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君の膵臓をたべたい
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君の膵臓をたべたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1104件 481~500 25/56ページ
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映画を見てから読んだけど、面白かった。映画では分からなかったタイトルの意味が良くわかった。 映画は素直で分かりやすい印象だけど、原作はやや説明的なところが気にはなる。 | ||||
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少年を成長させるために、 都合の良い「病」と都合の良い「女」を設定した物語。 男性の作者が、男性キャラに語らせる恋愛観を、 女性キャラに絶賛させるシーンが象徴的。 表面上の美しさの背後で行われているのは、 率直に言って「男」のマスターベーション。 また、膵臓病に対する学習も配慮も感じられない。 多分、リアルっぽい名前が付けば、何でも良かったんだろう。 膵臓病に思い入れの無い作者が、 膵臓病に興味もない読者を想定して、 自分たちに都合の良い、架空の膵臓病をでっちあげ、 「感動ポルノ」に利用しているだけ。 そこに示されるのは、 本当の膵臓病に対する、徹底的な「無関心」だ。 世の中には、膵臓病で苦しむ方々も居られるので、 病いを丁寧に取材して、それを物語に昇華する気が無いなら リアルな病気を想起させる言葉は慎んだ方が良いのでは? 正直、「異世界から降りてきた魔王が、 女子高生に、あと1年で死ぬ呪いをかけた」って設定でも、 この小説は成立すると思う。 つまり、これは、深いメッセージを発しているようでいて、 実は、人々の無関心を肯定するだけのエンターテインメント。 確かに「余命なんてフィクションだ。生はいつだって奇跡的だ」 というメッセージには同意するが、 それを伝えるための設定に、一切のディティールを欠いているので 結果として描かれる「生」がフィクショナルなものになっている。 都合の良い病気、都合の良い女、そこから紡がれる都合の良いストーリー、 それが美しく心地よく感じるのは、 作品が「無関心」を肯定し、それ故、読み手が「無責任」に悲劇を眺められるから。 膵臓病を患う友人がいる私には、そのように感じられました。 読む方には、それを分かって楽しんでほしい。 | ||||
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本屋さんに、やたらと山積みになっていて、ベストセラー扱いになっており、読んでみましたが、文体も描写も正直上手いと思わなかったし、なんとなくケータイ小説のような感じかな。 登場人物に感情移入出来なかったです。 | ||||
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ネット小説サイトから、ライトノベル作家が発掘し出版社に売り込んで爆発的に売れた。 そこら中の、本を読みます的な人たちがこぞって読んだ。漫画になって実写映画になってアニメになるとか。 ならば、読もうじゃないかと。 冒頭からは、もう描写などほぼなく、キャラのセリフでごり押しな、ある種紙芝居ゲームの立ち絵があってこその流れで、 ここで普段本を読んでいる人は挫折してしまうだろう。 話の流れも文章も、名前に仕掛けられた何か(この仕掛けが適切に機能していたとは思えないが)も何かの試みを感じさせ、 (まあ、ある意味感情を地の文で書かないという——ことでは、生かされていたたくらみなのか) とか、文法一切無視な、読み手の柔らかさが求められたりもする。 文章は作家だから上手くてしかるべき、という読み手の先入観での拒絶となるわけだが、それがまたこの作品のある種の効果につながっている。 これが、ネット小説として、無償で、読まれることになり、そしてそれがワックスのくさい学校の教室の退屈な授業の中の逃避先だとしたらどうだろう。 また、拙いからこそ、等身大の、というべきかどうかはわからないが、無理に難しい語彙もなく、いや、中二的な語彙は存在しているといえばしているが、 そのアンバランスさ、計算されていないだろうと思われる、文章のテンションのばらつきや、「そぐっている」というどこか違和感のある言葉の使い方など、 物語の深度を全くアンバランスながら、保持しているのが面白い。 プロでなく、駆け上がろうとしていた作者の、太宰治や、星の王子さまのような小道具を、安易に放り投げる、ある意味の若さの表現。 それが、この小説の魅力であり、とても、危ういながら、成立している。小道具や何かのシーンが、それぞれに意味などないという放り出し方、 そんなあいまいで、何物でもないという雰囲気、そう雰囲気というしかない、文章という小説という表現とは違う方法で、桜良というキャラの存在感が、 そこにいるということを支えているのが、儚さにもつながり、うまいとは思えないが、すごいと思う。 中盤からは、筆が乗ってきたか、文章がこなれてきて、わかりやすく小説のような独白の地の文になっていく。 そこが、何か色が変わってしまっていると思うのは、やはり、キャラのセリフがどことなくアニメやゲーム的でありので、地の文とうまく混ざらないのか。 後半にいたっては、唐突すぎる物語の裏切りが、良い効果を上げている。 そこからのストーリーは代り映えのしない、内容ではあるのだが、徹底的に、やり遂げることで喪失感を読み手に与えることに成功していたと思う。 それが、納得できるかどうかは別の問題ではあるとしても、タイトルが生かし切れているのかどうかも一考すべきかとは思うが、 そんなことを気にする必要はないのかもしれない。 前半は読み進めることがつらかったが、中盤から後半は、それなりに流れるように読むことができた。 キャラのしゃべりで引っ張りよりは、内省による独白が多くを占めるようになったからだろう。 ——仲直り、とはどんなことを指すのか、とても印象に残った。 好きかと、聞かれると即答はできないが、桜良というキャラクターが印象に残っていることは、認めざるを得ない。 | ||||
