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(短編集)

九マイルは遠すぎる



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【この小説が収録されている参考書籍】
九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)

九マイルは遠すぎるの評価: 4.00/5点 レビュー 34件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 1~20 1/2ページ
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No.22:
(5pt)

素晴らしく面白い短編集

素晴らしく面白い短編集
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No.21:
(5pt)

懐かしくて再び

昔読んだ名作短編。いわゆるミステリですが、独特の登場人物とその鋭い感性にもとづく推理が痛快な短編で、あっという間に読んでしまうが・・・しばらくすると再読したくなります。
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No.20:
(5pt)

すばらしき古典の名作

名作「九マイルは遠すぎる」を含むハリイ・ケメルマンのミステリ短編集。

純粋な論理の妙を堪能できる名短編集。白眉はやはり表題作でもある「九マイルは遠すぎる」。たったこれだけの文言から、言われてみればという推論を幾度も重ねて、やがては想像もしない境地にたどり着く、そんな古典の妙を堪能した。
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No.19:
(5pt)

気分転換には、本格推理小説の短篇を読むに限りますね

気分転換には、本格推理小説の短篇を読むに限ります。短篇集『九マイルは遠すぎる』(ハリイ・ケメルマン著、永井淳・深町眞理子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫)に収められている『おしゃべり湯沸かし』は、タイトルも内容も洒落た一篇です。

「そのとき、下宿中の静けさが、隣人の湯沸かしの鋭い蒸気の音で破られた」。

ニッキイ・ウェルト教授は、この湯沸かしの音から緻密な推理を組み立て、犯人とその動機まで言い当ててしまうのです。その鮮やかな推理には舌を巻くが、捻りの利いた結末も印象的です。
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No.18:
(4pt)

表紙が気に入っている

表紙がオシャレで気に入っています。

9マイルは遠すぎるだけ読みましたが、面白いというわけではありません。
イギリスの土地勘がないとイメージしにくい内容でした。
ただ、発想は惹かれるものがあります。
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No.17:
(4pt)

ニッキーの視点

短編集なので、1話完結の質の良い連続ドラマを見ているようだ。
 ポイントは、ニッキーの言葉。あるポイントから、物語がガラリと切り替わる。例えば、「エンド・プレイ」では、「チェスのゲームを見るんだよ」とニッキーが話す。その後は、怒涛の如く結末に向かって、物語が収斂していく。ああ、そうか、そうだな、ああ、それで、そうなっていたのかと頷き、結論と軽いエピローグに読者は着地させられる。そんな物語ばかりだ。
 心地よい読後感と味わえるだろうと思う。
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No.16:
(5pt)

掲載全作推し!

ここ暫くで最高でした!
読み易くて面白い!凄いです。
なるほど、こういう作品を
書きたくなるのですねー!
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No.15:
(5pt)

のちの時代に古典として残ってほしい作品集

ケメルマンのラビシリーズも昔読んだけれど、そちらはあまり面白いと思えず。が、最初に読んだ本書は、大抵のミステリを読み終わると処分してしまう私としては珍しく、以来ずっと手近な本棚に置いてあります。
時代的にはミステリの古典では全くないのですが、破綻やソツのないスマートな内容は今後、古典として残っていいものだと思います。

理屈だけで推理するアームチェア・ディテクティブだから、という部分もあるかもしれませんが、推理のキモとなる部分が時代や国柄などにあまり左右されないため、古びた印象を持たせにくいというのも、いつまでも残るだろうと思う理由の一つです。
そして、探偵役であるニッキィ教授とワトスン役の語り手の友情--利害関係がない、現代日本ではちょっと知性派の芸人コンビにでも当てはまりそうな関係性--も嫌味がなく好印象です。

ストーリーもトリックも決して複雑さはないので、何度も再読することもないのですが...それでも今後とも手元に置いておくだろうと思います。
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No.14:
(5pt)

値段と品質

充分満足しています。
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No.13:
(4pt)

息子のために買いました

息子に頼まれて買いました
息子が読み終わったら読んでみようと思います
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No.12:
(5pt)

名作

アームチェアの金字塔です。ただ謂えるのは、兎に角読むべし。
読まずしてアームチェア語るなかれ。だと自分は思ってます。
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No.11:
(4pt)

スタイリッシュな短編集

探偵は大学教授、ワトソン役は教授あがりの郡検事のコンビによる連作短編集。
特に表題作は、ある短い文章から犯罪の要素を探り出し事件の解決に至るという、安楽椅子探偵の究極の作品として有名です。語句の言い回しや表現から、語った人物の意図や感情を読み取ることにより、その特徴や置かれた状況を推理する過程は、読者に知的興味と興奮を与えてくれます。
それ以外の短編についても、過度な雰囲気のあおり立てや登場人物への感情移入もなく、軽妙で洒落た雰囲気が全編に感じられます。
特に印象に残ったのは、脅迫書に残された明瞭な指紋の意味が、事件の真相とともに明らかになる「わらの男」、主人公コンビの目前で事件の重要な事項が進行する「梯子の上の男」の2編です。
楽しめた短編集でした。
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No.10:
(5pt)

ミステリー好きは読むべき作品!

