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君の膵臓をたべたい
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君の膵臓をたべたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1110件 381~400 20/56ページ
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ラノベだとか、若い人向けだからと、敬遠している人もとりあえず、読んで欲しい。年齢的にもう若くはないし、恋愛小説も沢山読んだが、これは文体を含めて現代の「れんあいしょうせつ」だと思った。確かにプロットの上での不備はあるが、要は感動してしまった者勝ちだと言いたい。しかも、衝撃度は圧倒的に原作の方が映画を上回った。 | ||||
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難病や死といった重いテーマにもかかわらず、軽やかに描かれているのは、作者の人柄だろうか。 作品の印象としては、コントラストの強さを感じる。難病に侵されている女子高生が、非常に明るく元気で社交的なのに対し、名前の無い男子高校生は、周りとの接触をさけ、自分の中で生きている。明るさのなかでは、少しの暗さが引っかかり、死が迫れば、生きていることの意味を考える。自己完結の男子高校生が、女子高生との出会いによって否応なしに世間に引っ張りだされていろいろな学びを得、自分の世界を広げていく。彼と彼女が、友だちでも恋人でもない関係で終わってしまったところも、かえって永遠性を感じた。さらっとしていながらちゃんと響くところが、作者の職人技と思った。 | ||||
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良くも悪くもなかったです。 中高生が読むなら楽しめたり、感動できると思います。 暇つぶしに一気に読みたい方にはおすすめです。 ただ、次はどうなるかな?とワクワク するような作品ではなかったです。 | ||||
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陳腐で新しさが無く、文章表現もレトリックも極めて拙劣な小説がなぜ売れているのか全くわからない。 恐らく、小説の読書経験が乏しい若年層を中心に売れているのだろうが、最近の読者はとうとう優れていて読み返せば読み返すほど得るものがある味わい深い小説と、陳腐で安っぽい小説を見分ける判断力さえも喪ったのだろうか。 吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』(漫画ではない、岩波文庫である)が子どもたちに広く読まれる社会と、この『キミスイ』(と略すらしい)が100万部売れる社会、どちらの方がより思考力・判断力の点で優れており、未来があるかと考えてみると、なかなか絶望的な気分を味わうことができる。20年後、この国は『キミスイ』を絶賛していた数百万人の大人たちによって率いられていくことになるのだ。随分と幼稚な国になったものだ。 日本人の「読書離れ」が叫ばれるようになって久しいが、遂にこの国のリテラシーはこんな小説を絶賛するレベルにまで堕ちてしまったのかと、国力と読解力の低下をまざまざと見せつけて心胆寒からしめるような一冊。 | ||||
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住野作品は初めてです。 ※ネタバレあります。(有名になりすぎたのでもういいや) 最後の最後で実は殺される展開、主人公の名前が出てこない演出などストーリー以外でも面白く読めました。 私だけではないかと思いますが、ただストーリーを味わうだけでなく何か大切な気づきがあった人は多いのではないでしょうか。 マイナスな感想は、私はわかりやすさ、読みやすさ、を求める節があるので 二人の何気ない会話が多少ダルイと感じてしまうことがありました(笑) 例えば、野球で言うとけん制球を多めでタイムが再三入る展開です。 そこも含めて楽しめる人にはいいのかもしれません。 映画ではうまくまとめられているので私と似たような感性の方は映画をお勧めします。 最後に蛇足ですが、 どんな作品でもあまり批判することなく読みたいと本書のレビューから考えさせられました。 「リアルでこんなやり取りはない」「二人のやり取りが稚拙だ」「病気のことをわかってない」など。 そこにいちいち反論するつもりはありませんが、 その描写されていること以外をどう楽しく想像するのかが文学の醍醐味かと思います。 先日仕事関係のお客様で70代女性の方も本書を読まれたというお話をしました。 歳をとっても芸術に親しみを持つ心を持って生きたいですね。 | ||||
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思ってた以上にとてもよかった 物語に引き込まれました 住野よるさんの作品また読みたいと思います | ||||
