悪魔のトリル



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    初公開日(参考)1986年01月
    分類

    長編小説

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    悪魔のトリル (祥伝社文庫)

    2007年01月31日 悪魔のトリル (祥伝社文庫)

    昭和四十年代まで、「衛生博覧会」という見世物があった。ビーカー詰めの奇形動物の死体、さまざまな疾病の人体模型。その特別室で、わたしはトランクに詰まったバラバラにされた少年の蝋人形を見たことがある。本物と見紛う、残酷で美しい死体。あれから二十年後、博覧会の老小屋主と再会したわたしが聞いた蝋人形の真相とは…。深い感動を呼ぶ六編の怪奇小説。 (「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (5pt)

    どれも凄みのあるすぐれたホラー短編集

    デビューが1983年でこの作品が86年出版ですからごく初期のホラー短編集です。
    最近のものは残念なことに社会や若者に対する愚痴が書き連ねてあったりしてちょっとなあ・・と思うことが多くなりましたが、それに比べると昔のものは切れがあるというか無駄がないというか、すっきりしている気がします。ここには6つの短編が収められていますが、それぞれが異なる雰囲気で個性があり、どれを取ってもうまいと思います。

    まずなんといっても最初の「眠らない少女」がいいです。瓜子姫伝説が現代に甦るわけですが、その不気味さに凄みがあります。かなり気味が悪い作品なので好き嫌いはあると思いますが、ホラー作品として見事だと思います。
    他には、「悪魔のトリル」は衛生博覧会と子供の切断死体が登場する猟奇的な話。「卒業写真」は著者お得意の過去の記憶もの。「陶の家」はドールハウス怪談でよくあるパターンではありますが、これも読んでいてその不気味さにぞわぞわしてきます。「飛縁魔」古い旅館に伝わる幽霊画、お盆だから繋がった死者への電話、丙午の女などアイデアが光る一編でした。
    著者のホラー小説を象徴するようなテーマが集めてあるので、高橋ホラー作品に初めて接する方には特におすすめします。
    悪魔のトリル (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:悪魔のトリル (講談社ノベルス)より
    4061812327
    No.2:
    (4pt)

    悲鳴があがりました

    短編「眠らない少女」の、瓜子姫の話使ったとてつもなく恐ろしいストーリーには悲鳴があがりました。
    悪魔のトリル (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:悪魔のトリル (講談社ノベルス)より
    4061812327
    No.1:
    (3pt)

    えぐいホラー。

    短編集とは言え、一編一編にはそれなりの密度がある。

    中にはあまり面白いと言えない作品もあるが、トータルで見れば暇つぶしには十分なる。

    ただ、ジャパニーズホラーが苦手な方にはお勧めできない。

    読むと、吐き気を催すかもしれない…と思うほど、えぐい。

    そう生々しい描写があるわけではないが、ホラーに耐性がない方は、心の準備をしてから読んだほうがいい。

    同じ高橋克彦の作品(かつメジャーな作品でもある)、ドールズを読んで、その印象から入った人には、期待はずれとなるかもしれない一冊。
    悪魔のトリル (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:悪魔のトリル (講談社ノベルス)より
    4061812327



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