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All You Need Is Kill



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【この小説が収録されている参考書籍】
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)

All You Need Is Killの評価: 3.84/5点 レビュー 136件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全136件 121~136 7/7ページ
No.16:
(4pt)

外国で人気と聞いて購入

ラノベっぽくない雰囲気なイラストと内容。
主人公は戦場で死ぬが過去に戻り生き返る。いわゆるループ物。
初めは新米だった主人公が歴史を繰り返すごとに屈強なベテラン兵士と変わっていく。
そしてループする謎、脱出方法を見つけるが…。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.15:
(3pt)

若い人向き

内容は面白いけど 若い方向きでした。
無いようにひかれて ネットで購入・・・
店頭では買わなかったかな?
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.14:
(3pt)

良くも悪くもテンポが良い

ストーリーについては他の方々がイロイロと書かれているので、割愛します。取り敢えず、戦場を舞台としたループ物。何というか、何度もリセットを繰り返す内容はゲーム的な発想を強く想起させ、まさしく現代のエンターテイメントという感じ。それでいて、最近の流行りである「ソードアート・オンライン」や「アクセル・ワールド」のように露骨に押し出してはいないので、ゲームに馴染みの無い私でも、すんなり呑み込むことの出来る世界観でした。極力ムダを省いて、淡々と紡ぐ書き方が特徴です。スマートで読みやすいものの、独特の表現や言い回しといった味は薄め。あっという間に読める、印象に残らない文章でしたが、スピード感がモノを言うエンタメの作り方としてはアリだと感じました。設定や軍隊の描写は凝っていたし、伏線の配置や回収も丁寧で、良く練られた物語だと思います。とはいえ、物足りない部分はありました。最大の不満点は、主人公とヒロインの触れ合いに割かれる部分が、極めて短いことです。ループする度に関係が振り出しに戻ってしまうので、仕方ないっちゃ仕方ないですが、もう少し何とかなったでしょう。ドリュー・バリモア主演の「50回目のファーストキス」までとは言わずとも、もう何度かループさせて、主人公のヒロインへの想いをしっかり印象づけることが出来たんじゃあるまいか。たった二回じゃ……その、あまりに。非常にもったいない気がしました。他には、個人的な問題ですが、クライマックスのどんでん返し、私は物語の真ん中あたりで予測がついたので、最も盛り上がれるはずの箇所で盛り上がりきれませんでした。ややアッサリとした描写も、それに拍車をかけていたかも。残念です。改めて書きますが、完成度の高い作品です。ただ時折、読み手側の想像に依拠するような、余韻を感じさせない流し気味の描写があるのが玉に瑕。ハリウッドで映画化するらしいので、本書の補完の意味でも、映像化が楽しみです。とはいえラストの描写だけは、原作を超えることは叶わないでしょうが
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4086302195
No.13:
(5pt)

読みやすくて面白かった

洋書の翻訳物を読んでいるような感覚。
アメリカンな言い回しが若干鼻につくが
設定がリアルな感じで引き込まれた。
ハリウッドで映画化されるらしいが
トムクルーズが初年兵って、無理があるんじゃ…?
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No.12:
(5pt)

主流のライトノベル向きではなくハリウッド向き

まず、ハリウッド映画にはスゴい向く作品だと思います。なので、ライトノベルとして読まないほうがいいと思います。多分、売れてるライトノベルを読んでる人が読むとイマイチなはずです。

ライトノベルと言うより一般文芸作品ですのでそこは注意するべきです。タイムリープもので、『時をかける少女』や『シュタインズゲート』みたいだと思うと痛い目をみますよ。
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No.11:
(5pt)

ハリウッド映画化で動いた大金に驚愕

私はジョン・グリシャムの『リプレイ』や、『バック・トゥ・ザ・フューチャー(ノベライズ含む)』、またアニメ版『時をかける少女』等を愛してやまない、タイムリープものの大ファンです。
本作は、異星人の環境変化システム(地球人にとっては大地を砂漠化し、死の海を作る悪鬼)「ギタイ」の集団と戦う統合軍の新人歩兵(パワードスーツ兵)が、初陣で死んだにもかかわらず、2日ほど前に戻って追体験を繰り返すという、SF風味なタイムリープの佳作です。

良くできている。この一言に尽きます。

なぜ2日ほど前(正確には30時間ほど前)に戻るのか、「ギタイ」の生態や行動パターンの必要最小限かつ合理的な説明。

初戦での死の繰り返しを強要される主人公が唯一持ち越せるのは「記憶」。すなわち「神経細胞の電気刺激=身体能力制御OS」。
そのバージョンアップ(訓練)に、戦闘前日の半日を費やしに古参兵からノウハウを学び取る。そして圧倒的不利な戦況の実戦で経験を重ねていく姿勢のストレートさ。

ヒロインとの邂逅、共闘、別離という黄金パターン(これがまた巧く、実にハリウッド映画向き)。

ハリウッド映画化でトム・クルーズを引っ張りだし、脚本料で何十億という金が動いたこの作品が、なぜ発刊時の2004年にヒットしなかったのか?

