逢はなくもあやし
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読みやすい | ||||
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期待していたほど、面白い小説ではなかった。 普段の坂東作品には興奮を覚えるのですが、今回はそれがなかった。 読後に、物足りなさが残りました。 | ||||
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作品に触発されて,行ってきたわよ。 安井町から大和三山に囲まれた藤原宮跡。 時間がゆっくり流れてた。 | ||||
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いつもの坂東さんの作品どおり、何人もの人のストーリーが複雑に絡まりあっている世界です。一つの話の中で、男女での恋愛感の違い、強さ、弱さ、いろいろなものを見ることができ、しかも、様々な読み解きができる作品です。きっと、読むたびに印象が違う、奥が深い作品です。 | ||||
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タイトルは、「燃ゆる火も取りて包みて袋には入るといはずや あはなくもあやし」と言う持統天皇の歌に依っています。 作者は、その解釈を「愛する人の魂を袋に入れて持っているから、もう二度と逢うことがなくてもいい」と、主人公に語らせています。 物語は、この「待つ」と言うことをテーマに、天武・持統の例と戦時中の悲恋の例、そして現代の香乃と篤史の例を多層的に語ってゆきます。 最初の持統天皇は、すでに死した天武天皇の魂を「待つ」訳です。 戦時下の若者は、会えぬ状況下であくまで「待つ」訳です。 そして、現代の香乃は・・・。 消息不明の恋人を探して彼の故郷に降り立った香乃は、その実家で彼がすでに死んでいることを知ります。 その後、恋人の友だちとの関係が進み、彼の遺品を返しに実家に行くと、そこに待っていたのは、インドネシアから届いた彼女のための花嫁衣裳でした。 このことが、持統天皇の歌と絡んで「待つ」べきと語っているのかと、彼女を悩ませます。 彼女の判断は、花嫁衣裳を燃やすことでした。 小説の進行は謎を含んだ展開で、なかなか楽しく一気に読むことが出来ました。 河瀬直美監督の映画も非常に楽しみになりました。 | ||||
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