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八月は冷たい城
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八月は冷たい城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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児童小説というのを差し引いても恩田陸の小説で1番納得がいかないかもしれない。 大規模なパンデミックがあったのに今や知らない人も多いとか、みどりおとこの起源とか、そんなの近代化社会で放置されるものなのかとか、そもそも病院はどうなってるのかとかもうツッコミどころしかない。大人向けのミステリーとかSFはツッコミどころはあっても面白いので、これは子供騙しとしか。 | ||||
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「七月・・・」と対をなしている設定。面白くなかった。「七月・・・」の評にも書いたが中途半端で設定が甘く、子供だましの感が否めない。短い作品だが読むのが苦痛だった。 | ||||
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久しぶりに恩田陸を手に取ったが、小中学生向きの講談社の ミステリーランドシリーズの中の1冊とは知らなかった。 先にもう1冊有る「7月に流れる花』を読んでいないで、感動が湧かないのかも。 表紙だけではなく結構挿絵があって、全て酒井駒子だというのは贅沢だと思った。 中身は確かに自分が小学生ならドキドキワクワクして読んだと思うが、 今となってはミステリーと思うどころか、まだるっこしい表現だなとか、 ディストピアがかったパンデミック物ってどうよとか、 謎以前のSF的設定じゃんとか、つまらないことばかり頭に浮かんできてしまい、 素直に物語の中に入り込めず、楽しめなかった。 | ||||
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「七月~」に続いて読んだ。「みどりおとこ」の謎が明かされて、確かにダークファンタジーだなと納得。読んでる間は実写でもアニメでも映像化向けかな、などと思ったが、リアルな映像は生々し過ぎてあまり見たくない。作者はなるべく生々しくないよう、ファンタジックなリアリティに欠ける文章で語っているが、正解だと思う。そもそも「みどりおとこ」の映像だけでも怖いと想像されるので…… さて、ファンタジーと言うことで見逃しそうだが、ミステリー成分の謎の解決はかなり強引。最大の謎である「みどりおとこ」の正体については読んでもらうよりないが、ホラーSF的に飛躍したもので慄然とさせられた。ある意味おぞましい発想を、ファンタジックに描いた作者のセンスが光る。 | ||||
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『七月』と連作なので、上に同じ。もっとミステリー色を強めた方が、よかったのではないかと思う。 | ||||
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連作なので、読むのは『7月に流れる花』を読んだ後で。 前作以上にミステリアスな雰囲気なので、合わなそうならば手を出さないのが吉。 1ページの文字数は少なく、テンポのいい展開で1時間ほどで読めてしまう。 読了後は、『朝日のようにさわやかに』に収録の「寂しいお城」も要確認。 | ||||
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「七月は〜」が夏の城に集められた女の子たちの話であったのに対し、こちらは反対側に集められた男の子たちのお話です。 「七月は〜」どこか浮世離れした夏の寓話的な印象でしたが、こちらは既に集められた理由や背景が分かっており、男の子たちに危害を加えようとする「もう一人」の存在や、「みどりおとこ」の謎についてより深く掘り下げられています。 「七月の〜」にも登場するリーダー的存在の蘇芳のいとこ、光彦が主人公で蘇芳も度々登場します。 男の子たちが通過儀礼を経て少し大人になるお話でしたが、比べてみると、ふんわりしているようだけど女の子は強いなぁと思いました。 | ||||
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『七月~』、『八月~』に登場する少女がキーになっていた。 こちらはなぜお城に集められるのかが分かっている前提で書かれたものだ。 「みどりおとこ」についての謎が明かされる。 少年たちの思春期特有の心情、特に死と向き合うことを描くのが恩田陸はうまい。 全ての出来事が終わった後の少年たちの成長が瑞々しかった。 いつ鐘が鳴るのかドキドキしていた。 これが恩田ワールドにやれている証拠なんだが。 このシリーズもこの作品で完結のようだ。 学生の頃から読んできて大変楽しませてもらった。 | ||||
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7月での未処理部分がこっちで説明されてる。 つまり、セットで読まなければならない。これは必須ですw 女の子チームの方は「あれは夢のようなひと夏だった」の印象だったが、こっちは「きっちりターニングポイント」の印象だった。 2冊セットで楽しみました | ||||
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