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許されざる者



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【この小説が収録されている参考書籍】
許されざる者 (創元推理文庫)

許されざる者の評価: 4.05/5点 レビュー 43件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

なぜ最初にこの作品が訳されたのか

主人公の元国家犯罪捜査局長官ヨハンソンは、冒頭で突如脳梗塞で倒れる。リハビリの最中、主治医からある話を聞く。25年前、9歳の移民の少女が暴行され殺害された事件の犯人がまだ生きているというのだ。ヨハンソンは時効になった事件に対する私的捜査に乗り出す。

…とこのように書けば、いわゆる「安楽椅子探偵もの」の設定と思われるかもしれない。ところが、読者が探偵と共に物語の展開と共に謎を解くことはない。ヨハンソンは、脳梗塞をものともせずに超人的な直観を発揮して捜査資料の瑕疵をあっさり見つけ、部下や親族を手足のように駆使して、全編の3分の2ほどの地点で犯人を特定するに至るからだ。残りは私的な懲罰である。

解説を読んではじめて知ったのだが、本作の主人公とその相棒は既にシリーズ化され(映像化までされている)、本作はその最後の作品である。主人公もほかの登場人物もみな「キャラ立ち」していて裏切りや欺瞞のサスペンスがないことを不思議に思ったが、それもそのはず、いずれもおなじみの人物なのだ。本作はヨハンソンシリーズの総決算として、おそらくはいつものヨハンソンのタフガイぶり、引退してからも周囲と尊敬と信頼、愛情で結ばれた幸せな老後を描くことが主要な目的であり、時効を迎えた事件という設定は、安楽探偵ものというより、引退した人間に捜査させるための口実といえる。

引退した刑事が主人公の作品は日本にもあるが、かれらが哀愁を漂わせるのに対し、ヨハンソンは、病後ながら意気軒高、自信満々で精力的なので、ファンにとってはうれしい限りだろう。でも、ぺーションの作品に初めて触れる日本の読者にとっては、老いたヨハンソンの活躍ぶりに興味は持てない。ミステリ単体としても出来がいまいちのは先に述べたとおり。なぜ本作がペーションの最初の邦訳として選ばれたのだろう。関連するベックストレームものを次々と訳されている訳者(訳文は洗練されていて読みやすい)には申し訳ないが、最初の作品がこれでは、ペーションの他の作品に手を出そうという気が起きない。
許されざる者 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:許されざる者 (創元推理文庫)より
448819205X
No.7:
(2pt)

包装が雑過ぎる

包装が雑過ぎます
プチプチの封筒じゃないのはまだ我慢できますが
プチプチ封筒が理想ではありますけど
問題は封筒の中身の本が入ったビニール袋が開いたままの状態でテープでキチンと止められてない事ですこれでは封筒を切って開けた瞬間本が飛び出ます
評価ぎ良いので信頼したのに少し残念です
次からは気をつけてください。
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448819205X
No.6:
(2pt)

長すぎると 思う。

あまりに なが〜〜〜〜いので、つかれる。読者のおもい
より、自分のおもいを、重視
したんだろうなァ!
かなりの 得意の飛ばし読み
でやっつけた。最後に2年前
に 読んだと記録が あった。やつぱり 重要な目的
は ヒマつぶし
だったのだ!
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No.5:
(1pt)

つまらない

わくわくするところがなく、つまらない。だた長い。暗い。おすすめしません。
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448819205X
No.4:
(1pt)

面白いのですが

読み返したくはならないと思います。
暗いし、不快な表現が多過ぎです。
感情移入できるキャラもいなくて、読後感は最悪です。
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448819205X
No.3:
(2pt)

主人公は不遜で魅力的だが……

主人公の台詞の後に、主人公の心の声が続く構成。
その心の声がなかなか不遜で、それがかえって人間臭さを感じさせて良い。

ただ、それ以外はどうか。
犯人が判明するまで謎解きらしいらしい謎はない。
後半、犯人判明後の「時効を迎えた犯人をどう裁くべきか」というテーマも、
たいして葛藤が感じられない。
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No.2:
(2pt)

翻訳に疑問

安楽椅子探偵が報告書を読み、関係者の話を聞き、簡単な調査を依頼することで犯人にたどり着くことができてしまうので、事件そのものに深い謎解きはない。
話の焦点はむしろ、時効を迎えた事件を調べ直して犯人にたどり着いてしまった場合、いかにして正義を行使することが可能であるかという北欧らしい骨太なテーマにあると思う。ただ最後のエピローグはかなり安易で、こういう結論であれば後味悪く終わった方がましと思えるようなものだった。
残念ながら話に入り込んでいけなかったのは翻訳。他人様を「お前」呼ばわりする主人公に傲慢で不快なものを感じる箇所が散見された。せめて「あんた」ぐらいに訳せなかったものか。原作で主人公がどのように描かれていたのか非常に気になる。又、一人の登場人物の身分を説明するのに「丁稚」という表現を使っているが、今時の世代にこの言葉は通じるのだろうか。人を卑下する言葉であるので、こういう小説で使用するのにも適切なのかという疑問も生じる。
海外作品は翻訳家の描く人物像で読者の印象が変わってしまうし、適切な言葉を使用しないと読者に伝わるものも伝わらなくなってしまうので慎重にしてほしいと改めて思った。
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No.1:
(1pt)

期待外れ

レビューが高くて楽しみにしていたのだけれど、どのキャラクターもお決まりで深みが感じられず、個人的には本の世界にちっとも入っていけなかった。残念です。
許されざる者 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:許されざる者 (創元推理文庫)より
448819205X

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