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最後の遺書や日記は年相応の書き方で非常に感情移入しやすかった。逆に小説のようなキレイな文章だったらここまで好きになれなかっただろう。 さくらがふせんを回収せずに物語が終わってしまっている部分も予想もできない終わり方だからこそだと思う。物語が終わる前にさくらが全て回収して終わっていたのなら『お前は自分の未来を知っていたのかい?』という疑問が出て来ていただろう。 | ||||
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最近、小学校の課題図書にもなった「ワンダー」で号泣したばかり。 でも、その次に読んだこの本では全く泣けませんでした。 wikiを見て、著者がこの作品をどの出版社の公募に応募しても、一次審査すら通らなかった、と書いてあり、納得しました。 無駄に難しい単語や用語が多様してあり、中高生に入っていくんだろうか?と思いました。 そして、何だこの闘病少女のラスト…。 白けた。 作者が男性なだけあって、基本女性の描き方があまり上手ではないですね。 | ||||
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17歳の男の子と女の子の話だけど、まるでおじさんの私が17歳の僕だと思ってしまった。私は全く成長しないままおじさんになっている。しかも、彼は自らを変えることができた。私は全く進歩がない。 衝撃的なタイトルだ。膵臓がんで、義姉さんと同僚を亡くしているから膵臓という臓器はひとごとではない。膵臓は、食べた食物を消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変えるという、2つの働きを調節する役割をしている臓器だそうだ。そんな臓器の病で、あとわずかしか生きられない桜良。誰も明日死ぬとは思っていないけど、本当は誰も明日死ぬ可能性はある。それに気がついていないから、日々の「生きる」が何かつまらないようなことに感じているのかもしれない。 『日々死生観を見つめながら生きているのは、きっと哲学者か宗教家か芸術家だけだ。あと、大病に侵されてる女の子とか、彼女の秘密を知ってしまった奴とか。 「死に直面してよかったことといえば、それだね。毎日、生きてるって思って生きるようになった」 「どんな偉い人の言葉よりも心に響く」 「でしょ? あーあ、皆ももうすぐ死ねばいいのに」』 私は、いつ死んでもよいと思っているが、本当はそんなに簡単なことではないはずだ。何もかも達観したように振舞っているけど、何も分かっていないのだと思う。 『「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが、生きる。自分たった一人じゃ、自分がいるって分からない。」』 17歳の女の子が真剣に生きている。私はいろいろな関わりから逃げ、なるべくじっとている。やっぱり生きていると言えない。感情があるのかよく分からない。多分、心が動かないようにしている。人生経験豊かなおじさんでなければならない歳なのに。もっと「今」を大切にしなければならない。 『つまらぬというのは、ものがつまらぬとか、話がつまらぬというのではなくて、つまり、おのれの智慧袋が小さいからなのです。一たび般若という、大きい智慧によって観照するならば、つまらぬどころか、いずれもみな貴い真理の表われです。』『今日や明日という日は、それこそなんでもない平凡な一日です。しかし、その平凡な一日が集まって、私どもの人生を作っているのです。』(「般若心経講義」高神覚昇) 桜良は膵臓の病気だったが、「生きる」を消化し、「誰かとの関わり」によって日々のエネルギーに変えるという、2つの働きを春樹君に教えてあげた。 あたかも桜良自信が春樹君の人生の膵臓であるかのように。 全ては縁である。この、普段なら全く読むはずもないような本を手に取り、読み、それなりに考えることができた。何度も人生の意味を考えながら、しばらくすると忘れるというサイクルを何度も繰り返してきたが、この本は、何回目かの覚醒のきっかけになったかもしれない。すっかり、落ち着いてしまった振りをして、全てをあきらめて、やる気がなくなってしまっている今日この頃だけど、もう一度、やり直してみようかな、人生を。 | ||||
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本屋で1ページ目だけ読んで、「あっこれは絶対泣くやつや」と思って買ってみました。 そこからまぁ5か月ぐらい寝かせて読み始めたのですが。 予想以上に泣いてしまいました。小説でここまで泣いたのは初めてです。びっくりしました。 これがデビュー作かとおもうと、なんだこの住野よるって人、化け物か?と戦慄すら覚えました。 | ||||
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人に勧められて読んだ作品 まあ、よい作品。 強いて言えば、最後が個人的には、、、 でも、それは人それぞれだと思うので、 よい作品には間違いない。 おすすめできます。 | ||||
