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君の膵臓をたべたい
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君の膵臓をたべたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1104件 821~840 42/56ページ
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他のレビューでは、文章の表現であったり、伏線を回収しない点であったり、そういったことについて多く書かれている。 私としては、そこにこそ、この本の伝えたいところがあるのではないかと思う。 「死」というものの、あっけなさ。 月日を経て「死」というものが人々の中でどのように変化していくものなのか。 そういったことを伝えようとしている本のように感じた。 非常に良い本であった。 この本に出会えたことを感謝。 | ||||
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図書館で予約して1年以上待ってようやく借りられました。あっという間に読み終わり、読了後「買えば良かった!」と思いました。 テンポ良く進む会話やストーリーの中で、少しずつ開かれていく主人公の心。それを周囲から呼びかけられる(主人公に聞こえている)「◯◯なクラスメイト君」などの表現で表わしている事に途中で気づき「なるほど!」と納得させられました。 ラスト近くのヒロインの亡くなり方には頭をガンと殴られたような衝撃を受け「そういう事だってあり得るんだ」と改めて考えさせられました。そこから先は涙ボロボロでした。 読んで良かった、お勧めの本だと思います。 | ||||
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さらっと読みやすい文章でしたが、軽妙な登場人物のやりとりの中にはっと気づかされる点も多く、読後じんわりと心に残ります。 他の方のレビューにもある通り「ラノベみたい」というご意見もわかります。しかし、「読みやすい」、「軽い文章」というのはそんなに悪いことでしょうか? 私は20代後半の会社員ですが、普段本にあまり触れる機会のない中高生の方にも、本を読む元気も時間も中々作れない社会人の方にも、ぜひおすすめしたいです。 悪役が一人も出てこない、素敵な物語でした。 | ||||
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よかったよかったよかったよかったよかったよかったよかったよかった | ||||
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※※※未読の方は読まないでください※※※ 余命1年を宣告された少女と、他人との関わりを断って生きてきた少年の、瑞々しい成長物語。 始めに断っておきます。 この作品は純愛小説ではありません。 ラノベでもありません。 純文学でもありません。 「いずれ必ず訪れる死」というものをキーにした、少年少女の『成長』物語というのが私の中では一番しっくりきます。 なので、上記のいずれかの類型作品を想定して読んでしまうと、期待外れとか、思ってたのと違うとか、そういう感想を持ってしまう可能性もあります。 この作品の根っ子は、何度も言うように『成長』だと私は考えます。 誰しも、青少年期の人間関係は自分の価値観の形成あるいは変化と直結します。 人間関係がきっかけで自分が成長する、ということは誰もが経験のあることでしょう。 この作品は、まさにこの点について、鮮烈な言語表現と緻密な心理描写で描き切った著者の力作です。 だから、この作品の対象年齢というか、読んで欲しい年齢層としては10代前半〜後半の若者になるかと。 その年代の人たちに、こういう人間関係を築くことによって、また、「必ず訪れる死」を見つめることによって、人間的な(つまりは精神的な)成長や価値観の変化を遂げて欲しいという、著者の思惑が伝わってきます。 しかし、対象年齢を10代としながらも、その描写の隅々までを理解するには、文章に真摯に向き合うことが必要です。 例えば、P215。 ”そうか、今、気がついた。誰も、僕すらも本当は草舟なんかじゃない。流されるのも流されないのも、僕らは選べる” この表現には、今まで自分のことを「流れに身をまかせる草舟」だと散々言ってきた主人公が、それまでの自己の価値観を否定して新たな価値観の世界へ漕ぎ出していく様がこれでもかと詰め込まれていて、初めて読んだ時には鳥肌が立ちました。 これに気づくためには、それまでの主人公の心理をしっかりと把握しておく必要があります。 また、Amazonやそれ以外のレビューで度々目にする『【?????】くん』について。 この表現について、「この書き方の理由がわからない」「本文内で何の説明もなかった」といった批判的な評価が大多数です。 ですが、実際はこの表現も主人公の成長と直結しています。 まず、これは主人公が「相手が自分のことをどんな人物だと思っているのか想像するのが趣味」という価値観に基づいて、自分の名前を呼ばれる際に、「相手が自分に対して思っている人物像」を当てはめているわけです。 