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緋い記憶



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【この小説が収録されている参考書籍】
緋(あか)い記憶
緋(あか)い記憶 (文春文庫)

緋い記憶の評価: 3.46/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

「膚の記憶」がよろしいかと

ミステリ、ホラーはたまた世にも不思議仲間物語?な短編集。

「記憶」がテーマの作品で、著者の故郷である東北地方(主として岩手)がノスタルジックに絡んでくる。ご当地とも言えるだろうか。

各作品につながりはないのだが、主人公は著者の分身のように思える。アンハッピーエンドなオチが特徴的ではあるものの、ある程度予想がつくので衝撃的ではないだろう。

三十年ぶりに訪れた宿で出会った娼婦は「ねじれた記憶」、忘れ去った故郷で再会した女性との因縁「遠い記憶」、原因不明の発疹に隠されたおぞましい過去「膚の記憶」他。「膚の記憶」がよろしいかと。【直木賞】
緋(あか)い記憶Amazon書評・レビュー:緋(あか)い記憶より
4163128204
No.1:
(3pt)

伝奇・ホラー小説ブームの中での原点的作品のひとつ

濃淡はあるものの全体に伝奇・ホラー色が強い短編集。
取り扱っている題材は似ている。
幼年期/少年期の遠い記憶、遠い故郷、母子、東北地方、死(自殺、殺人・・・)などなど
題材の選び方などはややあざといな、と思えるところもあるが、それはそれで組み立てられたストーリーが退屈なわけではない。伝奇・ホラー小説ブームの中では、原点的作品のひとつとしてチェックしておいても損ではない。
緋(あか)い記憶Amazon書評・レビュー:緋(あか)い記憶より
4163128204

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