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遠い山なみの光



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【この小説が収録されている参考書籍】
遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)

遠い山なみの光の評価: 3.92/5点 レビュー 118件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 81~100 5/6ページ
No.38:
(5pt)

地球の裏側ペルーより

日系人であるため、翻訳の日本文は読みやすく大助かり。また作家とある意味では、同じ境遇であり、同感するところ多し。
遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)より
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No.37:
(4pt)

時の時代背景とそこで生きる人々の息遣いのようなものが滲み出る

淡々とした日常風景の描写に当時の時代背景とそこで生きる人々の息遣いのようなものが滲み出る。
読後になんとも言い難い深い余韻を味わえる作品。
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No.36:
(5pt)

感謝

ノーベル賞の内容を理解すべく購入した

日系イギリス人、イシグロカズオの作品に初めて接し、幻想的、ポエムチックな表現ながら

人間や社会のあるべき姿を描き出す手法は日本人の智(血)が残っている人とは思えぬ

日本人にはありえない視点を持った作品と感じた

予定通り到着して感謝しています

amazonn関連の書籍は全てキチンと対応してもらえるので安心です

Kaz
遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)Amazon書評・レビュー:遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)より
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No.35:
(4pt)

長崎について

長崎の描写は残念ながら、長崎らしさが全く伝わってこないので残念です。ですが戦後の長崎の様子が描かれている場面のあって、興味はありました。
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No.34:
(4pt)

イシグロ作品の入門編と言えましょうか

小生の拝読したのは原作の第二稿訳です。第一稿訳は読んでおりません。原作のタイトルの訳から見ると第二稿の方が明らかに素直で分かりやすい。長崎に住む女性達の日常のさりげない会話がしつこくなくくどくなく描かれている。彼のベストセラーになった最初の作品とのことで、新人の持ついささか初々しさが感じられ、青年石黒の抑制の効いた文体に好感が持てる。石黒氏のキャラクターが読める感あり。
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No.33:
(4pt)

技巧が過ぎる

おそらく作者が非常に手の込んだ謎をしかけて、わざと読者をまどわせようとしているのはわかるけれど、だとしたら、最後にはちゃんとあきらかにしてくれないと、すっきりしない。記憶のあいまいさとか、語り手の頼りなさとか、そういうことではない。なにか、作者の秘やかな趣味を外側からちらちらと見させられたような、一体なんなんだという消化不良感と、中に入れさせてもらえない歯がゆさが残ってしまった。
この作品は英文学の伝統にのっとっているのだろうから、そもそも日本文学的ではもちろんない。そこは面白かった、日本を舞台にした英国文学作品として。
しかし、もしかしたら悦子は佐知子で、恵子は万里子なのではないか、と思わせるように仕掛けることで、悦子と恵子のその後の人生は佐知子と万里子のその後の人生にはからずも似ることになってしまった、という皮肉、不条理、を表現したかったのだとしても、それはあくまでも作品の伏線のひとつで良かったのではないか。
そうでないと、あまりに弱すぎる、作品の発する力がまるでぼんやりとした薄明のように感じられてしまう(まさに、文庫本の後ろの短い解説文に『淡く微かな光』と書かれている)。それを、登場人物たちの現状や未来を暗示したり象徴したりしているのだ、と作者が言いたいのなら、その仕掛けはちょっとやりすぎじゃないか、そうぼくは思ってしまった。

【追記】
読後、数日経って、最後の仕掛けがずっと頭に残っている。やはり、カズオ・イシグロは優れた作家だ。うまい。こういう技巧の秀逸さが、イギリスでも評価されたのだろうか。
その仕掛けは、よく考えれば、なんてことないのだ。しかし、非常に効果的なのである。これによって、作品全体が俯瞰され、作者の意図がおぼろげに見えてくる。見事である。
先日のインタビューで作者が語っていた創作の意図は、この処女作からすでにいかんなく発揮されている。つまり、作者は、同じテーマを長い時間をかけて、深く追及しているのである。これはやはり、さすがノーベル賞を受賞しただけのことはある、と言わざるを得ない。他の作品も読むのが楽しみだ。
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No.32:
(4pt)

