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君の膵臓をたべたい



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【この小説が収録されている参考書籍】
君の膵臓をたべたい
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたいの評価: 3.61/5点 レビュー 1104件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.61pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1104件 1021~1040 52/56ページ
No.84:
(5pt)

泣きました

書店で購入しました。
男子高校生です。
友達がたまたまこの本を読んでいて、内容を聞いたら突然泣き出したので気になって購入しました(笑)
一度読むと辞め方がわからなくなるというような読みやすさでした。
そして授業中に泣いてしまいました。
こんな素敵な本に出会えて良かったです。
作者の次回作も是非買いたいと思います。
間違いなく、感動します。
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:君の膵臓をたべたい (双葉文庫)より
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No.83:
(5pt)

間違いなく面白い!!

最近、読んだ本の中では最大のヒット作。ろくに本を読まない中高生向けなんてケチをつけられているが純文学からSFまで年間100冊あまりを乱読する私にも十分過ぎるほど、直球ど真ん中の小説。「火花」なんかより、ずっと良い。

泣きたいから読みたいとか、号泣を期待とか、そういう狭い了見で読んじゃ駄目だよ。そんなに感動したいか?もっと自然体で眺めて欲しいなあ。現実感の無い台詞の掛け合いもキモイという意見もあるが、巷に溢れている馬鹿同士のゴミのような会話よりああいった、お洒落な会話が良いんじゃない。「ある愛の詩」でも登場人物は非常に知的レベルが高いので原作では本当に洗練されたお洒落な会話の連続だ。それを彷彿とさせる内容ではないか。

批判的なヒトは、こういった恋愛をしたことがないか、出来ない人間なので嫉妬をしているのだろう。敢えて難を言えば、死んでからが長い、特にキョウコと仲良くしてるシーンは余計かと。
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No.82:
(4pt)

泣けた

良かったところ
・"青春してる具合"がちょうどいい
・読みやすい文体
・主人公の名前のギミックがユニーク

残念に思ったところ
・すべての謎が種明かしされる。もう少し読者の想像に委ねる部分を残した方が、心に残る作品になったと思う。
(例)彼女は最後のメールを読んだかどうか、とか、なぜあの時そういう行動をとったのか、などなど。
・感情爆発のシーンで直前に断りを入れたことでこっちがちょっと冷めてしまった。

気軽に読める青春ギュンギュンものとしてこの評価です。
初めて実写化を楽しみに思った作品です。(きっとされるでしょう)
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No.81:
(4pt)

良作。ですが、購入を検討している人は、確認をおすすめします。

大変衝撃的なタイトルが印象の本作ですが、その内容はといえば、見合うほどの変化球を放ってくる訳ではありません。

不器用な青春世代が抱えるにしては重すぎる「命」と、「愛すること」と「成長」の、優しいお話です。
他作品で言えば、「世界の中心で愛を叫ぶ」等と比較される事も多くなるのではないかと思います。
(あくまで個人的意見です。不快な想いをされる方がいらしたらごめんなさい)

つまるところ、猟奇的でも、キテレツ的でも、サスペンスでもありません。
タイトルの強烈さに期待して高いレベルで「衝撃的な展開」「お見事な伏線」「やられた!」を求めると、がっかりするかもしれません。
文学的なテクニックに慣れ親しんでいる人には、ちょっと物足りないでしょう。

しかし、「優しい物語なんだ」と理解して読むと、良い内容であると思います。
登場人物が若く不器用ゆえ、様々な感情が時に変化し、しかし未熟ゆえアウトプットされる「君の膵臓を食べたい」というワード。
大人であれば自身の感情を的確に言葉にする事ができますが、彼らは違うのです。

そういう青春が未だ心にくすぶっている人には抜群にヒットすると思います。

というように、タイトルから期待される内容の受け取り方にかなり開きがあると思います。
しかし作品自体の出来はよいので、4としました。

その猟奇的なワードに対してどういう結果を結びつけてくるのか、ミステリー的に期待して購入してしまった私はちょっと肩透かしを食らった感があります。
最初から「優しい物語」と知って読んでいたら、最近すっかり引きこもって出てこない私の「青春」はきっと、素直に涙を流したと思います。
学生の頃、自身に強く影響を残す出会いをした人なら、なおさらです。
そして、言っておけば良かったな、と思うでしょう。
「君の膵臓を食べたい」と。
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No.80:
(5pt)

