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くちぬい



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【この小説が収録されている参考書籍】
くちぬい
くちぬい (集英社文庫)

くちぬいの評価: 3.78/5点 レビュー 18件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

怖かった…。

風景、空気が美しく、水や食べ物も美味しい、暮らし。
のどかで、素朴な住人。

大自然との共存への備えだけではなく、じわじわ迫ってくる、因習や人間関係の恐ろしさ。

空気も景色も悪く、隣家の名字や顔も覚えられない都会のマンション暮らしだが、よほど気楽だと思った。

柄が悪いとされている処だけど、越して来て3年、嫌な思いや悩みした事ない。
繁華街近いから、酔っ払いいた所で、明るく人多いから、夜道も安全。

親族が昔から ずっと住み続けて、帰る田舎のある人達には良いけれど、永遠 余所者と判断される人の移住は無理だな‼︎
だから、過疎化するのよ。
くちぬい (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.2:
(3pt)

追悼

先だっての坂東眞砂子さん逝去のニュースを見まして、追悼の意もあり読了。震災のすぐあと位に出版された本ですね。
田舎の因習に潰される…という、いつものテーマです。
放射能汚染に怯え、高知県に逃げ出した麻由子。北関東住みの自分としちゃ、やや冷めた目で読み始めましたが、結局のところ疑心暗鬼にのっとられてしまった麻由子は、哀れにも思えました。もっと自分の気持ちを夫に伝えておけばね、なんて。すっきりしない終わりなので星3つ。
くちぬい (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.1:
(3pt)

どっかではっきりこれはホラーじゃないぞ」と、 宣言してもらいたかったです

サイコサスペンスでした。
ホラーの体裁がばっちり整えられています。

高知の山村に東京から初老の夫婦が移住する。
閉鎖的な集落。
自宅の庭を通る赤線(古来の道)。
しかもその赤線は山の神社と里の神社を結んでいる。
そして移住生活に忍び寄る恐怖。

伏線整えられ、いつ怪異が始まるのかわくわくします。
そしてそのまま結末を迎えます。
ホラー的な展開を最後まで期待すると、
肩すかしを喰らいます。
読了後は、
「どっかではっきりこれはホラーじゃないぞ」と、
宣言してもらいたかった気分でした。

面白いことは面白い。
でも期待と違ったなあという小説。
人間の狂気をテーマにした長編でした。
くちぬい (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:くちぬい (集英社文庫)より
4087451941

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