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他の人のレビューで、マンガ版は話が省略されすぎとのことなので、こちらを購入。 推理小説を好んで読む私だけれど、映画化とタイトルの奇妙さに惹かれて、購入。 ぐいぐい引き込まれて、約5時間かけて一気に読了。 終盤涙が止まらなかった。 映画は見ていないので、予備知識ゼロで読んだので、予想をしていた展開を裏切る展開に、ドキドキと悲しみと色々な感情が入り交じって、涙ボロボロでした。 【 】で囲まれた主人公の呼び名は、そのままなのか、映画版では呼び名があるのか気になるけれど、独特な文の表現方法は気に入りました。 映画も見てみたくなりました。ボロ泣きだろうけど。 | ||||
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苛烈な主人公の人生の終わりに、ショックが隠せなかった。 ただでさえ、余命いくばくかの宣告がされていたというのに。 春樹が彼女との関わりの中で成長し、人との関わりの中で生きる生を獲得したのも、この物語の大きな要素であると思う。 正しく彼は、その後の人生も、彼女と共に生きることになったのだと思う。 | ||||
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高評価と低評価に別れていますが、読みやすい本で、会話が多いので一気に読んでしまいました。 終盤は涙が止まらないです。良い本だと思います。 | ||||
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発売直後から、演劇界隈の有名人から絶賛の声が聞かれ、ずっと気になっていた本。 あまり、こういう小説は読まないので、感想が分析的になってしまう。 まず、物語構成が新約聖書を思わせるように感じられました。ヒロインがイエス、主人公は弟子(使徒)の関係性と考えるとわかりやすいく、今の若者たちが切望する救世主のビジョンを体現した物語なのでは。実際そういう人たちのバイブルになり得ているようです。 名前を取り戻す物語でもあり、自己回復の物語でもありますね。 ラノベ的なのだけれど古典的な救世主譚の構造に近いものがある気がします。これが新しい文学の形となっていくのかもしれません。 | ||||
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彼女の影響で、他人に関心を持たない男の子が最後には変わっていく最後の場面がとてもよかった。 また、文中の「偶然でも運命でもなく、私たちが今までしてきた選択が私たちを会わせた」というところに共感した。 出会いだけでなく、今自分の周りのことのほとんどが今まで自分たちが選択してきたことの積み重ねだと思う。 明日が来ることを当たり前だと思わず、将来を考えてより良いように過ごしていきたい。 | ||||
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人は二度死ぬ。 肉体的な死と人の記憶から忘れさられた時の二度。 人間不信で、社会不適合者の僕が、透明人間から卒業して大切なものに気づくことができた。 ありがとう、君と出会えてよかった。 そして、安らかなれ。 君と出会うことを、君と仲良しになることを選択したとき、僕は変態することを選んだ。 変わらないという選択肢もあったのに。 あの時、あの場所に行かなければ、君に出会うことも、僕の心に一陣の風が吹くことさえなかった。 あれは偶然なんかじゃなく、僕たちが望んだことなんだ。 無意識に、いつまでも明日は来るもんだと信じて疑わず、惰性で二度とは来ないこの瞬間を無駄にして・・・来た。 君の死を突き付けらえるまでは。 ひとしく審判の日が訪れることを考えずに、・・・来た。 今を真剣に生き、やりたいことを先延ばしせず、死は決して非日常なんかじゃないと、しっかり理解できれば、もっと自由を、もっと青春を、もっと・・・。 | ||||
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1年程前にタイトルに惹かれて購入。忙しく積読していて最近映画化もされて感動したという声が周りでも多かったので3時間程で読みましたが、うーん…まぁこんなもんかな。と。 この程度で皆さん感動するんだ。って感じですね。感動するポイントが正直分からない。ストーリー性は悪くないのに捻りが足りない。何だか物足りない。 小説とラノベのいいとこ取りをして単に読みやすくしただけですね。中高生のための小説って感じですね。 せっかく膵臓をタイトルにしているくらいなので膵臓疾患の描写をもっと書けば面白い作品にもなりそうです。いかんせん膵臓疾患は病態も難しく症状も表面化しにくいので描写しにくいのはあると思います。 表現は村上春樹を彷彿させます。嫌いではないですか… | ||||
