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喪服のランデヴー
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喪服のランデヴーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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「幻の女」と並び称される本作だが、うーん、そんなにいいか? まず設定が突拍子も無い。 この頃の、4〜5人乗りの飛行機だから、高度も低く窓も開いたのだろうけど、それでもなお、捨てた瓶が頭に当たって死ぬというのは、なかなか受け入れ難い。 その上、連続殺人だと気付いた後でも捜査が杜撰過ぎて納得できない。 それでも最後まで読ませるのはすごいと思うけど。 | ||||
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「ランデブー」の題名どおり、なんだかちょっとレトロな雰囲気。 それもそのはず、時代設定も古いし、たぶん訳も古い。 でも、なんだか最近の、「猟奇的=すんご〜い!」みたいなサスペンスに疲れた身には、人間味があってよろしい。 主人公は、悪なのだけども魅力がある、というような設定です。 ドラマ化(映画化?)もされたことがあるようなので、 どんな役者さんが主人公を演じたのか見てみたな、と思いました。 | ||||
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まっすぐに進んで行くストーリーと復讐者になった主人公。 友人から勧められたのですが、私にはちょっと合いませんでした。 あまりにも救いがなさすぎるし、後味が悪い。 でも、いろんな意味で心にずしんとはきます。 | ||||
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テレビドラマで少々見ていたとはいえ本当に救いようのないどんよりと思い感じがしました。「幻の女」で引き込まれるほど面白いサスペンスを読みましたが、同じ作者の小説とは思えない、重い小説でした。狂える復讐に走る彷徨える者と聞いて山本周五郎の「五弁と椿」みたいだなと思いましたが、多少とも復讐に甘いとは思いつつ復讐に迷いを見せていた「五弁の椿」おしのと異なり最後まで迷える復讐の鬼と化しているジョニーの行く末もやっぱりずしりと悲劇的でした。どちらかと言うとまだ原作小説は読んでいませんが其の映画化「黒衣の花嫁」に似ています。でも少なくとも復讐の対象者が全員が全員つながりがありそうで復讐にも道理が付きそうに思えた「黒衣の花嫁」よりもこちらは何か偶発的な事故による悲!!劇で損なわれた復讐の対象者5人全員を責めるに責められないことであり、いわれなき復讐で狂える復讐鬼ジョニーの復讐の行為もどうにも道徳的に惨たらしく感じられて余計にどんよりと救われない思いが強く抱きました。復讐の動機がつかみにくかったとはいえ追うはずの警察もどうにもならないところまで追い込まれた挙句にやっと復習鬼を手にかけようとする切羽詰った追っ手の姿もその復習鬼のなれの果ても何とも残酷でたまりません。でも「幻の女」ヒシヒシと差し迫るようなサスペンスを楽しませてくれた同じこの小説もやっぱりドキドキと引き込まれるような感じに目がずっと離せず最後までくぎ付けにさせてくれるドキドキの展開はやはり今回も魅せられるものがあったように思いました。炸裂するカタカナの登場人!!物は仕方ないとはいえ、いくら冒頭に人物紹介がされているとはいえ途中で誰が誰だか分かりにくくなりました。サスペンスの展開は「幻の女」と同様読み応えがあり、「黒衣の花嫁」の原作小説も読んでみたいです。 | ||||
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シンプルな復讐劇で、なかなか泣かせるストーリーなのだが、あまりにもストレートすぎる。もう少しひねってくれないと読むのがだるくなる。文章は詩情溢れる、と評されるらしいがそれほど詩情に感銘は受けなかった。むしろ三人称を主人公ジョニー・マーの一人称にしたほうが、よっぽど感動的な話になると思うのだが。追求する側の警察があまりにもひどいことも納得がいかないことの一つ。 | ||||
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