眠る魚
- 遺言 (82)
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福島原発事故が起こった時は、大変なことになったとマスコミは大騒ぎしました。しかし、今でもこの報道を扱う番組はほとんどありません。私自身、無関心でいたことを心から恥じました。今更ながらですが、原発がいかに恐ろしいものか痛感させられました。私の住む県にも原発があります。再稼働しました。他人事では済まされない問題です。読後、深く考えさせられるテーマです。未完に終わったのが惜しまれる作品です。 | ||||
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絶筆作品との認識が無いままに購読してみて、今更ながら本作品の完成長編を読んで見たかったなあ。 | ||||
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板東眞沙子の作品は以前から、土着の風習、歴史、をからめたホラー的作風がすきでした。この作品は、原発事故を題材に、人々の精神的影響、被爆影響を説得力充分に書かれています。私は、福島県在住のため余計、身近に感じました、途中まで読んでの感想ですが、結末が楽しみです。 | ||||
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未完となった遺作です。 南洋の島バヌアツで恋人との同棲生活が破綻し、これからの生活に思い悩む主人公に届いたのが、父親の訃報でした。 久しぶりに変える故郷は、福島原発の事故の影響の地です。 そこで、主人公は「アオイロコ」なる奇病の流行が囁かれているのを知ります。 それが福島原発に由来する内部被爆ではないかと言う疑惑を抱きます。 そんな中で帰国を決意しますが、体調異変が舌癌と診断され手術することになります。 物語は、ここで終わってしまいます。 作者が書こうとしたのは何か?想像するしかありませんが、それは原子力発電所の再稼働に動く日本政府への警鐘だったような気がします。 それと同時に、放射能への恐怖を抱きながら生活することと、死病である癌に罹病してしまう現実とのギャップをどう捉えて生きるのかと言う事もテーマかも知れない。 反原発の活動家の台湾への逃避(親戚の娘もオーストラリアへ)などが、どう展開してゆくのか? もっと興味深いのが、「イルミナティ」の動きです。 最後まで読みたかったなあと言うのが、正直な感想です。 | ||||
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