たまゆらり
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2009年に刊行された怪談集にその後の一編を追加して2011年に出版された文庫版怪談集で、全12編が収められている。どれも、締め切りに追われる盛岡在住の作家、オカルト好き、水が怖いなど、高橋氏の分身のような人物が主人公で、最初は身辺雑記のようなくつろいだ雰囲気で始まるが、後半、あるいは末尾近くになってそこに怪異が侵入してくる。怪異によって日常性が破壊されるという、怪談の醍醐味を満喫できる。これまでの「記憶」シリーズなどとは違う味わいだが、評者は高く買う。解説を書いている東雅夫氏はどちらかというと泉鏡花的な幻妖世界に入れ込んでいる人だから、氏がアンソロジーを編んだら本書のような作品は軽視されてしまったかもしれない。 ただ、「私のたから」は、人間を乗っ取った邪悪なものという設定だが、これは別なアンソロジーに入っている「記憶の窓」の二番煎じっぽかった。 | ||||
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ほんのりした怪談です。 背筋を凍らせたい方には物足りないですね。 | ||||
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もっと背筋がゾーっとする怪談を期待していました。なんだか、主人公が作家という設定のためか、著者自身の考えや経験が色濃く出過ぎているような気がしました。 話の前半はエッセイのようなものを読まされ、中盤〜後半にかけて唐突に怪異が起こり終了という感じの作品が多くて、少し期待外れでした。 | ||||
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SF、オカルト、異常心理、タイムスリップ、ストレートな哀感の残る幽霊譚、そして、神秘的な最終話と、作家の目線で奇怪な出来事に遭遇するシチュエーションで様々な物語がオムニバス的に展開します。 純粋な怪奇を好む人には「うたがい」などはSFと感じてしまうかもしれません。話の筋も、藤子・F・不二夫の「どことなく、なんとなく」に似ているので、オチも同じか、と思っているとそうやとんやは下ろさない。 意表を突く発端、中途のサスペンス、意外な結末+余情(読者の想像をかき立てるもの)、という小説の大前提をこれほど全ての短編において忠実に守っているのも珍しい気がします。 その為には主人公の作家自身が殺人鬼になることもいといません(驚くべき方法でこれは無に帰するわけですが)。 個人的には遠野で20年前に記憶を失って発見された男が再び遠野を訪れて真実を知ることとなる最終話がオススメです。 | ||||
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主人公は、作家。 著者自身が投影されているかのように感じる。 どれも短編でサクサクと読める。 思ったよりも、背筋が寒くなるほどではありませんでした。 主人公が作家という点に限局されてしまったので、どうしても似たようなシチュエーションになりがちなのが残念でした。 月刊の連載で読めば、また感じが違ったのかもしれませんが、1冊にまとまるとそれだけではやや物足りなく感じました。 | ||||
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