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火車
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火車の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全532件 441~460 23/27ページ
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| 読み進んでいくうちに、「こうかな」「ああかな」と自分なりに推理していくのですが、結末は自分の考えていたものとは全く違うもの!!!参りました!と、言う感じです。先が気になって一気に読み終えてしまいました。あまりにあっぱれなトリックなので、「ひょっとしたら、この手を使う模倣犯が出てくるかもしれん!」と思ってしまいました・・・ | ||||
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| 宮部みゆきの本はだいたい好きで読ませていただいてますが、そのなかでもこの『火車』は凄い良かった印象に残る一冊でした。少し難しい話がありましたが、どんどん吸い込まれていく感じがしました。 | ||||
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| 93年度版 このミス 2位1992文春ベスト10 1位文春二十世紀傑作ミステリーベスト10 国内部門 2位「カード破産」をいち早くあつかった、社会派ミステリーの傑作である。いろいろ意見はあると思うが、個人的には本作と「理由」「模倣犯」が作者のベスト3と考えている。この中でも本作は作者らしい、やさしく穏やかな文体で描かれており、作品の長さも適切で、もっとも作者らしい作品といえるのではないだろうか。最終章のすごさ、これだけでも一読の価値ではある。「この作品を読まずして、現代ミステリーは語れない。」というレベルの作品である。 | ||||
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| 長編小説でありながら随所にさまざまなエピソードをちりばめ、読者を飽きさせることなく、話をクライマックスまで持っていく。 女性作家らしいやわらかな文体で非常に読みやすい。 | ||||
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| 刊行されて十数年が経つようです。カード社会の落とし穴に足をすくわれ、身を滅ぼしてゆく。自分を押し殺し、別人になるための相手も殺す。 宮部流心理描写に、ぐいぐい引き込まれていきました。背景はサラ金やカード・クレジット社会全盛の時代、いや今日の社会でさえほとんど状況は変わっていないのではないでしょうか。プラスチックのカード一枚で夢が見られるのなら、あなたはカードを手にしますか。 | ||||
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| 自己破産を扱っているので今も通用する内容ミステリーのキィワードとなる美女と借金真実を突き止めようとする男「これ以上悪事をさせてはいけない。救わなくては」と、魂を揺さぶられる仕上がり弱者という設定にされている女を、守りたいと思う男追いつ追われる展開に一気に読める作品ただ、彼女は救えるんだという美しく清らかな設定に女の底意地が見えてこなく、又読みたいとは思わない | ||||
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| 何度読んでも本当に面白い。消息不明の女の人を探すことで、見えてくる人間像で、人間はひとつも痕跡を残さずに生きることは出来ないんだな、どこかに足跡をちゃんと残さずには生きられないんだな、と実感した。この話の特に大きな魅力は現代社会の問題、カード社会の問題に焦点をあてているところと、主人公が出会った色んな人々との話のやりとりの面白さだろう。複雑なカード社会の問題を本当にわかりやすくしていて、宮部みゆきのすごさを感じた。この物語の登場人物はどれもすごくキャラが良い。 私の一生の中でも大切な本になりそうだ。 | ||||
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| 宮部みゆきの長編小説の中でも傑作に名を連ねるのではないかと思われる一作である。突如失踪した女性を休職中の刑事が追うのだが・・・読んでいると刑事と一緒にその女性を追跡しているようで、ついつい物語に引き込まれてしまう。物語りが飽きないように、小出しに場面展開をしていくあたりが作者のうまいところだろう。物語は、600ページ近くあるが、前述のとおりすらすらと読み通すことができる。これを読めば宮部みゆきの作品のおもしろさがきっとわかるはず。 | ||||
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| 話は主人公の本間俊介が一人の失踪した女性を追うストーリーです。本間はその女性を探していく中で、嫌な予感がしたり、出来事と出来事が繋がって閃いたりして次々と新たな事実を突き止めて行きます。読んでいるといつの間にか自分も本間と同じ事を閃いたり、リアルに嫌な予感がしてドキドキしたり、そして自分なりに女性の事を考えたりしているとずっと本間と一緒に女性を追っているような感覚になりました。ただ、少し話が長くて、なかなか進まないじれったさを感じるような場面もあるのですがそれは主人公の本間も同じように進展がなくてじれったい気持ちになったりもしているので、逸る気持ちを抑えながら慎重にじっくりと読みました。後半本間が女性の核心に近付くにつれて私はとても深く悩み、怖くて、考えても考えても何が正しいとも思えなくなり、それでもどんどんと進んで行く本間に置いていかれたような気持ちになりました。そして読み終えた今でも心が痛み、何度も考えています。言い方が悪いですが、とてもおもしろかったです。 | ||||
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| 宮部みゆきさんの本を初めて読みました。次の展開が全く読めないミステリーでした。次はどうなるのかワクワクしながら読むことができました。緻密なストーリー展開と巧みな人物描写で一気に宮部ワールドに引き込まれました。この後、立て続けに宮部さんの本を7冊も読むきっかけになった本です。 | ||||