カズオ イシグロ作品

以前「日の名残り」を読んで良かったので今回は「遠い山なみの光」を買いました、まだ読み始めたところです。
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No.31:
(3pt)

登場人物すべてに苛立ちを覚える。

大阪出張にもっていった本が想定より早く読み終わり、
帰りの飛行機の中で読む本として、
空港の中の小さな書籍売り場でで買い求めた本作です。
イギリス人の書いた本です。
占領下の長崎の描写に実感が伴いません。
読んでいて苛立ちます。
これが作者の意図で勝利とも言えますが、
ほかに優先すべき本があるので、もうこの作家の本は読まないかな。
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No.30:
(3pt)

話題の人だから読んでみた

何故悦子は、自ら佐知子に関わったんだろう?が一番の疑問点だった。
子どもの動向を心配して、までは分かるけれど、わざわざ構いに行く気持ち自体が分からなかった
訳文が上品だなあ、と、あとがきの「名前に当てる漢字云々」が一番興味深かった
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No.29:
(3pt)

イシグロさんのことを知るのに一番わかりやすいさくひん

昔見た映画「東京物語」の原せつこさんを常に頭に浮かべながら読みました。
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No.28:
(2pt)

よく理解できません

小説の筋立てとしての面白さがありません。
登場人物の内面に切り込んだ深みを感じません。
風景を思い浮かべることも出来ません。
ただ、紙を嚙むごとく読み進めました。

自分の修行が足りないという思いでした。
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No.27:
(4pt)

ノーベル賞

ノーベル賞が発表されてすぐに注文したのですが中々届きませんでした。
どんどん読みすすめる本です。
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No.26:
(4pt)

味わい深い秀作

イシグロは小津映画に大きな影響を受けたと語っている。長崎湾を見晴らすアパートでの義父と悦子のやりとりは、まさに小津の代表作『東京物語』の尾道水道を見晴らす家での笠智衆演じる義父と原節子演じる嫁のやりとりそのものだと思った。
物語は追憶と現在を交錯させながら一種不気味な緊迫感をもって進んでゆくのだが、語られないことが多い物語だ。悦子は英国人と再婚しているが、前夫二郎とは離婚したのか死別したのか、英国人と再婚して英国に渡ったいきさつ、これらは読んでいて当然気になる事柄なのだが、語られることなく終わってしまい、消化不良感が残る。その辺は読者の想像に委ねられている形だが、作者が本作に込めたの意図は個々の登場人物のストーリーではなく、主人公のさまざまな追憶の断片を通して、人生や人間社会の不条理といったなものに焦点を当てることなのだろう。
長崎湾は低い山並み=Hillsに囲まれた坂の街であり、坂を少し上がれば山並みが目に入ってくる。昭和30年代の日本を知る人、長崎に行ったことがある人には、自身の記憶と重なりあい、懐かしさを伴って味わい深く読むことができるだろう。それはまた幼児期のイシグロの脳裏に強く刻まれた記憶でもある。
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No.25:
(4pt)

記憶の曖昧さ

たった今、読み終えた。眠れない、、、まるで悦子と佐知子が入れ替わったみたいに感じる。胸騒ぎがする。まさか、この二人は同一人物?種明かしのない小説?とても焦れったい。また、時間を置いて読んでみたい。あの悦子が英国で暮らしているのがシックリこない。
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No.24:
(3pt)

翻訳が台無しにしているのか?

『わたしを離さないで』を読んで,なかなか力量のある作家だと思っていましたが,他の作品は積ん読でした。ノーベル賞受章を機会に第一作目から順に読むことにしました。まあ,途中で気分転換に軽いものを挟むでしょうが……。

会話が主体で話が進んでいくので,人物の背景説明が少なく,読者としてかなりの創造力(妄想,しかも正答がない)を発揮しなければなりませんでした。人間関係もセクシュアル(レズビアンも含めて)な関係があるのかとか,舅との関係が夫との関係にどこまで関係したのかとか,戦後の米兵とそれにまとわりつく女性(パンパンなんて呼んでいましたね)が米国へ連れて帰ってやると約束されたら実は既婚者であったとか,まあ妄想しまくりです。

