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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 21~40 2/5ページ
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読みやすいが、頁や目次の見返しに難あり。 | ||||
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凡庸な文章だなと思います。 あと会話のセリフにキャラクターの性格が見えてこないなと思いました。 しかしそんなことはどうでもよく、 本とは思えない物体が来ました。なにこの製本。 いや背表紙はちゃんとノリ付けされているのですが、断裁がひどいです。 ギザギザになったナマクラ歯でむりやりこそぎ落としたようなかんじで、断面がギザギザな上によけいな力をかけたせいかページとページがくっついています。 開こうとするとバリバリします。 めくろうとすると引っつれます。 1枚ずつぱらぱらできません。 どうやって読めというのか。 自力でサンドペーパーでみがいてどうにか本らしい物体にしました。本当に驚きです。 売れるうちに刷れるだけ刷って売っちまおうと思っているのかもしれませんが、 少なくとも本であるものを売るのが出版社の仕事だろうと思います。 内容以前の問題です。本に謝れ。 | ||||
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まだ7ページですが、これがほんとにおもしろくなるのかと不安です。 しかし作品への高評価の嵐を信じて次のページをめくるしかないでしょう! | ||||
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直木賞と本屋大賞を受賞、2019年に映画化された作品。 音楽の神様に愛された4名の天才が頂点を目指してピアノコンクールを戦うあらすじ。 登場する挑戦者は、一度はピアノから距離を置くも復活を期す栄伝亜夜、由緒正しい音楽教育を受けたマサル、彗星のように現れた少年・風間塵、サラリーマンで一念発起した高島明石。 風間塵の才能に嫉妬しながらも魅了されていく審査員、幼なじみの亜夜とマサルが惹かれていく展開、風間塵の師匠が生前「爆弾を送り込んだ」ことの意味、自分のやりたいことに正面から向き合う明石。クラシックや音楽の知識がなくても、微細な心情、会場の雰囲気が伝わってくるような描写でぐいぐい読ませ下巻へ続きます。 | ||||
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待ちに待った直木賞受賞作品を読了。ピアノコンクールの予選から本選までのピンポイントを綺麗に描いてるんですね。世界から上手なピアニストが集まり、競うということを描いただけで、こんなにも話題となった理由がイメージと違いました。約500ページの長編にしては、あっと言う間に興味深く読めました。しかし、この作品がなぜ直木賞って言うのは分かりませんでした。映画はもっと大変でしょう。他の作風の小説を読みたいです。 | ||||
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映画が騒がれているので、どうせならと思って本から読み始めました。しかし他の方のレビューにもある通り、内容が非常に薄っぺらく、現在文庫上巻の途中あたりですが、これ以上読み進められずにいます。たとえば、バッハの平均律クラヴィーアの旋律を「シンプルで古典的」と表現するなんて素人でもできると思いますし(なぜってバッハは古典派ですから!)、夫の出演を前に明石の妻の心情をつづる場面もその描写に全く深みがない。「すごっ」とか「あたし」とか「あんた」とか言葉遣いも荒く、全体的に散文調で、体言止めも多く、文章全体が安っぽく格調が感じられません。買ってこれほど後悔した本は他にありません。10年に亘る取材には敬意を払い星は3つにします。 | ||||
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映画を先にみました。 あの映像はこういうことか、みたいなのがわかったところがいくつかありました。 また映画だけだと人物像がいまいちわからなかったので、読んでよかった。 しかしストーリー的には「いつもポケットにショパン」「ピアノの森」「四月は君の嘘」を足してわったような、、、 ストーリーがどうであっても、人物がおもしろければ結構楽しめる設定だと思うのですが、いまいちはいりきれず、残念。風間塵は好きなタイプのキャラクターなので、どういう生活をしてきたのか、どう考えているのか、、もう少し知りたかった。 それにしても映画ではなんでこのキャラクターいるんだろう、と思っていた明石ですが、彼については小説ではそれなりに描写があり、それなりに評価されこれからどう向き合っていくのか、みたいなのが暗示されていてとてもよかった。映画だけみると「やっぱり仕事しながら何か本気で向き合うなんて意味ないのか」みたいに思えてしまった。 読みやすいし、よい描写もたくさんあるのだけども、何度も読み返すにはちょっと物足りない。 このへんは好みでしょうか。 | ||||
