蟲
- 超常現象 (33)
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なんだか懐かしいような風景。男女の気持ちのすれ違い。心の奥底にある部分を蟲に食い荒らされていく。 しかしそのことによってもたらされる平穏。そしてそれを受け入れてしまう恐怖。 好きな世界観です。 | ||||
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全体的にホラーなのか主婦の心情追憶なのか、話の流れも単調な気がする 坂東ファンで主婦層にはおすすめ出来るが一般のホラーファンにはおすすめ出来ない | ||||
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前半は確かに不気味な蟲に犯されていく夫の描写が、「怖くなりそう」。このあとどうなるんだろう、と思う。 が、後半話の筋がわかってくると、主人公はいったいなんのために行動してるのか意味がわからなくなってくる。何も悪いことはないのにただヒステリックに。 序章の三人称視点で、夫がままごとと表現した主人公の姿。それが全部か。 | ||||
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序盤は工事現場で妙な物を拾った夫が変異していくの悩まされる妻という構図が面白いものの、 それだけの展開で2/3以上引っ張られ、何だか良く分からんオチでフィニッシュとやや投げやり 主人公に変な設定をつけたり超能力者を出したりと変な新規要素を加えるも、 大して生かされもせず中途半端 ホラーでありがちな設定や展開を寄せ集め適当にまとめたような作品とでも言うべきだろうか 特に見所の無い一冊 | ||||
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他の坂東作品よりは、どろどろした人間ドラマの要素は薄いです。 前半ではベティ・フリーダンの「名前のない問題」を思わせる、専業主婦になってしまった主人公の心理描写に紙面の大半が割かれます。後半になると次第に話の規模が拡大しますが、結局は個人の心の問題に帰着します。ミクロ→マクロ→ミクロという感じです。要所でメディアが伝える、インド中国間の紛争のニュースが背景に置かれますが、これが非常に重要な伏線になっています。 人間の体に虫が巣食い、心までも支配したとしても、それによって人々の種々の欲望や野心や嫉妬や打算といったようなものが減殺され、結果として世の中から競争的な雰囲気が薄れ、全体として平和になっていくならそれもいいな。いやそうならないと、いずれ世界は破滅するのでは? だからこその「常世」虫では? この作品は読者をそんな気持ちにさせ、コペルニクス的転換を促しそうです。 | ||||
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