まさに本格派ミステリー!
論理の組み立てから解かれる謎がとても快感!ミステリー好きは読むべき作品です。

作中のユーモアも、ホームズやポアロ的なワトスン役を小バカにするようなことが多いものの、いいものばかりです。
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No.9:
(5pt)

面白い

日本でも複数の推理作家がこの作品に触発されて、同型の小品を試みています。そうした作品を読んで、本家本元の作品が気になっていたのですが「ハヤカワ」で現在も出版されているのですね。読んで、なるほど、作家がチャレンジしてみたくなるのがわかりました。
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No.8:
(4pt)

海外作品にしては軽くて読みやすい

短編集なので当たり前かもしれませんが、軽くて読みやすく、意外と肩の凝らない一冊でした。もともと有名な「九マイルは遠すぎる」を読みたくて購入したんですが、それに勝るとも劣らぬ良作が詰まっています。
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No.7:
(5pt)

さすが

評判に違わないおもしろさでした。本は多少傷んでましたけど,値段が破格でしたから。
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No.6:
(4pt)

白眉は表題作よりもむしろ・・・

「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、まして雨の中となるとなおさらだ」

この言葉から導き出される論理的な推察とは?


ニッキィ・ウェルト教授が類まれなる観察眼と推理力で一見不可解な事件を次々に解決していく8つの推理短編集。

表題作が有名なのですが、正直それほど面白くはありません。
なにせ文章が硬いので読みにくい!!
しかし、後に行くに従ってこなれて面白くなってきます。さすがに書き上げるのに14年も掛けただけの事はあります。ww
特に後ろの3編は出色の出来ですが、その中でも「おしゃべり湯沸し」が、これぞ安楽椅子探偵の真骨頂!!という感じで白眉です。

ビギナー向きではないですが、押さえておくべき作品だと思います。
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No.5:
(5pt)

面白い。

面白い以外の言葉で説明するのが難しいというくらい、面白いです。

・九マイルは遠すぎる
・わらの男
・10時の学者
・エンド・プレイ
・時計を二つ持つ男
・おしゃべり湯沸かし
・ありふれた事件
・梯子の上の男

以上8編が収録されていますが、やはり注目すべきは
タイトルにもなっている「九マイルは遠すぎる」です。

有名過ぎるので、おそらく書いても問題はないと思うので、少しだけ内容を書きます。
ふと耳にした
「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、まして雨の中となるとなおさらだ」
という言葉から、「話し手はうんざりしている」「雨が降ることを予想していなかった」
などから始め、推論に推論を重ね、殺人事件が起こった事をはじき出す…。

一行一行、一文字一文字、鳥肌を立てながら時間を忘れて本を読む、
こんな感覚、そうそう出会える物ではありません!!
購入後、幾度も幾度も読み返していますが、
この一話だけでも、定価で一冊買う価値はあったと確信しています。

他の7編は、これに比べてやや見劣りはするかもしれません。
しかし、どれも少ない情報から決定的な事実を導き出す点は同じです。

今後も誰かに「面白い本はない?」と訊かれたら、この本を紹介する事でしょう。
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No.4:
(5pt)

《推理連鎖》ものの嚆矢

◆「九マイルは遠すぎる」
 ▼あらすじ
  ニッキィ・ウェルト教授は、友人が思いつきで述べた言葉、
     「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、まして雨の中となるとなおさらだ」
  をもとに推論を展開し、言葉の奥に隠されていた意外な事件を明らかにする。
 ▼感想
  いわゆる《推理連鎖》ものの嚆矢。
  著者は、本作の構想を練るのに十四年かけ、執筆は一日で終えたそうです。
  ミステリの新しい「型」を創出したという点で、本作の達成はじつに偉大。
  しかし、読者に必要十分な手掛かりを提示しないのは大きな瑕と言わざるを得ません。
  特に、適当に述べていたはずの友人の言葉が、じつはそうでなかったことを
  結末近くになって明かす展開は、アンフェアの謗りを免れないと思います。
◆「エンド・プレイ」
  マクナルティ教授が自宅の玄関で射殺された。
  当初、彼と揉めていた学生の犯行かと考えられたが、遺体に
  パラフィン・テストを施した結果、火薬(硝酸塩)が検出され、
  自殺の線が濃厚となる。
  果たして、彼は本当に自殺したのか?
  教授が死の直前まで友人とやっていたというチェスの盤面や駒の不自然さから
  真相を導き出していく手つきや、一見「捨て駒」扱いのレッド・へリングに皮肉な
  役割を担わせる技巧がじつに秀逸です。
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No.3:
(4pt)

久しぶりに読んだ本格もの

 ミステリーのレビューというのは書きにくい。面白かったことだけは事実だ。読んだきっかけは恩田陸氏の「象と耳鳴り」(だったと思う)に本格ものとして取り上げられていて興味を持ったからだが、確かに久々に読んだ本格ミステリーだった。ほかの作品も読んでみたいと思わせる出来。
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