なぜキミスイはアイドルたちの心を捉えたのか?または、ある小説家志望の敗北の記録

正直、発売当時から気になっていたのだった。ホラー小説かと誤解するようなインパクトのある『君の膵臓をたべたい(以下キミスイ)』というタイトル、それとは逆に清涼感のある美しいイラストの装丁。

それでもなかなか購入するまでに至らなかったのは、この小説がネット上の小説投稿サイト『小説家になろう』から出版化されたものだったからだ。現在では、かなりの数の作品がこのサイトから書籍化しているらしいが、ウケ狙いのために流行りの異世界ファンタジーものを独自性も出さずに書き捨てる作者と、売れりゃなんでもいいと使い捨て感覚で書籍化する出版社。かつてのケータイ小説ブームのような、粗製乱造の作品群と、この『キミスイ』も同じなのではないか? 地雷なんじゃないか? そう思ってしまったのだった。

僕も、ケータイ小説ブームの頃、ネット上に自作小説を公開していたことがある。いや、今でもしてるんだけど(『エロファミZ』という、ふざけた名前のサイトで公開しています)。当時のケータイ小説ブームで、それなりの数の人たちに読まれたものの、出版化していくのはセンセーショナルに恋人の死を描いたような作品だったり、作家同士の付き合いを利用して宣伝活動を展開し、大量の読者を獲得するような作品ばかりだった。
孤高を気取る僕は「宣伝や馴れ合いに力を入れるなら、作品をより良くするための推敲に時間を掛けろよ!」と思いつつ、自作の書籍化を願い地道に執筆を続けるも、ふざけた若社長の「あなたを新ネット小説ビジネス企画の看板作家としてスカウトします。書籍化もしてあげます」の甘い言葉に騙され、タダ働きしたあげく、企画は頓挫し、僕はなぜかその全責任を負わされ追放されたのである。今でもあのときのことは覚えてるぞ!福岡県行橋市、K・S市議!(笑)

そんなわけで、ネット小説系作品には、少し抵抗がある僕なのだったが、応援しているアイドルが『キミスイ』を読んで感動したとTwitterで呟いてるのを見て、僕は翌日さっそく馴染みの本屋に『キミスイ』を買いに行ったのである。僕は、彼女の感性を全面的に信頼しているのだ。

以下、件のアイドルの感想を転載

「ほんっっっっとうに素敵すぎる 何気ない日常 何ともない会話 全てが素敵で面白くて悲しくて こんな恋が友達が日常が私にも皆んなにもあるのかと思うと凄く生きるのが楽しみになりました。世の中の人全員に読んでほしい。笑」

そのアイドルとは、AKB48の木崎ゆりあさんのことである。少しばかし常識から逸脱してるが、その豊かな感受性は素晴らしいものがあり、演技もうまい。文章もセンスがあり、彼女は直感的に物事の本質を捉えることができるのだ。その彼女が、『キミスイ』を大絶賛している。別のSNS(755)では、「今まで読んだ小説の中でいちばん」とまで、書いている。

そこまで言うなら、『キミスイ』がつまらないはずはない。もしかしたら、近年稀に見る大傑作かもしれない。

かくして、その予感は的中した。

なお、木崎さんの友人のAKB入山杏奈さんがTwitterに寄せた素直な感想も素晴らしい。また、SKE須田亜香里さん、高柳明音さん、ももいろクローバーZの百田夏菜子さんらも『キミスイ』を読んだらしい。なぜ、この作品がアイドルたちの心をこれほど捉えたのだろうか?