これはもう、ライトノベルの末期的とも言える粗製濫造状況と、発刊元の見る目(売り出すポイントの勘所)のなさの罪です。

兎にも角にも、タイムリープもの、タイムスリップもの、そしてハードSF戦記もののファンならば楽しめること請け合いです。

私は軽い気持ちで本書を購入して、深夜3時まで読みきって仕事に支障が出てしまいました。本作は面白く、ほろ苦い。
神林長平氏の推薦も納得。「ハッピーなのに、ほろ苦い。ラストの味は見事だ」。正にそういう作品です。
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No.10:
(2pt)

短編でやれば?って程度に内容量とアイディア

期待したほどでは無かったです。
ループものとして楽しもうと思うと、そういう面白さは無いです。
単に新兵がベテラン兵になるための方便として、ループが存在しているだけで、
ループの中でSF的に試行錯誤していくとか、そういう部分の描写は皆無です。ループものなら、他で名作がたくさんありますから、敢えてコレを読む意味は無いです。

どちらかと言えば、ゲームをしていて、負けてはリセットを繰り返すようなイメージで主人公が戦っている感じ。
何度も繰り返せば、いつかは勝てる。そんな作品で、緊張感はもちろん無い。
最後のヒロインとのあれこれは、取ってつけたような展開だと思いました。

文章も読みにくくはないものの下手です。
無理をして書いているのをすごく感じます。
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4086302195
No.9:
(5pt)

君に必要なのは、殺す事だけだ

永遠に繰り返す、戦闘前日〜出撃〜戦死。
何故こんな事に?そして、どうやって事態を打開すれば良いのか?

迫力満点の戦闘シーン描写が秀逸な、ミリタリーSF。
SFに不可欠の理屈付けも納得感有り。
恐ろしいタイトルではあるけれど、切ない最後も含め、これはオススメの一冊です。
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4086302195
No.8:
(5pt)

納得のハリウッド化。

この小説はいい意味でハリウッド受けする小説と思った。
いい意味でというのは題材や設定の表層部分でのことではなく、話の構成である。
 
起承転結がはっきりしてる点。
ループの理由が物語内のリアリティでは納得いく点。
これ以上無駄な部分が無いというくらいスリムなボリューム。
(ついでに、話自体が2時間映画に落とし込むのに苦労がすくなそうなところ。)
ループ地獄に入るときのセリフとループから抜け出る時のセリフが呼応してるところ
こんなところだろうか。

正直これだけの用件を満たせる小説を書ける人は少ないはず。
ライトノベルに限らず作者が登場する人物を説明するために、
あるいは好きになってしまって話の構成に贅肉がついてしまうことはよくあることで、
その誘惑を断ち切った作者は非常に信頼できる書き手だと思っていいだろう。
 
ただ、それにしてももう少しループしているあいだに登場人物達とのコメディシーンがあってもよかったかと。
しかし「もっとよみてぇ!」と思ってる読者以上に、作者はもっとナニカ付け足したいと思っていたに違いないが我慢したのだろう。

重箱の隅をつつくかのごとく悪いところを書く。
初年兵の初陣にしてはベテランの窮地の思考みたい(行動自体は初年兵だが)
パワードスーツのパワー+数百キロのアクスとはいえ銃弾が通じない理由が無い気がする。
↑の装備で一人で半数を倒したとかなかなか無理がありそう。
等々、勢いで気にさせない力量はあるのでたいした問題ではない。
 
最後に、もっと読みたいと思ってしまう久しぶりに力作でした。
ぜひループ系名作映画「恋はデジャブ」を超えてみてほしいです。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.7:
(4pt)

もっとページ数があれば面白かったろうに……

世界が認めた、というかハリウッドで映画化? するらしいですね。
確かに、そんなに映画に詳しいわけではないけど、ハリウッドっぽい。

時間ループものってのが一時期流行っていたけれど、その作品群の中だと中堅くらいなんじゃないかなあ。
面白いんだけど、何か一つ足りないというか。
キャラクターが弱いのかも知れないなあ、と。
今読んでみると、ループ自体が目新しくないので、それ以外の所に面白さを求めてしまったのがいけないのだろうか。

折角のメカ達もほとんど活躍していないし、それが勿体ない。
その点は悪い意味で期待を裏切られてしまった。

世界が認めた、といううたい文句のせいで、相当ハードルをあげてから見てしまったせいもあるのだろうということで……。
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4086302195
No.6:
(4pt)

