善魂宿
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兎に角スゴいですねぇ。 | ||||
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この作家の手法の一つ、民俗学資料を材料にした作品。資料をそのまんま取り込んだ表現なので、作家の味付けによって小説が面白い というより、資料をドラマ仕立てで味わう作品と思います。民俗学資料を取り込む手法の作家として、北森鴻さんがいますが、比較してしまう。こちらの方が作家の味付け部分が多く、また深く、広い民俗学、歴史知識も反映した推理作品でこちらの方が好きだ。 | ||||
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何やら難しげな漢字や方言が並ぶため少々読むのにキツイところが。ストーリーは大人向け日本昔話でしょうか。作者独特な結構エグい表現もあり好みは別れるのかなぁ。面白いと言えば面白い。お薦めかと言われれば悩みますね。 | ||||
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歴史的なのか風俗なのか文化なのか、まとわりつくような絡みつくような田舎の事象が物語となっている 女性作家ならではの濃厚な文章で読後は心なしか疲労していた 坂東作品では一番好きかもしれない | ||||
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坂東眞砂子氏の小説はずいぶんたくさん読んだけれど、中でも本書が最も好きな作品。 独特の家族制度を形成していた大家族の男女が、近代の訪れとともに、一人また一人と去ってゆき、そして最後に残った母と息子。 二人が住む山の中の合掌造りの家は、かつて大勢の男女でにぎわっていたころの残滓が色濃く残り、その拭い去ることのできない寂寥感が、下界と山上と分かつ霧のようにこの古く大きな家を覆っている。 時折、迷い込んでくる旅人たちが語る懐かしくも淡い性愛の思い出は、この家を覆いつくす寂寞の中でこそ、ひときわ鮮やかに輝く。 合掌造り、大家族制度、山、そして寂寞とエロス。これらが見事に結びついた傑作だと思う。 | ||||
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