訳者や批評家は原爆の影という読みをしていますが,深読みのような気がしました。たしかに長崎観光散歩のシーンはありましたが原爆の影が強烈にあったとも思えません。昨日,ハイデルベルクの本屋にやっと Kazuo Ishiguro コーナーができていましたが,ノーベル賞の「ノ」の字もありませんでした。ちなみに,この本の題名は『Damals in Nagasaki』。なんでやねんと突っ込みを入れたくなります。ハイデルベルクの聖霊教会のステンドグラス「物理学」は,赤を基調にアインシュタインの有名な公式が描かれ,下部には 6.8.1945 と広島への原爆投下の日付(なぜか長崎のはない!)が刻み込まれています。なんだか,気持ちがスッキリしません。

最大の疑問は,会話で話が運ばれるのに,長崎弁でないことです。まるで東京の山の手の奥さまやお嬢さまが会話しているようで,そんな土地柄じゃないでしょう。友人の長崎県人によると,藩が違うとまるで外国語というほどだそうです。世界文学全集日本代表の石牟礼道子『苦海浄土』を読めばすぐに理解していただけると思います。解説の池澤夏樹さん,いかがでしょう?
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No.23:
(5pt)

書籍が売り切れではじめて、KINDLEで購入しました

書籍が売り切れではじめて、KINDLEで購入しました
すでに、半分以上、読破中
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No.22:
(2pt)

会話が・・・

会話の訳が酷い。
日本人の訳じゃないのかと思ったが日本人だった。
テンポが悪かったり、センスがなさ過ぎる。
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No.21:
(4pt)

深い理解が必要です

何が起こるわけではありませんが、戦後の日本(長崎)と、そこに住む人の人生が人の心をつかみます。
長崎の地形なり、街並みを知っている人と理解に差が出てくるのでしょうか。
時間をおいてまた読まなきゃ、と思わせる内容です。
万里子さんの人生が少しでも良くなれば、と願います。
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No.20:
(2pt)

翻訳があまりに酷い

いかにも英語を訳しました、と云う文章で日本語になっていない。編集者は何をいていたんでしょうか。不得意ですが、英語で読み直して見ようかと思うほどです。
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No.19:
(4pt)

怖いよ、この本!

何度も読むごとにますます謎が深まる本である。

あてににならない語り手、それをとおしてちらちらと垣間見える別の世界、というイシグロの手法が処女作にこんなにも顕著だったこのに、今更ながら驚かされる。

身勝手な佐知子、そんな母にネグレクトされている万里子は10歳ぐらいなのにもっと幼稚に描かれていて、同時にいつも何かにおびえている。
佐知子については、もっと若く見えたのに、会うたびに老けて見えた、ということが2回ぐらい繰り返される。
何か意味があるのだろうか?

そして、あまりにも無邪気な語り手である、悦子。この人が一番不気味だ。
この無邪気な悦子が足に縄をからめて歩き、万里子をおびえさせている。

悦子が夢に見たという女の子はブランコではなくて、何かちがうものに乗っていたらしい。
それは何だったのか?

緒方さんと、次郎のエピソードは戦前,戦後の考え方の違いを表していると考えてよいのだろうか?
緒方さんが日本が戦争に負けたのは、単に大砲や戦車が足りなかったからだ、と言い切っているところは印象的だ。

悦子は緒方さんの方に肩入れしているようだが、それこそイギリス人ジャーナリストの夫が批判する日本人像ではないのだろうか。

しかし全ての謎は放置されて終わってしまう。

最後の悦子とニキの会話の中のロープウェイのくだりは、作者の意図を強く感じる。(読者に衝撃を与えようとする)

ひとつ気になるのは、解説が少し的外れに感じたこと。
佐知子のことを思い出したのは、果たして時を経てその奔放な生き方に共感できるようになったから、というような単純なものなのだろうか。。自分の信じていた価値観が遠い昔の出来事のようにぼんやりしてしまって、もう共感すら覚えないというようなことではないのだろうか。

何度考えてもよくわからない。
自分の貧しい読解力を嘆くばかりだ。
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