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直木賞受賞作ということで期待し過ぎました。かつてピアノを習っていた私には違和感ばかりです。 まず、登場人物が薄っぺらい。人前で殆ど弾いたことがないのに国際コンクールに出るなんて、スポーツに例えるなら練習試合もせずにW杯にでるようなもの。プロへの登竜門となるコンクールで、音楽家として生き残れるかを賭けて臨んでいるのに、必死さが伝わってきません。「あたし」「でっかい」など言葉遣いの荒らさも気になります。 演奏の描写も冗長。駆け出しのピアニスト達に対して美辞麗句の賛辞が続きます。とある出場者の演奏に対して、ディズニーランドみたいに一般受けするが内容が全く入ってこないというくだりがありますが、本作はまさにそういう小説。コンクールを何年も見たというだけあって凝っている面もあるだけに残念です。 出版社を見て納得しました。これは文芸作品でなく娯楽小説として読むべきでしょう。 | ||||
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映画を観てから興味が出て読みました。 映画はよくできていたんだなぁ思いました。 読後の感想としてはこの世界に入り込める人は楽しめるだろうなと… | ||||
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<ネタバレあり> 上巻は、言葉だけで音楽をこんなに表現できるんだと感動し、一気に読めました。 しかし、下巻になっても同じような展開と大仰な修飾が続き、いい加減うんざりしながら、完全復活・覚醒した主役の栄伝亜夜の爽快な演奏だけを楽しみに読み進めました。 が、亜夜の演奏はタクトが振られた瞬間に元夫婦審査員の会話に場面転換。結局、亜夜の演奏はリハーサルを含めて1音も描写されず。コンクールを終えたピアニストたちの表情・会話・心象も全く描かれず。ラストシーンは予算不足のB級映画のように、砂浜を走る風間塵。「少年はミュージックだ。」って、塵は音楽の神(じん)だったの? 物語の収束を投げ出してしまったようなあまりの結末にあんぐり。 映画では、亜夜の本選の演奏を、松岡茉優の姿を借りて河村尚子氏がたっぷり聴かせてくれますが、いかんせん尺不足。原作同様、コンクール後のピアニストたちの絵はありません。 皆さんのレビューを読み、コミック「ピアノの森」を読みました。最後の3巻は何度読み返しても感動の涙が止まりませんでした。 「ピアノの森」に出会わせてくれたこと、久しぶりにクラシックへの興味を復活するきっかけをくれたことで、おまけで☆3。 | ||||
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特にそれほど惹かれる部分はなかった気がする。何人かのピアノのコンクールのお話ですね。 | ||||
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既に皆さんがレビューしている通り途中からは、予選の繰り返しを我慢できるかです。音楽を文章化した似たような小説では、宮下奈都さんのよろこびの歌、終わらない歌と似通ってますが、後から来る音楽への渇望感は宮下さんの方が上かな。ピアノコンクール漫画の金字塔『四月は君の嘘』もこの小説より1本調子でエンディグまで駆け上る潔さがストーリー的には退屈しないかなと思う。 一番気になったのが中盤に『ぞっとする』という表現が多用されていることです。これを多用すると良い意味も悪い意味もこれで表現は終わってしまいます。『ヤバイ』みたいな感じで使われていることに少し違和感が。作者は、もっと深い意味で使っているのかもしれませんが。文句は沢山書きましたが、イッキ読みは確定です! | ||||
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専門用語や難しい漢字が並んでいて、アイフォーン片手に検索して読む。読み辛かったので1週間位かかった。さらっと読めなかったので、面白くなかった。 | ||||
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ブーニンのショパンコンクールに夢中になった世代です。さすが本屋大賞をとるだけあって、上巻つかみはOK!ありえない天才たちや地道に努力する音楽する喜びを知る努力家たち。野心家たち。いろいろな出場者たちがそれなりの共感を持ってえがかれています。夢中になって二日で読み終えた後・・・思わすエンプティ―やでエンプティ―!!とつぶやいてしまいました。なあぜ?吉田秀和さんのピアニスト300選(100選かも)をご一読ください。そこには実在した本物の天才ピアニストたちが描かれていますから | ||||
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ブーニンのショパンコンクールに熱狂した世代です。手際よく配された出場者のバラエティ―には感心。本物のコンクールではありえないような天才にはほれ込み、地道な努力家で本物の音楽好きな人にはピアノに打ち込んだ時期の自分に重ねて共感したりと楽しく二日間を過ごしました。本を閉じてハタと考えるでもなくぼんやりしているとその読後感の空疎なこと!}」「エンプティ―やでエンプティ―」と思わずつぶやいてしまいました。なあぜ・?吉田秀和さんの名著ピアニスト100選(300選だったかも)をお読みになるとその訳がお解かりになると思います。ご一読あれ!! | ||||