この小説は、極めて純粋な心を持った主人公とヒロインのふたりによる純愛小説だ。純愛という言葉を使うのは、もしかしたら不適当なのかもしれない。しかし、物語を最後まで読めば、このふたりが強く惹かれ合い、お互いを尊敬し、必要としていたことがわかる。
ふたりがお互いを認めあ合い、称え合う言葉はただただ美しい。

ところで、この主人公君、友達は過去にひとりもいない、本を読むだけが趣味、という一見、最近のラノベ的ありがちなキャラ設定なのだが、それら凡百のラノベとは一線を画す魅力がある。こんな子がいたら、そら女の子にモテるだろうという説得力がある。

彼は、とにかく優しいのだ。
なんかひねくれてるなあ、思っていた彼の内面に一瞬で引き寄せられたのが、ヒロインと旅行中の場面で学問の神様にお祈りをするシーンだ。

「彼女の膵臓が治りますように」

さらりと読み流している方もいるかもしれないが、実は『キミスイ』の物語の完成度を高めている極めて重要なシーンです。これから読まれる方は、是非注意して見逃さないようにしてください。

以下からは、読了済の方向けネタバレ有り感想など

・主人公の名前、志賀春樹ですが、著名な作家名を使っただけで深い意味はないと思われてる方もいるようですので、ちょっと解説

春樹=春の木→春を選んで咲く花、桜=桜良
だから、桜良が「君に似合いの名前だ」と言ってるわけですね。
余談ですが、桜は文学作品などでは死をイメージするアイテムとして使われることが多いです。
梶井基次郎『桜の樹の下には』 坂口安吾『桜の森の満開の下』など

・名字の志賀は、志賀直哉が由来ですが、主人公の好きな作家は太宰治。その太宰治が死の直前にエッセイで批判した作家が当時の文壇のボス的存在だった志賀直哉なのです。だから、主人公はちょっとひねくれているのかもしれませんね(笑)。
なお、志賀直哉の代表作は、事故で死にかけた志賀が死にゆく生物たちを淡々と描写する『城の崎にて』で、谷崎潤一郎の『文章読本』にも引用された名文として知られています。
また、『キミスイ』の主人公は自分のことを「自己完結型」と称しますが、志賀直哉も徹底した自己肯定型の作家と言われました。どこか似ていますね。

・『星の王子さま』、桜良が唯一愛読した本です。桜良の生き方、考え方に強く影響を与えていると思います。

・桜良の死因についての疑問

通り魔については、伏線があります。事故死というパターンも考えられたのでしょうが、小説というフィクションの物語でそれをやると、あまりにも唐突感があるので伏線を張れる通り魔にしたのでしょう。
重要なのは、主人公が予測したより遥かに早く桜良が死んでしまう=現実では、予測なんかあてにならず、いつ死んでしまうかわからないことなのです。

また、上の感想でも書きましたが、主人公は「彼女の膵臓が治りますように」と神様に祈るように、内心では彼女が死ぬことを現実として、まだ認めきれていません。なんだかんだいって、死なないんじゃないか?とさえ、考えていますが、それは彼女のバッグの中の注射器等を見たときに残酷にも否定されます。それでも、主人公は今日も彼女は生きている、明日もまだ彼女は生きている、と最後の日が来ることに怯えながらも、どこまでも明るい彼女に現実感がないまま接してしまいます。
実際に、知人やペットを病気で亡くした方には、非常に納得がいく描写だったのではないでしょうか?

・通り魔犯人になぜ怒りを向けない?→いつか彼女の死が来ることは確定していたため、それが予想より早く訪れたことにショックを受け、それどころじゃない。
また、この物語は極力人間の負の感情を書くことを避けています。性善説的な作風なため、犯人に対しての怒りなど描写してたら話がブレます。

・なんで葬式に参加しないの?

生前の桜良が言ったように臆病だったから。桜良の死を認めることが怖かったのだと思います。
冒頭部は一見、冷たい態度ですが、最後の「夢の中で彼女に会っていた、かもしれない」に、主人公の本心が現れています。

以上、レビュー等で指摘されていた点の自分なりの見解です。

僕が『キミスイ』で白眉だと思ったところは、友達がいない、本だけが友達みたいな、周囲から根暗だと思われている主人公のことを、ヒロインが否定、糾弾するでもなく肯定するところです。たったひとりだけで生きていけることは強い。
確かにひとりで生きていけることは強いのかもしれない。
そんな強かったはずの主人公が、ヒロイン桜良と関わることで「大切な人を失う」という恐怖感を覚え、結果弱くなっていく。

『キミスイ』は主人公が強くなる成長物語ではなくて、「弱くなる」成長物語なんです。
そんなところが、僕は好きです。

そういえば、『キミスイ』がアイドルたちに絶賛される件について触れていなかった。

主人公とヒロインは、互いに相手の生き方を尊重し、肯定し、憧れて、「君になりたかった」とすら言います。
一方、アイドルたちはネット上ではアンチに叩かれ、握手会ではファンに「君のそこがダメなんだ!」と説教されています。