人物描写に力をいれたSF作品

いきなり戦場の描写からはじまり、あまりミリタリーにくわしくない自分としては読むのがつらかった。
「これは微妙かもしれないな……」
そう思いつつも先を読みすすめていたのだが、気がつけば本の世界観にドップリと浸かっていた。

使い古されたタイムスリップモノなのだが、
話の進め方がいいのか先が気になってしかたがなかった。

出てくるキャラクターはライトノベルらしくない硬派な人物ばかりだ。
語尾にへんな言葉を使ったりしない。
そういった作者の細かい気づかいが作品のリアリティを深めているように感じた。

SFというと、設定ばかりに力をいれて人物描写をおろさかにする事が多いのだが、
この作品はメインキャラクターの感情を緻密に描いていてる。

ラストはみんなが助かるハッピーエンドのような形ではなく、
ほろ苦いけどおいしいと思えるコーヒーのようなさわやかさがあった。

SF好きにもそうでない方にもおすすめしたい。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.5:
(5pt)

これは良作!

ループ系の作品なので、しばらく積んでいた作品でしたが
「もっと早く読んでおきべきだった!」と思いました。
話の内容は、ありきたりな要素が多いのですが作品に引き込まれてしまいます。
こういった地の文は読みやすいなと感じました。
桜坂洋さんの作品はハヤカワのスラムオンラインしか読んでいなかったのですが、
この作品を読んで、桜坂さんの新作が出たら追っかけて行こうと思うキッカケにもなりました。
オススメです。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.4:
(5pt)

傑作です

無粋であると分かっているが是非続きが読みたい。
主人公の日常的な心理描写がどんどん歴戦の戦士のそれになっていく。
面白いSF設定だが作品を重くすることなく、テンポよく話が進んでいく。
個人的にはハインラインの宇宙の戦士に次ぐ評価です。
和製ミリタリーSFとしてもっと評価されてもいいと思う。

映像化した際は、売れても"2"とか作らないでほしいなぁ。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.3:
(4pt)

「ジャパンのレストランでは食後のグリーンティーは無料?」

個体としての自己は保ちつつ、戦死するたびに同じ時空に戻るという「永劫回帰」物です。
 設定としては、ありがちだと思います(類似小説としての例)。ここに現代社会の「終りなき日常」を見出してみたところであまり意味があるとは思えません。
 
 しかし、小説としての価値は、その設定の中でキャラクターがいかに生きるか、非日常的な世界に対しどのように対応するかにかかっています。本書は、単に主人公が「回帰」して悩むというレベルを超えたものを表現することに成功していると思います。(どの点がそれに当たるかは、ややネタバレになるので...)。
 単なるエンターテイメント(無論、単なるエンターテイメントでも良いのですけど)を超えたものを考え、感じることができました。読んでよかったです。

# 本書表のタイトルはヒロインが冒頭近くで主人公に投げかける言葉です。後半でこの言葉が効いてきます。評者は結構感動しました。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.2:
(5pt)

たんたんと紡がれていく物語に惹き込まれた

何度読んでもこの物語はすごい、としか言いようがない。
たんたんと、たんたんと、たんたんと、たんたんと、繰り返し続ける戦場のループを。
新兵だった主人公が経験し、死に、経験し、覚え、繰り返し続けることによって変質する様子を。
繰り返し続けるループというものの孤独を、そしてその中で出会うただ一人の同胞との出会いと、……別れと。
この作品はそれらのすべてを圧倒的に、緻密に書きあげている。
この作品は文句なしにおすすめです。
SFが好きな人も、そうでない人もただ、この圧倒的で、なのにたんたんと積み上げていくような深い世界に引き込まれるでしょう。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
4086302195
No.1:
(4pt)

SF好きも、そうでない方も一読の価値アリ!

SFとしては定番のループネタだが、構成がとても良く出来ていた。
最初、ちょっとラノベ臭が気になって取っ付きにくかったけど、
気づいたら一気に読破。

面白い。テーマが重い割に、描写がサラッとしていて読みやすい。
反面、掘り下げの浅さがもったい箇所もある。
特にリタとの関係性はもう少し突っ込んで読みたかったかな。
主人公が、何もできないルーキーから、
数多の死を繰り返し乗り越えて英雄になっていく様には、
燃える人も多いのでは。

ハリウッドが映画化権を購入したと聞いたが、なるほど、確かにイメージ。
でもきっとリタは、作中に出てくる「彼女には似ても似つかないフィギュア」
のようなキャラになってしまうんだろうな…。

★4を付けたが厳密には4.5。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)より
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