逢はなくもあやし



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    初公開日(参考)2011年08月
    分類

    長編小説

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    逢はなくもあやし (集英社文庫)

    2011年08月19日 逢はなくもあやし (集英社文庫)

    旅に出たまま戻らない恋人を探すため、OL・香乃は彼の故郷である奈良・橿原を訪ねる。しかし彼の母親から彼は既に亡くなったと告げられる。「すぐ戻るから待ってろよ」と言ったのに、なぜ…。時が止まったような町で答えを探す香乃は、考古学者から亡き夫の復活を待ち続けた女帝・持統天皇の逸話を聞かされる。「待つ」ことの意味とは―時を超え、男女の想いが交錯する。書き下ろし長編小説。(「BOOK」データベースより)




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    逢はなくもあやしの総合評価:8.00/10点レビュー 5件。Cランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (5pt)

    奈良が舞台

    読みやすい
    逢はなくもあやし (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:逢はなくもあやし (集英社文庫)より
    4087467368
    No.4:
    (3pt)

    物足りない

    期待していたほど、面白い小説ではなかった。
    普段の坂東作品には興奮を覚えるのですが、今回はそれがなかった。
    読後に、物足りなさが残りました。
    逢はなくもあやし (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:逢はなくもあやし (集英社文庫)より
    4087467368
    No.3:
    (5pt)

    京都より奈良がいいね。

    作品に触発されて,行ってきたわよ。
    安井町から大和三山に囲まれた藤原宮跡。
    時間がゆっくり流れてた。
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    4087467368
    No.2:
    (3pt)

    どこまでも奥が深い作品。

    いつもの坂東さんの作品どおり、何人もの人のストーリーが複雑に絡まりあっている世界です。一つの話の中で、男女での恋愛感の違い、強さ、弱さ、いろいろなものを見ることができ、しかも、様々な読み解きができる作品です。きっと、読むたびに印象が違う、奥が深い作品です。
    逢はなくもあやし (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:逢はなくもあやし (集英社文庫)より
    4087467368
    No.1:
    (4pt)

    燃ゆる火も取りて包みて袋には入るといはずや あはなくもあやし

    タイトルは、「燃ゆる火も取りて包みて袋には入るといはずや あはなくもあやし」と言う持統天皇の歌に依っています。
    作者は、その解釈を「愛する人の魂を袋に入れて持っているから、もう二度と逢うことがなくてもいい」と、主人公に語らせています。

    物語は、この「待つ」と言うことをテーマに、天武・持統の例と戦時中の悲恋の例、そして現代の香乃と篤史の例を多層的に語ってゆきます。
    最初の持統天皇は、すでに死した天武天皇の魂を「待つ」訳です。
    戦時下の若者は、会えぬ状況下であくまで「待つ」訳です。
    そして、現代の香乃は・・・。

    消息不明の恋人を探して彼の故郷に降り立った香乃は、その実家で彼がすでに死んでいることを知ります。
    その後、恋人の友だちとの関係が進み、彼の遺品を返しに実家に行くと、そこに待っていたのは、インドネシアから届いた彼女のための花嫁衣裳でした。
    このことが、持統天皇の歌と絡んで「待つ」べきと語っているのかと、彼女を悩ませます。
    彼女の判断は、花嫁衣裳を燃やすことでした。

    小説の進行は謎を含んだ展開で、なかなか楽しく一気に読むことが出来ました。
    河瀬直美監督の映画も非常に楽しみになりました。
    逢はなくもあやし (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:逢はなくもあやし (集英社文庫)より
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