自分でも気にしてるような悪いところを突っつかれるより、良いところを 褒めてもらえるほうが嬉しいですよね?ましてや、自分ではダメだと思っていたところを「それも君の魅力のひとつなんだ」と言われたら……

最後の最後に明かされる、主人公がついていた嘘。 「本当の初恋の人」の存在。

これには、やられたと思いました。
主人公にも、作者さんにも。
終盤、【仲良し】から【?????】に、桜良の主人公の呼び名(主人公が想像で当て嵌めたという形)が変わりますが、きっと桜良もこの時点では主人公のことを…………だったのでしょうね。
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No.79:
(5pt)

タイトルから想像した内容とは違いましたが・・・

青春小説なんてもう読めないと思っていましたが、さらさらと読み進められ、先の気になる展開でした。
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No.78:
(5pt)

読んでよかった。

読んでよかったぁ!この本に出会えてよかった。そう思います。2回読みました。
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No.77:
(5pt)

一日一日の大切さを教えてくれる

人と関わることを避けてきた主人公と、正反対な桜良。
互いに様々な選択をしてきて、その上でお互いに出逢う為に生まれてきたことに、気付く。
桜良の綴る「共病文庫」を通じて様々な思想やストーリーが繰り広げられる魅力の詰まった本。
二度も三度も読み返すであろう作品です。
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No.76:
(5pt)

なかなか…

皆さんのレビューを参考にさせてもらい購入しましたが、結論から言うと感動はしましたが、読み終わってもボロボロ泣く事はありませんでした。

先の読めない展開と予想外の最後でドキドキして奇妙で面白かったです。

読み終わったあとにはスッキリしました。
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No.75:
(5pt)

久々に涙

タイトルに惹かれ読みました
彼女の死から始まりセカ中のような内容なのかと思いきや彼女のキャラと彼との軽快なやり取りも面白かったです
序盤、彼女の書いた共病文庫は泣けました
これがデビュー作なので先が楽しみです
映画化されるといいと思います
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No.74:
(4pt)

著者の意図か偶然か?

みなさんのレビューを拝見しましたが、ばらついてますね。
たぶん、背景設定と著者の意図がずれてるのでは?
後半の一件は青春物なら読者の予想範囲内でおさめておいた方が、ありがちな青春小説+生と死 で評価の低い方々も納得されて「良かったね」だったのではと思いました。特に低年齢むけに。
しかし、彼や彼女の言葉や思いを改めて読み返すと、あり得る展開とも思えます。
生と死は皆に平等、健康・病人それぞれに。1日の価値は同じ。改めて思いさせられました。あと、葬式からエンディングまでの期間の長さと彼の成長具合が絶妙だと感じました。
読み直してみると 案外、評価が変わるかもしれませんよ。帯のコメントは人それぞれにだと思いますが、私自身、感慨深い物はありましたが泣けませんでした。でも、知人に薦めました。しっかり読んでと忠告もしました。
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No.73:
(4pt)

死と向き合って

帯にあるような、「涙、涙…」というほどのレベルではなかったと思います。
しかし、それなりにジーンとくる作品であったと思います。
彼女の死後、残された日記から、真実を知っていく。そして、各所に仕込まれている
伏線もなかなかよかったです。
プロット的には、ピアニストとバイオリニストのストーリーを思い出しました。
それと比較すると、母親、音楽、幼馴染といった装飾的な要素はまるでありません。
日々の会話とわずかなイベントが2人の関係を形成していくという感じです。
そこが逆にシンプルすぎて、会話のいくつかは非常に新鮮なものがありました。
あとはヒロインの「わはははっ」の笑い声が印象に残っています。
そのあたりを楽しむことができれば、素直に感情移入できると思います。
万人にはオススメという感じではないですが、決して悪い作品ではないと思います。

【以下、ネタばれを含みますので、未読の方はご注意を】

結局、3回くらい読み返すことになりました。すべての伏線を理解したかったこと。
これが最大の理由です。で、いくつか疑問も残りました。入院中のお見舞いの回数が
4日とありますが、7/24、7/27、7/28、7/31、8/3の5回のような…
この理由がわかりません。何か意味があるのだろうか?