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余命幾ばくもない少女の方が通り魔に襲われて命を奪われるというどんでん返しは、作者自身もそのアイデアを見付けた時、ハッとしたのではないか? 作家というものは、特に素人時代において多いのだが、自分の頭で考えた筋書き通りに人間やストーリーを動かそうとするもの。 余命少ない少女が突然不慮の事件で命を奪われるというのは余りに理不尽で誰もがそういう筋書きを無意識に避けるものだと思う。 でも、ふとそう言う予想を覆す形で命が失わせることで、命の儚さと今の大切さを峻烈に浮き上がらせる効果になる。 これは作者の初めての作品のようだが文章は稚拙。 でも、文学とは文章力だけではないということの良い例であると思う。 最後に、膵臓を食べたいというタイトルは病に侵された膵臓を食べたいという、普通なら嫌厭したいものをも食べたいぐらい愛するという愛情の最大表現だと思う。 | ||||
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話の内容や筋は好き。個人的には主人公の偏屈な1人称つぶやきに共感できず、映画版が好き。さわやかで、単なる恋愛ものでないのがいい! | ||||
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ごめんなさい、面白くなかったです。 他の方のレビューにもあった通り、村上春樹さんをかなり意識されたのかな、と感じる部分が主人公の独白部分に多々ありました。 でも、村上春樹の文章は惹き込まれるけど、あれは村上春樹だから。 村上春樹の真似をするには如何せん、実力不足です。 内容としては…歳をくった人にはとても感動出来るものではなかったと思うのですが… 何故にこんなに軽い内容でたくさんの人が涙したのか… 人の生死を扱うものは難しいです。 | ||||
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ラストにかけて、それまでの冗長な文体が嘘だったかのように自体は加速していく。 意外な展開だった、と思う。 きっとこのお話は終わりが先にあって、それに向かう道筋を後から紡いでいったんだろうなって思った。それくらい作者の言いたいことは、最後に熱を帯びる。だから最後まで是非、読んでほしい。 君の膵臓を食べたい。 このタイトルの、二重にも三重にも連なる言葉の意味を説明された時に自然と涙が流れる。 僕は涙脆いので、全く見事に泣かされたわけだ。 不思議と話は尾を引かなかった。 すぅーっと入ってきて、線香花火のように瞬いて、後味はすぅーっと消えてしまった。 | ||||
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感動させようという魂胆が丸見えで、うっすぺらいなと思いました。 | ||||
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現実にはないかもしれない。 万人受けしないのかも知れない。 嫁とも感覚が違った。 著者は卑怯かもしれない。 でも、私は涙した。 誰がなんと言おうと、私はこの作品が好きだ。 本を読んで、イメージでこんな感じなんだから、アニメ化したらどえらい事になるんだろうなぁ~。 | ||||
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近頃同じような主題の小説を何冊か読んでいた影響もあるかもしれませんが、この本を読んでから決定的に生活が変わりました。目的が無いと思っていた私の人生にも、やりたい事を見つけることが出来ました。 決して今までの私が病んでいたという訳ではありませんよ(笑) 内容的には、コミカルでひねりのある会話を交えながら進むストーリーからは自然に笑みが溢れ、ページをめくるペースが最後まで落ちる事がありませんでした。オチは5点満点で4点といったところでしょうか。個人的な意見ですが。感動はしますが、泣けるかどうかは人次第といった印象です。大変読みやすい本だと思います。普段本を読まない方にもオススメです。 | ||||
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空気読め。作者性格悪すぎ!もぅぃゃ でもまあそれ以外は楽しめたかな。 | ||||
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映画「君の膵臓をたべたい」を3回も見てしまった!! 1回目は小説の内容を全く知らずに見に行きました。 すごく感動しました!! 原作を読まなくてはと思い、 2回目は小説の内容を読み終えてから見にいきました!! 1回目よりも細かくより丁寧に鑑賞することができました。 小説と映画は少し内容が違っていましたがどちらも美しく切ない物語です。 「今日」を、「今」を、「今、この瞬間」を精一杯生きることが とても幸せなことだと気づかされるそんな作品です。 桜良と「僕」のような「異性との関係」を築いていきたいものです。 もしよかったら見て見てください!!! 映画「君の膵臓をたべたい」にハマった!!3回見てしまった(笑) レビュー http://digi-footprint.com/archives/178 近いうちに小説をもう一度読み返す予定です。 | ||||
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