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君の膵臓をたべたい
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君の膵臓をたべたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1104件 1101~1104 56/56ページ
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読後、タイトルの怖さとは正反対の爽やかさで満たされる。 読書に没頭して根暗で地味に見られる【僕】。クラスの中心にいて明るく、笑い声に特徴のある元気な山内桜良。 「共病日記」を通じて、この方向性の違う2人が出会ったとき、ただ流れる「日常」は様変わりする。 テンポの良い会話の応酬、緻密に計算された伏線の張り方は新人作家の領域を超えている。 青春小説、恋愛小説というジャンルを飛び越えて、「生き方」を考える人生讃歌となっている。 誰かがいなくなることの実感。それは昨年親友を亡くした私もいまだ実感に乏しい。 けれども誰かの「存在」を忘れないように、【僕】は大切な彼女と向き合っている。 失うことは終わりではない。真実と日常を与えてくれる存在が消え去ることはない。 2人の積み重ねた時間を辿ることで、私たちの思い出とリンクする「失った誰か」と再び会える。 本書は大切な「誰か」と向き合いたいときに、ぜひ一読いただきたい良作だ。 そして装丁の美しさが作品の雰囲気を引き立てている。 | ||||
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タイトルにぎょっとして、どんなお話なのかと思い買いました。 中身はホラーでもミステリーでもない、王道青春モノのボーイミーツガール。 タイトルの意味合い自体はわりと序盤に説明されるものの、最後、このタイトルにこめられた主人公とヒロイン桜良の真の想いが明かされた時、もう涙が止まりませんでした。 『君の膵臓をたべたい』 この一見恐ろしい言葉が、あんなにもきらめく、愛おしい言葉に変わるなんて、、、 本当にいい作品でした。こんなに泣けて、でも爽やかな気持ちにもなれる作品って、早々ないと思います。 | ||||
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王道です。 題名のインパクトに負けない内容でした。 ただ、伏線で少しネタバレしちゃう感じ。 そこがちょっと残念かなと。 | ||||
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まず、「君の膵臓をたべたい」というタイトルに目を奪われました。装丁がとても気に入ったので読んでみると、そこには名もない程目立たなかった少年と魅力的で目立っているけど、膵臓を病んで残された時間を精一杯生きる少女との儚くも切ない日常がありました。本作のタイトルにもなっている「君の膵臓をたべたい」。この意味がわかるラストは特に必見です。2人がどれだけ相手を大切に思っていたかがわかり、涙が止まりませんでした。今ある日常を大切に生きなきゃいけないと思わせてくれる。そんな小説でした。 | ||||
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