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さらっと読めて楽しめる。 タイトルと異なり、とても純粋な話で、よいです。 | ||||
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読んで良かったと心から思える作品です! 素晴らしいの一言! 恋とか愛とかを超えた、人と人との思いやりとかが心にグッときました!一生大事にしたい作品です! | ||||
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ほんとさー、誰かをこんなに感動させることができるなんて、凄い作品だよねー。 皆もこの作品の魅力に気づけばいいのに。 私はもうとっくにこの作品の魅力に気がついているからね。 | ||||
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悪くはないけど良作ではないですね 読んでみて文体や登場キャラクターはラノベや漫画っぽいです このラノベっぽさで好き嫌いが大きく分かれると思います 現実味がないというか薄っぺらいんですね まず学校で人気の女子生徒と、読書好きの他人と一切関わらない男子生徒が仲良くなるってちょっと?という感じ 仲良くなる訳はもちろんあるのですがそこからの関係や第三者との関りなどいまひとつ現実味がない 読みやすくはあるのですが引き込まれるようなものはなく、さらっと読む分にはちょうど良い作品です あとラストは正直ないですね 無理に感動に持ってこようとしたというか、書いていて詰まった結果ああなったようなラストですね | ||||
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題名はともかく、凄みを感じた小説だった。 誰でも一つは小説が書ける、小説家と名乗っても一つしか書けない小説があるものだ。 こんな小説がベストセラーになる社会は健全だと思う。 | ||||
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ヒロインの背景は重いが、彼女自身の明るいキャラがこの小説の雰囲気を引っ張っている感じがし、全体的には重々しい感じがなく、スイスイ読む事ができた。 正反対の性格をしたヒロインを通して、主人公が自分を見つめ直す過程はありがちな設定とはいえ、改めて人との関わり合いこそが、自身が本当に望んでいる事を浮き上がらせてくれるものなのだと感じた。 ただ、この本を勧めることが出来るのは10代、20代前半あたりかな…。 | ||||
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辛口ですみません 読み終わった後の感想、ただ一言 「しょうもな」 「世界の中心で愛を叫ぶ」とおんなじ読後感やわ | ||||
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話題になっていたので読んでみました。 主人公である「僕」は、病院の待合室で「共病文庫」という文庫本を読んでしまいます。それは、クラスメイトの女の子の日記で、彼女が膵臓の病に侵されて、余命いくばくもないことを知ってしまい、彼女に言われるがまま、一緒に遊びに行ったり、旅行に行ったりするようになるのですが・・。というあらすじ。主人公が1人でいるのが好きで、他人に関心を持たない性格だったのに、彼女と知り合うことで変わっていきます。読み終わって、恋とか友情を超えた人間の深いつながりを感じました。読みやすい文章なのに、最後のほうは心がヒリヒリして、なかなか読み進めることができませんでした。この本を普段本を読まない人はあまり好きでないという人もいますが、確かに最初は独特の世界観があるようにみえて、私は読み進むにつれ、すんなり主人公たちに馴染んていけました。核家族化や、スマホ等の出現により、人と接するのが苦手という人が増えていますが、(私もその一人ですが)やはり人は一人では生きていけないし、人と関わって生きるということは大切なことなのだと思いました。「いちご同盟」という10代のころに読んだ本を彷彿とさせ、久しぶりに心が切なくなりました。ただ、主人公の名前を彼女が呼ぶときが独特すぎて、その呼び名もコロコロ変わるし、名前は最後まで明かせないという設定にしても、その部分は少し受け入れにくかったです。あと、主人公の名前を最初に明かしても物語に何も影響なかったように思いました。そこだけ不可解で星マイナス1で、星4つで。 | ||||
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映画も見ていなかった私は、本を購入した時はよくある高校生のラブストーリーかと思っていたが、読破してみて少し違った印象を持った。恋愛の色合いがそこまで強くなく、人間ドラマとして感動できた。どなたにもおススメの良書。 | ||||
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