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許されざる者
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許されざる者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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読んでいる間、それなりに面白かった、むしろスイスイ読めてしまう ただ、なにか響くか、残るかといえば、全く残らなかったかな ・・・割と重めの題材、サブストーリーが書かれてた気もするが まず主人公は冒頭で身体障碍者となる。不自由ない生活から一変。 ただ最後まで自分と今と折り合えないんだな。せっかく登場人物に、社会の冷酷さ、残酷さを語らせているのに、当の主人公が自分に起こった不自由さ、理不尽さを結局受け入れず、現状を意味のない人生とまで言い切ってしまっているのよね。ここの違和感がすさまじく残るし、主人公が拒否してしまったので、語られた話も本当にただの枝葉としかならなかった気がする。彼らの話、主人公はどう感じたんだろうな と。 そして事件 犯人捜しは読者にはできず、ポイントは冒頭からある通り、時効成立した極悪犯にどう立ち向かうかが本題。これも驚きのある結末にはなっていない。主人公は元警察官、しかも一介のではなく長官と呼ばれ尊敬を集める人物、しかも上記の通り相当な強情。変節する訳もなくそこは安心というか、どう決着するんだ?とは露にも感じずに読み進めてしまう。むしろあの決着方法以外を選んでいたら、どんでん返しだったと思うほどに真っ当な選択 ま、肌に合わないんだろうなぁ、残念だけれど | ||||
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ストーリーと展開は面白いというほどではないが、 主人公のキャラクターで最後まで読ませる作品でした。 ただ気になったのは翻訳で言葉の選びかたに疑問です。 「わし」「おまえ」「丁稚」などの言葉で「わし」 「おまえ」は頻繁に使われていますが、黒川博行さんの ヤクザ小説か千鳥の大悟さんが使ってる関西弁?みたい。 北欧のミステリーで使うには違和感があると思います。 原文のニュアンスは分かりませんがもう少し翻訳での 言葉の選びかたに気を使われたほうがいいのでは。 ラストと犯人には伏線を含めて少々物足りなさを感じました。 | ||||
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スウェーデン文学といえば、「長靴下のピッピ」と「ニルスの不思議な旅」、児童文学しか読んだことがなかった。 今回初めてスウェーデンのミステリーを読んだが、非常に疲れた。 まずは登場人物達の名前。馴染みのない響きで覚えられず、判別に一苦労。 次に作者特有の文体なのだろうか、主人公の台詞の後に心の声が続く構成で、慣れるまで難儀した。 そして内容。骨太で重厚ながら所謂イヤミス。事件も悲惨だし、ラストも後味悪い。 既に時効となった事件、その解決により得られたものより代償が大き過ぎた。捜査の裏で糸を引いていた人物の真の目的が単なる正義感や罪悪感でなかったとしたら…超自然的なタリオの掟は続くのだろうか。 | ||||
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なかなかでした。 もっと沢山この作家の本が訳されたらいいのになあ、と思います。 まあ、無理だろうね。本は売れない。北欧犯罪小説ブーム も終わったみたいださは。 | ||||
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