「名前のない僕」、最後にその本名が明かされます。うーん、このトリックを良い
とみるか、つまらないとみるか。非常にわかれるところです。
個人的には、嫌いではないですが、作者の住野よるさん、すこし(いやかなり)
チャレンジャーすぎない?って印象です。
ファーストネームの方は、かなりファンも多いハズ。私の知り合いにも熱心な
ファンがいますが、怒りだすかも。

あとは、時折、出現する死の予感ですね。これもなかなかよかったです。
まったり進んでいくストーリーの中で、牙をむくように現れます。特に、リュックの
中を見たときの描写は、ぐっとくるものがありました。

そして、「本当に死ぬの?」から「まだ、死なない、よね?」に変わっていくのも
よかったです。その変化がうまく表現されていると思います。

「死」がテーマである以上、やはり重力には逆らえません。そこは、やむなしと
いったところでしょうか。
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No.72:
(1pt)

インスリンすい臓といえばホルモンが糖尿病の人には大変だたべられたらとほほ表題を誤解を招くよデザインがいいいkね病の人すい臓が悪いのかとおもいますてんで違う

すい臓といえばインスリンホルモンが糖尿病の人には大変だたべられたらとほほ表題を誤解を招くよデザインがいいいkね病の人すい臓が悪いのかとおもいますてんで違う青春ものではないか
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No.71:
(4pt)

途中からは??静かな気持ちで読める本。

学生が主人公の物語ですが、読んでよかったと思いました。
書店によく行きますが、デビュー作でもあり、「1位」との帯が目について、気になっていました。初めて見た時は、タイトルが気になりながらも、他の目的の本を買って、そのまま帰りました。が、また書店に行くと目につき。
やっぱり気になり、購入。

読み始めは、淡白な性格の男の子。無関心さが強くて、私も淡々と?読んでました。
なのに、読み進めるうちに、いつのまにか物語に吸い込まれてる自分に気がつき、先が気になって読み終えました。
主人公の男の子の冷静さには、大人という歳の私も、見習わなきゃかな?と思ったり。
でも、女の子の明るさ・奔放さにも惹かれました。明るい女の子が、無口な、人に無関心な男の子を外へと気持ちを向けさせ、連れ出す!といった感じで、物語は進んでいきます。
タイトルにある「膵臓」の病での別れになると思いきや、予想外の別れに、少し「何でいきなりこうなる!?」と思いましたが…。
でもその後の、男の子の考えや行動、そして女の子の親友の動きなど読んでいて、また物語に吸い込まれました。
主人公の男の子を観ていて、やっぱり人との繋がり・接触は、出会う相手や人によって、変わっていくものだなぁと感じました。
私も本好きで、暇があれば気になる本を読みたい!と思う方ですが、やっぱりそれだけじゃダメな事もありますね。
外に出て、人との付き合いは大事です。

可愛くて、明るく友達の多い人気者!の女の子でも、心の内では、その自分にある種の葛藤?もある事、知りました。
パッと見、他人から観れば羨ましい存在の彼女でさえ。
人間関係の大切さを、改めて考えた1冊でした。
【全体的に、彼女の病を知ってから、静かな気持ちで読みいる内容ですが、笑える所を少し交えてあり、それは私の印象ではクラスメイトの男の子の、話す度に最後に言う「ガムいる?」でした(笑)。こういう子、実際いるよね!と思って、そこは笑えました】。

高評価に流される訳ではありませんが、やっぱり読んでよかったと思える内容でした。
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No.70:
(5pt)

良い

思っていたより良かったです。
軽い文体でしたが、かえって読みにくかったです。
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No.69:
(4pt)

そりゃあ泣くでしょう

奇抜なタイトルをひっぱることなく、その由来はすぐに明かされます。
中身はいたって正当な病気、青春もの。
主人公二人のもどかしいやり取りが、40代の私にもきゅんとしました。
特に、二人で行く九州旅行の夜が好きです。
こんな設定、ストーリーを持ってこられたら、そりゃあ泣きますよ。
ちょっとずるいなあ、という気もします。
あと、皆さん書かれていますが、違う別れ方の方が納得いったかな。
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No.68:
(3pt)