いわゆる、全ての人間関係を自己完結させる主人公ならではの、超自己完結型の表現です。 だから、咲良に襲いかかった後に、咲良が主人公のことを【ひどいクラスメイト】くんと呼んでいるのは、咲良が実際にそう思っているわけではなく、主人公が「きっと咲良はそう思っているだろう」というのを当てはめているわけです。 終盤の【?????】くんについては、咲良が自分のことをどう思っているのかわからない、主人公の心のブレなわけです。これが成長の1ステップ。 そして、最後の最後、恭子とお墓まいりに行くシーンで恭子が「◯◯くん」としっかり主人公の名前を呼んでいます。(さすがに本名は伏字にさせていただきます) これは、主人公が人間関係を自己完結させることを辞め、きちんと他人と向き合っていくことを誓ったからこその表現の変化、すなわち成長です。この成長も咲良という女の子と出会ったからこそもたらされたものであり、文章をきちんと読み解けば感動を持って迎え入れることができます。 「わかりにくい!」という方もいるかもしれません。が、この本は終始主人公の一人称(視点)によって描かれています。つまり、主人公が相手の言葉をどのように受け止めたか、それそのものが文章に描かれるべきです。だから、【ひどいクラスメイト】くんも、【?????】くんも、◯◯くんも、一般的な文章のルールとしてはきっちり守られた上で描かれています。 このように、細かい文章の仕掛けを読み解くには受け手側の読解力も要求されます。その点において、仮にこの作品を10代以下で読んだ方は、20代、30代になって読むとまた新たな発見があることでしょう。 また、いい大人の皆様は、わからないものを安易に批判するレビューは、自分の受信用アンテナの低さをひけらかしてしまう上に無粋なので、やめましょう。 私個人の感覚としては、この作品は全体を通して素晴らしいと思います。 ただ一点残念だったのが、通り魔の話が出てきた最初の時点で、咲良の死の理由が読めてしまったこと。 自分が著者だとして、彼女の死にリアリティを保ちつつ意外性をもたせるならどういう展開にするかと考えた時に、出てきた一番安直なパターンと合致してしまいました。 なので星4。 ですが、上記の通り、主人公の心の移り変わりを表現した文章の鮮烈さ、瑞々しさは目を瞠るものがあり、オチがわかっていてももう一度読み直したいと思える作品です。 | ||||
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テンポのよい二人の会話が続く。 ラストは唐突だが、共病文庫は、想定内だったが涙腺が緩んだ。 | ||||
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最後のヒロインの結末は少し許せませんが(星マイナス)、私にとっては読みやすかったし、色々考えさせられる部分もあり良かったです。 本を読み慣れてる方からすれば不満が多いようですが、そういう難しい展開がない方が個人的には好きです。 確かに伏線回収とか、もっとこうであっても良かったという意見は分からなくもないですが。 作者さんもどこかでおっしゃってたそうですが、読書に難しさは必要なのでしょうか? ありのまま、素直に受け入れられる作品だと感じました。 | ||||
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本がきれいで新品みたいで嬉しかったです! また書いたいと思いました☺️ | ||||
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泣ける感動作。ここのレビューに分かったようなこと並べて論評してるひといるけど、そんな上から目線の観点をすべて脱ぎ捨て、よんでみてください。最後の40頁、涙が止まりません。 | ||||
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衝撃的なタイトルに中身も確認せず購入。 王道の筋書きではありますが、よかったとおもうのはそういう点ではなかったです。 人と関わらずに生きていけない世界で、独りを選んできたクラスメイト君。沢山の友人に囲まれながら 死と向き合い、自分の弱さに直面し誰かがいないと生きていかれないと感じていた咲良ちゃん。どちらが よくて悪いというのではなく、それぞれの強さを互いが対局の位置から認められていた事。又、関わりを 重ねる中で「流されている」と思っていたのが「自分がそれを選んだ」と自覚出来た事。互いに相手を必要な存在だと認め合えた事。 生きにくい世の中で誰もが直面するような葛藤と成長が描かれていたのが良かったです。高校生の悲恋というよりは、出会いを通して 得た心の成長という印象が強い作品でした。 | ||||
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最後の最後で通り魔に殺されてしまうところがとても悲しく泣きそうになりました | ||||
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私は友達から、絶対泣く!読みがいがあるよ!と薦められ読みました。 はっきり言って期待外れでした。 そして、処女作ということもあるのか、とにかく読みづらい書き方をしていました。 同じ表現を使いすぎとも思います。 一種の恋愛小説として読むのならいいと思いますが、感動したい人やこの本で泣きたいというふうに期待はしないほうがいいと思います。 | ||||