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知人へのプレゼントで購入しました。喜んでもらえました。 | ||||
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それほど深く考えずノリで読んでしまえば、読後感の良い作品。 ラストの軽やかさを「尻すぼみ」と言う人もいるので好みは分かれるかもしれない。 ストーリーに不満はないが、夢見がちな中学生女子が描いたような拙い表現が気になった。 後半はエモーショナルな独白が多くなり、キャラクターの幼稚な考えが「だだ洩れ」になってくる。 ただ、それすらも周到に計算されたものなのかもしれない。 大勢の人が面白いと感じているのは確かなので、「君の名は。」同様に”作戦勝ち”したということなのか。 普段本を買わない人に買ってもらうにはこれくらいレベルを下げないといけないのか。 我々消費者はよっぽど本を売る側の人間に馬鹿にされているんだなぁと感じる。 エンターテインメント性において信頼していた直木賞作品を、今後安心して手に取れなくなった。 音楽をテーマにした、全く音楽的でない作品。 天才たちを主人公にした非常に凡庸な作品。 綺麗な文章を楽しみたい人には絶対にお勧めしない。 | ||||
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ピアニストとして、共感するところやどきりとさせられるような己の洞察、自分を信じることの大切さと同時に自分の才能の限界を見せつけられる受け入れないといけない過酷な運命、上巻ではこれらがバランスよく、ストーリと絡められており面白く読めました。ところが上巻はあっという間に読めたのですが下巻に入ったころから、ストーリ展開がコンクール以外の部分では全くないため(コンクール部分でもそれは単に誰が勝ち進んでいくかというところだけで、主人公が勝ち進んでいくことは容易に想定できるため展開とはいいがたい)ひたすら続く音楽の描写に飽きてしまいます。はっきり言うと、音楽家はこんなにいろいろ考えて演奏していないと思うし、コンクールを通して音楽家としても人間としても成長していくということは絶対ありますし、こういうところに出てくる人たちは、同年代の人たちよりも成熟しているとはいえ、別のコンテスタントの演奏を聞いているだけでこれまで越えられなかったことがいとも簡単に達観していくというようなことが起こることが想像できませんでした。さらには、人間として達観したり乗り越えたことがあったとしても、その間全くピアノに触れずにステージの上ですぐにそれが今まで作り込んだ作品に反映されていくというのは、クラシックピアノではそうとう弾きなれたプロじゃないと難しいのではないか、と思ってしまいます。また、登場人物の葛藤部分がほとんど描かれていないので、彼らが演奏したりお互い聞きあったりしている音を実際に読み手が聞いてそれで納得しない限り「言葉ではなんとでもいえるよ」と思ってしまいました。 確かに音楽というのは圧倒する何かを伝えることができ、それを聞いただけで涙が出たり自分の人生の深みを感じたりすることはあります。ただ、この小説の後編は全てがそれで解決されているような気がして、その音を聞いていない読者は「ふうん」という風に感じるしかありません。簡潔に言うと、コンクールの描写が細かすぎるのに対して、登場人物の人物像の作り方がゆるすぎて「なぜ、この人物がここでこういう風に感じているのだろう」というのが伝わってこず、物語として結局コンクール以外のことは何も起こらないのでつまらなかったです。 | ||||
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漫画「ピアノの森」が好きだったので読んでみた。 ストーリーは「ピアノの森」と「のだめ」を掛け合わしたような、予想どおりの内容。 予想どおりだったけど悪くない。 | ||||
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通勤途中に文庫で読もうと思って上巻を購入しました。 読み終わって我慢できなくなり、下巻をkindle版で一気読みしました。 某ピアニストミステリーをすぐに思い出しましたがそこまでピアノ演奏に深い描写はなく むしろ天才の人間性や関連性などに重点をおいたストーリーで、最後まで結末に ドキドキできる内容です。 しかし下巻中盤の情景描写等は少々冗長で、読んでいて注意力が途切れるところもありました。音楽に興味のある読者としては抽象的な感覚論より音楽性の専門領域にも踏み込んで描かれていたら、と感じました。 全体的にはこの長文を一本のコンクールストーリーで完結させて読者を飽きさせない点には卓越した力量を見る思いです。終盤はアップテンポで後味スッキリ。 | ||||
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