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アルテミス



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【この小説が収録されている参考書籍】
アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)
アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

アルテミスの評価: 3.68/5点 レビュー 56件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(4pt)

軽快なテンポは健在。

火星から月へ舞台が移り、ケニアがプラント中心に登場するのも新鮮で、前作同様に軽快なテンポである。
技術・物理的な内容もよく調べられている。
主人公は今時の女性で訳も無理なく彼女のわりきりのいい内面がよく伝わってくる。
地球との関係に少々無理があったり、身近な月ということもあって、老人問題なんかにも触れてテーマを大きくして欲しかったが、読み切れる内容である。
アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)より
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No.13:
(5pt)

早く映画が観たい‼️

SF作品(小説)としての出来については全くわかりませんが、映画化前提で想像力を働かせて読めば、映画館で味わうような、日常とは離れた別世界を経験できます。下巻は上巻よりも加速度がついてあっという間に読めちゃいます。オデッセイやゼロ・グラビティの世界➕オーシャンズの乗り➕重力6分の1の世界ならではのアクション。あー、早く映画が観たい❗️
アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)より
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No.12:
(5pt)

夢中になって読んでたら乗り過ごして遅刻しそうになりました。

火星の人、と同じで、明るくめげないそしてアイデアと運(勿論キャラクターの力で自ら引き寄せたもの、と納得できる類の運。取ってつけた感じはしない)で難局を乗り切っていく様はまさに女版トム・クルーズ!下巻の帯にミッションインポッシブルと謳っていたけど、言い得て妙‼︎
映画化されるらしいが、誰がどの役⁉︎と想像しながら読む楽しさを味わえます。他作品との比較や評価とは別にそれだけで楽しい時間が過ごせます。
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No.11:
(4pt)

後半から盛り上がる

前半は読み進めるのを迷う程度に退屈だったが、後半から盛り上がって来る
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No.10:
(4pt)

お月様にすんでるかぐや姫の物語ではありません。

主人公が、若いギャル。最近セーラームーンではないが、女の子の活躍ものが、増えている気がする。小生若い女の子好きだから、いいけど。
今回サウジアラビア出身というところが目新しい。下巻に入るとがぜんアクション全開でおもしろくなります。
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No.9:
(4pt)

火星の人と別世界の月面都市アルテミスが舞台。

最初の数十行で宇宙服のバルブが金属疲労による破壊でエア漏れ状態のままエアロックを目指して走るとか凄い。
冒頭から波乱万丈な出だしというか、主役が置かれている状態が低レベルの状態であることや、
仕事が表は運輸業、裏は密輸屋という悪役系だが、なんだか明るい一般市民的に描かれていて入りやすい。
上巻は怒涛の如くトラブル続きで刺客がナイフで襲ってきたところで終わった。
どうなることやら。
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No.8:
(4pt)

上巻のラストでナイフで襲ってきた刺客をどうするのか。

また冒頭から大ピンチだ。
ジャズは頭が悪いのでなく選択肢を天邪鬼で悪い方へ持って行っている気がするな。
9歳から続いている地球の男の子ケルヴィンとのメールのやり取りが世界観と
ジャズのバックボーンを描いていて良いね。
そして共犯だし。
でも、会った事は無いのだろうな。
清濁併せ呑む統治官が良いね、ジャズが表側の商売を行う事でアルテミスの裏の輸入管理人に
仕立てているような気がする。
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No.7:
(4pt)

もう少し

読み応えのあるものと思っていた為、物足りなさを感じた。ジャズは素敵でしたし、仲間も素敵でした。
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No.6:
(5pt)

水の描写など

上巻が面白かったので、下巻が届くのを待ちきれずKindle版で購入しました。
引き続き女性の主人公が常に行動による突破を実行していてワクドキだったです。
重力による水のふるまいの変化や空気のない場所で作る炎や作業に必要な熱の確保の仕方など、科学的な考証が詳細にわたりしかも読みやすかったので、それでそれで?とどんどん読んでしまいました。
公園で円盤投げをすると地球から来たばかりの人によってつよくなげられすぎてよく事故が起こるので観光客には注意して。みたいな#月あるある話がリアルにありそうで読んでいて楽しくなりました。
『火星の人』を読んでいなかったので、これから読むのが楽しみです。
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No.5:
(5pt)

名作「火星の人」の著者の第二作

名作「火星の人」の著者の第二作。これは、読まねば。期待しちゃいます。で、期待に違わず。
主人公は、月都市アルテミスに住む26歳の女性。観光都市の底辺でポーター(運び屋・密輸屋)しながら金と上を夢見て日々頑張ってる。
儲け仕事に乗ったら、思わぬ方向に転がり始めて。どんどん大きくなる事態を持ち前の頭脳と行動力で切り抜けていく。
スピード感に溢れたジェットコースター的ストーリー、とても楽しめました。色々ホロッとする話もあって、良作でした。
アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)より
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No.4:
(4pt)

佳作

下巻を含んだ感想。

あの「火星の人」の作者の待望の新作。
待った期間と前作が空前絶後の傑作SFだったことからいやがうえにも期待値があがってしまう。
結論から言うと「傑作」とは言いづらいがものすごいスピードで読了出来るくらいの魅力のある佳作だと思う。
前半主人公の言動がどうしても好きになれずもやもやするが、それが伏線となって後半のクライマックスに活きてくる。