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| とても面白く読みました。宮部みゆきさんの作品はすべて読んでいませんが、一番面白かったです。その反面他の作品が面白く感じられなくなりましたが…。ストーリーも一人の女性の失踪から、身元を調査していくうちに彼女が別人であるとわかった所で目の前が真っ暗になるような、そんな面白みを感じました。その後の展開もどんどん闇に突き落とされていくように力強く、最後まで楽しく(怖かった)読ませてもらいました。失踪した女性(ヒロイン?)の描きかたに意見が分かれがちですが、私はラストの終わり方もとても気に入っています。彼女の弁解とか必要性は感じられませんし、ドロドロの後の清清しさも感じられました。(つたない文章ですみません) | ||||
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| 確かに読み物としては面白いです。謎が随所に出てくるし、心理描写はさすがに抜群。しかし、ハラハラドキドキの部分やビックリするような展開がない。特に最後の場面、結局は予想通りの筋で、期待はずれでした。ここで「どんでん返し」があると、ものすごくお勧めの本になったのに。期待して読んだだけにちょっぴり残念。 | ||||
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| カード破産をテーマにした作品。この作品に関してはかなり賛否両論あるようですが、私は構成がとてもよくできていると思いました。宮部みゆきの本は今まで何冊か読みましたが、人物描写や心理描写がすぐれているとはあまり思いませんでした。この本もそういった点では同じなのですが、内容がおもしろかったです。読みながら、自分がもしそうだったら・・・と思うと鳥肌が立ちました。 | ||||
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| 宮部みゆきさんの本は、これまでに『R.P.G』しか読んだことなくてあんまり面白いとは思いませんでした。だから今回もあまり期待はしていませんでした。ただミステリーものが読みたくて。。。しかし…見事にその期待は裏切られました…。すごく面白くて、どんどん話に吸い込まれていき、読み始めたら、先が気になって気になって止められなくなりました。宮部さんの本をまた読もうと思いました。 | ||||
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| 確かにこれは凄いです。哀しくも美しく、そしておどろおどろしいラストシーンには戦慄しました。このラストシーンのために物語があったのでしょうか。消費者金融の説明は、ちょっと教科書的で血が通っていませんでしたが。 | ||||
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| この本ほど前評判がよくかつ期待を裏切ってくれたのはありませんでした。当時私の好きだった某女流作家が「宮部は現代の松本清張である」と言っていて、この本を猛プッシュしていたから買ったのだけど、ほんとうにうすっぺらくてテンポもおそく、最後まで読んでいて辛い本でした。社会問題は背景にしてるけど、薄いわりには消化不良。松本はもっと日本語も重厚でストーリーも厚みがあるけど、この作品にはどちらもまったく感じられなかった。なぜあの作家はあんなことを言ったんだろう…???映画の「模倣犯」はそれなりにいい作品だと思ったけど、宮部みゆきはこの一冊でもう読みたくなくなりました。 | ||||
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| 普段は推理小説は読みませんが、たまたま家にあったので読んでみました。評判の高い宮部みゆきの本ということで、期待しながら読んだのですが、時間を無駄にしてしまったかなと感じました。設定も、人物描写も、主題もすべて中途半端だなと思います。推理小説ですから、そこまで気にする方が悪いのかとも思いますが、所詮、推理小説は暇つぶしにしか向いていないと改めて思いました。その中で、本書は現実味を出そうとしているのか、冗長で、展開も鈍く、最後はあっけないというものでしたから、なおさらかもしれません。しかし、すこしでも人間や人生についての示唆を与えてくれるものと期待していたのですが…。読書にもいろいろな種類があってよいと思いますが、すでに読みきれないほどある古典などの方が、人間として得るものはどれだけ大きいか分かりません。自戒の意味も込めて、現代の本の海に溺れないことがいかに重要か、また人生において学ぶべきことがいかに多いかに、改めて気づかされました。 | ||||
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| 初めて僕が宮部みゆきさんの本を手にしたのが「火車」でした。なにげに買ってみたのですが、後から考えるとこれが宮部作品で一番だじゃないかと思っています。ストーリー展開が早い上に読みきれず、いい意味で裏切られてどんどん先が読みたくなりますよ。どこか身近でありそうでなさそうな怖~い話です。まずは読むべし!また読み返したくなる本だと思います。 | ||||
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| 実をいうと、ここ数年あまり、ミステリー小説を読もうと思ったことはありませんでした。理由は簡単、読み飽きたり、途中で大体のシナリオが見えたりとこんな感じで、なんとなく、友達の勧めで この本を購入して読むこと初めて背中がぞくぞくするような、緊張を覚えました。内容は借金地獄から逃げる展開を、ある人が追いかける物語です。そのなかで、えっなんで? と思うようなというか、こんな方向に持っていくのか?いろいろな展開の複線が張られていて、読んでいるほうもかなり緊張していきました。とにかく、この小説で安定という状況を作らせない 宮部女史のすごさを肌で感じました。まるで、映画のような面白さです | ||||
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| おもしろかったけど、どうしても好きになれない話でした。それは、ヒロインに感情移入できなかったから。彼女の過去には同情するけれどだからといって彼女のやったことには納得いかない。ヒロインに感情移入できていたら大好きな1冊になっていたと思います。 | ||||
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