評判ばかりが先行している感

文章は平易で読みやすく、死に瀕したヒロイン自身が放つブラックジョークも小気味いい。
ただ、この小説だけの特色はそこだけといった印象。
あとの展開などは他作の焼き直し。
もっとも恋愛小説なので似たり寄ったりになるのは仕方のないことだが……。

コメディタッチの流れから徐々に深刻性が増していく描き方は素晴らしかったと思う。
ただ如何せん、人物造形がラノベ的というか、都合が良すぎる。
主人公が母親の前で咆吼を上げて泣くシーンも、「こいつ自分に酔ってない?」感がバリバリ。
盛り上げどころで逆に冷めてしまった。

タイトルの衝撃性だけで売れた本という印象です。
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No.67:
(5pt)

いい本に出会えた喜びでいっぱいです。

レビューを書くのは、初めてです。
それぐらい53年生きて来てこんなに切なくそして今の自分の子どもたちに当てはまるような内容に、感動し年甲斐も無く泣きながら読むこととなりました。まさか泣くとは思ってなかったのですがとにかく自然と涙が溢れ心のストレスが軽くなった様に感じました。この本二出会えて本当に良かったと思っています。家族に進めてもタイトルだけを見て嫌がっていますが、是非とも読んでほしいです。
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No.66:
(3pt)

期待し過ぎずに読むことをお勧めます。

敢えての星3つです。以下は個人的な意見ですので御参考程度に。先ず、他の方も言っているように、タイトルは良いです。ですが、それ以上でも以下でも無いです。他のレビューに、読み終わってタイトルを見たら鳥肌が立つという意見がありましたが、私は全く立ちませんでした。ラノベ調の青春小説に、病気や生死をテーマに入れたような内容です。文章は余り凝った表現が無く、良く言えばわかりやすく、悪く言えばありきたりです。その部分はデビュー作ということもあってまあ大目に見れます。また、後半から文章力も少し付いたように(偉そうにすみません)感じるので、途中からは然程気になりません。生死に関しても、この人は近くにこういう人が居たのか、取材をしたのだろうか?と思える程には心揺さぶられる言葉が綴られていました。生きるということ、死ぬということ、少し私の中でも考え方が変わるような一冊でした。ですので、途中迄は評価5.4を付けてもいいかな…?と思う作品だったのですが、最後の展開にガッカリです。ネタバレになりますが、通り魔は伏線があったので誰か身近な人が被害に…?とは思っていたのですが、まさかこうなるとは。悪い意味で、期待を裏切られましたね。作者さんが伝えたかったことはわかるのですが、この二人にはもう少し違った結末があったのでは…?この二人には、もっと他に伝えられる形があったはずだと勝手ながらに思います。実に勿体無い展開。そしてもう一つ、主人公の名前の表記についてです。【】まで付けて最後まで意味深に名前が出て来なかったので、私としてはこの名前にきっと凄い意味があるのでは…!と一番期待していました。のに、特にそれほど意味は無かったようで。てっきり、主人公の名前は実は作者さんの名前で、この話は実話を元に、彼女は本当に存在した…みたいなドラマティックな展開を期待していました。これは私が期待をし過ぎただけですが、この作者さん、期待をさせるような書き方が多いです。伏線も作るだけ作って放置など、言い方が悪いですが雑ですね。ハードルを上げるような書き方は上手いのかもしれませんが、それに展開が見合っていないので読み手としては「で、それだけ?」となってしまいます。長くなりましたが、良い点悪い点を考え、トータル星3の評価になりました。読んでみる価値は充分にある作品ですし、考えさせられることも多々有ります。ですが、ここまで高い評価がつく作品ではないんじゃ…?と正直思ってしまいます。購入を躊躇っている方は、文庫本が出たら買ってみてはどうでしょうか?難しい小説を好んで読む方にはお勧めしません。中高生にはお勧めかもしれないですね。一つだけ確かなのは、帯の感想は大袈裟すぎます。
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4575519944
No.65:
(5pt)

大好きな本です。

自分の気持ちを好きな人に上手く伝えられない年頃の
高校生や中学生の人達に
是非読んでほしい作品だと思いました。
この本を読み終わると
自分の中の考え方が変わると思います。
温かく楽しく時には切なく悲しいそんな物語です。
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:君の膵臓をたべたい (双葉文庫)より
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