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普通に良いと思う。文章はまだ拙劣な感じだけど、内容は悪くない。そもそも純文学ではないんだし。エンターテイメントとしては楽しめます。ただ、作者は男だと思う。ヒロインの女の子がとにかく可愛い。私は好きだな。現実を忘れさせてくれる。妻はもう絶対言ってくれないからね。 | ||||
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ヒロインの台詞に長音符(ー)が多用されていることや「んむぅ」など、少なくとも私はライトノベルを彷彿としますが、軽い気持ちで読み進められて気疲れはしにくいです。苦手な方も多いかと思われますので、購入を検討の方はその点ご了承ください。 内容について率直な感想を打ち明ければ、高校生の妄想のようなストーリーです。それこそライトノベルのようなヒロイン、イベントと言えるのではないでしょうか。 しかしながら周囲の描写にはリアリティがあり、不愛想で皮肉っぽい主人公はよくつくられていると思います。それに文章の読みやすさ、たまにクスリと笑える会話が相まって、おそらくターゲットとしている十代にもよく受けたのでしょう。 | ||||
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良かったですが、ありきたりな気も。泣けはしませんでした。でも飽きずに最後まで読めます。 | ||||
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友達のいない男子高校生が クラスの人気者女子高生と友達に??? 少女コミックやラノベでよくみかける設定。 (男女が逆のこともあり) 女子高生に秘密があるというのも、よくある設定。 ただ、それだけでは終わってなかったから星3つ。 ボッチくんやボッチさんが希望をもてる小説。 ある時期、ボッチになってもいいじゃない。 それもまた長い人生で必要な期間でしょう。 そして、普通の親なら子どもは隠し事はできないってことも 親になった今なかよくわかる。 | ||||
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ちょっとしたテーマはあるものの、終始ありがちなストーリーです。 本や映画をよく見る人は、かなり既視感を抱くと思います。 ただ、主人公の心境の変化については共感するところがありました。 中高生が読んだら、面白いと感じるかもしれません。 | ||||
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前評判通り、良い小説だと思います。 最後は多くの方と同じく号泣してしまいます。 | ||||
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他の方でなかなか辛口の評価をされている方、結構いますが、私はとても好きな作品の一つになりました(。-_-。) 図書館で、人気が落ち着いたため在庫があり手に取ったのですが、これはもっと早く読むべきだったと後悔しています それこそ買って読むべきでした タイトルから、膵臓を病んでしまった少女と主人公の闘病+青春を描く感動モノかなぁと、安易に推測していましたが、蓋を開けてみればびっくり、どちらかといえば二人の"青春"を焦点にしている作品です まず、タイトルである「君の膵臓をたべたい」という台詞は本当の本当に序盤からさらっと出てきます。序盤の方で、少女の「膵臓を食べる」という行為に対しての見方も書かれているため、その言葉通りに受け取りつつ内容を読み進め、最後の最後でそれが覆ります。その感覚をぜひ味わって欲しいです...(私自身はもう二度と味わえないのかと思うと悔しくなります) 全体的に軽い調子で進んでいく会話が、あまりにも「死」という重いワードからかけ離れていて、そのくせ地の文や少女の発する言葉に散りばめられた死を連想する言葉が、逆に主人公たちの「生きる今」を際立たせています 少女の死生観や、少年のものの見方、時にクサイなあと思ってしまうセリフはありますが、まあ小説ですし、と納得できる範囲です 少しくらいクサイ台詞じゃないと、今時小説で使われているありきたりな台詞に代わるものは生み出せないのかもしれません 他の方が、恋してしまった、と語るヒロインの魅力もさることながら、この本を薦める理由は山ほどあります。残りは自分で探してみてください きっと、気にくわないなぁ、と思うことが多くても一つぐらいは素敵だと思うことがあるはずです! | ||||
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ありふれている題材故に、その題材は普遍なんだと客観的に見ても、ストーリーにはあまり共感や感動できませんでした。ただ、感性を刺激される方もいらっしゃると思いますので強い言葉は使わないでおきます。 | ||||
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