ドールズ 月下天使
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ドールズ・シリーズの4巻目です。これまでの単行本の出版年月日は以下のようになっています。かなり間が空いていますが長く続くシリーズですね。 「ドールズ」1987年 「ドールズ 闇から覗く顔」1990年 「ドールズ 闇から招く声」2001年 「ドールズ 月下天使」2008年 この本は購入していたものの長いこと積ん読状態になっていたのをやっと読みました。あと「ドールズ 夜の誘い」(2014年)1巻で終了なんですね。 この本からトンデモになってきたというのは聞いていましたが、ホラー・サスペンス・ミステリではなく、本当に「総門谷」系のようなオカルトになっています。それはそれで好きなんですが、できれば分けてほしかった、一緒にしなくてもいいのにというのが正直な感想です。岩手のほの暗さとまるで岡本綺堂のような江戸の雰囲気があわさって独特の空気感がとても好きだったのですが。 それに、全体的にご都合主義なところが目立ち、かなり強引に話を進めている気がしました。そもそも現実的な話ではないのですが、それにしても現実では無理なことが多すぎます。 救急車を持ち出し私用同然で使って何日も乗り回すなんてありですか?いくら知り合いの刑事がいても、学校占拠事件の現場に民間人が乗り込んでいくなんて無理なのでは。玲ちゃんの登場はほぼなく目吉センセーがほとんど。子供がこんな生活でいいのか。酒は飲ませるしたばこは吸わせるし・・小さい体にはかなり毒ですよね。それについて父親の恒一郎が何も気にしていないのもあまりにも不自然では・・。 あと、今回は戸崎医師の活躍がメインで主役のようです。この人はほぼ著者の分身ですよね。今時の政府や社会、若い者に対する批判を繰り広げるのですが、ホラー・ミステリのここでやるのはどうなんでしょうか。私も昭和世代なので昭和を悪い意味で使いたくはないのですが、くどくどと説教し根性論を振り回す昭和のオヤジみたいで鼻についてしまいました。それに後輩の松室先生に対するしつこいいじりは、いじめぎりぎりの線で言われっぱなしの松室が気の毒でした。 なんだか著者の感性がだんだんと古くなってしまい、世間から浮きつつあるのを感じてしまって残念でした。 好きなシリーズなのでとりあえず最後まで読むつもりです。繰り返し再読に耐えるのは1~3巻目のみかもしれません。 | ||||
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最初題名を見ていた時は、人形の怪奇現象かと敬遠していたのですが、読んでみて全然違うストーリーで続く章を読むごとに面白さにはまりました。 | ||||
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新本のように綺麗です。昔読んだ本がまた読むことができました。 | ||||
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The story turns into the another genre. This is not a detective story anymore. Lots of action, and fantasies. What has happened to the author? I enjoyed this story but it is different what I expected from first book I red it long time ago. I liked antique things. 骨董の話ではなくなりましたね。アクション活劇です | ||||
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前作まで全て読んでいて、月下天使が発売されてから なんとなく数年が経ってしまっていました。 結論から言うと、とても面白かったです。 読む前にここの評価を見ました。 低評価に、“章につながりがなく” とありますが、それは全くもって違いました。 むしろ三章で一本の物語です。 本当の地名を使い、本当にありそうで無さそうでありそうな展開。 全てを現実に結びつけず、ドールズの世界観を持って 読み進めていけば、“ヒロイン持ち上げすぎ”ともなりません。 買って読んで損はしません。 ただ、この作品から読むのはおすすめしません。 特異な設定ですので、この本からですと理解しにくいと思います。 今時のネット時代の、流行ってるからどんどん流行るような作られた評価に騙されず こういう作品を読んでいただきたいです。 二章の犯人たちの言葉ですが、私もほぼ同じ事を考えることがあります。 戦争も原発も無くならないし、動物たちは人間の持ち物のように扱われ増えたから減らす……なんて。 この日本にも、人間世界にうんざりします。 作者も同じ事を考えるのでしょうか。 まあ、とにかくドールズ読者なら読んで損はしません。 大丈夫、しっかりドールズです。 | ||||
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