが一喜一憂を繰り返す。一見接点のない三人が萌のマンションで共同生活を始め、多くの発見をしたり現実逃避しながらやがて自分なりの新しい行き先を見出してまた歩き出す。 | ||||
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帯には「驚きに満ちた新しい恋愛小説が誕生した」とある。恋愛している人物が主人公であるものを恋愛小説というならば、まあ恋愛小説の一部に入るのだろう(もしくはるり子と萌の間にある友情を「恋愛」と定義づけるならばこれは堂々たる恋愛小説である)。しかし、本書から「恋愛」が関連するエピソードを取ってしまえば殆ど何も残らないような気すらするにもかかわらず、私にとってこれは恋愛小説では無い。普通の人がポリシーを貫いて生きる小気味良さを書いた小説だと感じている。ラストもいいよ。元気が出る1冊である。 | ||||
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「まさに本に惹きこまれるとはこのことだったのか」、読み始める前は全く予想の出来なかった感想が読み終えたあとに生まれた。 文章も非常に読みやすく、更に視点が二人の主人公それぞれ一章ずつ交代するといった方法が使われており、いつの間にか次のページをめくっている状態に陥る。 自分はこの作品に出会うまで、この様な小説を読んだことがなかった。だがこのようなすばらしく更に読みやすい作品と出会えたことで、自分の世界が今まで以上に膨らんだのは事実である。自分の中にある重い扉を開いてくれたこの作品、皆さんも読んでみてはいかかでしょうか。 | ||||
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読み始めの頃は「萌=いい奴、るり子=悪女」という公式が出来る。けれど、読み進めていくうちに、あまりにも欲望に忠実な、るり子にあきれはてていたかと思うと、そのうちになんだか許せてきちゃう。最後には、「あっ、こいつすげーいい女じゃん!がんばれよー」なんて応援までしてる(笑) 第一印象と物語が展開していって見える新しい面(第二印象?)とで印象が変わるなんて現実ではまぁ、あるけど本では初めての経験だった。唯川さんすごいなってあらためて思った本です。 ちなみに萌とるり子のどっちがいいかときかれたら? るり子と付き合って、疲れたら萌とはたまに浮気して......なんて男のエゴですね(笑) | ||||
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唯川さんの作品マジですきっす(゚▽゚*)この本は見つけて 嬉しすぎて買ってしまったのですが、予想以上に素敵でしたよ☆☆ 恋愛はなにかとハプニングがないと面白くないです(><) 乗り越えてつかんだもの、人が手に入れたくてもいれられないもの そんなモノに優越感感じちゃいますよね? そして、人がいらないものを、価値観がないものを手に入れたときの むなしさ。結局自分が欲しいのはそのものではなくて 人から注がれる視線なのです。誰もが経験したことがあるはずの 気持ちをるり子は思いっきり生きてますよ♪ | ||||
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唯川恵さんの本はこの本が初めてでした。 はなしがやわらかくて、すごく好きになりました。 恋愛偏差値も毎回見てます。 原作のよさがよくでてると思います。 | ||||
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最初、文章の泥臭い感じが気になった。紋切り型の表現も目に付く。けれど、読んでいるうちにストーリーのパワーによってそんなことは気にならなくなっていった。読者を「えっ?」と思わせる技を持っている人だ。「どうして不幸を考えるのが現実で、幸せを考えるのが幻想なの? どうなるかわからないんだから幸せになることを考えていた方がいい」というような台詞を登場人物が語っていて、なるほど!と思った。元気をもらった。 | ||||
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まず、第一に思ったのは読みやすーいという事。 るり子の超自分主義、萌の感情を知らず知らずに殺す事。 この二つがまじりあってはじめてこんな生き方したいなぁと思った。 どっちもいい生き方なんだけど、かけてる事があって補いゆく。 いい感じです。 | ||||
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「肩ごしの恋人」、この本に会えて良かった、この一言です。唯川恵先生は、前からファンで、直木賞を取られたのが自分の事の様に嬉しかったです。もちろん買って読んでみたら・・・。私は今まで本を沢山読んできましたが・・・何て言うか、言葉が見つかりません。萌とるり子の対象な生きかた、魅力的な大人の男、そしてそれぞれの恋愛、価値観の違い・・・全てが素敵でした。この本を書いた唯川先生に、そしてこの本に直木賞を与えてくれた出版社の方に、感謝します。 | ||||
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今までの唯川先生の作品とは少し違う気がします。 少しだけ、登場人物が多かったせいでしょうか。 直木賞も頂いた作品でもありますが これを始めに読んでしまうのは本当の唯川作品に 触れることになるのかなぁ、と思えるような感じがしました。 | ||||
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これほどテンポがいい小説には、なかなか巡り会えないでしょう。 特に、るり子のわがままぶりは、お腹をかかえてしまうほど、面白おかしく 表現されています。 また、もう一人の主人公、萌には一種の憧れのような気持ちを抱かずにはいられません。 何もかも受け止めてくれるような大きさを感じるのです。 とにかく、読んでいて気持ちいい。心地良いのです。 そして、最後の場面はそれまでとは違い、「ジーン」とさせてくれます。 ドラマや映画では表現できない、「本」独特の素晴らしさを感じます。 この本は、唯川恵の「お洒落な大傑作」です。 | ||||
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一見全く対照的な性格ですが実は共通点のある萌とるり子。この二人の独特な個性と共通点には、あらゆる女性に通ずるものがあり、だからこそこの本を読んだ多くの女性が「自分の中の萌とるり子」の存在を感じるのでしょう。 今、どこかでこの小説と同じ様な出来事が起こっていてもおかしくないような何気なさを感じましたが、実際は幾つものかなり泥臭い恋愛事情で構成されています。ところが、登場人物はそれほど泥臭いと感じておらず、淡々と現実を受け入れ、自己や他者を認めているところが何とも不思議です。自分と向き合い、物事を深く考えて悩み、葛藤しながら人生を模索する人物をこの小説に登場させればどのような作品になったでしょうか。 | ||||
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『肩ごしの恋人』唯川恵(マガジンハウス)は、噂にたがわず面白い話だった。 三度目の結婚をしたばかりのるり子と、まだ一度も結婚していない萌。この二人が主人公。 るり子という女は、美人で「気紛れで、自惚れ屋で、浅はか」な見かけ倒しの、女に嫌われる女。男であろうがなんだろうが、欲しいものは欲しいと表現する人。そして、手に入れるなり、アッという間に冷めてしまう。言ってみればサイアクー!というタイプ。 しかし、これが段々と魅力的に見えてくるからアラ不思議。 この辺が北上氏のいう「初期の山本文緒を髣髴とさせる」部分か。 萌がひょんなことから会社のバイトの子と一夜を過ごしてしまい、それが15歳と判明。おまけにるり子の元彼(柿本)とは不倫。の忙しい日常。 柿本の高校の同級生でゲイバーのママ文ちゃんがイイ。周囲の思惑を気にせず自分の生き方を貫くとこが。・・・それはるり子にも通じる魅力か。 私もこうでありたいことよ。(と、珍しく中学生の感想文みたいな終り方。はは。) 近親相姦、不倫、離婚騒動などドロドロした内容のわりに嫌な残り方のしないすっきりした切れの良い後味。 | ||||
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