近年SFというと、文章からは形状も想像できない様な乗り物や装置、理屈がよく分からない通信手段などが出てくるのが
常だが、この作者が語るSFは現代科学と地続きになっているところが素晴らしいと思う。文章で語られた物体を想像できる
のはSFでは中々無い。
アルテミスを舞台にした連作の予定もあるらしいので次回作も楽しみだ。
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No.3:
(5pt)

リアルで緻密でスリリングな未来小説の前半

本書は、宇宙開発小説の傑作「火星の人」でデビューした新人作家、アンディ・ウィアーの注目の第2作です。2017年11月にアメリカで出版されたばかり。それがこんなに短期間で読めることにまず感謝。翻訳も「火星の人」と同じように読み易い。
 舞台は21世紀後半の月世界で唯一の月面都市アルテミス。観光業を主要産業として約2000人が生活しています。主人公、ジャスミン(ジャズ)・バシャラは、抜群の才能を持ちながら堅い生活が大嫌いな26歳のアラビア娘。昔気質の溶接技術者である父親の跡を継ぐのを嫌って家を飛び出し、貧しい生活を送りながら、表と裏の運び屋で金を稼ぐことに必死です。
 物語は、ある日、金持ちの知り合いから高額の報酬で提案されたやばい仕事を引き受けたばかりにトラブルに巻き込まれて・・・・という、ある意味でパターン化されたようなお話ですが、予想以上に惹きつけられました。
 全体的な雰囲気としては、ハヤカワSFでは「ラグランジュ・ミッション」、「アイアンサンライズ」みたいな感じ。
 マンガ好きなら「ムーンライト・マイル」、「プラネテス」でおなじみの世界といった感じですが。
 緻密に設計された未来の月面都市の社会、魅力的な主人公、ストーリーが進むにつれて深まっていく謎。定石に沿うように破綻なく描かれていく物語ですが、そのパターンを越える世界が浮かび上がってきます。
 それは、この物語の主人公たち。一人は当然、ヒロイン、ジャズ・バシャラですが、もう一つ、自由都市アルテミス。
 「火星の人」の主人公、マーク・ワトニーと同じように常に前向きでユーモアを忘れない創意工夫の人、ジャズの一人称で語られる物語は、(下)巻でさらに予想外の展開をしていきます。
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No.2:
(5pt)

月世界小説のスタンダードになる資格充分

アメリカでは1冊で出版された小説を、日本での出版時に(上・下)巻に分けた翻訳版。「火星の人」のように、1冊の方が読み易いような気はしますが、2分冊の方が手に取り易いのかな。上下同時に買っても後悔しません。
 アクションシーンで始まる(下)巻の冒頭ですが、ご心配なく。ストーリーの基本は肉体派ではなく頭脳派です。プラス技術系。社会系でもあるかな。
 (上)巻を読んでいた時、あれっと思っていたことが(下)巻の展開の中で大きなポイントになっていました。ページが進み、語られる物語が増えるだけ深くなっていくアルテミスという都市の魅力と歴史。さらに未来。
 宇宙開発小説として見ると、地球や他の惑星の状況が語られていないのが残念だし、月世界の開発物語としてもアルミニウムと酸素だけで良いのかと思わないでもないけれど、これはこれで過去の諸作品と比べても独自の位置を主張できるだけの内容を持った物語ではないかと思います。
 ケニヤの活躍も魅力的。十分に一篇の物語になると思うけれど。
 何より、緻密に設定された月世界都市が、ハインライン的な自主独立的な世界であり、そこで、合理的な思考をす娘がプロフェッショナルな脇役たちと活躍する物語と言うだけで燃えるではありませんか。
 残念ながら、本作は、前作「火星の人」のような傑作ではありません。しかし、娯楽作としては水準以上ですし、単なる娯楽作以上のものがあるような気がします。
 それは、一つは、主人公であるアラビア人の娘ジャズとイスラム教徒である父親の関係。また、アルテミスの統治官である元政治家フィデリス・グギや製錬所の社長であり技術者であるロレッタ・サンチェス。そして富豪の娘、レネ達、多人種、多様な脇役の存在ではないでしょうか。ケニヤも含めて。
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4150121656
No.1:
(4pt)

ふつうに面白い。だがそれがよい

『オデッセイ』として映画化された『火星の人』の著者、アンディ・ウィアーの第2作長編。『火星の人』とはつながりのない新作長編。

こんどは月が舞台だが、月に建造された都市が舞台で、とある陰謀をめぐったストーリー。主人公の設定もちがう。前作のような理系がサバイバルする話を期待するとがっかりするかもしれない。

でも、手堅く書かれたエンターテイメントで、ふつうに面白いとおもう。大傑作、というわけではないけれど、細かな設定と科学的なバックグラウンドとエンターテイメント性が組み合わさった良作。前作のようなディティールの面白さもある。おすすめできる。

そして「ふつうの良作」であるということは、ほんとうに素晴らしいことだとおもう。デビュー作としてさほど期待を集めてなかった前作とちがい、映画化して大ヒットした本作にたいする作者のプレッシャーはちょっと想像できないぐらいだろう。ましてや続編でもない完全新作で、このような作品をつくれたこと自体も評価したい。ちょっとメタ的な評価であるが。ただ、そういうメタな評価がなくても、作品だけの面白さで☆4ぐらいの面白さはある作品。
アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150121648

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